ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1513848184/
の次スレとなります
探検
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart18
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2018/04/15(日) 10:07:10.80ID:???
2018/04/15(日) 10:08:05.20ID:???
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです
そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います
それでは、どうぞ!
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです
そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います
それでは、どうぞ!
2018/04/15(日) 10:08:38.06ID:???
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら
エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5
前スレは>>4-7
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら
エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5
前スレは>>4-7
2018/04/15(日) 10:09:21.18ID:???
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
2018/04/15(日) 10:09:58.28ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
2018/04/15(日) 10:11:08.75ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1513848184/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1513848184/
2018/04/15(日) 10:12:19.56ID:???
『悪魔くん』
2018/04/15(日) 10:22:46.55ID:???
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
さぁ! バランガバランガ 呪文を唱えよう
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! バランガバランガ 僕らの悪魔くん
地獄のナイフが 君を狙っている
勇気を出すんだ 戦いはこれから
平和な楽園 夢見てやって来た
不思議な仲間が 君の命令を待ってる
笛が歌えば Hiyu-Hiyu 嵐を呼ぶぜ Go-Go
手強い敵は ウジャウジャいるぞ!
ここにもそこにも あそこにも!!
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
さぁ! バランガバランガ 涙も風になる
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! 熱い夢が 僕らの魔法だぜ! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
さぁ! バランガバランガ 呪文を唱えよう
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! バランガバランガ 僕らの悪魔くん
地獄のナイフが 君を狙っている
勇気を出すんだ 戦いはこれから
平和な楽園 夢見てやって来た
不思議な仲間が 君の命令を待ってる
笛が歌えば Hiyu-Hiyu 嵐を呼ぶぜ Go-Go
手強い敵は ウジャウジャいるぞ!
ここにもそこにも あそこにも!!
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
さぁ! バランガバランガ 涙も風になる
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! 熱い夢が 僕らの魔法だぜ! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
2018/04/15(日) 10:41:56.94ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。出て来いメフィスト!
また失敗か…あーあ」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「!?。や、やった!ついにメフィストを呼び出したぞ!
あ!」
ケルベロス「誰だ俺を呼び出したのは」
真吾「ケ、ケルベロス!」
ケルベロス「お前かー」
真吾「うわー、待ってくれ!僕はメフィストを呼び出したかったんだよ。う、う…うわ…うわあ!」
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。出て来いメフィスト!
また失敗か…あーあ」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「!?。や、やった!ついにメフィストを呼び出したぞ!
あ!」
ケルベロス「誰だ俺を呼び出したのは」
真吾「ケ、ケルベロス!」
ケルベロス「お前かー」
真吾「うわー、待ってくれ!僕はメフィストを呼び出したかったんだよ。う、う…うわ…うわあ!」
2018/04/15(日) 10:44:27.11ID:???
真吾「う…う…夢だったのか」
2018/04/15(日) 10:47:03.53ID:???
『魔界の見えない学校!!』
2018/04/15(日) 10:59:04.23ID:???
貧太「おーい、悪魔くん」
真吾「やあ貧太くん」
貧太「どうしたんだ?こんなところでボーッとしていちゃ危ないじゃないか」
真吾「え」
(ブッブー)
真吾・貧太「わあ」
真吾「うわ、ありがとう」
貧太「悪魔くん、今日もやるんだろ?」
真吾「ああ。いつもの時間にね」
貧太「今度こそ、悪魔を呼び出せるといいな」
真吾「シッー。情報屋に聞かれたらまずい」
真吾「やあ貧太くん」
貧太「どうしたんだ?こんなところでボーッとしていちゃ危ないじゃないか」
真吾「え」
(ブッブー)
真吾・貧太「わあ」
真吾「うわ、ありがとう」
貧太「悪魔くん、今日もやるんだろ?」
真吾「ああ。いつもの時間にね」
貧太「今度こそ、悪魔を呼び出せるといいな」
真吾「シッー。情報屋に聞かれたらまずい」
2018/04/15(日) 11:05:23.20ID:???
情報屋「ほほう、何を聞かれたらまずいって?」
貧太「しまった!」
真吾「べ、別に」
情報屋「地獄耳の情報屋をなめちゃいけないぜ。特ダネ求めて西東。
いつか俺のスクープ写真を、写真週刊誌のトップに載せてみせらあ」
真吾「おい、キリヒトくんだぞ。ほっといていいのか」
情報屋「何」
貧太「しまった!」
真吾「べ、別に」
情報屋「地獄耳の情報屋をなめちゃいけないぜ。特ダネ求めて西東。
いつか俺のスクープ写真を、写真週刊誌のトップに載せてみせらあ」
真吾「おい、キリヒトくんだぞ。ほっといていいのか」
情報屋「何」
2018/04/15(日) 11:11:52.49ID:???
情報屋「おーい、キリヒトくーん」
真吾「へへ」
情報屋「キリヒトくん。月曜日の算数のテスト。どんな問題が出るんでしょうねー」
キリヒト「情報屋くん、いいですか?どんな問題が出ても困らないようにするのが勉強なのです」
情報屋「?」
キリヒト「楽しみですね。どんな問題が出るか。あは、あは、あは、あは、あは」
情報屋「何があは、あはだ。あ、あいつらがいない。んー、あいつら何かにおうんだよな」
真吾「へへ」
情報屋「キリヒトくん。月曜日の算数のテスト。どんな問題が出るんでしょうねー」
キリヒト「情報屋くん、いいですか?どんな問題が出ても困らないようにするのが勉強なのです」
情報屋「?」
キリヒト「楽しみですね。どんな問題が出るか。あは、あは、あは、あは、あは」
情報屋「何があは、あはだ。あ、あいつらがいない。んー、あいつら何かにおうんだよな」
2018/04/15(日) 11:16:19.93ID:???
真吾「ただいまー」
エツ子「あら、お兄ちゃん?」
コハル「落ち着きがないんだからもう」
茂「ほーほっほ。おかえりー。てって」
エツ子「あら、お兄ちゃん?」
コハル「落ち着きがないんだからもう」
茂「ほーほっほ。おかえりー。てって」
2018/04/15(日) 11:24:41.18ID:???
真吾「悪魔界のスーパースター、メフィストか。魔法陣の描き方も間違ってないはずなんだけどなー。
んー。やはりこの破れた部分に謎が隠れてるようだ」
(トントン)
真吾「どうぞー」
エツ子「お昼の時間よ、お兄ちゃん」
真吾「今はそれどころじゃないんだよ」
エツ子「あっ、そう」
(バタン)
エツ子「お父さん、ご飯ですよ」
(トントントントン)
茂「はーい。へ、よっこらしょっと。さ、ご飯ご飯っと」
真吾「もう一度タロットカードで占ってみよう」
んー。やはりこの破れた部分に謎が隠れてるようだ」
(トントン)
真吾「どうぞー」
エツ子「お昼の時間よ、お兄ちゃん」
真吾「今はそれどころじゃないんだよ」
エツ子「あっ、そう」
(バタン)
エツ子「お父さん、ご飯ですよ」
(トントントントン)
茂「はーい。へ、よっこらしょっと。さ、ご飯ご飯っと」
真吾「もう一度タロットカードで占ってみよう」
2018/04/15(日) 11:32:02.31ID:???
コハル「お父さん」
茂「ん?」
コハル「少しは真吾に言ってやってくださいよ。勉強もろくにしないで悪魔だか何だか変なものに夢中になって」
茂「あの年頃で何かに夢中になるのは大切さ。父さんも小学校の頃は漫画に夢中だった。エツ子はどうだ?」
エツ子「そんな暇があったら勉強するわ。そしてしっかり教養を身に着けてお金持ちと結婚するの」
コハル「(パチパチパチパチパチパチ)」
茂「あー…」
茂「ん?」
コハル「少しは真吾に言ってやってくださいよ。勉強もろくにしないで悪魔だか何だか変なものに夢中になって」
茂「あの年頃で何かに夢中になるのは大切さ。父さんも小学校の頃は漫画に夢中だった。エツ子はどうだ?」
エツ子「そんな暇があったら勉強するわ。そしてしっかり教養を身に着けてお金持ちと結婚するの」
コハル「(パチパチパチパチパチパチ)」
茂「あー…」
2018/04/15(日) 11:39:30.15ID:???
真吾「アウルデアライムルハルラ。金貨の8か。よし、数字を8に変えてみよう。
よっ、お邪魔します。ごめんなさーい。
ん?よっと。んん、わあ!」
貧太「待っていたよ、悪魔くん」
真吾「貧太くんか」
貧太「さあ、早く今日の実験を始めよう」
真吾「うん」
よっ、お邪魔します。ごめんなさーい。
ん?よっと。んん、わあ!」
貧太「待っていたよ、悪魔くん」
真吾「貧太くんか」
貧太「さあ、早く今日の実験を始めよう」
真吾「うん」
2018/04/15(日) 11:47:27.65ID:???
貧太「今度こそ上手く呼び出せるといいな」
真吾「うん。さあ、下がって。いよいよ124回目の実験だ。(出て来い、メフィスト)
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり」
貧太「駄目か」
真吾「いや」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
貧太「あー…悪魔くん、あれを!」
真吾「メフィスト!」
モグラ「ぷはーっ、もぐら」
真吾・貧太「…」
真吾「また失敗か」
モグラ「もぐら」
真吾「うん。さあ、下がって。いよいよ124回目の実験だ。(出て来い、メフィスト)
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり」
貧太「駄目か」
真吾「いや」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
貧太「あー…悪魔くん、あれを!」
真吾「メフィスト!」
モグラ「ぷはーっ、もぐら」
真吾・貧太「…」
真吾「また失敗か」
モグラ「もぐら」
2018/04/15(日) 11:52:06.25ID:???
貧太「そう、しょげるなよ」
真吾「うん。まあケルベロスが出てこなかったのが不幸中の幸いだったよ」
貧太「じゃあ僕はこれで。昼ご飯がまだなんで」
真吾「じゃあまた。んー、あーあ…」
真吾「うん。まあケルベロスが出てこなかったのが不幸中の幸いだったよ」
貧太「じゃあ僕はこれで。昼ご飯がまだなんで」
真吾「じゃあまた。んー、あーあ…」
2018/04/15(日) 11:56:45.06ID:???
電気屋の店長「あれ?何だか気味の悪い子供だなあ。
おっほん。あー、そこの少年。商売の邪魔なんだがね」
百目「…」
電気屋の店長「ん?こらー!」
百目「…」
電気屋の店長「む。そういう目はやめなさい!そういう目。ありゃ」
おっほん。あー、そこの少年。商売の邪魔なんだがね」
百目「…」
電気屋の店長「ん?こらー!」
百目「…」
電気屋の店長「む。そういう目はやめなさい!そういう目。ありゃ」
2018/04/15(日) 12:10:42.78ID:???
町の人たち「なんだこれ。気色悪いなー」「ぬいぐるみ?生きてんの?」
電気屋の店長「宇宙人だと思うんですがね」
百目「静かにして欲しいモン!」
(ピカッ)
電気屋の店長・町の人たち「…」
電気屋の店長「えーと、あ、この少年がどうかしましたっけ」
町の人たち「何だよ。何で集まってたんだ」「あんな子珍しくもない」「目が沢山あるだけじゃないか。もう、行く行く」
真吾「ん?あー!」
百目「…」
真吾「き、君、もしかして百目。悪魔辞典で見た事があるぞ」
百目「…」
真吾「う…」
百目「…ボク、百目だモン」
真吾「ほ、本物だー!」
百目「お兄ちゃん、ボク迷子になっちゃったんだモン」
真吾「じゃあ、家においでよ」
百目「ほんとかモン?」
真吾「もちろん。さあ、行こう。百目」
百目「うん。ついていくモン」
情報屋「そうですか。どうも」
コハル「どういたしまして」
情報屋「昼ご飯も食べずに出かけるとは油断したぜ」
電気屋の店長「宇宙人だと思うんですがね」
百目「静かにして欲しいモン!」
(ピカッ)
電気屋の店長・町の人たち「…」
電気屋の店長「えーと、あ、この少年がどうかしましたっけ」
町の人たち「何だよ。何で集まってたんだ」「あんな子珍しくもない」「目が沢山あるだけじゃないか。もう、行く行く」
真吾「ん?あー!」
百目「…」
真吾「き、君、もしかして百目。悪魔辞典で見た事があるぞ」
百目「…」
真吾「う…」
百目「…ボク、百目だモン」
真吾「ほ、本物だー!」
百目「お兄ちゃん、ボク迷子になっちゃったんだモン」
真吾「じゃあ、家においでよ」
百目「ほんとかモン?」
真吾「もちろん。さあ、行こう。百目」
百目「うん。ついていくモン」
情報屋「そうですか。どうも」
コハル「どういたしまして」
情報屋「昼ご飯も食べずに出かけるとは油断したぜ」
2018/04/15(日) 12:24:30.92ID:???
情報屋「あ!何連れてんだ、あいつ」
真吾「まずいや」
百目「おお」
情報屋「あ、待てー!」
百目「どうしたんだモン?」
真吾「厄介なやつにめっかっちゃったんだよ」
情報屋「タッタッタッタッタッタッタッタ。ハッ!」
真吾「うわ」
情報屋「この化け物を映せば写真週刊誌に載る事間違いなし」
真吾「やめてくれよ、情報屋!」
情報屋「これがやめられるか!えい!」
真吾「いった」
情報屋「はは…」
百目「いじめっ子はダメだモン!」
(ピカッ)
真吾「?」
情報屋「真っ白けのけー」
真吾「!」
百目「ふん!」
(ポン!)
情報屋「わあ。ああ、ああ、ああ、ああ」
百目「大丈夫だモン。気絶してるだけだモン」
真吾「そう」
百目「ふふふふ。ふふふふふ」
真吾「まずいや」
百目「おお」
情報屋「あ、待てー!」
百目「どうしたんだモン?」
真吾「厄介なやつにめっかっちゃったんだよ」
情報屋「タッタッタッタッタッタッタッタ。ハッ!」
真吾「うわ」
情報屋「この化け物を映せば写真週刊誌に載る事間違いなし」
真吾「やめてくれよ、情報屋!」
情報屋「これがやめられるか!えい!」
真吾「いった」
情報屋「はは…」
百目「いじめっ子はダメだモン!」
(ピカッ)
真吾「?」
情報屋「真っ白けのけー」
真吾「!」
百目「ふん!」
(ポン!)
情報屋「わあ。ああ、ああ、ああ、ああ」
百目「大丈夫だモン。気絶してるだけだモン」
真吾「そう」
百目「ふふふふ。ふふふふふ」
2018/04/15(日) 12:32:17.40ID:???
百目「(ズズ―ッ)あちー」
真吾「家に置いてあげていいでしょう?一生のお願い」
コハル「だって悪魔なんでしょう?」
茂「太郎も死んでしまったし、番犬代わりに置いてみたらどうかな」
真吾「ほんと!?」
コハル「お父さん!悪魔を飼ってるなんて事がご近所に知れたらどうするんですか」
茂「いやー、だって真吾が一生のお願いだって」
コハル「いつだってそう言うんですよ。あなただってパチンコに行く時はいつもそういう言うじゃあり…」
茂「あー!仕事仕事。仕事しなきゃ」
コハル「もう」
茂「仕事、仕事。仕事だよ」
真吾「本当の本当に一生のお願い」
コハル「言い出したら聞かないんだから。ただし、犬小屋ね」
真吾「家に置いてあげていいでしょう?一生のお願い」
コハル「だって悪魔なんでしょう?」
茂「太郎も死んでしまったし、番犬代わりに置いてみたらどうかな」
真吾「ほんと!?」
コハル「お父さん!悪魔を飼ってるなんて事がご近所に知れたらどうするんですか」
茂「いやー、だって真吾が一生のお願いだって」
コハル「いつだってそう言うんですよ。あなただってパチンコに行く時はいつもそういう言うじゃあり…」
茂「あー!仕事仕事。仕事しなきゃ」
コハル「もう」
茂「仕事、仕事。仕事だよ」
真吾「本当の本当に一生のお願い」
コハル「言い出したら聞かないんだから。ただし、犬小屋ね」
2018/04/15(日) 12:47:55.67ID:???
真吾「ねえ、悪魔の世界ってのは、どこにあるの?」
百目「ボク、知らないモン」
真吾「うーん、じゃあさ。魔法陣のことについて教えてくれないかな。
僕たち、魔法陣で、悪魔界のスーパースター、メフィストを呼び出そうとして、
何度も努力したんだけどダメなんだ」
百目「知らないモン」
真吾「うーん」
貧太「悪魔くん、慌てることはないよ。ゆっくり聞けばいいじゃないか」
真吾「うん…」
百目「悪魔くんっていうのかモン?」
真吾「あだ名だけどね」
貧太「僕がつけたのさ。彼は悪魔の事に詳しいからね」
百目「ふーん」
真吾「それがどうかしたかい?」
百目「ふふ。おやすみだモン」
真吾・貧太「?」
百目「ボク、知らないモン」
真吾「うーん、じゃあさ。魔法陣のことについて教えてくれないかな。
僕たち、魔法陣で、悪魔界のスーパースター、メフィストを呼び出そうとして、
何度も努力したんだけどダメなんだ」
百目「知らないモン」
真吾「うーん」
貧太「悪魔くん、慌てることはないよ。ゆっくり聞けばいいじゃないか」
真吾「うん…」
百目「悪魔くんっていうのかモン?」
真吾「あだ名だけどね」
貧太「僕がつけたのさ。彼は悪魔の事に詳しいからね」
百目「ふーん」
真吾「それがどうかしたかい?」
百目「ふふ。おやすみだモン」
真吾・貧太「?」
2018/04/15(日) 12:52:00.74ID:???
真吾「こんな時間に、一体どこへ行こうっていうんだい?」
百目「いいところだモン」
真吾「う!あぁ…」
百目「ついてくるモーン」
真吾「…っ」
百目「いいところだモン」
真吾「う!あぁ…」
百目「ついてくるモーン」
真吾「…っ」
2018/04/15(日) 12:55:53.78ID:???
真吾「わあ…!何だ!」
百目「やったー!やっぱりあれが見えるモン」
真吾「うん」
百目「あれは、ボクたちの見えない学校だモン」
真吾「見えない学校!?」
百目「悪魔くんには見えるけど、普通の人には見えないんだモン」
百目「やったー!やっぱりあれが見えるモン」
真吾「うん」
百目「あれは、ボクたちの見えない学校だモン」
真吾「見えない学校!?」
百目「悪魔くんには見えるけど、普通の人には見えないんだモン」
2018/04/15(日) 13:09:12.96ID:???
百目「ここだモン」
真吾「ここは?」
ファウスト博士「ぶはーっ!ぶわっふぁっふぁっふぁっふぁ。ん?君の名は?」
真吾「埋れ木真吾です」
ファウスト博士「2351人目の候補者じゃな」
真吾「お、おじいさんは、ああ!」
ファウスト博士「ふーん…、エロイムエッサイム」
真吾「我は求め訴えたり」
ファウスト博士「!」
真吾「…っ」
ファウスト博士「……」
百目「……」
ファウスト博士「おお、ソロモンの笛が、反応しておる!」
真吾「ああ」
ファウスト博士「ついに、ついにめぐり合えたぞ!1万年に1人現れるという悪魔くんに!」
真吾「ここは?」
ファウスト博士「ぶはーっ!ぶわっふぁっふぁっふぁっふぁ。ん?君の名は?」
真吾「埋れ木真吾です」
ファウスト博士「2351人目の候補者じゃな」
真吾「お、おじいさんは、ああ!」
ファウスト博士「ふーん…、エロイムエッサイム」
真吾「我は求め訴えたり」
ファウスト博士「!」
真吾「…っ」
ファウスト博士「……」
百目「……」
ファウスト博士「おお、ソロモンの笛が、反応しておる!」
真吾「ああ」
ファウスト博士「ついに、ついにめぐり合えたぞ!1万年に1人現れるという悪魔くんに!」
2018/04/15(日) 13:18:13.14ID:???
