これで最後です。

弁「貴方、旦那様のご息女にも肉体関係を持つように奥方様に言いませんでしたか? 何考えてます? 未成年ですよ?」
間「…………」
弁「奥方様だけならこうはなりませんでしたが、ご息女にまでその関係を持たせるように要求した事に旦那様は酷く心を痛めつけられています。慰謝料をご用意できないのであれば、これらの事実を以て法廷で争われますか?」
間「…………あーあーあーそうかよ!じゃあ好きにしろよ! 別に俺は未成年に手なんか出しちゃいないんだからな!」
ちっ……予想はしていましたが、ここまで追い込んでも間男はそこそこ頭の回る奴でした。
確かに「娘に手を出そうとした」という事に於いては間男は不能犯だったのです。その事実だけで刑事事件まで持っていくのはほぼ不可能でした。
……ま、予想はしてたんですよ。
弁「あそうw(ちょっと笑ってた) 何か勘違いなさっているようですが、争点はそこではないですよ。問題は、貴方がその件を奥方に強要・脅迫された事なのですが?」
弁護士はここで嫁から貰った音声データを再生。そこには確かに間男と嫁友がかなり強い語気で娘を呼び出せ!レイプ等で娘を調教してやる等の音声が飛びだします。俺も一度聞きましたが、聞くたびに間男と嫁友を転がしたくなります。
間「あ………これは、プレイの一環で……。分かるでしょ?」
弁「法廷でこれを聞かせて、どれだけの賛同が得られますかね?」
間「…………勘弁してください」
俺「勘弁なんか出来ないですよ。ここまで横柄な態度と言い訳ばかりじゃないですか。ええ、法廷行きましょうよ。いいですよね?」
間「………すみません。本当に勘弁してください」
弁「ではどうしますか? 全面的にこちらの事実関係を認め、慰謝料をお支払いになりますか?」
間「……………すみません…」

正直自分としては金よりもコイツを刑務所にブチ込みたかったけど、強要や脅迫で起訴したところで大した罪にならないので、金で潰す方が現実的と言う結論に至りました。まぁ、こいつへの制裁に関してはまだ他にありますので…。
ただ、それは現時点ではご容赦ください。俺に関係しない内容なので…。
まぁ、一番最初に言った通り俺はこの一件に関係した全員を巻き込むつもり、というやつです。