「なんのアトラクション?」「あの改造技術、外宇宙のやつなんだってな」「かっけー」「あたしも外出たーい」
人質としてとった筈のカネ持ちどもがかわす呑気なやりとりに小さく舌打ちする
「外宇宙への旅行に我々も参加する!呑んでいただければ、あなた方へは危害は加えない!」
3メートルの高みからモロダシが言った。女性人質全員の視線は、彼の陰茎と陰嚢に注がれていた
まさか星間ガードがシュンクレスバタリオンの戦闘サイボーグを遣っているとは……!女は能天気な情報部の連中を心中で呪った