ファウスト博士「百目、でかした。特別賞をあげよう」
百目「えー!わーい、やったやったやったー!やったモーン」
真吾「あなたは一体誰なんですか」
ファウスト博士「わしの名はファウスト博士。見えない学校の校長じゃ」
真吾「ファウスト博士って、確か300万年前に悪魔を呼び出し、八つ裂きにされたっていう、あの」
ファウスト博士「それはわしの親父じゃ」
真吾「え、じゃあ」
ファウスト博士「うむ。わしはファウスト博士2世じゃ。ようこそ悪魔くん。わしゃ長いこと君を探し求めておった」
真吾「はあ」
ファウスト博士「さあ、こっちへ来なさい。君の仲間を紹介しよう」
真吾「仲間?」
百目「えー!わーい、やったやったやったー!やったモーン」
真吾「あなたは一体誰なんですか」
ファウスト博士「わしの名はファウスト博士。見えない学校の校長じゃ」
真吾「ファウスト博士って、確か300万年前に悪魔を呼び出し、八つ裂きにされたっていう、あの」
ファウスト博士「それはわしの親父じゃ」
真吾「え、じゃあ」
ファウスト博士「うむ。わしはファウスト博士2世じゃ。ようこそ悪魔くん。わしゃ長いこと君を探し求めておった」
真吾「はあ」
ファウスト博士「さあ、こっちへ来なさい。君の仲間を紹介しよう」
真吾「仲間?」
2018/04/15(日) 13:46:35.48ID:???
ファウスト博士「さあ、みんな。悪魔くんに挨拶するのじゃ。学者からじゃ」
ヨナルデパズトーリ「はいな。へへ、ヨナルデパズトーリ。通称学者。
ファウスト博士の一番弟子。魔界の知識はお任せあれ」
真吾「はぁ、ああ!」
幽子「あの…私…幽子…」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋〜♪」
ファウスト博士「つづいて家獣のバウーじゃ」
家獣「バウー」
ファウスト博士「みんなを乗せて移動することが出来るんじゃ」
家獣「バウー」
真吾「わあ!」
鳥乙女ナスカ「鳥乙女ナスカ。よろしく」
こうもり猫「へっへっへ。こんちまた結構なお天気で。
あっしはこうもり猫というケチなもんで。よろしくね。あ、どうも。よいしょ。あ、どっこいしょ」
真吾「ああ…」
ヨナルデパズトーリ「はいな。へへ、ヨナルデパズトーリ。通称学者。
ファウスト博士の一番弟子。魔界の知識はお任せあれ」
真吾「はぁ、ああ!」
幽子「あの…私…幽子…」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋〜♪」
ファウスト博士「つづいて家獣のバウーじゃ」
家獣「バウー」
ファウスト博士「みんなを乗せて移動することが出来るんじゃ」
家獣「バウー」
真吾「わあ!」
鳥乙女ナスカ「鳥乙女ナスカ。よろしく」
こうもり猫「へっへっへ。こんちまた結構なお天気で。
あっしはこうもり猫というケチなもんで。よろしくね。あ、どうも。よいしょ。あ、どっこいしょ」
真吾「ああ…」
2018/04/15(日) 13:59:32.80ID:???
ファウスト博士「悪魔くん。君の使命は、悪い悪魔によって人間にもたらされる様々な不幸を無くし、
人間界に幸せな永遠の楽園。極楽をつくり出すことなのじゃ」
真吾「ええ?」
ファウスト博士「ユダヤの預言書に書かれている悪魔くんのことについては知っとるかね」
真吾「聞いたことはあります。1万年に1人地上に現れ、魔界より悪魔を呼び出し、
その力を使って大いなる幸せをもたらす…
あ、あ、ぼ、僕は学校では悪魔くんと呼ばれていますが、あくまであだ名で」
ファウスト博士「いや、君なら悪魔くんになることが出来るのじゃ。ソロモンの笛がそう認めたのじゃからな」
百目「(ウンウン)」
真吾「え」
ファウスト博士「実はわしもかつて悪魔くんになる為に努力したのじゃ。だがわしは、選ばれた人間ではなかった。
そこで、わしは真に悪魔くんの星を背負った人間を探し出し、
その悪魔くんを助ける善なる悪魔を養成するという計画を立て、実行に移したのじゃ。
ここに集まってる者たちは、いわば悪魔の道を踏み外した者たちでな。人間に近い心の持ち主ばかりなのじゃ」
真吾「そうだったんですか」
ファウスト博士「毒を以て毒を制すというように、悪魔は悪魔の力で抑えるしかない。
悪魔くん、君はこの悪魔たちと共に人間界を、永遠の楽園にするために戦わねばならぬ」
真吾「しかし、そんなことが僕に」
ファウスト博士「出来る!うん、わしの教えに従い、この見えない学校でその為の知識を身につけるのじゃ。よいな!悪魔くん」
真吾「…分かりました。頑張ってみます!」
ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・家獣「(パチパチパチパチパチパチ)」
こうもり猫「あ、よいしょ、よいしょ。どっこいしょ」
ファウスト博士「では、すぐに授業を始めるぞ」
真吾「はい」
こうもり猫「あ、よいしょ、よいしょ。どっこいしょ」
人間界に幸せな永遠の楽園。極楽をつくり出すことなのじゃ」
真吾「ええ?」
ファウスト博士「ユダヤの預言書に書かれている悪魔くんのことについては知っとるかね」
真吾「聞いたことはあります。1万年に1人地上に現れ、魔界より悪魔を呼び出し、
その力を使って大いなる幸せをもたらす…
あ、あ、ぼ、僕は学校では悪魔くんと呼ばれていますが、あくまであだ名で」
ファウスト博士「いや、君なら悪魔くんになることが出来るのじゃ。ソロモンの笛がそう認めたのじゃからな」
百目「(ウンウン)」
真吾「え」
ファウスト博士「実はわしもかつて悪魔くんになる為に努力したのじゃ。だがわしは、選ばれた人間ではなかった。
そこで、わしは真に悪魔くんの星を背負った人間を探し出し、
その悪魔くんを助ける善なる悪魔を養成するという計画を立て、実行に移したのじゃ。
ここに集まってる者たちは、いわば悪魔の道を踏み外した者たちでな。人間に近い心の持ち主ばかりなのじゃ」
真吾「そうだったんですか」
ファウスト博士「毒を以て毒を制すというように、悪魔は悪魔の力で抑えるしかない。
悪魔くん、君はこの悪魔たちと共に人間界を、永遠の楽園にするために戦わねばならぬ」
真吾「しかし、そんなことが僕に」
ファウスト博士「出来る!うん、わしの教えに従い、この見えない学校でその為の知識を身につけるのじゃ。よいな!悪魔くん」
真吾「…分かりました。頑張ってみます!」
ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・家獣「(パチパチパチパチパチパチ)」
こうもり猫「あ、よいしょ、よいしょ。どっこいしょ」
ファウスト博士「では、すぐに授業を始めるぞ」
真吾「はい」
こうもり猫「あ、よいしょ、よいしょ。どっこいしょ」
2018/04/15(日) 14:06:48.60ID:???
ファウスト博士「さーて、何から教えようかな」
真吾「ファウスト博士、教えてほしいことがあるんです」
ファウスト博士「うむ」
真吾「124回も実験してるのに、メフィストを呼び出せないんです。どうすればいいんでしょう」
ファウスト博士「おう、メフィスト。ではまず、その方法を教えるとしよう」
こうもり猫「はん、人間のためになんぞ働けるか」
真吾「ファウスト博士、教えてほしいことがあるんです」
ファウスト博士「うむ」
真吾「124回も実験してるのに、メフィストを呼び出せないんです。どうすればいいんでしょう」
ファウスト博士「おう、メフィスト。ではまず、その方法を教えるとしよう」
こうもり猫「はん、人間のためになんぞ働けるか」
2018/04/15(日) 14:26:59.65ID:???
真吾「125回目。今度こそ。
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。ん?うわあ!」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「う…やったー!ついにメフィストを呼び出したぞ!」
メフィスト老「君か。わしを呼んだのは」
真吾「そうです!125回目にして、やっとあなたを呼び出すことに成功したのです」
メフィスト老「ここは魔界ではないか。魔界で呼び出すなら、魔法陣なんぞ使わんでも、
電話一本くれれば済むものを、あいたた」
真吾「すいません」
メフィスト老「何の用か知らんが、あいにくわしはご覧のとおり腰が痛くてな。
よっこらしょっと。代わりに息子の2世に頼むがよい。じゃあな」
真吾「あ、まままま、待ってよ!」
メフィスト2世「ん?」
真吾「君は?」
メフィスト2世「ふふん、なるほど。お前が悪魔くんとかいうやつだな」
真吾「そうだけど」
メフィスト2世「ふーん、なるほど。こうもり猫の言っていた通りだな。悪がしこそうな顔したやつだ。ふふふふ」
真吾「え、ん?わ、わ、わ、わあー!」
メフィスト2世「お前のようなやつは、このメフィスト2世様が懲らしめてやる」
真吾「え?君がメフィスト2世!?」
メフィスト2世「今頃気づいても遅いぞ。それ!」
真吾「わあー!ちょ、ちょっと待って!なんでこんなことするんだ…わあー!」
メフィスト2世「俺様が何も知らないとでも思ったのか?」
真吾「え」
メフィスト2世「人間の分際で魔界を乗っ取ろうとはとんでもないやつだ」
真吾「え!魔界を乗っ取る!?」
メフィスト2世「このまま、八つ裂きにしてやろうか」
真吾「ええ!」
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。ん?うわあ!」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「う…やったー!ついにメフィストを呼び出したぞ!」
メフィスト老「君か。わしを呼んだのは」
真吾「そうです!125回目にして、やっとあなたを呼び出すことに成功したのです」
メフィスト老「ここは魔界ではないか。魔界で呼び出すなら、魔法陣なんぞ使わんでも、
電話一本くれれば済むものを、あいたた」
真吾「すいません」
メフィスト老「何の用か知らんが、あいにくわしはご覧のとおり腰が痛くてな。
よっこらしょっと。代わりに息子の2世に頼むがよい。じゃあな」
真吾「あ、まままま、待ってよ!」
メフィスト2世「ん?」
真吾「君は?」
メフィスト2世「ふふん、なるほど。お前が悪魔くんとかいうやつだな」
真吾「そうだけど」
メフィスト2世「ふーん、なるほど。こうもり猫の言っていた通りだな。悪がしこそうな顔したやつだ。ふふふふ」
真吾「え、ん?わ、わ、わ、わあー!」
メフィスト2世「お前のようなやつは、このメフィスト2世様が懲らしめてやる」
真吾「え?君がメフィスト2世!?」
メフィスト2世「今頃気づいても遅いぞ。それ!」
真吾「わあー!ちょ、ちょっと待って!なんでこんなことするんだ…わあー!」
メフィスト2世「俺様が何も知らないとでも思ったのか?」
真吾「え」
メフィスト2世「人間の分際で魔界を乗っ取ろうとはとんでもないやつだ」
真吾「え!魔界を乗っ取る!?」
メフィスト2世「このまま、八つ裂きにしてやろうか」
真吾「ええ!」
2018/04/26(木) 16:34:58.37ID:???
次回予告
真吾「メフィスト2世の誤解もやっと収まり、
僕の悪魔くんになるための猛特訓がいよいよ始まるんだ。
そして、卒業試験には、あの地獄の番人ケルベロス退治が待っている。
人間も悪魔も、皆が幸せになるように僕は頑張るっきゃない。
次回の悪魔くんは、正義の呪文、エロイムエッサイム。
夢よ、届け君の心に」
『正義の呪文、エロイムエッサイム』
真吾「メフィスト2世の誤解もやっと収まり、
僕の悪魔くんになるための猛特訓がいよいよ始まるんだ。
そして、卒業試験には、あの地獄の番人ケルベロス退治が待っている。
人間も悪魔も、皆が幸せになるように僕は頑張るっきゃない。
次回の悪魔くんは、正義の呪文、エロイムエッサイム。
夢よ、届け君の心に」
『正義の呪文、エロイムエッサイム』
2018/04/26(木) 16:42:11.97ID:???
<ナレーター>
百目によって、魔界の見えない学校に導かれた埋れ木真吾。
校長のファウスト博士から、自分が悪魔くんであることを知らされ、
そこで勉強することになった。
そして、初めて悪魔界のスーパースター、メフィスト老を呼び出すことに成功したが、
彼は引退を宣言して消え、代わりに現れたのが息子のメフィスト2世だった。
百目によって、魔界の見えない学校に導かれた埋れ木真吾。
校長のファウスト博士から、自分が悪魔くんであることを知らされ、
そこで勉強することになった。
そして、初めて悪魔界のスーパースター、メフィスト老を呼び出すことに成功したが、
彼は引退を宣言して消え、代わりに現れたのが息子のメフィスト2世だった。
2018/04/26(木) 16:42:58.71ID:???
『正義の呪文、エロイムエッサイム』
2018/04/26(木) 16:52:41.03ID:???
真吾「うわあ、ああ!」
メフィスト2世「人間の分際で魔界を乗っ取ろうなんて、とんでもないやつだ」
真吾「なんの話だ!」
メフィスト2世「とぼけるな。こうもり猫に聞いたぞ」
真吾「こうもり猫に!うわー!」
メフィスト2世「このまま八つ裂きにしてやろうか」
真吾「僕は、魔界を乗っ取ろうなんて思ったこともないぞ」
メフィスト2世「嘘つけ!」
真吾「嘘じゃない!」
メフィスト2世「うわー、こいつ!」
真吾「う!」
メフィスト2世「俺は人に騙されやすいのがたまに傷なんだ」
真吾「信じてくれ!」
メフィスト2世「魔力大回転!」
真吾「うわあー!目が回っちゃうよ。わー…」
メフィスト2世「スピードアップ!」
真吾「うわあー!ああー!」
メフィスト2世「はははははは」
こうもり猫「へへへへ。いい気味だ」
メフィスト2世「人間の分際で魔界を乗っ取ろうなんて、とんでもないやつだ」
真吾「なんの話だ!」
メフィスト2世「とぼけるな。こうもり猫に聞いたぞ」
真吾「こうもり猫に!うわー!」
メフィスト2世「このまま八つ裂きにしてやろうか」
真吾「僕は、魔界を乗っ取ろうなんて思ったこともないぞ」
メフィスト2世「嘘つけ!」
真吾「嘘じゃない!」
メフィスト2世「うわー、こいつ!」
真吾「う!」
メフィスト2世「俺は人に騙されやすいのがたまに傷なんだ」
真吾「信じてくれ!」
メフィスト2世「魔力大回転!」
真吾「うわあー!目が回っちゃうよ。わー…」
メフィスト2世「スピードアップ!」
真吾「うわあー!ああー!」
メフィスト2世「はははははは」
こうもり猫「へへへへ。いい気味だ」
2018/04/26(木) 17:05:33.02ID:???
真吾「メ、メフィスト2世。僕が魔界を乗っ取るなんていう証拠でもあるのか?」
メフィスト2世「魔界にうろちょろしていることが、何よりの証拠だ」
真吾「僕は、本当の悪魔くんになるために勉強しているだけだよ」
メフィスト2世「へっ、言い訳の多いやつだ。えい!魔力大竜巻!」
真吾「うわあー!」
こうもり猫「おっと」
真吾「ああー!」
こうもり猫「え、あ…」
メフィスト2世「…?」
こうもり猫「!」
真吾「メフィスト2世!うわあ!」
メフィスト2世「な、なんだ。苦しい」
真吾「君は、こうもり猫に騙されているんだ」
こうもり猫「ドキ」
メフィスト2世「何だと!信じられないね」
真吾「悪魔のくせに、こうもり猫の性格も分からないのか」
メフィスト2世「なにを」
真吾「こうもり猫は、魔女のお使い魔だったんだよ!」
こうもり猫「まずい…」
メフィスト2世「魔女のお使い魔?」
真吾「こうもり猫は、いつでも得する方に付こうとして、口から出まかせ。嘘だって平気でつくのさ」
メフィスト2世「嘘つけ!」
真吾「何て言われたか知らないけど、こうもり猫の言うことをまともに信じるなんて、どうかしてるよ!」
メフィスト2世「ぐ…」
メフィスト2世「魔界にうろちょろしていることが、何よりの証拠だ」
真吾「僕は、本当の悪魔くんになるために勉強しているだけだよ」
メフィスト2世「へっ、言い訳の多いやつだ。えい!魔力大竜巻!」
真吾「うわあー!」
こうもり猫「おっと」
真吾「ああー!」
こうもり猫「え、あ…」
メフィスト2世「…?」
こうもり猫「!」
真吾「メフィスト2世!うわあ!」
メフィスト2世「な、なんだ。苦しい」
真吾「君は、こうもり猫に騙されているんだ」
こうもり猫「ドキ」
メフィスト2世「何だと!信じられないね」
真吾「悪魔のくせに、こうもり猫の性格も分からないのか」
メフィスト2世「なにを」
真吾「こうもり猫は、魔女のお使い魔だったんだよ!」
こうもり猫「まずい…」
メフィスト2世「魔女のお使い魔?」
真吾「こうもり猫は、いつでも得する方に付こうとして、口から出まかせ。嘘だって平気でつくのさ」
メフィスト2世「嘘つけ!」
真吾「何て言われたか知らないけど、こうもり猫の言うことをまともに信じるなんて、どうかしてるよ!」
メフィスト2世「ぐ…」
2018/04/26(木) 17:11:42.04ID:???
こうもり猫「あいつは人間の分際で魔界を乗っ取ろうという魂胆なんすよ。
こんちあいつをこてんにやっつけられるのは、悪魔の中でも、よいしょ!
メフィスト2世、あなたをおいて他にいませんぜ。ちょいと」
こんちあいつをこてんにやっつけられるのは、悪魔の中でも、よいしょ!
メフィスト2世、あなたをおいて他にいませんぜ。ちょいと」
2018/04/26(木) 17:25:58.16ID:???
メフィスト2世「うーん、確かにこうもり猫はああ言っていたが、
魔女のお使い魔を本当にやっていたんなら、かなりいい加減なやつではあるなあ」
真吾「でしょ。だから」
メフィスト2世「だが、俺は人間より悪魔の言うことを信じるぜ!」
真吾「うわあー!ああ」
百目「悪魔くん、どうしたんだモン!」
真吾「メフィスト2世に」
メフィスト2世「ひゃ、百目!」
百目「悪魔くんに変なことするのはやめろモン!ボクが許さないモン!モンモンモンモンモン!」
真吾「百目!」
メフィスト2世「お前の力では、俺の相手になれないぜ」
百目「んん…く…」
メフィスト2世「分かったら、あっちへ行けよ」
百目「やめてくれモン!」
真吾「百目!」
百目「う、う、うわー!…」
魔女のお使い魔を本当にやっていたんなら、かなりいい加減なやつではあるなあ」
真吾「でしょ。だから」
メフィスト2世「だが、俺は人間より悪魔の言うことを信じるぜ!」
真吾「うわあー!ああ」
百目「悪魔くん、どうしたんだモン!」
真吾「メフィスト2世に」
メフィスト2世「ひゃ、百目!」
百目「悪魔くんに変なことするのはやめろモン!ボクが許さないモン!モンモンモンモンモン!」
真吾「百目!」
メフィスト2世「お前の力では、俺の相手になれないぜ」
百目「んん…く…」
メフィスト2世「分かったら、あっちへ行けよ」
百目「やめてくれモン!」
真吾「百目!」
百目「う、う、うわー!…」
2018/04/26(木) 17:38:54.98ID:???
メフィスト2世「百目、もうやめろ!悪魔のくせしてどうしてこんなやつの肩をもつんだ」
百目「悪魔くんが優しい人間だからだモン」
メフィスト2世「こいつは魔界を乗っ取ろうとしてるんだぞ」
真吾「百目。メフィスト2世は、こうもり猫に騙されているんだよ」
百目「こうもり猫にモン?」
メフィスト2世「俺は信じないぞ。人間の言うことなんか。もう何も言えなくしてやる!えい!」
真吾「うわあー!」
百目「悪魔くんはただの人間と違うんだモン!」
メフィスト2世「しつこいやつだな、お前も」
百目「あ!」
真吾「ひゃ、百目が」
百目「うわー!」
(ドン!)
百目「悪魔くんが優しい人間だからだモン」
メフィスト2世「こいつは魔界を乗っ取ろうとしてるんだぞ」
真吾「百目。メフィスト2世は、こうもり猫に騙されているんだよ」
百目「こうもり猫にモン?」
メフィスト2世「俺は信じないぞ。人間の言うことなんか。もう何も言えなくしてやる!えい!」
真吾「うわあー!」
百目「悪魔くんはただの人間と違うんだモン!」
メフィスト2世「しつこいやつだな、お前も」
百目「あ!」
真吾「ひゃ、百目が」
百目「うわー!」
(ドン!)
2018/04/26(木) 17:42:37.21ID:???
