心の健康は脳内伝達物質の分泌量のバランスと脳の受容体のインスリン感受性で決まります。

脳の受容体のインスリン抵抗性が高まると、
脳の血糖代謝能率が低下して、
脳のエネルギー代謝効率が悪化することにより、
脳機能のパフォーマンスが低下して、心の健康を損ないます。

脳の受容体のインスリン抵抗性を高める食品、
脳機能のパフォーマンスを低下させ、心の健康を損ない精神病にかかりやすくさせる食品、というのがあります。

砂糖と果糖と精製小麦とトランス脂肪酸が沢山入っている精製加工食品、

主に清涼飲料水、甘い缶コーヒー、チョコレート菓子、スナック菓子、菓子パン、クッキー、クリームサンドビスケット、アイスクリーム、朝食用シリアル、コンビニスイーツ、レトルトカレー、ピザ、冷凍食品、インスタントラーメン、インスタントスープ、

がそのインスリン抵抗性を高めやすい食品の筆頭です。

これらの精製加工食品は脳の受容体のインスリン抵抗性を高めて、
長期的には体脂肪を増加させてしまうという理由で避けることをお勧めします。

人工甘味料のスクラロース、アスパルテーム、アセスルファムk、ステビアもカロリーがゼロなので太らないように思えますが、
これら人工甘味料はインスリン抵抗性を20%以上も高める働きがあり、
長期的には体脂肪を増加させ、脳のパフォーマンス低下を誘発させます。
人工甘味料の入ったカロリーゼロのダイエット飲料や人工甘味料の入ったプロテインなども脳と筋肉のインスリン抵抗性を高めてしまいます。

では心の健康と筋肉のために何をメインに食べれば良いのかというと、
インスリン抵抗性を常に低く保つことのできる食事や飲み物である。

米(玄米、精白米も可)、多種類の野菜、イモ類、肉、魚、大豆(納豆、豆腐、成分無調整豆乳)、卵、砂糖無添加の乳製品(牛乳、プレーンヨーグルト、チーズ)、無糖紅茶、緑茶、無糖炭酸水、ブラックコーヒー、水

などの食品で、
これらはスーパーでは食材を買う、
つまり精製加工食品は買わないというスタイルが望ましいということです。