「幽霊と報告されたものは全て幽霊ではない」とすると、幽霊を見ているのに見てい
ないというウソをついている場合も「幽霊ではない」ということになる。

という事は「幽霊が存在した場合も、幽霊ではないと断定される限り幽霊は存在しない」となる。

つまり「幽霊はいる=幽霊はいない」の公式が成り立つことになる。

この公式が成り立つ唯一の解は「幽霊=存在」の場合だけである。