最近dアニメで見始め、
今は2話(チーズ:初めて市場に連れて行ってもらい、チーズを美味しいと思えるようになりたい、と言った回))
まで見たとこだが…

・もう少し鍛冶屋(細工屋?)の仕事(特に手元)をしっかり映した方がイイ
 鍛冶屋=赤い鉄をトンカン、だけをサラッと見せるのではなく、
 クロードが蝶の細工をどう作ってるとかをもっとしっかり見せた方が
 クロードの人間としての厚みが出るように思う
 (アルプスの少女ハイジのオンジ程度には)

 原作者がそこをちゃんと押さえていれば、
 クロードが照れくさそうに追い払うような場面ではなく
 ハイジがオンジの横で好奇心いっぱいの表情で仕事を見ている場面になったかと

・市場の場面もステレオタイプな、いかにもありがちな描写より
 もう少し丁寧に取材すべきだったのではないか
 (湯音の驚きや興味を持つさまがより視聴者に伝わる)

 ちゃんと取材をしていれば、肉屋の兄ちゃんが回転砥石で包丁を研ぐ際
 砥石の回転方向が逆になってたことにも気付けただろうに…

明治初期の日本人の女の子がフランスで丁稚をする、って設定は大変興味深いものだから
めちゃめちゃ期待してみているのだが、背景描写が少ないことにより、
あるいは十分に視聴者を引き込めないことにより、湯音の喜怒哀楽が空々しくなってしまってると思う

舞台設定は最高なんだから、その舞台でどこにでもありそうなドラマだけは避けてほしい…
と願いつつ、もう少し見てみる