メフィスト2世「さあ、今度はお前だ」
真吾「えっ」
メフィスト2世「よっ、あ、俺のマント。離せ、こいつめ」
百目「ダメー!」
メフィスト2世「ああ」
真吾「ああ…うわ」
メフィスト2世「待て、百目!」
真吾「えい!」
メフィスト2世「うわ、く、苦しい」
真吾「うわあ、あ、ああ」
メフィスト2世「うんん」
百目「はい、マント」
メフィスト2世「…」
百目「こうもり猫に確かめたらいいモン」
真吾「そうだよ。僕の言ってることが本当だってことが分かるはずだよ」
メフィスト2世「お前の言うことが嘘だったら死んでもらうからな」
真吾「いいとも!」
真吾「えっ」
メフィスト2世「よっ、あ、俺のマント。離せ、こいつめ」
百目「ダメー!」
メフィスト2世「ああ」
真吾「ああ…うわ」
メフィスト2世「待て、百目!」
真吾「えい!」
メフィスト2世「うわ、く、苦しい」
真吾「うわあ、あ、ああ」
メフィスト2世「うんん」
百目「はい、マント」
メフィスト2世「…」
百目「こうもり猫に確かめたらいいモン」
真吾「そうだよ。僕の言ってることが本当だってことが分かるはずだよ」
メフィスト2世「お前の言うことが嘘だったら死んでもらうからな」
真吾「いいとも!」
2018/04/26(木) 17:46:46.05ID:???
真吾「うわあ…」
メフィスト2世「ここが魔界通りの入り口だ。引き返すなら今のうちだぞ。
一旦中へ入ると」
真吾「すごいや!」
百目「待って、悪魔くん!」
メフィスト2世「あ、こら。待て!待て!俺の話を聞けってんだよ」
メフィスト2世「ここが魔界通りの入り口だ。引き返すなら今のうちだぞ。
一旦中へ入ると」
真吾「すごいや!」
百目「待って、悪魔くん!」
メフィスト2世「あ、こら。待て!待て!俺の話を聞けってんだよ」
2018/04/26(木) 17:51:10.62ID:???
真吾「何にも見えないや」
(ピカッ)
真吾「うわああー!ああ…」
百目「悪魔くん。大丈夫かモン」
真吾「う、うん」
メフィスト2世「どうだ」
真吾「え」
メフィスト2世「怖いだろ」
真吾「ぜーんぜん」
メフィスト2世「ふん」
(ピカッ)
真吾「うわああー!ああ…」
百目「悪魔くん。大丈夫かモン」
真吾「う、うん」
メフィスト2世「どうだ」
真吾「え」
メフィスト2世「怖いだろ」
真吾「ぜーんぜん」
メフィスト2世「ふん」
2018/04/26(木) 17:57:17.97ID:???
真吾「うわあ、すごいや。ずーっと続いてる」
メフィスト2世「(ほう、このドクロ通りを平気で歩けるとは)」
メフィスト2世「(ほう、このドクロ通りを平気で歩けるとは)」
2018/04/26(木) 18:03:17.25ID:???
メフィスト2世「さあ、どうした」
真吾「(落ちると、串刺しだ…)うわ…」
メフィスト2世「なにモタモタしてんだよっと」
真吾「うう、あー!」
百目「悪魔くん!っ!」
真吾「ああ、危なかった」
メフィスト2世「さあ、どんどん行くぜ」
真吾「(落ちると、串刺しだ…)うわ…」
メフィスト2世「なにモタモタしてんだよっと」
真吾「うう、あー!」
百目「悪魔くん!っ!」
真吾「ああ、危なかった」
メフィスト2世「さあ、どんどん行くぜ」
2018/04/26(木) 18:06:04.76ID:???
真吾「あ!何だあの門は」
メフィスト2世「あそこを通るんだ」
メフィスト2世「あそこを通るんだ」
2018/04/26(木) 18:17:18.40ID:???
真吾「…ん?…!」
メフィスト2世「へへへ、さすがに怖いらしいな」
真吾「行くぞ!あ…鬼だ!」
ピクシー「ケーッケケケケケケケケケケ」
真吾「ん?」
メフィスト2世「はははははははははは」
百目「ふふふふ、ふふふふふ」
青ピクシー「おーどろいたか」
赤ピクシー「ケケケケケ」
真吾「おどかさないでよ。ピクシーだったのか」
メフィスト2世「よく知ってたな」
真吾「悪魔人名録で読んだもの。双子の兄弟なんだよね。可愛いね」
青ピクシー「かわいいね」
赤ピクシー「かわいいね」
メフィスト2世「しょうもないダジャレ連発しやがって。んなことよりピクシー、
この辺でこうもり猫を見なかったか」
青ピクシー「見ーた見た。あっちだ」
真吾「お」
メフィスト2世「へへへ、さすがに怖いらしいな」
真吾「行くぞ!あ…鬼だ!」
ピクシー「ケーッケケケケケケケケケケ」
真吾「ん?」
メフィスト2世「はははははははははは」
百目「ふふふふ、ふふふふふ」
青ピクシー「おーどろいたか」
赤ピクシー「ケケケケケ」
真吾「おどかさないでよ。ピクシーだったのか」
メフィスト2世「よく知ってたな」
真吾「悪魔人名録で読んだもの。双子の兄弟なんだよね。可愛いね」
青ピクシー「かわいいね」
赤ピクシー「かわいいね」
メフィスト2世「しょうもないダジャレ連発しやがって。んなことよりピクシー、
この辺でこうもり猫を見なかったか」
青ピクシー「見ーた見た。あっちだ」
真吾「お」
2018/04/26(木) 18:26:44.52ID:???
青ピクシー「こーこにいるはずだよ」
メフィスト2世「よし、こうもり猫!俺だ!メフィスト2世だ!いたら出てこい!」
こうもり猫「やばい、来やがった」
メフィスト2世「こうもり…」
ピクシー「ああ!」
メフィスト2世・百目「うわあ!」
こうもり猫「今のうちだ!」
真吾「あ、こうもり猫!」
メフィスト2世「なんだと!待て、このやろ!」
真吾「おーい、待ってくれ!」
メフィスト2世「くらえ!」
こうもり猫「うわあ、…」
メフィスト2世「よし、こうもり猫!俺だ!メフィスト2世だ!いたら出てこい!」
こうもり猫「やばい、来やがった」
メフィスト2世「こうもり…」
ピクシー「ああ!」
メフィスト2世・百目「うわあ!」
こうもり猫「今のうちだ!」
真吾「あ、こうもり猫!」
メフィスト2世「なんだと!待て、このやろ!」
真吾「おーい、待ってくれ!」
メフィスト2世「くらえ!」
こうもり猫「うわあ、…」
2018/04/26(木) 18:40:35.73ID:???
メフィスト2世「こうもり猫!お前真吾とかいうやつが魔界を乗っ取ろうとしているって言ったな」
こうもり猫「こんち結構なお日柄で。メフィスト2世様、よ、いい男!魔界のプリンス。よいしょ」
真吾「こうもり猫ー!」
こうもり猫「あ、あいつ来やがった」
真吾「こうもり猫。いつ僕が魔界を乗っ取るなんて言った」
メフィスト2世「こうもり猫。俺を騙したのか」
こうもり猫「え、ううん。滅相もない」
百目「こうもり猫。どうしてそんな嘘を言うんだモン」
こうもり猫「へ、悪魔が人間に使われるなんてべらぼうなことがあってたまるかってんだい」
百目「だからメフィスト2世に嘘ついたのかモン」
こうもり猫「そういうこった。い、いけねえ…」
メフィスト2世「この俺を騙すとは、おのれ!」
こうもり猫「うわあ、うう!お許しを…」
メフィスト2世「許さん!」
こうもり猫「うわ、焦げてる」
メフィスト2世「魔力、光の稲妻!」
真吾「メフィスト2世。もうやめなよ。それくらいでいいだろ」
メフィスト2世「お、お前。こうもり猫のおかげで濡れ衣を着せられるとこだったんだぞ」
真吾「そうじゃないって、分かればいいよ」
メフィスト2世「な、なんだと。だけど騙された俺の怒りが収まらないぜ」
(ドン!)
真吾「あ…」
百目「悲惨な姿モン」
真吾「メフィスト2世。今度だけ、今度だけは許してやってよ。お願い」
メフィスト2世「よせやい。俺は悪魔だぞ。手なんか合わせられる覚えはないぜ」
真吾「ね、ね」
メフィスト2世「はあ…変なやつ」
こうもり猫「こんち結構なお日柄で。メフィスト2世様、よ、いい男!魔界のプリンス。よいしょ」
真吾「こうもり猫ー!」
こうもり猫「あ、あいつ来やがった」
真吾「こうもり猫。いつ僕が魔界を乗っ取るなんて言った」
メフィスト2世「こうもり猫。俺を騙したのか」
こうもり猫「え、ううん。滅相もない」
百目「こうもり猫。どうしてそんな嘘を言うんだモン」
こうもり猫「へ、悪魔が人間に使われるなんてべらぼうなことがあってたまるかってんだい」
百目「だからメフィスト2世に嘘ついたのかモン」
こうもり猫「そういうこった。い、いけねえ…」
メフィスト2世「この俺を騙すとは、おのれ!」
こうもり猫「うわあ、うう!お許しを…」
メフィスト2世「許さん!」
こうもり猫「うわ、焦げてる」
メフィスト2世「魔力、光の稲妻!」
真吾「メフィスト2世。もうやめなよ。それくらいでいいだろ」
メフィスト2世「お、お前。こうもり猫のおかげで濡れ衣を着せられるとこだったんだぞ」
真吾「そうじゃないって、分かればいいよ」
メフィスト2世「な、なんだと。だけど騙された俺の怒りが収まらないぜ」
(ドン!)
真吾「あ…」
百目「悲惨な姿モン」
真吾「メフィスト2世。今度だけ、今度だけは許してやってよ。お願い」
メフィスト2世「よせやい。俺は悪魔だぞ。手なんか合わせられる覚えはないぜ」
真吾「ね、ね」
メフィスト2世「はあ…変なやつ」
2018/04/26(木) 18:50:34.77ID:???
こうもり猫「ああ、助かった。悪魔くんありがとう。あっしの命の恩人だ。よいしょ」
メフィスト2世「調子のいいやつだぜ」
ファウスト博士『おい、悪魔くん』
真吾「?」
ファウスト博士『もうとっくに午後の授業は始まっとるんじゃぞ』
真吾「ファウスト博士」
ファウスト博士『君は一刻でも早く真の悪魔くんになる為に悪魔の知識を学ばなければならんのじゃ。
すぐに教室に戻りなさい』
真吾「はい、ごめんなさい」
ファウスト博士『百目とこうもり猫もじゃ』
百目「はい」
こうもり猫「え、勉強ですか?」
ファウスト博士「よかったら君たちもどうかな」
青ピクシー「やったー」
赤ピクシー「勉強だーい」
メフィスト2世「え、俺が勉強?」
メフィスト2世「調子のいいやつだぜ」
ファウスト博士『おい、悪魔くん』
真吾「?」
ファウスト博士『もうとっくに午後の授業は始まっとるんじゃぞ』
真吾「ファウスト博士」
ファウスト博士『君は一刻でも早く真の悪魔くんになる為に悪魔の知識を学ばなければならんのじゃ。
すぐに教室に戻りなさい』
真吾「はい、ごめんなさい」
ファウスト博士『百目とこうもり猫もじゃ』
百目「はい」
こうもり猫「え、勉強ですか?」
ファウスト博士「よかったら君たちもどうかな」
青ピクシー「やったー」
赤ピクシー「勉強だーい」
メフィスト2世「え、俺が勉強?」
2018/04/27(金) 14:50:25.61ID:???
ファウスト博士「さあ、どうかな。この問題は」
真吾「はい」
ファウスト博士「なんじゃ。悪魔くん以外は誰も分からんのか。
げほ、悪魔くん教えてやってくれ」
真吾「38です」
ファウスト博士「そうじゃな」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「わー」
家獣「バウ―」
メフィスト2世「どうして悪魔が算数なんか勉強しなくちゃならないんだよ」
ファウスト博士「良い質問じゃな」
メフィスト2世「!」
ファウスト博士「算数ばかりでなく、人間界の色々なことを学ぶことによって、
お前たちはより人間の心に近づくことが出来るのじゃ」
メフィスト2世「なんでそんなことしなきゃなんないんだ?」
ファウスト博士「お前たちが悪魔くんと共に戦うためにじゃ」
メフィスト2世「な…けっ、バカバカしい」
真吾「はい」
ファウスト博士「なんじゃ。悪魔くん以外は誰も分からんのか。
げほ、悪魔くん教えてやってくれ」
真吾「38です」
ファウスト博士「そうじゃな」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「わー」
家獣「バウ―」
メフィスト2世「どうして悪魔が算数なんか勉強しなくちゃならないんだよ」
ファウスト博士「良い質問じゃな」
メフィスト2世「!」
ファウスト博士「算数ばかりでなく、人間界の色々なことを学ぶことによって、
お前たちはより人間の心に近づくことが出来るのじゃ」
メフィスト2世「なんでそんなことしなきゃなんないんだ?」
ファウスト博士「お前たちが悪魔くんと共に戦うためにじゃ」
メフィスト2世「な…けっ、バカバカしい」
2018/04/27(金) 15:08:53.41ID:???
[体育の時間]
・跳び箱
ファウスト博士「(ピーッ)」
家獣「バウー」
ヨナルデパストーリ「いけー」
「悪魔くーん」
真吾「ふっ!あっ」
百目「よっ」
ヨナルデパストーリ「えいっ」
幽子「ああ」
鳥乙女ナスカ「それ」
ファウスト博士「魔力を使っちゃいかん」
家獣「バウー」
(ドスン)
ファウスト博士・真吾・ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「ははははは、ははははは」
こうもり猫「…」
メフィスト2世「…」
・跳び箱
ファウスト博士「(ピーッ)」
家獣「バウー」
ヨナルデパストーリ「いけー」
「悪魔くーん」
真吾「ふっ!あっ」
百目「よっ」
ヨナルデパストーリ「えいっ」
幽子「ああ」
鳥乙女ナスカ「それ」
ファウスト博士「魔力を使っちゃいかん」
家獣「バウー」
(ドスン)
ファウスト博士・真吾・ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「ははははは、ははははは」
こうもり猫「…」
メフィスト2世「…」
2018/04/27(金) 15:10:21.44ID:???
[語学の時間]
2018/04/27(金) 15:17:48.58ID:???
[美術の時間]
・絵
・モデルはヨナルデパストーリ
・絵
・モデルはヨナルデパストーリ
2018/04/27(金) 15:29:13.17ID:???
ファウスト博士「悪魔との契約の結び方を勉強しよう」
真吾「はい」
ファウスト博士「まず呪文じゃ。アグロンケタブグラムバイケオ」
真吾「はい」
ファウスト博士「まず呪文じゃ。アグロンケタブグラムバイケオ」
2018/04/27(金) 15:34:08.88ID:???
ファウスト博士「この魔法陣は数字の組み合わせ。並べ方一つで自由に悪魔を呼び出せるんじゃ。
ただし間違えると大変なことになるぞ。いいかな?」
真吾「はい」
ただし間違えると大変なことになるぞ。いいかな?」
真吾「はい」
2018/04/27(金) 15:37:13.76ID:???
ファウスト博士「これは魔界のタロットカードじゃ」
真吾「魔界のタロットカード?」
ファウスト博士「左様。そのタロットカードを使えば未来を予知することも出来るのじゃ」
真吾「ん?」
ファウスト博士「さらにもう一つの使い方を教えよう」
真吾「魔界のタロットカード?」
ファウスト博士「左様。そのタロットカードを使えば未来を予知することも出来るのじゃ」
真吾「ん?」
ファウスト博士「さらにもう一つの使い方を教えよう」
2018/04/27(金) 15:57:34.34ID:???
家獣「バウー」
ファウスト博士「そのカードに気を集中させることによって、自由に操ることも出来る。
さあ、悪魔くん。あの的に当てるのじゃ」
真吾「はい。ふっ!」
家獣「バウ、バウ、バウー」
真吾「ファウスト博士!」
ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・鳥乙女ナスカ「(パチパチパチパチパチパチ)」
ファウスト博士「うむ。さすがに悪魔くんの星を背負った子じゃ。見事じゃ。
だが、まだ卒業試験が残っておるぞ」
真吾「卒業試験!?」
ファウスト博士「そのカードに気を集中させることによって、自由に操ることも出来る。
さあ、悪魔くん。あの的に当てるのじゃ」
真吾「はい。ふっ!」
家獣「バウ、バウ、バウー」
真吾「ファウスト博士!」
ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・鳥乙女ナスカ「(パチパチパチパチパチパチ)」
ファウスト博士「うむ。さすがに悪魔くんの星を背負った子じゃ。見事じゃ。
だが、まだ卒業試験が残っておるぞ」
真吾「卒業試験!?」
2018/04/27(金) 16:06:40.56ID:???
真吾「あ…あ!ここは。あ、ああ!」
ファウスト博士『これから悪魔くんの卒業試験を始める。
課題はこの地獄の門を守るケルベロスを退治することじゃ』
真吾「……」
ファウスト博士「そのためには、まず魔法陣で仲間を呼び出し、皆で協力して退治するのじゃ」
ファウスト博士『これから悪魔くんの卒業試験を始める。
課題はこの地獄の門を守るケルベロスを退治することじゃ』
真吾「……」
ファウスト博士「そのためには、まず魔法陣で仲間を呼び出し、皆で協力して退治するのじゃ」
2018/04/27(金) 16:16:12.63ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。出でよ、仲間たち!」
百目「悪魔くん」
真吾「み、みんな!」
鳥乙女ナスカ「メフィスト2世とこうもり猫は来てないね」
百目「ここに来てるんだモン」
メフィスト2世「うわ」
こうもり猫「わっしょ」
メフィスト2世「な、何だい。ここは」
真吾「あ!」
ヨナルデパストーリ・幽子・百目「?」
ケルベロス「…」
ヨナルデパストーリ・幽子・百目「わあ!」
真吾「ケ、ケルベロス」
百目「悪魔くん」
真吾「み、みんな!」
鳥乙女ナスカ「メフィスト2世とこうもり猫は来てないね」
百目「ここに来てるんだモン」
メフィスト2世「うわ」
こうもり猫「わっしょ」
メフィスト2世「な、何だい。ここは」
真吾「あ!」
ヨナルデパストーリ・幽子・百目「?」
ケルベロス「…」
ヨナルデパストーリ・幽子・百目「わあ!」
真吾「ケ、ケルベロス」
2018/04/27(金) 16:36:28.76ID:???
ケルベロス「ガウー」
真吾「…っ」
ケルベロス「一体俺に何の用だ」
真吾「お、お前を退治するんだ!」
ケルベロス「何だと?ぐははははは。俺を地獄の門番ケルベロスと知っての言葉か。
間違いだったら許してやってもいいぞ」
真吾「ま、間違いじゃないよ!」
ケルベロス「面白い。やってみろ」
真吾「…っ」
ケルベロス「一体俺に何の用だ」
真吾「お、お前を退治するんだ!」
ケルベロス「何だと?ぐははははは。俺を地獄の門番ケルベロスと知っての言葉か。
間違いだったら許してやってもいいぞ」
真吾「ま、間違いじゃないよ!」
ケルベロス「面白い。やってみろ」
2018/04/27(金) 16:42:32.39ID:???
真吾「わあ!」
こうもり猫「あわわわわ」
ケルベロス「こっちだ」
幽子「わー」
百目「ひい」
家獣「バウー」
こうもり猫「なんで俺がこんな目に。わ、どいて。どいて」
(ドン!)
こうもり猫「わあ、助けて!」
真吾「こうもり猫!」
ケルベロス「ぎやあ」
真吾「えい!」
ケルベロス「ぎやあ」
真吾「やった!目が弱点だ。こうもり猫今のうちだ」
こうもり猫「もうやだよ、俺こんなとこ」
ケルベロス「おのれー!」
真吾「幽子、豆ユーレイで目を狙うんだ」
幽子「はい。豆ユーレイちゃん、お願い」
豆ユーレイ「幽子ちゃんの為なら〜♪」
ケルベロス「(シューッ)」
豆ユーレイ「ひいい…」
幽子「ああ、豆ユーレイちゃん」
こうもり猫「あわわわわ」
ケルベロス「こっちだ」
幽子「わー」
百目「ひい」
家獣「バウー」
こうもり猫「なんで俺がこんな目に。わ、どいて。どいて」
(ドン!)
こうもり猫「わあ、助けて!」
真吾「こうもり猫!」
ケルベロス「ぎやあ」
真吾「えい!」
ケルベロス「ぎやあ」
真吾「やった!目が弱点だ。こうもり猫今のうちだ」
こうもり猫「もうやだよ、俺こんなとこ」
ケルベロス「おのれー!」
真吾「幽子、豆ユーレイで目を狙うんだ」
幽子「はい。豆ユーレイちゃん、お願い」
豆ユーレイ「幽子ちゃんの為なら〜♪」
ケルベロス「(シューッ)」
豆ユーレイ「ひいい…」
幽子「ああ、豆ユーレイちゃん」
2018/04/27(金) 16:55:41.47ID:???
