平昌五輪の決勝2回目のランの直前、同じ日本代表の戸塚優斗(16)=ヨネックス=が、
エアの着地でリップと呼ばれるパイプの淵にクラッシュする形で転倒。 病院に救急搬送された。

 平野自身も昨年3月、同様の形で転倒し、左ひざのじん帯と肝臓を損傷する大けがを負い、選手生命の危機に立たされた。約半年、スノーボードにも
乗れなかった。

 戸塚のケガについて「昨シーズン、自分も、戸塚優斗選手のクラッシュと同じようなケガをしていて。ちょっとそれを思い出すような不安が頭に
浮かんだんですけど」と不安がよぎったことを告白。

それでも「同じ日本人、チーム、選手の一人として、自分が覚悟決めてやるしかないな、という
気持ちにたっていた」と覚悟を決めたことを明かした。