毛嫌いされる芸人から一転、子供たちのヒーローへ――54歳、今も体を張る出川哲朗の継
1/25(金) 8:00 配信
https://news.yahoo.co.jp/feature/1213



リアクション芸人として、バラエティー番組で活躍する出川哲朗(54)。熱湯風呂に入ったり、クマやサメと闘ったり、1万メートルの高さからスカイダイビングをしたりと、30年にわたって体を張り続けてきた。近年、冠番組がスタートし、CM起用も増えるなど、活動の場が広がっている。昨年末は『NHK紅白歌合戦』で審査員も務めた。
それでもリアクション芸は「10億積まれても、やめない」という。出川を駆り立てる原動力とは。(取材・文:てれびのスキマ/撮影:宅間國博/Yahoo!ニュース 特集編集部)

(文中敬称略)

成功しないとは、1ミリも思っていなかった


昨年末に放送された『NHK紅白歌合戦』では、総合司会を内村光良が務め、審査員の1人として出川哲朗が出演した。


「友人の出川哲朗くんです」と内村が照れくさそうに紹介すると出川は「正直『紅白』の審査員より、学生時代からの親友の、司会のチェンの応援に来ました。頑張れよ!」と返した。出川が「チェン」と呼ぶ内村とは、
横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)時代からの親友同士だ。そんな2人がそれぞれの道で人気絶頂となり、『紅白』の司会と審査員として相まみえたのだ。


一昨年、チェンが『紅白』の司会に選ばれたのも「ちょっとすごいところまで行っちゃったなあ」って周りの芸人とも話したんですけど、ほんだら、今回も司会をやると。みんなから冗談半分に「内村さん司会だったら、出川さんも応援とかあるんじゃない?」とか言われてたんですけど、
「いや、ムリムリ!」って。僕には『(ダウンタウンの)ガキの使い(やあらへんで!大晦日年越しスペシャル!)』という一大イベントがあるから。でも、調整していただいて『紅白』と『ガキ使』両方出られたっていうのは、やっぱ、もうリアルに超うれしかったですね。