基礎物理があって、
その上で微妙な要素による極限挙動の問題が出てくる。
基礎物理での動き、上に行くか下に行くかを軽視して、
摩擦だのアイスの状況だの言ってもしょうがないよね。
テイク派は、基本的な物理レベルで理解していない。
実際のミュアヘッドのショットより、厚く当たっても
2点になる場合と1点だけの場合、
No.1の赤が大きくはじかれていく場合と
そこそこで留まる場合の双方がある。

更に大切なのは、ショット、2点の成功確率だけではなく、
−1点の失敗、スチール確率を勘案した、
試合としての勝敗確率によるセレクト。
ここで、ギャンブルか人事を尽くすプレイスタイルか、
理念、思想が表れてくる。

結局、テイクの成功確率が相当程度高い、だからテイクの選択は妥当、
との論理提示は出来ないわけだ。
そして、もっと重要なのは、テイクとドローの確率比較が出来ない、
ということ。
そこが問われている最大の焦点。