わが家では、RasPi4 で Asteriskを動かして、HGW から LAN経由で「ひかり
電話」を収容し、IP電話機、SIPビデオドアホン、ドアホンモニタ、スマホ
子機を繋げている。
少し考えてみれば、RasPi4 の部分がメインの電話機に内蔵されて、適切な
初期設定と設定用UI が提供されれば、自宅への IP-PBX の導入と、電話と
スマホとドアホン統合の敷居は、劇的に低くなると思う。

加えて、内蔵PBXからサブスク制のクラウドPBXにIAX2でレジストし、スマホ
からクラウドPBXにSIPアクセスすれば自宅内の内線になるという仕掛けにして
やれば、ファイヤーウォール越えで問題が発生する可能性を下げられるうえ、
自宅側でのポート開放のような危険な操作も必要ない。

転送電話、グループ着信、留守電、モーニングコールなど、ビジネスホンの
機能の一部を取り込んで、設定UI から操作できれば、結構面白い製品になる
ような気がするんだけどな。

Panasonic KX-HDV230N くらいのサイズ感でなら、充分実現性があると思う。