売り上げ1兆円を目指す富士ソフト、カギは新規事業と生産性向上に

富士ソフトが売り上げ1兆円の事業規模を目指し、本格始動する。

 代表取締役 社長執行役員の坂下智保氏は、2月14日の2023年度決算説明会で、
「これまでの10年間に、売り上げを倍以上に伸ばした」と、準大手の目安と言
われる3000億円の事業規模に達したとする。「今後は売り上げだけではなく、
収益向上を図る両輪をしっかり回し、トップSIer(システムインテグレーター)
として認められる存在になる」という。

 その1兆円の達成目標時期を、坂下氏は「期限を切っているわけではない。
10年くらいの時間軸で、1兆円を見据えてのビジネスを展開していく」とし、
まずは2024年度にスタートした5カ年中期経営計画の最終年度の2028年度に売上
高を4350億円、営業利益を450億円にするという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/804076c6ad17a275a1dce39fdff269b14de8e959