続けるね。 嫁にスマホを持ってきたか聞き前に置かせた。中を見る事を告げて
メールを見ればすべて削除して有る、当然だろうねとつぶやきつつ俺のデータを
全部消去する、残った画像も着発信、メールも俺の存在を全て残さない。
嫁は途中で気が付いたようだ。

作文に指を添えながら俺は小声で
(一時の気の迷いでとんでもない事をして俺を傷つけて申し訳ない)
傷つけたと自覚してるんだ、でもAとシテた時はAがイイて言ってたね。
(最初はこんな事(不倫関係)になるとは思っていなかった)
Aから着信が有って舞い上がっていたじゃないか、くぎ刺したよね、不倫は離婚だと。
(呼び出されて会った時に旦那に言おうかと言われ何も考えられなくなった)
2度目は自分からメールして呼び出してたじゃないか。
(一番大事な人は俺だけ、愛が有るのも俺だけ、死ぬまで大事にする)
今更、どの面下げてそんな事言えるんだ。書いてある事は不倫の回数の半分じゃないか。
(子供を作る事も考えてくれたじゃない)
去年、俺が提案した時「まだ」って言ったよね、そっちから言うのはAとの事の後、
中で生で出させたからだろ、誰の子供を産むつもりだったんだい?
この辺から肩を震わせて嗚咽を漏らし始めた。
(離婚だけは思い止まって、何でも言う通りにする)
Aの物をしゃぶった口からでは信じられない。Aの精子が入った体は汚物に見える。

嫁「何でもする、何でも言って、許して、ごめんなさい、離婚はいや」
俺「もう無理」ポケットからポーチを取り出し、「中は弁護士も確認している」
俺「この中の俺の画像も全部消してある、俺の存在はもう何処にも無い。」
俺「その他に削除したつもりの写メ、自撮りは復元してコピーここに保存して有る」
俺「お義父さんは俺の要望は全部承諾してくれた、明日届け出て晴れて他人だ。」
嫁はもう泣くだけで立ち上がれない。
義両親を呼んでLDKへ連れて行ってもらった。