ケルベロス「ぐはははは。そんな豆粒が俺に通用すると思ってるのか」
真吾「鳥乙女、砂嵐で目を!」
鳥乙女ナスカ「分かったわ。魔力ハリケーン!」
ケルベロス「ぎゃあ、目が目が見えない」
ヨナルデパストーリ「うわ」
百目「飛んじゃうー」
真吾「もう一息だ!鳥乙女」
鳥乙女ナスカ「えい!」
真吾「やった!」
ケルベロス「(シューッ)」
鳥乙女ナスカ「ああ!」
こうもり猫「や、やばいよ」
(ドカッ)
鳥乙女ナスカ「あぁ…」
真吾「鳥乙女!」
真吾「鳥乙女、砂嵐で目を!」
鳥乙女ナスカ「分かったわ。魔力ハリケーン!」
ケルベロス「ぎゃあ、目が目が見えない」
ヨナルデパストーリ「うわ」
百目「飛んじゃうー」
真吾「もう一息だ!鳥乙女」
鳥乙女ナスカ「えい!」
真吾「やった!」
ケルベロス「(シューッ)」
鳥乙女ナスカ「ああ!」
こうもり猫「や、やばいよ」
(ドカッ)
鳥乙女ナスカ「あぁ…」
真吾「鳥乙女!」
2018/04/27(金) 17:11:42.70ID:???
百目「あいつの目どうなってるんだモン」
ケルベロス「こんな目つぶしぐらいで」
真吾「おっとっと」
百目「悪魔くん」
メフィスト2世「…」
真吾「ギリシャのオルフェウスは竪琴を弾いてケルベロスを眠らせたけど。わあ!」
ケルベロス「こんな目つぶしぐらいで」
真吾「おっとっと」
百目「悪魔くん」
メフィスト2世「…」
真吾「ギリシャのオルフェウスは竪琴を弾いてケルベロスを眠らせたけど。わあ!」
2018/04/27(金) 17:20:02.00ID:???
メフィスト2世「…」
真吾「ヨナルデパストーリ!ケルベロスの弱点を知らないか!」
ヨナルデパストーリ「おほ、それではと」
真吾「早くしてよ!ヨナルデパストーリ!」
ヨナルデパストーリ「ふふ、尻尾である」
真吾「そっか、ありがとう。うわ!」
ケルベロス「うわ、涙でハッキリ見えなくなってきたわ」
真吾「はっ、はっ、はっ。ん?」
こうもり猫「よいしょ…」
幽子「うう」
真吾「皆疲れてる。僕がやるしかない」
ケルベロス「くそー、どこへ行ったんだ。あいつ」
真吾「おーい、こっちだ、こっちだー。家獣、百目。目くらまし頼むぞ!」
百目「分かったモン。家獣」
家獣「バウー、バウー!」
真吾「わあ!」
ケルベロス「ガウー」
百目「んー、パウ!」
(ピカッ)
ケルベロス「ぎゃあ!」
真吾「よし、今だ!たあ!う、うわあ!うわー!」
百目「悪魔くん!」
メフィスト2世「ああ、あいつバカなことを!」
真吾「ヨナルデパストーリ!ケルベロスの弱点を知らないか!」
ヨナルデパストーリ「おほ、それではと」
真吾「早くしてよ!ヨナルデパストーリ!」
ヨナルデパストーリ「ふふ、尻尾である」
真吾「そっか、ありがとう。うわ!」
ケルベロス「うわ、涙でハッキリ見えなくなってきたわ」
真吾「はっ、はっ、はっ。ん?」
こうもり猫「よいしょ…」
幽子「うう」
真吾「皆疲れてる。僕がやるしかない」
ケルベロス「くそー、どこへ行ったんだ。あいつ」
真吾「おーい、こっちだ、こっちだー。家獣、百目。目くらまし頼むぞ!」
百目「分かったモン。家獣」
家獣「バウー、バウー!」
真吾「わあ!」
ケルベロス「ガウー」
百目「んー、パウ!」
(ピカッ)
ケルベロス「ぎゃあ!」
真吾「よし、今だ!たあ!う、うわあ!うわー!」
百目「悪魔くん!」
メフィスト2世「ああ、あいつバカなことを!」
2018/04/27(金) 17:29:47.85ID:???
真吾「う、うわあ…」
百目「悪魔くん!」
真吾「うわ…」
メフィスト2世「えい!」
真吾「うわ!」
メフィスト2世「魔力冷凍冬眠!」
百目「悪魔くん!」
真吾「うわ…」
メフィスト2世「えい!」
真吾「うわ!」
メフィスト2世「魔力冷凍冬眠!」
2018/04/27(金) 17:36:56.09ID:???
百目「悪魔くん」
幽子「悪魔くん」
家獣「バウー」
こうもり猫「悪魔くん」
幽子「悪魔くん」
家獣「バウー」
こうもり猫「悪魔くん」
2018/04/27(金) 17:39:41.35ID:???
(バリンッ)
真吾「ん…あ!」
メフィスト2世「よくやったな」
真吾「メフィスト2世。うん」
ファウスト博士『合格じゃ』
真吾「あ!」
ファウスト博士『君は今日から正真正銘の悪魔くんだ。卒業の印として偉大なるソロモンの笛をあげよう』
真吾「ソロモンの笛」
真吾「ん…あ!」
メフィスト2世「よくやったな」
真吾「メフィスト2世。うん」
ファウスト博士『合格じゃ』
真吾「あ!」
ファウスト博士『君は今日から正真正銘の悪魔くんだ。卒業の印として偉大なるソロモンの笛をあげよう』
真吾「ソロモンの笛」
2018/04/27(金) 17:43:26.57ID:???
ファウスト博士「呼び出した悪魔に言うことを聞かせる時非常に便利な笛じゃ。
悪魔くん、一日も早く悪い悪魔を退治して地上に大いなる幸せをもたらしてくれたまえ」
真吾「はい。わあ」
悪魔くん、一日も早く悪い悪魔を退治して地上に大いなる幸せをもたらしてくれたまえ」
真吾「はい。わあ」
2018/04/27(金) 17:58:27.12ID:???
真吾『アグロンケタグラムバイケオ。我はそなたと契約する』
真吾「こうもり猫、君は」
こうもり猫「へっへへ。いやあ、あっしは今回は遠慮しますよ。忙しくて」
真吾「(〜♪)」
こうもり猫「ん?あー頭が痛い。いてててて…け、契約結びますー」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「あははははははは」
家獣「バウー」
真吾「メフィスト2世、君は?」
メフィスト2世「俺は勝手にやらせてもらうぜ」
真吾「え、そんな!」
メフィスト2世「しかし、人間のくせにケルベロスに向かっていく度胸は気に入ったぜ。これ、お前にやるよ」
真吾「え!」
メフィスト2世「我がメフィスト家に伝わる魔法の風呂敷だから、何かの役に立つはずだ」
真吾「あ、ありがとう」
メフィスト2世「ああ。じゃあな」
真吾「あ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「また会おうぜ」
真吾「メフィスト2世!」
真吾「こうもり猫、君は」
こうもり猫「へっへへ。いやあ、あっしは今回は遠慮しますよ。忙しくて」
真吾「(〜♪)」
こうもり猫「ん?あー頭が痛い。いてててて…け、契約結びますー」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ「あははははははは」
家獣「バウー」
真吾「メフィスト2世、君は?」
メフィスト2世「俺は勝手にやらせてもらうぜ」
真吾「え、そんな!」
メフィスト2世「しかし、人間のくせにケルベロスに向かっていく度胸は気に入ったぜ。これ、お前にやるよ」
真吾「え!」
メフィスト2世「我がメフィスト家に伝わる魔法の風呂敷だから、何かの役に立つはずだ」
真吾「あ、ありがとう」
メフィスト2世「ああ。じゃあな」
真吾「あ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「また会おうぜ」
真吾「メフィスト2世!」
2018/04/27(金) 18:09:01.49ID:???
ファウスト博士「ははは。悪魔くん、ユダヤの預言書によれば、君の戦いに協力する悪魔が12人おる。
まずその12人。12使徒を探し出すことじゃ」
真吾「12使徒?」
ヨナルデパストーリ「へへ、わしたちでまず7人だわいさ」
ファウスト博士「残りは5人じゃな。メフィスト2世ともいずれ契約せねばなるまい」
真吾「はい。皆、よろしくね!」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ・こうもり猫「おー!」
家獣「バウ―」
ファウスト博士「悪魔くん、これからの戦いは、辛く厳しいものになるだろう。だが君ならやれる。わしは確信しておる。
12人の仲間と共に」
真吾「はい」
まずその12人。12使徒を探し出すことじゃ」
真吾「12使徒?」
ヨナルデパストーリ「へへ、わしたちでまず7人だわいさ」
ファウスト博士「残りは5人じゃな。メフィスト2世ともいずれ契約せねばなるまい」
真吾「はい。皆、よろしくね!」
ヨナルデパストーリ・幽子・ピクシー・百目・鳥乙女ナスカ・こうもり猫「おー!」
家獣「バウ―」
ファウスト博士「悪魔くん、これからの戦いは、辛く厳しいものになるだろう。だが君ならやれる。わしは確信しておる。
12人の仲間と共に」
真吾「はい」
2018/05/01(火) 14:46:11.37ID:???
次回予告
真吾「12使徒探しがいよいよ始まる。
タロット占いには、西より小さな家に住む巨人のカードが出た。
でも、なぜか世界中の人が、突然歯痛に苦しみ、僕もその事件に巻き込まれてしまうんだ。
人の不幸を喜ぶ悪魔は絶対許せない。
次回の悪魔くんは、魔法陣に、出でよ12使徒。
夢よ、届け君の心に」
『魔法陣に、出でよ12使徒』
真吾「12使徒探しがいよいよ始まる。
タロット占いには、西より小さな家に住む巨人のカードが出た。
でも、なぜか世界中の人が、突然歯痛に苦しみ、僕もその事件に巻き込まれてしまうんだ。
人の不幸を喜ぶ悪魔は絶対許せない。
次回の悪魔くんは、魔法陣に、出でよ12使徒。
夢よ、届け君の心に」
『魔法陣に、出でよ12使徒』
2018/05/01(火) 14:51:02.88ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/01(火) 15:01:20.55ID:???
キリヒトの父「ん?うおおおおお!」
?「わしのご主人さまはどこだぞう」
キリヒトの父「お、お、うう…うああ!」
?「わしのご主人さまはどこだぞう」
キリヒトの父「お、お、うう…うああ!」
2018/05/01(火) 15:02:54.59ID:???
『魔法陣に、出でよ12使徒』
2018/05/01(火) 15:07:21.64ID:???
真吾「ファウスト博士の言っていた12使徒のあと4人とはいつ出会えるんだろう。
待ち人来る。西より、小さな家に住む、巨人。
一体何のことだ?うーん」
待ち人来る。西より、小さな家に住む、巨人。
一体何のことだ?うーん」
2018/05/01(火) 15:09:38.32ID:???
コハル「真吾、早く起きなさい!学校に遅れるわよ」
2018/05/01(火) 15:12:01.15ID:???
真吾「あーあ、見えない学校は卒業したけど、
今度はほんとの学校に行かなきゃなんないんだよな。あーあ」
今度はほんとの学校に行かなきゃなんないんだよな。あーあ」
2018/05/01(火) 15:20:36.15ID:???
コハル「あの子ったら急にいなくなったと思ったら、今度は夜更かし。全くもう。あむ」
茂「悪魔の勉強が忙しいんだよ」
コハル「そんな役にも立たないものを」
エツ子「変わった兄貴よね、全く」
茂「ま、そう言うな。エツ子」
百目「あ、悪魔くん。おはようだモン」
茂・コハル・エツ子「あははははは」
コハル「百目ちゃんたら」
真吾「すっかり家族の一員だね」
百目「ボク、ここ気に入ったんだモン」
真吾「ふふふふ。やったな。じゃ、行ってきまーす!」
コハル「ああ、真吾。ご飯は?」
エツ子「それより歯磨いたの?お兄ちゃん」
真吾「今日は朝当番だからどっちもパース!」
茂「悪魔の勉強が忙しいんだよ」
コハル「そんな役にも立たないものを」
エツ子「変わった兄貴よね、全く」
茂「ま、そう言うな。エツ子」
百目「あ、悪魔くん。おはようだモン」
茂・コハル・エツ子「あははははは」
コハル「百目ちゃんたら」
真吾「すっかり家族の一員だね」
百目「ボク、ここ気に入ったんだモン」
真吾「ふふふふ。やったな。じゃ、行ってきまーす!」
コハル「ああ、真吾。ご飯は?」
エツ子「それより歯磨いたの?お兄ちゃん」
真吾「今日は朝当番だからどっちもパース!」
2018/05/01(火) 15:30:18.42ID:???
貧太「見えない学校?」
真吾「うん、悪い悪魔をやっつけるために、良い悪魔を養成する学校なんだ」
貧太「へえ、人間の君がそんな学校を卒業しちゃうなんてさすが悪魔くんだ」
真吾「あ、そうだ。貧太くん。いいもの見せてあげるよ。
僕が見えない学校を卒業した印に、ファウスト博士からもらったタロ…」
情報屋「誰に何もらったって?」
真吾・貧太「あ」
貧太「情報屋!」
真吾「ああ、何でもないよ」
情報屋「何でもないなら隠すことないだろー」
真吾「ダメだよ!」
情報屋「見せろよー」
真吾「ダメだったら!」
貧太「あ、キリヒトくん!」
真吾・情報屋「?」
キリヒト「はぁ…」
情報屋「おお、これはスクープのにおいがするぞ」
真吾「うん、悪い悪魔をやっつけるために、良い悪魔を養成する学校なんだ」
貧太「へえ、人間の君がそんな学校を卒業しちゃうなんてさすが悪魔くんだ」
真吾「あ、そうだ。貧太くん。いいもの見せてあげるよ。
僕が見えない学校を卒業した印に、ファウスト博士からもらったタロ…」
情報屋「誰に何もらったって?」
真吾・貧太「あ」
貧太「情報屋!」
真吾「ああ、何でもないよ」
情報屋「何でもないなら隠すことないだろー」
真吾「ダメだよ!」
情報屋「見せろよー」
真吾「ダメだったら!」
貧太「あ、キリヒトくん!」
真吾・情報屋「?」
キリヒト「はぁ…」
情報屋「おお、これはスクープのにおいがするぞ」
2018/05/01(火) 15:33:45.32ID:???
キリヒト「僕のパパは、考古学が趣味だっていうのは、皆も知っていましたね。
この間インドの遺跡調査から帰ってきたんです。ところが…」
この間インドの遺跡調査から帰ってきたんです。ところが…」
2018/05/01(火) 15:40:28.10ID:???
キリヒトの父「(バクバクバクバク)」
キリヒトの母「パパ、もうおひつ10杯目よ」
キリヒトの父「(ガブガブガブ)」
キリヒト「パパ、水はバケツに15杯目ですよ」
キリヒトの父「わしゃ3000年も何も食っていなかったんだぞ。食った食った、眠いぞ」
(ガシャーン)
キリヒトの父「ぐわー。がああー」
キリヒトの母「パパ、ベッドで寝てください」
キリヒト「…」
キリヒトの母「パパ、もうおひつ10杯目よ」
キリヒトの父「(ガブガブガブ)」
キリヒト「パパ、水はバケツに15杯目ですよ」
キリヒトの父「わしゃ3000年も何も食っていなかったんだぞ。食った食った、眠いぞ」
(ガシャーン)
キリヒトの父「ぐわー。がああー」
キリヒトの母「パパ、ベッドで寝てください」
キリヒト「…」
2018/05/01(火) 15:53:20.79ID:???
キリヒト「きっとパパは、何か悪い病気にでもかかったんです。
おまけに僕もママも、パパのいびきで夜も眠れないし」
情報屋「そいつはお気の毒に」
真吾「元気出せよ、キリヒトくん。僕で良かったら相談に乗るよ」
キリヒト「ああ、神様…ああ…」
情報屋「おーい、特ダネさん!じゃない、キリヒトさん待ってー」
貧太「キリヒトくんの父ちゃんよっぽど重症みたいだな」
真吾「うん、なんか気になるな」
おまけに僕もママも、パパのいびきで夜も眠れないし」
情報屋「そいつはお気の毒に」
真吾「元気出せよ、キリヒトくん。僕で良かったら相談に乗るよ」
キリヒト「ああ、神様…ああ…」
情報屋「おーい、特ダネさん!じゃない、キリヒトさん待ってー」
貧太「キリヒトくんの父ちゃんよっぽど重症みたいだな」
真吾「うん、なんか気になるな」
2018/05/01(火) 15:58:41.81ID:???
真吾「この壺の文字は、古代魔法文字みたいだ」
2018/05/01(火) 16:08:38.07ID:???
歯痛殿下「いてーててていていていててーいてーいていていていていてーいてーいていていてー」
2018/05/01(火) 16:18:57.60ID:???
真吾「やっぱりそうだ。キリヒトくんのお父さんは悪魔に憑りつかれたんだ。なに?それで」
歯痛殿下の手下「起きてる、起きてる。ん?」
(ガチャ)
歯痛殿下の手下「コツコツ」
エツ子「んぐ」
歯痛殿下の手下「コツコツ。ひょひょひょひょひょひょひょ」
(ガラッ)
歯痛殿下の手下「ひょひょひょひょひょ。ひょひょひょひょひょ」
歯痛殿下の手下「起きてる、起きてる。ん?」
(ガチャ)
歯痛殿下の手下「コツコツ」
エツ子「んぐ」
歯痛殿下の手下「コツコツ。ひょひょひょひょひょひょひょ」
(ガラッ)
歯痛殿下の手下「ひょひょひょひょひょ。ひょひょひょひょひょ」
2018/05/01(火) 16:25:29.73ID:???
キリヒトの父「があー。があー」
歯痛殿下の手下「…」
キリヒトの父「う、あああー!ああー!」
歯痛殿下の手下「…」
キリヒトの父「う、あああー!ああー!」
2018/05/01(火) 16:30:38.74ID:???
歯痛殿下「いてーててていてーいてーいてーいてーいててててーいてーいてー」
2018/05/01(火) 16:36:28.21ID:???
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「分かったぞ。あ、地震か」
真吾「分かったぞ。あ、地震か」
2018/05/01(火) 16:47:27.46ID:???
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「どうしたの?皆」
コハル「真吾は大丈夫なの?歯は」
真吾「ぜーんぜん。あ、なんだ百目。君まで」
百目「痛い、痛いんだモン。痛いモン」
エツ子「一日に三度は磨く私が歯痛になるなんて…いてて」
真吾「ん?」
テレビ『世界各国に広がった歯痛の猛威は、強まる一方でその原因も不定のまま、
遂に日本にも押し寄せ、各地に大パニックを起こしています。
全国の歯医者さんはてんてこ舞いですが、そのお医者さんもまた、歯痛に悩んでいます。
加えて、あ、いて…加えて今朝から東沢地区中心に謎の地震が…』
真吾「…」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
茂「なにもこんな時に地震まで。は、歯に響いてたまらん」
エツ子「い、いた」
百目「痛いモンモンモン」
真吾「…」
真吾「どうしたの?皆」
コハル「真吾は大丈夫なの?歯は」
真吾「ぜーんぜん。あ、なんだ百目。君まで」
百目「痛い、痛いんだモン。痛いモン」
エツ子「一日に三度は磨く私が歯痛になるなんて…いてて」
真吾「ん?」
テレビ『世界各国に広がった歯痛の猛威は、強まる一方でその原因も不定のまま、
遂に日本にも押し寄せ、各地に大パニックを起こしています。
全国の歯医者さんはてんてこ舞いですが、そのお医者さんもまた、歯痛に悩んでいます。
加えて、あ、いて…加えて今朝から東沢地区中心に謎の地震が…』
真吾「…」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
茂「なにもこんな時に地震まで。は、歯に響いてたまらん」
エツ子「い、いた」
百目「痛いモンモンモン」
真吾「…」
2018/05/01(火) 17:03:34.17ID:???
