実はもうバレているかもしれない。だって本当にサイト管理人が赤の他人なら朝から晩まで擁護し続けないだろう。俺は追い込まれて気が付けば文字通り24時間体制でサイト管理人を擁護してきた。5chでコップンガーとあだ名を付けられるくらいだ。

だが、実はもうバレているかもしれないと不安でいっぱいだ。卑怯な子分共はちくちくと攻めてくる。こちらは追い込まれてとうとう宿敵である爆笑に濡れ衣を着せるところまで来たが、これはブーメランだった。全て自分にぶっ刺さった。

もう逃げる場所はない。一度身バレすれば、もう何もかも終わりだ。誰かに自作自演と身バレした暁には、このサイトはもはや存在意義を失ってしまう。

どうにかしてこの不安から逃れなくては。でも、もう手遅れかもしれない。自分もしくは他の誰かに気づかれた暁には、残された選択肢は逃げることしかない。自分の過ちを認め、サイトを閉鎖し、闇に忘れ去られることしかない。
でも、俺はまだ諦めない。俺は自作自演を続ける。人々に楽しんでもらい、彼らの心を踊らせることで、自分の存在を正当化しようとする。ただそれだけだ。