>>810
GUIだけだと、できないような気がします。

西1 LAN192.168.1.254 Tunnel169.254.255.1 IPoEあり センタールーター
西2 LAN192.168.2.254 Tunnel169.254.255.2
西3 LAN192.168.3.254 Tunnel169.254.255.3
東9 LAN192.168.4.254 Tunnel169.254.255.9 IPoEあり
の4拠点でダイナミックVPNを構築するとします。

西1と東1は、ISP契約が必要で、これはIPoE/IPv6がおすすめです。
PPPoE/IPv4の固定IPアドレスサービスでもできますが、コスト/速度から選ぶ必要はないと思います。
(東西接続サービスは、NTTのフレッツVPNを利用する場合に限るので、今回は関係ありません。)

西2から西3に通信するときは、まずは西2が西1に問い合わせて、西3のNGN-IPv6アドレスを取得します。
次に、西2から西3にGREパケットを送って、オンデマンドVPNを構築するので、通信ができるようになります。
西2・西3とも同じNGN内なので、IPv6で直接通信できます。


GUIでダイナミックVPNを構築して、西2から東9へ通信をした場合。
これまで同様に西2から西1へ問い合わせて、東9のIPv6アドレスを尋ねます。
西2から東9のIPv6アドレスに接続しようとしても、東西が分断されているので通信できません。
しかしながら、西1と東9は、お互いにIPv6グローバルアドレスを持っているので、通信できます。

そこで、西1ルーターからBGPで、西2・西3へ経路を配信します。
「192.168.4.0/24宛ての通信は、西1で受けるので169.254.255.1へ」
と。


知らんけど。