キリヒトの父「うわあ、いたーい!いたいたいたーい。あ、いたいぞう。いたたた。
いたーい」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
キリヒト「ママ、どうしましょう。地震の原因がうちのパパだなんて」
キリヒトの母「そんなこと大きな声で言うもんじゃありません。
近所の人に知られたらどうするんです。祈りましょう」
キリヒトの父「うわあ!痛いいたーい!おう!おう、おおう、おう」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「キリヒトくんのお父さんに憑りついた悪魔が、歯痛にかかって地震を起こしていたんだ。
このままでは町が潰れてしまう。メフィスト2世に急いで本物の壺を取って来させよう」
キリヒトの父「いたーい!いたーい!」
いたーい」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
キリヒト「ママ、どうしましょう。地震の原因がうちのパパだなんて」
キリヒトの母「そんなこと大きな声で言うもんじゃありません。
近所の人に知られたらどうするんです。祈りましょう」
キリヒトの父「うわあ!痛いいたーい!おう!おう、おおう、おう」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
真吾「キリヒトくんのお父さんに憑りついた悪魔が、歯痛にかかって地震を起こしていたんだ。
このままでは町が潰れてしまう。メフィスト2世に急いで本物の壺を取って来させよう」
キリヒトの父「いたーい!いたーい!」
2018/05/01(火) 17:10:00.24ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!」
2018/05/02(水) 16:18:45.68ID:???
メフィスト2世「親父(ずるずる)やっぱりラーメンは死神屋に限るな」
メフィスト老「出前が遅いのがたまにキズじゃ(ずるずる)」
真吾「もう、ラーメンなんか食べてる場合じゃないよ。
僕の友達のお父さんに、悪魔が憑りついて大変なことになってるんだ。
いいかい?この壺に刻まれた古代魔法文字によると」
メフィスト老・メフィスト2世「…」
メフィスト老「出前が遅いのがたまにキズじゃ(ずるずる)」
真吾「もう、ラーメンなんか食べてる場合じゃないよ。
僕の友達のお父さんに、悪魔が憑りついて大変なことになってるんだ。
いいかい?この壺に刻まれた古代魔法文字によると」
メフィスト老・メフィスト2世「…」
2018/05/02(水) 16:28:49.70ID:???
?「あ、それ!」
(ドン!)
?「あ、それ!」
(ドン!)
?「それ!」
(ドン!)
?「あ、それ!」
(ドン!)
?「おおう。もぐもぐもぐもぐ」
真吾『今から3000年ほど昔、古代インドにものすごい大食いの悪魔がいたんだ。
困った人々は、偉いお坊さんに頼んで、悪魔をこの壺の中に封じ込めたそうだ』 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
(ドン!)
?「あ、それ!」
(ドン!)
?「それ!」
(ドン!)
?「あ、それ!」
(ドン!)
?「おおう。もぐもぐもぐもぐ」
真吾『今から3000年ほど昔、古代インドにものすごい大食いの悪魔がいたんだ。
困った人々は、偉いお坊さんに頼んで、悪魔をこの壺の中に封じ込めたそうだ』 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
2018/05/02(水) 16:44:57.05ID:???
メフィスト老「うーむ、象人のことじゃな」
真吾「そうなんだ」
メフィスト2世「つまり、悪魔くんの友達の親父に憑りついた象人が、
歯痛にかかって暴れてるって訳か」
真吾「うん、とにかくキリヒトくんのお父さんから、象人を抜け出させて元の壺に戻さなきゃならない。
だから、空を飛べる君に、インドに行ってこれを取ってきて欲しいんだ」
メフィスト2世「おっとっと。親父だって飛べるぜ」
メフィスト老「わしゃまだ腰痛が治っとらん」
メフィスト2世「ああ、汚ね。汚ね。汚ね。汚ね」
真吾「メフィスト2世、君とは友達になったはずだ」
メフィスト2世「勝手に決めつけるな」
真吾「このままじゃ、キリヒトくんも可哀そうだし、町だって大変なんだ。
どうしても契約を結んでもらうからね」
メフィスト2世「だあ…」
真吾「(〜♪)」
メフィスト2世「だあー!」
真吾「…」
メフィスト2世「…く、ちぇっ、わ、分かったよ。契約すればいいんだろ?悪魔くん」
真吾「そうなんだ」
メフィスト2世「つまり、悪魔くんの友達の親父に憑りついた象人が、
歯痛にかかって暴れてるって訳か」
真吾「うん、とにかくキリヒトくんのお父さんから、象人を抜け出させて元の壺に戻さなきゃならない。
だから、空を飛べる君に、インドに行ってこれを取ってきて欲しいんだ」
メフィスト2世「おっとっと。親父だって飛べるぜ」
メフィスト老「わしゃまだ腰痛が治っとらん」
メフィスト2世「ああ、汚ね。汚ね。汚ね。汚ね」
真吾「メフィスト2世、君とは友達になったはずだ」
メフィスト2世「勝手に決めつけるな」
真吾「このままじゃ、キリヒトくんも可哀そうだし、町だって大変なんだ。
どうしても契約を結んでもらうからね」
メフィスト2世「だあ…」
真吾「(〜♪)」
メフィスト2世「だあー!」
真吾「…」
メフィスト2世「…く、ちぇっ、わ、分かったよ。契約すればいいんだろ?悪魔くん」
2018/05/02(水) 16:59:16.87ID:???
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
茂「い…」
百目「モン、モンモン」
コハル「ああ…」
茂「ああ、痛い」
百目「んー」
茂「い…」
百目「モン、モンモン」
コハル「ああ…」
茂「ああ、痛い」
百目「んー」
2018/05/02(水) 17:06:21.73ID:???
真吾「…」
メフィスト2世「悪魔くーん!」
真吾「?」
メフィスト2世「ほらよ」
真吾「思った通りだ。ん?」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
キリヒトの父「があー」
(ドーン!)
メフィスト2世「悪魔くーん!」
真吾「?」
メフィスト2世「ほらよ」
真吾「思った通りだ。ん?」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
キリヒトの父「があー」
(ドーン!)
2018/05/02(水) 17:23:38.37ID:???
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
キリヒトの父「…」
真吾「アブランソー、ボーゾー。出でよ、象人」
キリヒトの父「ああ、ああ、ああ…う、おお、おお、おお、おお!」
真吾「あ!」
象人「うおおい、ぞう」
(ドン!)
メフィスト2世「やった!早く象人をその壺に閉じ込めちまえよ」
真吾「うん!ちょ、ちょっと待ってくれ」
メフィスト2世「どうしたんだ、悪魔くん」
真吾「ここに封じ込めしもの、やがて魔界を率いし少年の、忠実なる12人のしもべとなろう」
メフィスト2世「魔界を率いる少年って悪魔くんのことだ。
ということは、悪魔くんに仕える12人のしもべ。まさか悪魔くん、象人が!」
真吾「西とはインドのこと。そして、小さな家とは壺。間違いない!象人こそ」
象人「わしはただご主人様を探そうとしただけだぞう」
真吾「君が探していたのは僕なんだ。象人、君は12使徒の一人なんだよ」
象人「んー?いたーい!痛い!痛い!」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
メフィスト2世「悪魔くん、こいつが12使徒の一人なら、ソロモンの笛で言うことを聞かせられるはずだ。これじゃたまんないぜ」
真吾「よし!」
象人「痛いぞう。いたーい」
真吾「(〜♪)」
象人「…。痛いぞう」
真吾「効かない」
象人「いたーい!」
真吾「メフィスト2世!」
キリヒトの父「…」
真吾「アブランソー、ボーゾー。出でよ、象人」
キリヒトの父「ああ、ああ、ああ…う、おお、おお、おお、おお!」
真吾「あ!」
象人「うおおい、ぞう」
(ドン!)
メフィスト2世「やった!早く象人をその壺に閉じ込めちまえよ」
真吾「うん!ちょ、ちょっと待ってくれ」
メフィスト2世「どうしたんだ、悪魔くん」
真吾「ここに封じ込めしもの、やがて魔界を率いし少年の、忠実なる12人のしもべとなろう」
メフィスト2世「魔界を率いる少年って悪魔くんのことだ。
ということは、悪魔くんに仕える12人のしもべ。まさか悪魔くん、象人が!」
真吾「西とはインドのこと。そして、小さな家とは壺。間違いない!象人こそ」
象人「わしはただご主人様を探そうとしただけだぞう」
真吾「君が探していたのは僕なんだ。象人、君は12使徒の一人なんだよ」
象人「んー?いたーい!痛い!痛い!」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
メフィスト2世「悪魔くん、こいつが12使徒の一人なら、ソロモンの笛で言うことを聞かせられるはずだ。これじゃたまんないぜ」
真吾「よし!」
象人「痛いぞう。いたーい」
真吾「(〜♪)」
象人「…。痛いぞう」
真吾「効かない」
象人「いたーい!」
真吾「メフィスト2世!」
2018/05/02(水) 17:34:07.66ID:???
メフィスト2世「全く悪魔使いが荒いぜ」
真吾「…いた!あそこだ!」
象人「痛い、痛いぞう。痛いぞう。いたーい」
真吾「ソロモンの笛が効かないってことは、やっぱり12使徒じゃなかったのかな」
メフィスト2世「第一歯痛にかかる悪魔なんて。ははははは」
象人「あー、痛いぞう」
真吾・メフィスト2世「?」
真吾「待てよ、確か相手が誰だろうと歯痛にしてしまう魔力を持った悪魔がいたはずだ」
真吾「…いた!あそこだ!」
象人「痛い、痛いぞう。痛いぞう。いたーい」
真吾「ソロモンの笛が効かないってことは、やっぱり12使徒じゃなかったのかな」
メフィスト2世「第一歯痛にかかる悪魔なんて。ははははは」
象人「あー、痛いぞう」
真吾・メフィスト2世「?」
真吾「待てよ、確か相手が誰だろうと歯痛にしてしまう魔力を持った悪魔がいたはずだ」
2018/05/02(水) 17:57:33.22ID:???
象人「痛い。いたーい。痛いぞう」
メフィスト2世「よし、魔力万能ドリル!えい、てやあ!」
象人「パオーン。ああ、ああ…うう」
(キュイイイイン)
真吾「あ!」
象人「いたーい。うわああん、いたーい」
歯痛菌「いててててて。いてててのこててて。いていてて」
真吾・メフィスト2世「ああ」
歯痛菌「いててててて」
メフィスト2世「あ、あの歯痛菌は。悪魔くん」
真吾「間違いない。歯痛殿下が魔力で操っているんだ」
象人「何だと!」
真吾「?」
象人「歯が痛くないぞう。ぐーふふふふ。今のやつが俺を歯痛にしていたのか。許さん!」
真吾・メフィスト2世「うわあーあ!」
象人「おー!」
真吾「うわ!…?」
メフィスト2世「俺の役目はもう終わったぜ。あとは一人でやれよ。じゃあな、悪魔くん」
真吾「あ、メフィスト2世!…!」
メフィスト2世「…」
メフィスト2世「よし、魔力万能ドリル!えい、てやあ!」
象人「パオーン。ああ、ああ…うう」
(キュイイイイン)
真吾「あ!」
象人「いたーい。うわああん、いたーい」
歯痛菌「いててててて。いてててのこててて。いていてて」
真吾・メフィスト2世「ああ」
歯痛菌「いててててて」
メフィスト2世「あ、あの歯痛菌は。悪魔くん」
真吾「間違いない。歯痛殿下が魔力で操っているんだ」
象人「何だと!」
真吾「?」
象人「歯が痛くないぞう。ぐーふふふふ。今のやつが俺を歯痛にしていたのか。許さん!」
真吾・メフィスト2世「うわあーあ!」
象人「おー!」
真吾「うわ!…?」
メフィスト2世「俺の役目はもう終わったぜ。あとは一人でやれよ。じゃあな、悪魔くん」
真吾「あ、メフィスト2世!…!」
メフィスト2世「…」
2018/05/02(水) 18:12:38.73ID:???
真吾「やっと見つけたぞ、歯痛殿下!」
歯痛殿下「ん?」
真吾「お前のおかげで僕の家族や友達が皆迷惑してるんだ!今すぐ歯痛菌を操る魔力を解くんだ!」
歯痛殿下「なーにを生意気な。いてーいてていてー」
真吾「うわあ、うわ!う、…うわっ!ふう…」
歯痛菌たち「いてー」
真吾「!」
歯痛殿下「ん?」
真吾「お前のおかげで僕の家族や友達が皆迷惑してるんだ!今すぐ歯痛菌を操る魔力を解くんだ!」
歯痛殿下「なーにを生意気な。いてーいてていてー」
真吾「うわあ、うわ!う、…うわっ!ふう…」
歯痛菌たち「いてー」
真吾「!」
2018/05/02(水) 18:19:45.19ID:???
メフィスト2世「しょうがねえなあ、本当に。それ!」
真吾「あ!」
歯痛殿下「いてーてててて。いてー」
真吾「あ!」
歯痛殿下「いてーてててて。いてー」
2018/05/02(水) 18:24:26.91ID:???
真吾「やっぱり来てくれたんだね。メフィスト2世」
メフィスト2世「そうじゃねえ。見ちゃいられなかっただけだ。
あれ?まだ追ってくる。しつこいやつらだ」
真吾「歯痛殿下をやっつけるしかないな。メフィスト2世、ここは頼んだよ」
メフィスト2世「分かった。任せときなって。魔力角砂糖ころりん」
歯痛菌たち「わーわー」
メフィスト2世「そうじゃねえ。見ちゃいられなかっただけだ。
あれ?まだ追ってくる。しつこいやつらだ」
真吾「歯痛殿下をやっつけるしかないな。メフィスト2世、ここは頼んだよ」
メフィスト2世「分かった。任せときなって。魔力角砂糖ころりん」
歯痛菌たち「わーわー」
2018/05/02(水) 18:25:56.75ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!」
2018/05/02(水) 18:33:53.56ID:???
幽子「ん?どうしたの?悪魔くん」
真吾「幽子、是非君に働いてもらいたいんだ」
幽子「あたしに出来るかしら」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋〜♪」
真吾「出来るさ!君の照魔鏡を使ってね」
幽子「…うふふ」
真吾「幽子、是非君に働いてもらいたいんだ」
幽子「あたしに出来るかしら」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋〜♪」
真吾「出来るさ!君の照魔鏡を使ってね」
幽子「…うふふ」
2018/05/02(水) 18:38:53.44ID:???
歯痛殿下「いてーててて。歯痛菌のやつら一体どこに行ったんだ?ん?」
2018/05/02(水) 18:52:17.28ID:???
歯痛殿下「ふふふ。可愛い子が眠っているぞ。チャンス。いてててー」
真吾「今だ!幽子!」
幽子「すーすー」
豆ユーレイ「ほんとに寝ちゃったよ〜ほら♪」
真吾「ええ!起きろ、幽子!」
歯痛殿下「うがあ」
メフィスト2世「うわあ、悪魔くん!早くしてくれー!」
象人「許さんぞう!」
(ドスン)
幽子「あ。あ、やだ!」
歯痛殿下「いてー」
(ピカーッ)
歯痛殿下「がが…いてー。いててて。ががが、ひい!いてててー」
幽子「…」
真吾「やったぞ。幽子の照魔鏡は、相手の魔力を跳ね返す力があるんだ!
いいかい?歯痛殿下。歯痛の苦しみが分かったなら、二度と出てくるんじゃないぞ!」
歯痛殿下「ぎゃあ、ぎゃあ、ぎゃあ…」
メフィスト2世「悪魔くーん!ん?」
真吾「今だ!幽子!」
幽子「すーすー」
豆ユーレイ「ほんとに寝ちゃったよ〜ほら♪」
真吾「ええ!起きろ、幽子!」
歯痛殿下「うがあ」
メフィスト2世「うわあ、悪魔くん!早くしてくれー!」
象人「許さんぞう!」
(ドスン)
幽子「あ。あ、やだ!」
歯痛殿下「いてー」
(ピカーッ)
歯痛殿下「がが…いてー。いててて。ががが、ひい!いてててー」
幽子「…」
真吾「やったぞ。幽子の照魔鏡は、相手の魔力を跳ね返す力があるんだ!
いいかい?歯痛殿下。歯痛の苦しみが分かったなら、二度と出てくるんじゃないぞ!」
歯痛殿下「ぎゃあ、ぎゃあ、ぎゃあ…」
メフィスト2世「悪魔くーん!ん?」
2018/05/02(水) 19:05:14.05ID:???
象人「わしは許さんぞう!」
真吾「やめるんだ、象人!」
象人「パオーン」
真吾「(〜♪)」
象人「やめてくれー」
メフィスト2世「あ、悪魔くん。これは」
真吾『歯痛菌は、歯痛殿下に操られていただけなんだ』
象人「うう」
真吾「やっぱり12使徒の一人だったんだね」
象人「悪魔くんがわしのご主人様」
真吾「よろしくね!でもあんまり無茶はいけないよ」
象人「わしもよろしくだぞう」
メフィスト2世「良かったな、悪魔くん。ただし、こいつにはこれからも苦労しそうだ」
幽子「見えない学校で一緒に勉強しようね」
象人「そうだぞう。そうだぞう」
メフィスト2世「ま、これで一件落着だな。百目のやつ、また遠慮なくご飯のおかわりするぞ」
真吾「はははははは」
メフィスト2世「はははははは、はははは」
幽子「ふふふふ、ふふふふ」
真吾「でも、どうして今になって歯痛殿下が地上に現れたんだろう」
真吾「やめるんだ、象人!」
象人「パオーン」
真吾「(〜♪)」
象人「やめてくれー」
メフィスト2世「あ、悪魔くん。これは」
真吾『歯痛菌は、歯痛殿下に操られていただけなんだ』
象人「うう」
真吾「やっぱり12使徒の一人だったんだね」
象人「悪魔くんがわしのご主人様」
真吾「よろしくね!でもあんまり無茶はいけないよ」
象人「わしもよろしくだぞう」
メフィスト2世「良かったな、悪魔くん。ただし、こいつにはこれからも苦労しそうだ」
幽子「見えない学校で一緒に勉強しようね」
象人「そうだぞう。そうだぞう」
メフィスト2世「ま、これで一件落着だな。百目のやつ、また遠慮なくご飯のおかわりするぞ」
真吾「はははははは」
メフィスト2世「はははははは、はははは」
幽子「ふふふふ、ふふふふ」
真吾「でも、どうして今になって歯痛殿下が地上に現れたんだろう」
2018/05/02(水) 19:10:13.47ID:???
ファウスト博士「見事じゃ、悪魔くん。
じゃがな、これからどんなすごい悪魔が現れてくるかわしでさえ想像もつかん。
じゃから一刻も早く残る12使徒を探し出すのじゃ」
じゃがな、これからどんなすごい悪魔が現れてくるかわしでさえ想像もつかん。
じゃから一刻も早く残る12使徒を探し出すのじゃ」
2018/05/05(土) 14:14:01.79ID:???
次回予告
真吾「12使徒を求めて南の島へ向かう僕たちの前に巨大な化けガラスが現れたんだ。
底なし沼に沈む家獣。
そしてカラス魂が僕と百目を襲う。
化けガラス!君は本当に12使徒の一人なのか?
次回の悪魔くんは、こうもり猫のワナ。
夢よ、届け君の心に」
『こうもり猫のワナ』
真吾「12使徒を求めて南の島へ向かう僕たちの前に巨大な化けガラスが現れたんだ。
底なし沼に沈む家獣。
そしてカラス魂が僕と百目を襲う。
化けガラス!君は本当に12使徒の一人なのか?
次回の悪魔くんは、こうもり猫のワナ。
夢よ、届け君の心に」
『こうもり猫のワナ』
2018/05/05(土) 14:18:27.09ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/05(土) 14:21:22.80ID:???
『こうもり猫のワナ』
2018/05/05(土) 14:28:42.33ID:???
ファウスト博士「おっほん。今日から新しく12使徒の一人として皆の仲間になった象人じゃ」
豆ユーレイ「どれどれ〜♪」
象人「よろしく頼むぞう」
家獣「バウバウバウ」
鳥乙女ナスカ「仲良くしましょうね」
ファウスト博士「よいか、象人。しっかり勉強して悪魔くんを助けるんじゃぞ」
象人「ぞい」
ファウスト博士「さてと、んん?こうもり猫はまたサボリか?」
豆ユーレイ「どれどれ〜♪」
象人「よろしく頼むぞう」
家獣「バウバウバウ」
鳥乙女ナスカ「仲良くしましょうね」
ファウスト博士「よいか、象人。しっかり勉強して悪魔くんを助けるんじゃぞ」
象人「ぞい」
ファウスト博士「さてと、んん?こうもり猫はまたサボリか?」
2018/05/05(土) 14:36:49.95ID:???
