日本が国立大が力を持っているのは、旧帝大は役人養成のため、駅弁は教員養成のため、とにかく全国に早く作る必要があったから。

米国、英国には意外にも国立大学は無い。
王立、州立はあるが、ほかは私立。
私立は営利企業の側面もあるから、早くからセルフブランディングと、学生集め(入学基準の多様化)に取り組んできた。

多額の寄付者の子弟を優先したり、少数民族、外国籍を優遇したりして、一部の階層に偏っていない(というイメージ)を世界中に流布し、世界から学生を集める。

それが、日本では帝大出身者が官界、研究界を先に押さえたため、早慶と言った後発組は産業界、言論マスコミ界といった手付かずの分野に進むしかなく、大学教育は理念理論より、職業実践教育に偏ったものとなった。