地主息子あるある
売買したことがない息子が相続した土地を初めて売却するために会社有休取るんですよ。
決済会場に指定された買い手のメインバンクの立派な応接室に入るんですよ。
口座がない銀行だから当行で口座を開いて頂ければ入金確認などすべて当行で・・・。
立派な支店長が頭を下げてくるんですよ。
わわわわかりましたと、たどたどしく返事するんですよ。
司法書士の登記識別情報の確認や書類の記入捺印の間に口座が開設されるのですよ。
出金ですが司法書士・不動産・土地家屋調査士と分けますかとか聞かれるんですよ。
別々でと答えて、複数の出金伝票を記入している間に入金されるんですよ。
出金も無事終わってあっさり1時間ほどで取引が終わるんですよ。
家に帰って、まっさらで入金1行・出金3行の通帳をじっと見るんですよ。
いくら数えてもサラリーマン収入だけでは手に入らない残高があるんですよ。
夜寝ても何回も目が覚めてそのたび通帳の確認にいくんですよ。
嫁からおなかの調子がわるいの?て言われるんですよ。
書かれる不動産や税金や保険の知識がないバカでも一夜で生活が安定するんですよ。
固定資産税は優秀な駐車場君がカバーしてくれるんですよ。
サラリーマン農家をしながら毎日通帳の残高を眺めているだけでいいんですよ。
どうして業者を儲けさせるために破産覚悟でアパート建てるの?地主最高なのに。