真吾「ぷはーっ。早く12使徒を見つけなきゃな」
こうもり猫「かーっ、ご大層に風呂にまでソロモンの笛を持って入っていやがらあ。
だが今に見てろ。そいつは必ず、俺さまが頂いてみせるからな。へっへへへ」
こうもり猫「かーっ、ご大層に風呂にまでソロモンの笛を持って入っていやがらあ。
だが今に見てろ。そいつは必ず、俺さまが頂いてみせるからな。へっへへへ」
2018/05/05(土) 14:48:38.18ID:???
真吾「おはよう」
茂「おはよう」
コハル「また徹夜で変な占いしてたんでしょ。全くもう、ちょっとは百目ちゃんを見習ったらどうなの」
真吾「百目がどうしたの?」
コハル「百目ちゃんなら早起きして、エツ子と一緒にとっくに学校行ったわよ」
真吾「学校へ行ったー!?」
茂「おはよう」
コハル「また徹夜で変な占いしてたんでしょ。全くもう、ちょっとは百目ちゃんを見習ったらどうなの」
真吾「百目がどうしたの?」
コハル「百目ちゃんなら早起きして、エツ子と一緒にとっくに学校行ったわよ」
真吾「学校へ行ったー!?」
2018/05/05(土) 14:50:47.62ID:???
真吾「(冗談じゃないよ。百目が学校に行ったりしたら、どんな騒ぎが起こるかしれないぞ)」
2018/05/05(土) 14:58:26.90ID:???
真吾「あっと、うわっ…。?」
男子A「百目くん、良かったらノートと鉛筆、僕のを貸してあげるよ」
百目「ありがとうだモン」
女子A「分からない問題があったら、私が教えてあげるからね。百目くん」
百目「ふふ、ふふふふふ」
真吾「(百目…)」
百目「あ、悪魔くん。おはようだモン」
真吾「あ…」
女子B「何あれ」
女子C「変わったぬいぐるみね」
百目「ボク百目だモン。よろしくだモン。ふっ」
(ピッ)
女子B・C「…」
女子B「可愛いー」
女子C「どっから来たのー?」
真吾「しょうがないやつだな」
男子A「百目くん、良かったらノートと鉛筆、僕のを貸してあげるよ」
百目「ありがとうだモン」
女子A「分からない問題があったら、私が教えてあげるからね。百目くん」
百目「ふふ、ふふふふふ」
真吾「(百目…)」
百目「あ、悪魔くん。おはようだモン」
真吾「あ…」
女子B「何あれ」
女子C「変わったぬいぐるみね」
百目「ボク百目だモン。よろしくだモン。ふっ」
(ピッ)
女子B・C「…」
女子B「可愛いー」
女子C「どっから来たのー?」
真吾「しょうがないやつだな」
2018/05/05(土) 15:08:19.98ID:???
百目「あっくまくん。ボク、悪魔くんの行ってる学校すっごく気に行っちゃったモン」
真吾「だけど、学校で魔力なんか使っちゃダメじゃないか」
百目「でも、友達いっぱい出来たモン」
真吾「百目!」
百目「!」
真吾「魔力でつくった友達なんて、本当の友達じゃないよ」
百目「だって…」
真吾「それに、君の魔力はもっと大切なことに使うべきだよ。
今の僕たちには、12使徒を見つけるっていう大切な仕事があるだろう。
君が学校へ行くのはそれからだ。いいね?」
百目「うん…」
真吾「だけど、学校で魔力なんか使っちゃダメじゃないか」
百目「でも、友達いっぱい出来たモン」
真吾「百目!」
百目「!」
真吾「魔力でつくった友達なんて、本当の友達じゃないよ」
百目「だって…」
真吾「それに、君の魔力はもっと大切なことに使うべきだよ。
今の僕たちには、12使徒を見つけるっていう大切な仕事があるだろう。
君が学校へ行くのはそれからだ。いいね?」
百目「うん…」
2018/05/05(土) 15:29:24.07ID:???
百目「はぁ…。ボクは明日も学校へ行きたいんだモン」
こうもり猫「いい方法を教えてやろうか?百目」
百目「こうもり猫!ふん!」
こうもり猫「あっ、そう?せっかくお前を学校へ行かせてやろうと思ったのになー。
ま、しょうがないか」
百目「待ってくれだモン。今の話は本当かモン?」
こうもり猫「聞きたい?」
百目「…う、うーん」
こうもり猫「あっ、そう。聞きたくない訳ね」
百目「待ってモン。聞きたいモン。ボクどうしても学校に行きたいんだモン」
こうもり猫「よーし、じゃあ教えてやるぜ。なーに簡単なことさ。
お前の魔力で、12使徒を見つけ出せればいいんだよ。
そうすりゃおめえ、その褒美に学校なんか。よっしゃーってなもんだ」
百目「そんなこと出来る訳ないモン」
こうもり猫「ところが、出来るんだよなー。実はな、俺さまは12使徒の一人がどこにいるか知ってるんだ」
百目「えー、本当かモン?」
こうもり猫「あー、本当だとも。だからな、それをお前の魔力で見つけたってことにするんだよ。
いいか?ひそひそひそ。ひそ、ひそ」
百目「わーい、わーい。これで学校行けるんだモン」
こうもり猫「へへへへ、単純なやつ」
こうもり猫「いい方法を教えてやろうか?百目」
百目「こうもり猫!ふん!」
こうもり猫「あっ、そう?せっかくお前を学校へ行かせてやろうと思ったのになー。
ま、しょうがないか」
百目「待ってくれだモン。今の話は本当かモン?」
こうもり猫「聞きたい?」
百目「…う、うーん」
こうもり猫「あっ、そう。聞きたくない訳ね」
百目「待ってモン。聞きたいモン。ボクどうしても学校に行きたいんだモン」
こうもり猫「よーし、じゃあ教えてやるぜ。なーに簡単なことさ。
お前の魔力で、12使徒を見つけ出せればいいんだよ。
そうすりゃおめえ、その褒美に学校なんか。よっしゃーってなもんだ」
百目「そんなこと出来る訳ないモン」
こうもり猫「ところが、出来るんだよなー。実はな、俺さまは12使徒の一人がどこにいるか知ってるんだ」
百目「えー、本当かモン?」
こうもり猫「あー、本当だとも。だからな、それをお前の魔力で見つけたってことにするんだよ。
いいか?ひそひそひそ。ひそ、ひそ」
百目「わーい、わーい。これで学校行けるんだモン」
こうもり猫「へへへへ、単純なやつ」
2018/05/05(土) 15:35:13.55ID:???
真吾「ほんとかい!12使徒がぶらぶら島に!?よく分かったな」
百目「うん、こうもり…あっ、ボクの魔力なんだモン」
真吾「見直したよ、百目。よし、タロットカードで確かめてみよう」
百目「ボクも頑張るんだモン」
百目「うん、こうもり…あっ、ボクの魔力なんだモン」
真吾「見直したよ、百目。よし、タロットカードで確かめてみよう」
百目「ボクも頑張るんだモン」
2018/05/05(土) 15:37:06.47ID:???
百目「……」
2018/05/05(土) 15:44:39.33ID:???
こうもり猫「こんにちはー。埋れ木真吾さんいらっしゃいますかー?」
真吾「ん?」
こうもり猫「こんにちはー」
真吾「はーい、どなたですかー」
こうもり猫「へへ」
真吾「あれ?んー」
真吾「ん?」
こうもり猫「こんにちはー」
真吾「はーい、どなたですかー」
こうもり猫「へへ」
真吾「あれ?んー」
2018/05/05(土) 15:51:59.42ID:???
こうもり猫「へへへ。こうして、んでもってこうして。あ、ちょちょいのちょいとくらあ。お?」
真吾「全く。いたずらなんかに付き合ってる暇ないんだよな。さてと。
待ち人、南にあり。黒い翼を持つ鳥?
うーん、とにかく場所は百目の言っていたぶらぶら島のことに違いないぞ。よし」
真吾「全く。いたずらなんかに付き合ってる暇ないんだよな。さてと。
待ち人、南にあり。黒い翼を持つ鳥?
うーん、とにかく場所は百目の言っていたぶらぶら島のことに違いないぞ。よし」
2018/05/05(土) 15:57:46.41ID:???
真吾「えい」
百目「モン」
真吾「助かったよ、百目。あとは急いで12使徒を見つけ出すんだ。
でも南の島となると僕たちを運べる悪魔が必要だな」
百目「モン」
真吾「助かったよ、百目。あとは急いで12使徒を見つけ出すんだ。
でも南の島となると僕たちを運べる悪魔が必要だな」
2018/05/05(土) 16:03:24.22ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!出でよ、家獣!」
家獣「バウー」
真吾「家獣、ぶらぶら島まで頼むよ」
家獣「バウー」
こうもり猫「へっへへ。あっさり引っかかりやがったぜ。おっとこうしちゃいられねえ」
家獣「バウー」
真吾「家獣、ぶらぶら島まで頼むよ」
家獣「バウー」
こうもり猫「へっへへ。あっさり引っかかりやがったぜ。おっとこうしちゃいられねえ」
2018/05/05(土) 16:12:41.01ID:???
エツ子「メ、フィ、スト、2世?変な名前。お兄ちゃんなら出かけてるわ。
へへへへ。当分戻らないんじゃないかしら」
メフィスト2世「ちぇ、たまには息抜きに遊び相手にでもなってやろうと思ったのにな」
エツ子「じゃあお兄ちゃんの代わりに、私の遊び相手になって」
メフィスト2世「え!え、い、いや。それは」
エツ子「照れたりして可愛い。さ、いらっしゃいよ」
メフィスト2世「おっと、冗談じゃないぜ。あばよ!」
エツ子「…」
コハル「エツ子ー、ラーメン出来たわよー」
メフィスト2世「ラーメンですか?」
へへへへ。当分戻らないんじゃないかしら」
メフィスト2世「ちぇ、たまには息抜きに遊び相手にでもなってやろうと思ったのにな」
エツ子「じゃあお兄ちゃんの代わりに、私の遊び相手になって」
メフィスト2世「え!え、い、いや。それは」
エツ子「照れたりして可愛い。さ、いらっしゃいよ」
メフィスト2世「おっと、冗談じゃないぜ。あばよ!」
エツ子「…」
コハル「エツ子ー、ラーメン出来たわよー」
メフィスト2世「ラーメンですか?」
2018/05/05(土) 16:27:23.77ID:???
メフィスト2世「(ずるずるずる)うめー、こんなうめえラーメン悪魔界でもざらにはねえや」
茂「悪魔?」
メフィスト2世「え、え、いやその。(ずるずるずる)
とにかく、悪魔くんの母ちゃんがラーメンづくりの名人だとは知らなかったなー」
コハル「まあお上手ねー。よかったらいつでもいらっしゃい。ご馳走してあげるわよ」
メフィスト2世「やったー。じゃあ、おかわり」
茂「悪魔?」
メフィスト2世「え、え、いやその。(ずるずるずる)
とにかく、悪魔くんの母ちゃんがラーメンづくりの名人だとは知らなかったなー」
コハル「まあお上手ねー。よかったらいつでもいらっしゃい。ご馳走してあげるわよ」
メフィスト2世「やったー。じゃあ、おかわり」
2018/05/05(土) 16:39:29.19ID:???
船員「いやあ、絶好の航海日和ですねー、船長」
船長「ああ、しかし最近このぶらぶら島あたりで、
相次いで船が行方不明になるという事件が発生しているというぞ」
船員「化け物でも出るんですかね」
船長「ん?あれは」
船長「ああ、しかし最近このぶらぶら島あたりで、
相次いで船が行方不明になるという事件が発生しているというぞ」
船員「化け物でも出るんですかね」
船長「ん?あれは」
2018/05/05(土) 16:46:59.81ID:???
船長・船員「ああ、これは」
船員「ほんとに出たー」
船長・船員「ああ…」
船員「ほんとに出たー」
船長・船員「ああ…」
2018/05/05(土) 17:08:18.32ID:???
こうもり猫「いやー、いつもながら見事なお手並みでやんすね、先生」
化けガラス「へ、こうもり猫か」
こうもり猫「まあ、しかし言わせてもらっちゃなんですが、たかが船の一隻や二隻。
いかにも相手がせこいんすよねー」
化けガラス「何だと!だったらお前はもっと手強い相手を知ってるとでもいうのか!」
こうもり猫「まあね。実は人間のくせに見えない学校を優秀な成績で卒業した悪魔くんっていう小僧がいましてね。
なんと、こいつが悪魔界を乗っ取ろうとしてやがるんでやんすよ」
化けガラス「なに?人間のガキのくせにか」
こうもり猫「しかも、その悪魔くんが家獣っていうばかでかい悪魔野郎を連れてるんです。
これじゃいくら先生でも無理かなー。なんてね」
化けガラス「バカ言え!いいか?俺さまも相手が強ければ強いほど腕が鳴るってもんだ」
こうもり猫「おっと、噂をすればなんとやら。悪魔くんたちが来ましたよ。
こりゃ、偶然だなー。どうします?先生」
化けガラス「よーし、俺さまの腕前を見せてやるぜ。楽しみにしてな」
こうもり猫「へっ」
化けガラス「へ、こうもり猫か」
こうもり猫「まあ、しかし言わせてもらっちゃなんですが、たかが船の一隻や二隻。
いかにも相手がせこいんすよねー」
化けガラス「何だと!だったらお前はもっと手強い相手を知ってるとでもいうのか!」
こうもり猫「まあね。実は人間のくせに見えない学校を優秀な成績で卒業した悪魔くんっていう小僧がいましてね。
なんと、こいつが悪魔界を乗っ取ろうとしてやがるんでやんすよ」
化けガラス「なに?人間のガキのくせにか」
こうもり猫「しかも、その悪魔くんが家獣っていうばかでかい悪魔野郎を連れてるんです。
これじゃいくら先生でも無理かなー。なんてね」
化けガラス「バカ言え!いいか?俺さまも相手が強ければ強いほど腕が鳴るってもんだ」
こうもり猫「おっと、噂をすればなんとやら。悪魔くんたちが来ましたよ。
こりゃ、偶然だなー。どうします?先生」
化けガラス「よーし、俺さまの腕前を見せてやるぜ。楽しみにしてな」
こうもり猫「へっ」
2018/05/05(土) 17:12:26.58ID:???
真吾「見えたぞ。あれがぶらぶら島だ」
百目「なんだか気味が悪い島なんだモン」
百目「なんだか気味が悪い島なんだモン」
2018/05/05(土) 17:23:32.36ID:???
真吾「おじいさーん」
おじいさん「はいはい」
真吾「この辺に黒い翼を持つ鳥がいるの知りませんか?」
おじいさん「おー、それならあの木を目指して行くがよい」
真吾「木?ありがとう、おじいさん」
おじいさん「なんのなんの。お気をつけなされや」
化けガラス「ふふふふふ。家獣とかいう悪魔さえ動けなくなればこっちのもんだ。ふふふふ」
おじいさん「はいはい」
真吾「この辺に黒い翼を持つ鳥がいるの知りませんか?」
おじいさん「おー、それならあの木を目指して行くがよい」
真吾「木?ありがとう、おじいさん」
おじいさん「なんのなんの。お気をつけなされや」
化けガラス「ふふふふふ。家獣とかいう悪魔さえ動けなくなればこっちのもんだ。ふふふふ」
2018/05/05(土) 17:43:16.84ID:???
真吾「あれだ」
真吾・百目「わあ」
真吾「どうしたんだ、家獣」
家獣「バ、バッバ、バウー。バウー。バ、バ、バ、バウー」
百目「底なし沼だモン」
真吾・百目「うわ!」
百目「あー」
真吾「うわ。あー、大丈夫かい?百目」
百目「あ、悪魔くん」
真吾「あれは確か化けガラス。黒い翼を持つ鳥だ」
百目「じゃあ、あれが?」
真吾「化けガラスー!君は12使徒の一人なんだ。僕たちと君とは仲間なんだよー」
百目「助けてくれだモーン」
真吾「聞こえないのか。そうだ。化けガラスが12使徒なら、ソロモンの笛で僕の頼みを聞いてくれるはずだ。
(〜♪)
ありがとう、あとは家獣を頼む」
家獣「バウー」
真吾「家獣!
どうしたんだ!引き返すんだ、化けガラス!」
真吾・百目「わあ」
真吾「どうしたんだ、家獣」
家獣「バ、バッバ、バウー。バウー。バ、バ、バ、バウー」
百目「底なし沼だモン」
真吾・百目「うわ!」
百目「あー」
真吾「うわ。あー、大丈夫かい?百目」
百目「あ、悪魔くん」
真吾「あれは確か化けガラス。黒い翼を持つ鳥だ」
百目「じゃあ、あれが?」
真吾「化けガラスー!君は12使徒の一人なんだ。僕たちと君とは仲間なんだよー」
百目「助けてくれだモーン」
真吾「聞こえないのか。そうだ。化けガラスが12使徒なら、ソロモンの笛で僕の頼みを聞いてくれるはずだ。
(〜♪)
ありがとう、あとは家獣を頼む」
家獣「バウー」
真吾「家獣!
どうしたんだ!引き返すんだ、化けガラス!」
2018/05/05(土) 17:59:04.26ID:???
百目「わあ」
真吾「あっ、いってー。荒っぽいやつだな。これが化けガラスの巣か」
百目「あー、小さくなったんだモン」
真吾「化けガラスの正体は、烏人といって、300年生きたカラスが変身の術を覚え、
さらに300年生きて魔力が使えるようになったんだ。
あ、でも、どうして僕の言うことを聞いてくれなかったんだい?家獣も君の仲間なんだよ」
化けガラス「この俺がお前たちと仲間だと?はははー。何を寝ぼけたこと言ってやがる。
俺はな、自分より強い相手を倒すのが生き甲斐なんだよ。やっと手に入れたこの魔力を使ってな」
真吾「じゃあ、君は12使徒じゃないのか。だって、僕のタロットカード占いじゃ。それに百目の話だと」
百目「だって、こうもり猫が教えてくれたんだモン。
ボクの魔力で手柄を立てたら学校へ行けるって。ボク、学校へ行きたかったんだモン」
真吾「なんだって!百目!」
真吾「あっ、いってー。荒っぽいやつだな。これが化けガラスの巣か」
百目「あー、小さくなったんだモン」
真吾「化けガラスの正体は、烏人といって、300年生きたカラスが変身の術を覚え、
さらに300年生きて魔力が使えるようになったんだ。
あ、でも、どうして僕の言うことを聞いてくれなかったんだい?家獣も君の仲間なんだよ」
化けガラス「この俺がお前たちと仲間だと?はははー。何を寝ぼけたこと言ってやがる。
俺はな、自分より強い相手を倒すのが生き甲斐なんだよ。やっと手に入れたこの魔力を使ってな」
真吾「じゃあ、君は12使徒じゃないのか。だって、僕のタロットカード占いじゃ。それに百目の話だと」
百目「だって、こうもり猫が教えてくれたんだモン。
ボクの魔力で手柄を立てたら学校へ行けるって。ボク、学校へ行きたかったんだモン」
真吾「なんだって!百目!」
2018/05/05(土) 18:23:20.89ID:???
真吾「うわあ、ああー!」
こうもり猫「こいつはもらってくぜい」
真吾「こうもり猫!」
百目「ひえー」
真吾「なんだこれは」
化けガラス「みんなカラスの魂さ。間もなくお前たちはそいつらに憑りつかれて、カラスになるんだ。
あいつらのようにな」
こうもり猫「へへへへ、へへへへ」
真吾「え?そうか。このカラスたちは化けガラスが襲った人間なんだ」
百目「ボクたちもこうなるのかモン。ああ」
真吾「あ、やめろ」
こうもり猫「ははは。悪く思うなよ、悪魔くん。俺はこいつさえあれば、
お前のために無駄働きさせられずに済むし、
何といっても俺をなめてやがる12使徒の連中をみんなまとめて」
こうもり猫「こいつはもらってくぜい」
真吾「こうもり猫!」
百目「ひえー」
真吾「なんだこれは」
化けガラス「みんなカラスの魂さ。間もなくお前たちはそいつらに憑りつかれて、カラスになるんだ。
あいつらのようにな」
こうもり猫「へへへへ、へへへへ」
真吾「え?そうか。このカラスたちは化けガラスが襲った人間なんだ」
百目「ボクたちもこうなるのかモン。ああ」
真吾「あ、やめろ」
こうもり猫「ははは。悪く思うなよ、悪魔くん。俺はこいつさえあれば、
お前のために無駄働きさせられずに済むし、
何といっても俺をなめてやがる12使徒の連中をみんなまとめて」
2018/05/05(土) 18:29:48.19ID:???
こうもり猫「今日からこのこうもり猫さまが見えない学校のボスだー」
2018/05/05(土) 18:51:36.23ID:???
