>>700
つづき:
ちょっと待っていると、いきなり海風がやみ海がなぎました。
無音になったそうです。
じじいがおかしいとおもったときに、大きな波がじじいを襲いました。
じじいは、砂浜に転がりました。
あわてて、女性がいたところをみると、すでに女性は消えていたそうです。

『あのおなごはなんやったんかのう?おとひめさまかのう?wにっぽんじんにはみえんかったがのう。びびあんりーみたいやったで。』
『びびあんりー?だれ、それ?そのあめ玉みたいなんはもろうてこんかったん?』
『もろてきたで、たべずにな。ほれこれよ、ぼくたべてみるかな?』
じじいは、みずやの引き出しを開けて急須の中から赤いキャラメルのようなものを出して私に差し出しました。
たべませんでした。