>>232
前スレから時々書き込みしている内容の繰り返しになるが改めて。

Raspbian busterに初期インストールされているVLCを使って、TSファイルを3B+に再生させた場合の話。
ビデオの設定は[自動]で内蔵OpenMax ILが選択される。

・解像度が高い(1920x1080)NHK BSプレミアムとBS11の再生
・ビットレートが高い部分
・音声が切り替わる部分(NHK定時ニュースの冒頭など)
以上のような場合にコマ落ちする。動画ではない静止画が、長い場合は数秒間続く。

VLCの動作はかなりデリケートで、機器を再起動させると再生負荷が軽くなることがある。どうも長時間の連続稼働は良くないらしい。
cronで朝5時に再起動させるようにしている。録画番組のエンコードと競合しそうな日は再起動しないようにcronのスケジュールを設定している。

OpenGLを使ってみたりGPUメモリを256MBまで増やしてみたり色々と試したが、TS再生は3B+には荷が重いと判断し、全てmp4にエンコードすることに決定した。
VLCで再生する場合、解像度1440x1080のmp4を作ると圧縮された画面になるので1920x1080のmp4にする。
1920x1080のチャンネル(NHK BSプレミアムとBS11)はエンコード時に解像度変換が不要で実時間の1.1〜1.3倍程度で出来る。
しかし1440x1080のチャンネル(NHK BSプレミアムとBS11以外のほとんどのチャンネル)は解像度変換が必要で、エンコードには最大で実時間の約3〜4倍(2時間番組のエンコードに6〜8時間)かかるが、どうせ深夜番組を翌朝見る用途なので実用上の問題は少ないと判断した。
一度mp4にエンコードしてしまえば再生の負荷は軽く、VLCだけではなくEPGStationメニュー画面からの番組再生も出来る。

影響があるのはTS再生だけで、TS録画(番組データの保存)は問題ないことをsamba共有ファイルを他のPCから再生させて確認している。
(Raspberry piにかかる負荷は、TS再生させるよりもTS録画する方が軽い。)