こうもり猫「はっはははは。ファウスト博士は、何だか屁理屈言ってやがったが、
この俺だってこんな笛ぐらい」
真吾「無駄だ、こうもり猫」
百目「ソロモンの笛は一万年に一人現れる悪魔くんにしか絶対に吹けないんだモン」
こうもり猫「うるせー。根性で吹いてやる」
化けガラス「このやろ!」
こうもり猫「あ、何すんだよ」
化けガラス「ふ、なめるんじゃねえぜ。こうもり猫。
悪魔くんなんて大したこともねえくせに、俺さまを利用しようとしやがって。
けっ、こうもりガラスにでもなりやがれ」
こうもり猫「なにを!このバカガラス!ったく、悪魔の風上にも置けねえ野郎だ。ね、悪魔くん」
真吾「そうか。百目に嘘を教えたのも、タロットカードに何か細工したのも、
ソロモンの笛を奪うために僕をおびき出そうとしたお前の仕業だったんだな」
こうもり猫「うわー、ほんのつい出来心ってやつで、ごめんなさーい」
百目「悪魔くん…」
カラスたち「カァーカァー」
真吾「とにかく今のうちにここから抜け出さなきゃ。それに家獣のことも心配だ」
こうもり猫「ああ、う。なんだこりゃ。あ、やだ、やだよ。カラスになるなんて」
百目「ボクもやだモン」
真吾「待てよ」
この俺だってこんな笛ぐらい」
真吾「無駄だ、こうもり猫」
百目「ソロモンの笛は一万年に一人現れる悪魔くんにしか絶対に吹けないんだモン」
こうもり猫「うるせー。根性で吹いてやる」
化けガラス「このやろ!」
こうもり猫「あ、何すんだよ」
化けガラス「ふ、なめるんじゃねえぜ。こうもり猫。
悪魔くんなんて大したこともねえくせに、俺さまを利用しようとしやがって。
けっ、こうもりガラスにでもなりやがれ」
こうもり猫「なにを!このバカガラス!ったく、悪魔の風上にも置けねえ野郎だ。ね、悪魔くん」
真吾「そうか。百目に嘘を教えたのも、タロットカードに何か細工したのも、
ソロモンの笛を奪うために僕をおびき出そうとしたお前の仕業だったんだな」
こうもり猫「うわー、ほんのつい出来心ってやつで、ごめんなさーい」
百目「悪魔くん…」
カラスたち「カァーカァー」
真吾「とにかく今のうちにここから抜け出さなきゃ。それに家獣のことも心配だ」
こうもり猫「ああ、う。なんだこりゃ。あ、やだ、やだよ。カラスになるなんて」
百目「ボクもやだモン」
真吾「待てよ」
2018/05/05(土) 18:55:35.27ID:???
化けガラス「へへへ。家獣の野郎も一貫の終わりって訳か」
2018/05/05(土) 18:59:22.30ID:???
真吾「百目、やってみるんだ」
百目「モンモンモンモンモーン!」
(ピカッ)
真吾「…っ」
こうもり猫「ああー」
真吾「思った通り!人間の人魂と同じで、光に弱いんだ。よし、今のうちにみんな」
百目「モンモンモンモンモーン!」
(ピカッ)
真吾「…っ」
こうもり猫「ああー」
真吾「思った通り!人間の人魂と同じで、光に弱いんだ。よし、今のうちにみんな」
2018/05/05(土) 19:01:15.77ID:???
真吾「さあ、こうもり猫。頼むよ」
こうもり猫「よいしょ、よいしょ。あー」
こうもり猫「よいしょ、よいしょ。あー」
2018/05/05(土) 19:18:39.26ID:???
化けガラス「バカめー。俺さまから逃げられるとでも思っていやがるのか!」
こうもり猫「あ?」
百目「あー」
真吾「急げ、こうもり猫」
こうもり猫「あー、そう簡単に言うけどね」
化けガラス「はーはは」
百目「わー」
こうもり猫「来たー」
化けガラス「ぐわー」
こうもり猫「たーすけてー」
百目「うわ」
こうもり猫「よいしょ」
化けガラス「おらおら」
真吾「うわ、ああ、ああ、ああ、おっと、ああ」
百目「あーうわー、あー」
こうもり猫「ほんとによいしょだぜ」
化けガラス「ぐわあ」
家獣「バーウー」
化けガラス「生きていやがったのか。けっ」
家獣「バウ、バウー」
真吾「家獣無事だったんだね」
百目「良かったんだモン」
化けガラス「は、離しやがれ」
家獣「バウー」
こうもり猫「あー、もうダメだ」
真吾・百目「うわあ、ああー」
こうもり猫「あ?」
百目「あー」
真吾「急げ、こうもり猫」
こうもり猫「あー、そう簡単に言うけどね」
化けガラス「はーはは」
百目「わー」
こうもり猫「来たー」
化けガラス「ぐわー」
こうもり猫「たーすけてー」
百目「うわ」
こうもり猫「よいしょ」
化けガラス「おらおら」
真吾「うわ、ああ、ああ、ああ、おっと、ああ」
百目「あーうわー、あー」
こうもり猫「ほんとによいしょだぜ」
化けガラス「ぐわあ」
家獣「バーウー」
化けガラス「生きていやがったのか。けっ」
家獣「バウ、バウー」
真吾「家獣無事だったんだね」
百目「良かったんだモン」
化けガラス「は、離しやがれ」
家獣「バウー」
こうもり猫「あー、もうダメだ」
真吾・百目「うわあ、ああー」
2018/05/05(土) 19:21:47.68ID:???
真吾「さすがに家獣でも一人では無理だな。よし、鳥には鳥だ」
2018/05/05(土) 19:29:16.70ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。出でよ、鳥乙女!
鳥乙女、家獣の応援を頼む」
鳥乙女ナスカ「でも悪魔くん。化けガラスは一筋縄ではいかないわよ」
真吾「うん、僕に考えがあるんだ」
鳥乙女、家獣の応援を頼む」
鳥乙女ナスカ「でも悪魔くん。化けガラスは一筋縄ではいかないわよ」
真吾「うん、僕に考えがあるんだ」
2018/05/05(土) 19:50:51.85ID:???
家獣「バ、バウー」
化けガラス「おっと、おりゃ!」
家獣「バウー」
化けガラス「へへへ、どんなもんだい。おりゃ!」
家獣「バウ」
百目「うわ、あー、あー」
こうもり猫「うわうわうわうわ」
真吾「鳥乙女!うっ」
鳥乙女ナスカ「せっかくの魔力を悪いことに使うなんて、同じ鳥として許せない」
化けガラス「なんだと小娘が!くらえ!」
鳥乙女ナスカ「魔力ハリケーン!」
真吾「今だ、家獣!すべての窓ガラスを使って、太陽熱を集め反射するんだ」
家獣「バウー」
化けガラス「おっと、おりゃ!」
家獣「バウー」
化けガラス「へへへ、どんなもんだい。おりゃ!」
家獣「バウ」
百目「うわ、あー、あー」
こうもり猫「うわうわうわうわ」
真吾「鳥乙女!うっ」
鳥乙女ナスカ「せっかくの魔力を悪いことに使うなんて、同じ鳥として許せない」
化けガラス「なんだと小娘が!くらえ!」
鳥乙女ナスカ「魔力ハリケーン!」
真吾「今だ、家獣!すべての窓ガラスを使って、太陽熱を集め反射するんだ」
家獣「バウー」
2018/05/05(土) 19:58:36.81ID:???
家獣「ウー」
鳥乙女ナスカ「…っ!」
化けガラス「くそ」
家獣「ウー」
鳥乙女ナスカ「(家獣、早く)」
家獣「ウー」
化けガラス「こ、こしゃくな真似を」
鳥乙女ナスカ「家獣!」
家獣「バウー」
化けガラス「うわー!熱いー!」
鳥乙女ナスカ「…っ!」
化けガラス「くそ」
家獣「ウー」
鳥乙女ナスカ「(家獣、早く)」
家獣「ウー」
化けガラス「こ、こしゃくな真似を」
鳥乙女ナスカ「家獣!」
家獣「バウー」
化けガラス「うわー!熱いー!」
2018/05/05(土) 20:04:27.81ID:???
こうもり猫「なるほど。真っ黒けの体が熱を吸収するって訳だ。
さすが悪魔くん。大先生。あ、よいしょ!」
真吾「よし、化けガラス。潔く負けを認めるんだ」
化けガラス「わ、わ、分かった。俺が悪かった」
真吾「鳥乙女。助けてやってくれ」
鳥乙女ナスカ「いいわ。スピンハリケーン!」
化けガラス「うわー、…」
さすが悪魔くん。大先生。あ、よいしょ!」
真吾「よし、化けガラス。潔く負けを認めるんだ」
化けガラス「わ、わ、分かった。俺が悪かった」
真吾「鳥乙女。助けてやってくれ」
鳥乙女ナスカ「いいわ。スピンハリケーン!」
化けガラス「うわー、…」
2018/05/05(土) 20:08:54.95ID:???
真吾「いいかい?烏人。これに懲りたら二度と悪さをするんじゃないよ。
もう一度元のカラスに戻って、修行し直すんだね」
化けガラス「俺の負けだ。悪魔くん。
どうも。カァーカァー。カァーカァー」
こうもり猫「ん?あ、助かったー。よいしょ」
もう一度元のカラスに戻って、修行し直すんだね」
化けガラス「俺の負けだ。悪魔くん。
どうも。カァーカァー。カァーカァー」
こうもり猫「ん?あ、助かったー。よいしょ」
2018/05/05(土) 20:10:05.76ID:???
船員「あ、ああ?」
船長「ん?夢か」
船長「ん?夢か」
2018/05/05(土) 20:17:38.08ID:???
鳥乙女ナスカ「あんたのこと、絶対ファウスト博士に言いつけてやるから」
こうもり猫「え!そ、それだけはご勘弁を。鳥乙女大先生。あ、よいしょ!」
百目「ごめんだモン。悪魔くん、家獣」
家獣「バウー」
百目「ボクもう学校なんて行かなくていいモン」
真吾「嘘だろ?百目。ほんとは行きたいくせに。
よし、じゃあ12使徒を見つけるために、君もうんと協力するって約束してくれるなら」
百目「学校行っていいのかモン?悪魔くん」
真吾「ただし、学校で魔力を使いすぎちゃいけないよ」
百目「わーい、やったモーン」
こうもり猫「え!そ、それだけはご勘弁を。鳥乙女大先生。あ、よいしょ!」
百目「ごめんだモン。悪魔くん、家獣」
家獣「バウー」
百目「ボクもう学校なんて行かなくていいモン」
真吾「嘘だろ?百目。ほんとは行きたいくせに。
よし、じゃあ12使徒を見つけるために、君もうんと協力するって約束してくれるなら」
百目「学校行っていいのかモン?悪魔くん」
真吾「ただし、学校で魔力を使いすぎちゃいけないよ」
百目「わーい、やったモーン」
2018/05/05(土) 20:33:01.08ID:???
メフィスト2世「はは。学校へ駆けつけたのはいいけど、宿題忘れてたのか。
そういえば、見えない学校でもこうもり猫が廊下に立たされてるって噂だぜ」
百目「嬉しいんだモン。ボク立たされても学校大好きなんだモン」
真吾「はーあ」
メフィスト2世「ははははははははははは、はははははは、ははは」
百目「ふふふふふ、ふふふ、ふふふふふ、ふふふ」
そういえば、見えない学校でもこうもり猫が廊下に立たされてるって噂だぜ」
百目「嬉しいんだモン。ボク立たされても学校大好きなんだモン」
真吾「はーあ」
メフィスト2世「ははははははははははは、はははははは、ははは」
百目「ふふふふふ、ふふふ、ふふふふふ、ふふふ」
2018/05/07(月) 16:19:32.02ID:???
真吾「不思議な瓶を持った女の子が現れたんだ。
すると、大人たちが突然酔っ払いだして、町中が大騒ぎになってしまうんだ。
タロット占いに出た、お酒、変身、虎。
何か関係があるのだろうか。
悪魔くん。怒りの変身、怪虎の出現!!
夢よ、届け君の心に」
『怒りの変身、怪虎の出現!!』
すると、大人たちが突然酔っ払いだして、町中が大騒ぎになってしまうんだ。
タロット占いに出た、お酒、変身、虎。
何か関係があるのだろうか。
悪魔くん。怒りの変身、怪虎の出現!!
夢よ、届け君の心に」
『怒りの変身、怪虎の出現!!』
2018/05/07(月) 16:21:35.65ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/07(月) 16:22:43.73ID:???
『怒りの変身、妖虎の出現!!』
2018/05/07(月) 16:34:37.45ID:???
茂「う、うわ、ああ。ふう、へへへい」
乗客たち「うわ!」
茂「えへへへへへへ」
乗客たち「?」
茂「ばんざーい!やったぞー」
町中の人たち「!」「なに」「がやがや」
たばこ屋のおばさん「ん!?ひえー」
(ガラガラ)
茂「うわー、おばさん。電話貸してね」
乗客たち「うわ!」
茂「えへへへへへへ」
乗客たち「?」
茂「ばんざーい!やったぞー」
町中の人たち「!」「なに」「がやがや」
たばこ屋のおばさん「ん!?ひえー」
(ガラガラ)
茂「うわー、おばさん。電話貸してね」
2018/05/07(月) 16:41:53.50ID:???
コハル「はいはい、もしもし。埋れ木でございます。なんだ。あなたなの」
茂「へへへへへ。やったぞ。久しぶりの連載を取ったぞ」
コハル「まあ、すごい。今度こそ夢じゃないのね」
茂「うん、夢じゃない。今夜からバリバリ書くぞ。第一回目の原稿をすぐに入れなきゃならないんだ」
コハル「そうよ。浮かれてお酒なんて飲んで帰って来ちゃダメよ。仕事仕事」
茂「へへへへへ。やったぞ。久しぶりの連載を取ったぞ」
コハル「まあ、すごい。今度こそ夢じゃないのね」
茂「うん、夢じゃない。今夜からバリバリ書くぞ。第一回目の原稿をすぐに入れなきゃならないんだ」
コハル「そうよ。浮かれてお酒なんて飲んで帰って来ちゃダメよ。仕事仕事」
2018/05/07(月) 16:56:43.26ID:???
茂「これで、うちの連中も僕のこと見直すだろ。ここんとこ完全に粗大ゴミ扱いだったからなあ」
少女「あのー」
茂「ん?何か僕に用?」
少女「お酒を買ってくれませんか?」
茂「お酒。ごく。ううわー、ダメだダメだ。お酒なんか飲んだら仕事にならなくなっちゃう」
少女「そうですか。このお酒を買ってもらえないと、病気の母の薬代がないんです。うう…」
茂「ああ。うーん、今日は連載が決まったおめでたい日だし、人助けということも。ま、いいか」
少女「一本5000円です」
茂「5000円!?」
少女「とっても美味しいんです」
茂「んん!ひいふうみいっと。ああ、じゃあ一本頂こうか」
少女「ふふ。ありがとうございます」
茂「ん?面白い形の瓶だな」
少女「どうぞ試しに飲んでみてください」
茂「ああ、じゃちょっとだけ。えーっと、おー…う」
少女「あのー」
茂「ん?何か僕に用?」
少女「お酒を買ってくれませんか?」
茂「お酒。ごく。ううわー、ダメだダメだ。お酒なんか飲んだら仕事にならなくなっちゃう」
少女「そうですか。このお酒を買ってもらえないと、病気の母の薬代がないんです。うう…」
茂「ああ。うーん、今日は連載が決まったおめでたい日だし、人助けということも。ま、いいか」
少女「一本5000円です」
茂「5000円!?」
少女「とっても美味しいんです」
茂「んん!ひいふうみいっと。ああ、じゃあ一本頂こうか」
少女「ふふ。ありがとうございます」
茂「ん?面白い形の瓶だな」
少女「どうぞ試しに飲んでみてください」
茂「ああ、じゃちょっとだけ。えーっと、おー…う」
2018/05/07(月) 17:09:06.84ID:???
百目「うーん、パパさん遅いんだモン」
コハル「しょうがない人ね。結婚以来15年一度も約束守ったことがないんだから。
百目ちゃん、お夜食出来たから真吾呼んできてちょうだい」
百目「はーいだモン。ん、はは」
コハル「しょうがない人ね。結婚以来15年一度も約束守ったことがないんだから。
百目ちゃん、お夜食出来たから真吾呼んできてちょうだい」
百目「はーいだモン。ん、はは」
2018/05/07(月) 17:18:15.05ID:???
真吾「ん?何か変なのが出たぞ。
酒に、色の変化、虎の力?うーん、なんだこれは」
百目「悪魔くん、ラーメンタイムだモン」
真吾「うん、今行くよ」
酒に、色の変化、虎の力?うーん、なんだこれは」
百目「悪魔くん、ラーメンタイムだモン」
真吾「うん、今行くよ」
2018/05/07(月) 17:27:42.23ID:???
真吾「酒、色の変化…」
真吾・百目「あー!」
真吾「メフィスト2世!」
メフィスト2世「いやー、邪魔してるぜ」
百目「ああ、もう!これはボクと悪魔くんの分だモン!」
メフィスト2世「どこにも名前なんか書いてなかったぜ。インスタントにしてはまあまあだな」
百目「やっぱり日本一はママさんの手作りラーメンだモン」
メフィスト2世「そうそう、あれは美味かったな」
真吾「あーあ。あ。
はい、埋れ木です。ええ!父さんが酔っぱらって騒いでる?あ、わ、分かりました。
すぐ迎えに行きます」
真吾・百目「あー!」
真吾「メフィスト2世!」
メフィスト2世「いやー、邪魔してるぜ」
百目「ああ、もう!これはボクと悪魔くんの分だモン!」
メフィスト2世「どこにも名前なんか書いてなかったぜ。インスタントにしてはまあまあだな」
百目「やっぱり日本一はママさんの手作りラーメンだモン」
メフィスト2世「そうそう、あれは美味かったな」
真吾「あーあ。あ。
はい、埋れ木です。ええ!父さんが酔っぱらって騒いでる?あ、わ、分かりました。
すぐ迎えに行きます」
2018/05/07(月) 17:47:48.43ID:???
茂「がうー」
町の人たち「何やってんだ」
茂「おうー!わたくし、埋れ木茂は日本一の漫画家であります。
デビューしたのは20年前。当時は天才漫画家と言われたもんですが、
ああ、最近は鳴かず飛ばずのつらーい毎日。
晩酌のビールも1日おきから3日おきになり、女房子供にも頭が上がらない始末。
しかし、天はわたくしを見捨てなかった。ついに、ついに連載を獲得したのです!がーは、ああ」
真吾・百目「ああ」
警官「全く困りますなあ」
真吾「すいません」
百目「ごめんだモン」
茂「おーう」
真吾「しょうがないな、もう。タロットカードに出てた酒、色の変化、虎の力ってのはこのことだったのかなあ。あー」
茂「うーがー。うーうーうー」
真吾「父さん、帰ろうよ。ああ、ああ、ああ!ああ、ああ、ああ、うう」
百目「悪魔くん」
真吾「いてー」
茂「おーう」
真吾「いやんなっちゃうな、もう」
町の人たち「何やってんだ」
茂「おうー!わたくし、埋れ木茂は日本一の漫画家であります。
デビューしたのは20年前。当時は天才漫画家と言われたもんですが、
ああ、最近は鳴かず飛ばずのつらーい毎日。
晩酌のビールも1日おきから3日おきになり、女房子供にも頭が上がらない始末。
しかし、天はわたくしを見捨てなかった。ついに、ついに連載を獲得したのです!がーは、ああ」
真吾・百目「ああ」
警官「全く困りますなあ」
真吾「すいません」
百目「ごめんだモン」
茂「おーう」
真吾「しょうがないな、もう。タロットカードに出てた酒、色の変化、虎の力ってのはこのことだったのかなあ。あー」
茂「うーがー。うーうーうー」
真吾「父さん、帰ろうよ。ああ、ああ、ああ!ああ、ああ、ああ、うう」
百目「悪魔くん」
真吾「いてー」
茂「おーう」
真吾「いやんなっちゃうな、もう」
2018/05/07(月) 17:59:35.55ID:???
コハル「お父さん、起きてくださいよもう」
茂「ああ」
コハル「せっかく連載が決まったっていうのに。酔っぱらって帰ってきてもう」
エツ子「あーあ、やだやだ」
茂「ああ」
コハル「せっかく連載が決まったっていうのに。酔っぱらって帰ってきてもう」
エツ子「あーあ、やだやだ」
2018/05/07(月) 18:18:57.54ID:???
