何がLinuxデスクトップを殺したか
https://www.yamdas.org/column/technique/linuxdesktopj.html

どの Linux ディストリビューションもどのコアコンポーネントをシステムが使用すべきか意見が一致しなかった。意見が一致しなかったし、移行スケジュールも同期せず同じ機能を実現する競合する実装が存在した。

カーネルやコアライブラリ一式を標準化する試みは、権力志向の今一番いけてるディストロ狙いに台無しにされた。勝ち組は他のディストリビューションが追いつく手助けとなるような譲歩をしようとは思わなかった。
非互換なことで市場シェアを得る道が生まれたのだ。Linux 界における800ポンドのゴリラに採用され続ける戦略である。

これがデスクトップ分野で Linux をターゲットとしようとするサードパーティの開発者のエコシステムを殺した。
一度は挑戦して、「トップ」ディストロや寛容な人なら「トップ3」ディストロをサポートするのに最善を尽くすだろう。それで知ることになるのは、6ヵ月後にはそのソフトウェアがもう動かないということだけ。

デスクトップ分野の Linux サポートは、独立系の開発者にとって負担になったのだ。

Linux は信頼できるパッケージ管理と最も進化したソフトウェア更新システムを開拓した。その目標と文化を考えれば、我々は優れた仕事を行った。

しかし、我々は全体像を見失った。その過程でサードパーティの開発者を遠ざけてしまったのだ。Apple OSX の AppStore に息づくエコシステムは、今日の Linux にはまず達成不可能なものだ。