クハ86015のパノラミックが平窓に戻されたのは、
パノラミック部分のガラス寸法が独特で、
クハ153用などの流用がきかず、保守上問題があったため。
ただ平窓に戻された後も、シルヘッダーがないこともあり、
ガラス寸法自体は独自のものを維持し続けた。

モハ52006は戦災復旧車の材料にでもするつもりだったのか、
川崎車輌に運ばれた後解体。見た目は原形を留めていたようだが。
サハ75021も地面にじか置きされた写真は雑誌で見た記憶が。

上の方で書かれている、103-3000は、台枠流用なので
冷房化された元旧形国電と言えるかも。103系化するとき、
台枠の梁の通り方が異なるので、機器を90度反転して
付けなければならないものがあり、苦労したらしい。