うどんを食べていると、Aも隣に座ってきた。
その日はAと一緒に朝の休憩が被る日なので、隣に来ること自体は不思議ではなかったが、Aが俺に話かけてくるのは珍しかった。
A「お前、添乗すること友達に言うたやろ?」
俺「え? あぁ、まぁ。仕事の話をしたときに、今度社内レクリエーションでそういうのがあるという話を数人にしました。」
A「その中に女性の人は?」
俺「いや、最近女の子と話をしてないので、ないと思います。」
A「じゃあ、イケメンはおるか?」
俺「あ、いますね。1人。」
A「そいつストーカー被害にあってへんか?」
俺「え? Aさん預言者なんですか?」

俺は添乗員体験してくることを地元の友人数人に話をしていたことがある。
その中にBという超絶イケメンがいるんだが、やつは2年くらい面識のない女性からストーキング行為をされていて、困っていると言う話をしていた。
なんなら、その添乗員の話をしていたのが居酒屋なんだが、その居酒屋でもストーカー行為がまだ治まっていない、寧ろ酷くなっている時があると話をしていた。

そこで、Aは衝撃的なことを口にする。

A「俺の実家和泉の方にあるお寺なんよな。だから昔からそう言うのはよく聞く話で、お前に憑いている投身自○した女性がお前にぶつぶつ言ってるのを聞いてもうてん。」