秋はE判定、短期決戦で志望先に合格 都立国立高の底力 (3)
岸田校長「型破りな個性、認める土壌」
――今年から推薦入試を日比谷高とともに小論文重視に変更しました。
受験知識を詰め込んだ子じゃなく、自分の言葉で論理的に表現できる子が欲しい。内申点は正直、学校間格差がある。
かといって、面接は3人に2人は生徒会長のいい子ばかりで差が見えにくい。小論文は、あえて対策しづらい出題にし、欲しい生徒への思いをこめています。
――授業時間が少ないそうですね。
日比谷高は1コマ45分で平日7コマ。西高は50分で週3回7コマでほかは6コマ。でも、うちは50分6コマ授業で残りは部活や行事に充てている。
そのかわり、日比谷や西が任意講習をしている土曜に隔週で授業をしています。勉強以外のことで、高校時代をやり切った経験があるから受験で伸びる。
――およそ年収910万円未満の家庭で奨学支援金を受ける生徒は、都立全体では70%台、日比谷や西は30%台ですが、国立は。
約40%です。日比谷や西に比べれば平均的な家庭の子が進学してくる高校かもしれない。海外留学の希望者も非常に少ない。
帰国後、上の学年に進めるのに、元の学年に戻って国高祭をやってから受験に向かう生徒もいる。昔ながらの都立高です。
――昨今話題のアクティブラーニング推進校でもありますが。
京大の特色入試も、東大の推薦入試も、答えが一つじゃない思考する問題に変わっている。
若手教員がそういう授業を企画し、ベテランが助言すればもっといい教育になる。京大総長で霊長類学者の山極寿一さんや、
「東ロボくん」で話題の数学者新井紀子さんも卒業生です。新井さんは高校まで数学が大嫌いだったそうですが、
うちはストレートじゃなく、紆余(うよ)曲折を経て自分の道を究める人が多い。型破りも柔軟に認める土壌がある。
懐の深い仲間や教師と刺激しあうよさを知って卒業してほしい。(聞き手・宮坂麻子)
◇
きしだ・ゆうじ 1956年目黒区生まれ。東京理科大卒業後、都立高の数学教諭に。
都教委、目黒高校校長などを経て2011年から現職。都高等学校進路指導協議会会長。
http://www.asahi.com/articles/ASK2G43M6K2GUTIL023.html
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