Asterisk の良さは、自由度の高さや機能の豊富さ、発展性ってとこかな。

新品のSIP電話機自体は結構高価だが、ソフトフォンなら安上がりだし、子機数に応じた
ライセンス費用がないので、内線番号も作り放題だ。今まで島ごとに電話機を置いていた
会社なら、個人単位で番号を持たせれば、かなり便利になる。

カレンダーや時間、グループや個人の予定、個人またはグループ全体の在席状態、個人
設定など、センサー情報などの別システムや様々な条件と連携させて挙動を制御できる。
連動データで IVR の挙動を変えたり、他のコミュニケーションツールとの連動も自由自
在だ。
その気になれば IVR が作れるのはもちろんなんだけど、連携データを使って音声合成
(または音声ファイルの連続再生)するのは、もっと簡単にできる。センサー情報などを
読み上げたり、病院などでよくある待ち行列の長さや、診察の進み具合などを、しゃべら
せるのも簡単だ。
逆に、Asterisk からの情報を社内ポータルで活用することもできる。

あまり作り込むと後が大変だけど、マジで便利過ぎる。
専用のシステムなしに、Asterisk だけでできることがほどあるね。