茂「あー、あー、あー頭がガンガンする。ああ、ああ。んぐんぐんぐんぐ。
え、な、なんで!ひっく。水道の水がお酒に変わってるんだ!?ひっく。ああ、ああ」
コハル「お父さん、何を言ってるんですよ。そんなバカなことってある訳ないじゃありませんか」
茂「え、だってほんとだぞ。ひっく。の、飲んでみろ」
コハル・真吾・エツ子・百目「…」
茂「ほら」
コハル「は、はあ。んぐ」
茂「ん」
真吾「…」
エツ子・百目「…」
コハル「ぷ、ぷはははあ。あ、よっとっと」
真吾「あ」
百目「ママさん」
コハル「なーんちゃって。なんともなってないじゃないですか」
茂「えー?んぐんぐ。ああ、あー嘘つけ。こんなに上等の酒じゃないか。ああ、ああ」
真吾・百目「ああ…」
エツ子「もーやだー」
コハル「もう」
え、な、なんで!ひっく。水道の水がお酒に変わってるんだ!?ひっく。ああ、ああ」
コハル「お父さん、何を言ってるんですよ。そんなバカなことってある訳ないじゃありませんか」
茂「え、だってほんとだぞ。ひっく。の、飲んでみろ」
コハル・真吾・エツ子・百目「…」
茂「ほら」
コハル「は、はあ。んぐ」
茂「ん」
真吾「…」
エツ子・百目「…」
コハル「ぷ、ぷはははあ。あ、よっとっと」
真吾「あ」
百目「ママさん」
コハル「なーんちゃって。なんともなってないじゃないですか」
茂「えー?んぐんぐ。ああ、あー嘘つけ。こんなに上等の酒じゃないか。ああ、ああ」
真吾・百目「ああ…」
エツ子「もーやだー」
コハル「もう」
2018/05/07(月) 18:45:24.19ID:???
貧太「全く何がどうなってるのやら。うちの父ちゃんなんか、
コーヒー飲んでもジュース飲んでも酔っぱらっちゃうんだもんなー」
キリヒト「僕んちのパパもです。夕べから一生懸命にお祈りしてるんですが、治らないんです」
貧太「大人って酔っぱらうとやたら気ばかり大きくなってさー、
会社なんか行かないぞーって朝から喚きっぱなしさ」
犬「ワンワンワン」
貧太「ん?」
犬「ワンワンワン」
サラリーマン「はいやー」
犬「ワンワン」
サラリーマン「はいやー、はいやー」
犬「ワン、ワン」
真吾「ああ」
情報屋「特ダネ!特ダネ!ん?」
新郎「ばんざーい!はははは、ははは。ははは」
新婦「幸せ、幸せ。ははは」
情報屋「いただき!ん?」
土工「メェーメェー」
真吾「まるで、町中の大人が皆よっぱらってしまったみたいだ」
百目「おかしいんだモン」
コーヒー飲んでもジュース飲んでも酔っぱらっちゃうんだもんなー」
キリヒト「僕んちのパパもです。夕べから一生懸命にお祈りしてるんですが、治らないんです」
貧太「大人って酔っぱらうとやたら気ばかり大きくなってさー、
会社なんか行かないぞーって朝から喚きっぱなしさ」
犬「ワンワンワン」
貧太「ん?」
犬「ワンワンワン」
サラリーマン「はいやー」
犬「ワンワン」
サラリーマン「はいやー、はいやー」
犬「ワン、ワン」
真吾「ああ」
情報屋「特ダネ!特ダネ!ん?」
新郎「ばんざーい!はははは、ははは。ははは」
新婦「幸せ、幸せ。ははは」
情報屋「いただき!ん?」
土工「メェーメェー」
真吾「まるで、町中の大人が皆よっぱらってしまったみたいだ」
百目「おかしいんだモン」
2018/05/07(月) 18:52:35.29ID:???
コハル「全くお父さんときたら。あんな状態なんかじゃ仕事なんか出来ないじゃないの。
はーあ…ん?何かしら。見慣れない瓶ね。ああ?…う」
はーあ…ん?何かしら。見慣れない瓶ね。ああ?…う」
2018/05/07(月) 19:14:57.09ID:???
茂「ああ、ああ、ああ、ああ。ぶるるるるる。あー、くっ、あらー。ダ、ダメだ。
しかしこの原稿仕上げなければ、せっかくの連載が」
コハル「うーっぷ。はあ、ひっく。あーたなに仕事なんかしてんのよ。一緒に仲良くやりましょう」
茂「ひっく。そんなこと言ったって、連載が」
コハル「連載がなによ。今までだってそんなもん無かったんだから。あ、んぐんぐんぐ。ほーら、亭主付き合い悪いぞー」
茂「えーい、やめたやめた。もう仕事なんかしないぞー!」
メフィスト2世「こいつは参ったな。今日は手づくりラーメンが食えると思ったのになー」
しかしこの原稿仕上げなければ、せっかくの連載が」
コハル「うーっぷ。はあ、ひっく。あーたなに仕事なんかしてんのよ。一緒に仲良くやりましょう」
茂「ひっく。そんなこと言ったって、連載が」
コハル「連載がなによ。今までだってそんなもん無かったんだから。あ、んぐんぐんぐ。ほーら、亭主付き合い悪いぞー」
茂「えーい、やめたやめた。もう仕事なんかしないぞー!」
メフィスト2世「こいつは参ったな。今日は手づくりラーメンが食えると思ったのになー」
2018/05/07(月) 19:25:56.29ID:???
交通誘導警備員「(ピピッピ、ピッピッピッピピピッピッピッピッピ)あら。(ピー!)」
(キキ―ッ、ドーン!)
交通誘導警備員「ああ」
(ザバァ!)
交通誘導警備員「ひっく」
(ブッブッブッー)
交通誘導警備員「くるくるくるくる目が回る。ほっ、はい、10点満点」
メフィスト2世「んー、ますますおかしいな」
(キキ―ッ、ドーン!)
交通誘導警備員「ああ」
(ザバァ!)
交通誘導警備員「ひっく」
(ブッブッブッー)
交通誘導警備員「くるくるくるくる目が回る。ほっ、はい、10点満点」
メフィスト2世「んー、ますますおかしいな」
2018/05/07(月) 19:46:12.48ID:???
妖虎「ふーむ。どれも、飲んだことのある酒ばかりじゃのう。
ああ、やはり日本にもないのかのう。ん?」
少女「お酒をお探しですか?おじいさん」
妖虎「うむ、世界中を旅して究極の名酒を探しておるんじゃが」
少女「それならピッタリのがあります。このお酒なんかいかがでしょう」
妖虎「うーん、おお、変わった形の瓶じゃな」
少女「これを飲めば1000年も生きられるという、世界中探してもどこにもない、究極のお酒です」
妖虎「うむ、ほほ。それはひとつ試してみたいもんじゃなあ」
少女「ええ、どうぞ」
メフィスト2世「あ、あの瓶は!」
妖虎「あ、どらどら。んん」
少女「ふふふふふふ、ふふふふ」
メフィスト2世「あの女の子には影がないぞ」
妖虎「う…ああ…」
メフィスト2世「ややや」
妖虎「う…こ、これは…」
メフィスト2世「大丈夫か、じいさん」
妖虎「…腹の中で何かが暴れているようじゃ。すまんが家まで運んでくださらんか」
メフィスト2世「ええ、ごめんだぜそんなの。ん?どうもただごとじゃなさそうだな」
ああ、やはり日本にもないのかのう。ん?」
少女「お酒をお探しですか?おじいさん」
妖虎「うむ、世界中を旅して究極の名酒を探しておるんじゃが」
少女「それならピッタリのがあります。このお酒なんかいかがでしょう」
妖虎「うーん、おお、変わった形の瓶じゃな」
少女「これを飲めば1000年も生きられるという、世界中探してもどこにもない、究極のお酒です」
妖虎「うむ、ほほ。それはひとつ試してみたいもんじゃなあ」
少女「ええ、どうぞ」
メフィスト2世「あ、あの瓶は!」
妖虎「あ、どらどら。んん」
少女「ふふふふふふ、ふふふふ」
メフィスト2世「あの女の子には影がないぞ」
妖虎「う…ああ…」
メフィスト2世「ややや」
妖虎「う…こ、これは…」
メフィスト2世「大丈夫か、じいさん」
妖虎「…腹の中で何かが暴れているようじゃ。すまんが家まで運んでくださらんか」
メフィスト2世「ええ、ごめんだぜそんなの。ん?どうもただごとじゃなさそうだな」
2018/05/08(火) 14:56:21.93ID:???
生徒たち「…」
先生「ひっく。みんなとってもいい子ね。先生だーい好きよ。うん、うんん」
百目「ん?」
先生「百目くんも可愛いー」
百目「苦しいモーン」
(ガシャン)
先生「こんないい子たちには勉強なんか教える必要ないわよ。自習にしまーす」
生徒たち「わーい」
先生「ああ…」
情報屋「動くな。シャッターチャンスだ。あっちのクラスでも、こっちのクラスでも」
貧太「わーあー」
情報屋「特ダネがいっぱいで忙しいんだから」
百目「べー」
情報屋「ぎゃー」
百目「へへへーのへーだ」
(トントン)
メフィスト2世「…」
真吾「ん?」
先生「ひっく。みんなとってもいい子ね。先生だーい好きよ。うん、うんん」
百目「ん?」
先生「百目くんも可愛いー」
百目「苦しいモーン」
(ガシャン)
先生「こんないい子たちには勉強なんか教える必要ないわよ。自習にしまーす」
生徒たち「わーい」
先生「ああ…」
情報屋「動くな。シャッターチャンスだ。あっちのクラスでも、こっちのクラスでも」
貧太「わーあー」
情報屋「特ダネがいっぱいで忙しいんだから」
百目「べー」
情報屋「ぎゃー」
百目「へへへーのへーだ」
(トントン)
メフィスト2世「…」
真吾「ん?」
2018/05/08(火) 15:04:21.72ID:???
真吾・百目「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…」
メフィスト2世「あの中さ」
真吾「え」
メフィスト2世「あのじいさんもその変な瓶から出た煙にやられたんだ。会ってみれば何か分かるかも知れないぜ」
妖虎「ん?あ、あの子は!」
メフィスト2世「あの中さ」
真吾「え」
メフィスト2世「あのじいさんもその変な瓶から出た煙にやられたんだ。会ってみれば何か分かるかも知れないぜ」
妖虎「ん?あ、あの子は!」
2018/05/08(火) 15:13:15.33ID:???
妖虎「という訳で、酒かと思って飲もうとしたら、いきなり腹の中に潜りこみよったんじゃ。う…またじゃ。ああ…」
メフィスト2世「15回目のトイレだぜ」
真吾「うん、確か人間の体の中に自由に入れる悪魔がいたぞ。あれは…」
百目「んー?」
真吾「そうだ!」
百目「!。分かったモン?悪魔くん」
真吾「カルマだよ。分身して、自由に体の中に入っていけるんだ」
メフィスト2世「カルマだって?」
真吾「きっとそうだ。女の子に影が無かったのは、カルマが化けていたからだ」
メフィスト2世「15回目のトイレだぜ」
真吾「うん、確か人間の体の中に自由に入れる悪魔がいたぞ。あれは…」
百目「んー?」
真吾「そうだ!」
百目「!。分かったモン?悪魔くん」
真吾「カルマだよ。分身して、自由に体の中に入っていけるんだ」
メフィスト2世「カルマだって?」
真吾「きっとそうだ。女の子に影が無かったのは、カルマが化けていたからだ」
2018/05/08(火) 15:17:46.07ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、ヨナルデパズトーリ!」
出でよ、ヨナルデパズトーリ!」
2018/05/08(火) 15:34:01.39ID:???
ヨナルデパズトーリ「カルマの仕業だと気がついたとは、さすが悪魔くんである。
魔界事件史によると、今から2000年前にもこれと同じ事件が起こっておる。
カルマは、その時退治されたことになっていたのであるが…。
なぜ今頃になってまた出てきたのかのう」
メフィスト2世「つまり何がどうなってるんだい。もったいぶってないで教えろよ」
ヨナルデパズトーリ「ふん、人間の体の中には誰にも酒虫という酒の虫が住んでおるのである。
カルマが憑りつくと、これが凶暴化して、飲んだものを全て酒に変えてしまうんだわさ。
カルマに憑りつかれた人々は、食べ物を取らず、酒に変わった水ばかりを飲んで、
終いには骨と皮ばかりになって、カルマの言いなりになってしまうのである」
魔界事件史によると、今から2000年前にもこれと同じ事件が起こっておる。
カルマは、その時退治されたことになっていたのであるが…。
なぜ今頃になってまた出てきたのかのう」
メフィスト2世「つまり何がどうなってるんだい。もったいぶってないで教えろよ」
ヨナルデパズトーリ「ふん、人間の体の中には誰にも酒虫という酒の虫が住んでおるのである。
カルマが憑りつくと、これが凶暴化して、飲んだものを全て酒に変えてしまうんだわさ。
カルマに憑りつかれた人々は、食べ物を取らず、酒に変わった水ばかりを飲んで、
終いには骨と皮ばかりになって、カルマの言いなりになってしまうのである」
2018/05/08(火) 15:37:59.66ID:???
真吾「それじゃあ、父さんや母さんも」
ヨナルデパズトーリ「放っておけば骸骨のようにやせ衰えてしまうのだわさ」
妖虎「くう…わしをこんな目に遭わせおったのは、カルマの仕業か。許せん。
ぐう、もう我慢できん。あの小娘め!」
ヨナルデパズトーリ「放っておけば骸骨のようにやせ衰えてしまうのだわさ」
妖虎「くう…わしをこんな目に遭わせおったのは、カルマの仕業か。許せん。
ぐう、もう我慢できん。あの小娘め!」
2018/05/08(火) 16:00:46.07ID:???
妖虎「ガルルル」
百目「わあ、あー」
(ガシャーン!)
真吾「う」
メフィスト2世「ああ!なんだこいつは」
ヨナルデパズトーリ「妖虎だわさ」
メフィスト2世「やっぱりただのじいさんじゃなかったな」
真吾「妖虎?酒、色の変化、虎の力。もしかしたら」
妖虎「ガルルル」
真吾「げほっ、げほっ。すごいお酒のにおいだ」
妖虎「ガオー」
真吾「あ。待て!追うんだ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「俺はもういいだろ」
真吾「あ!」
ヨナルデパズトーリ「妖虎の中に入ったカルマの一部は、反対に妖虎の強靭な胃袋に、
消化されそうになって助けを求めるはず。
みんなに憑りついたカルマがやってくるぞ。
悪魔くん、倒すのにはまたとないチャンスだわさ」
真吾「でも、どうすればいいんだ。ん?そうだ」
百目「わあ、あー」
(ガシャーン!)
真吾「う」
メフィスト2世「ああ!なんだこいつは」
ヨナルデパズトーリ「妖虎だわさ」
メフィスト2世「やっぱりただのじいさんじゃなかったな」
真吾「妖虎?酒、色の変化、虎の力。もしかしたら」
妖虎「ガルルル」
真吾「げほっ、げほっ。すごいお酒のにおいだ」
妖虎「ガオー」
真吾「あ。待て!追うんだ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「俺はもういいだろ」
真吾「あ!」
ヨナルデパズトーリ「妖虎の中に入ったカルマの一部は、反対に妖虎の強靭な胃袋に、
消化されそうになって助けを求めるはず。
みんなに憑りついたカルマがやってくるぞ。
悪魔くん、倒すのにはまたとないチャンスだわさ」
真吾「でも、どうすればいいんだ。ん?そうだ」
2018/05/08(火) 16:07:26.34ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、家獣!」
家獣「バウー」
真吾「いいか?僕の言うものを集めて、すぐに戻って来てくれ」
家獣「バウー。バウー」
百目「ん、は、はあ…」
出でよ、家獣!」
家獣「バウー」
真吾「いいか?僕の言うものを集めて、すぐに戻って来てくれ」
家獣「バウー。バウー」
百目「ん、は、はあ…」
2018/05/08(火) 16:11:37.05ID:???
妖虎「ガウー。ガウー。ガウー」
2018/05/08(火) 16:14:14.54ID:???
茂「飲み過ぎたのは〜♪」
コハル「あなたのせいよ〜♪」
茂・コハル「?」
コハル「あなたのせいよ〜♪」
茂・コハル「?」
2018/05/08(火) 16:15:28.63ID:???
メフィスト2世「こいつはすごいや」
2018/05/08(火) 16:19:54.01ID:???
妖虎「ガウー」
少女(カルマ)「こうなったらこいつの腹の中に入って、内蔵を全部喰いつくしてやる」
少女(カルマ)「こうなったらこいつの腹の中に入って、内蔵を全部喰いつくしてやる」
2018/05/08(火) 16:24:39.91ID:???
真吾「やめるんだ、カルマ!」
少女(カルマ)「小僧!正体を見破るとは一体何者だ!」
少女(カルマ)「小僧!正体を見破るとは一体何者だ!」
2018/05/08(火) 16:40:25.63ID:???
真吾・百目「ああ…」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっ、へへへへ」
真吾「妖虎は、体内にあるアルコール分を加熱して、火炎放射器みたいに火を吐き出しているんだ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっ」
真吾「やっぱり。カルマは酒虫と合体して、アルコール上の気体になってるから燃えやすくなっているんだ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「くそー、お前らから先に内臓を喰ってやる」
真吾「あ!」
百目「そんなことされたらママさんのラーメンが食べられなくなるモン。ポン!」
カルマ「そーれ」
真吾・百目「あ!」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっ、へへへへ」
真吾「妖虎は、体内にあるアルコール分を加熱して、火炎放射器みたいに火を吐き出しているんだ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっ」
真吾「やっぱり。カルマは酒虫と合体して、アルコール上の気体になってるから燃えやすくなっているんだ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「くそー、お前らから先に内臓を喰ってやる」
真吾「あ!」
百目「そんなことされたらママさんのラーメンが食べられなくなるモン。ポン!」
カルマ「そーれ」
真吾・百目「あ!」
2018/05/08(火) 16:45:00.25ID:???
カルマ「うわ!」
真吾「メフィスト2世!やっぱり来てくれたんだね」
メフィスト2世「へっ、あのまんまじゃママさんの手作りラーメンが食べられそうにないからさ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっと。こうなったら最後の手段だ」
真吾「まずい。あれだけ小さくなれば妖虎の鼻の穴からでも入れるぞ」
真吾「メフィスト2世!やっぱり来てくれたんだね」
メフィスト2世「へっ、あのまんまじゃママさんの手作りラーメンが食べられそうにないからさ」
妖虎「(ヴハァー!)」
カルマ「よっと。こうなったら最後の手段だ」
真吾「まずい。あれだけ小さくなれば妖虎の鼻の穴からでも入れるぞ」
2018/05/08(火) 16:48:39.66ID:???
家獣「バウー」
真吾「間に合ったか、家獣」
家獣「バウー」
真吾「こいつらをみんな吸い込むんだ」
真吾「間に合ったか、家獣」
家獣「バウー」
真吾「こいつらをみんな吸い込むんだ」
2018/05/08(火) 16:59:47.87ID:???
カルマ「なんだ、この黒い粉は。それに、これは濡れたオガクズじゃないか」
真吾「よし、思いっきり体を揺するんだ」
家獣「バウー。バウバウバウバウバウバウ」
メフィスト2世「わ、お、おっと、あ」
百目「は、はは」
カルマ「あ、あ、熱い!う、ああ」
真吾「あの中には、鉄の粉と、しめったオガクズが入れてあるんだ。
二つが接触すると、鉄が錆びて、熱を出すんだ。ヌクヌクカイロと同じさ」
百目「悪魔くん頭がいいんだモン」
メフィスト2世「家獣の中じゃサウナに入ってるよりひでえぜ」
カルマ「うわ、うわ、うわ、熱い、熱い…うわあ。あー…」
真吾「よし、思いっきり体を揺するんだ」
家獣「バウー。バウバウバウバウバウバウ」
メフィスト2世「わ、お、おっと、あ」
百目「は、はは」
カルマ「あ、あ、熱い!う、ああ」
真吾「あの中には、鉄の粉と、しめったオガクズが入れてあるんだ。
二つが接触すると、鉄が錆びて、熱を出すんだ。ヌクヌクカイロと同じさ」
百目「悪魔くん頭がいいんだモン」
メフィスト2世「家獣の中じゃサウナに入ってるよりひでえぜ」
カルマ「うわ、うわ、うわ、熱い、熱い…うわあ。あー…」
2018/05/08(火) 17:04:21.86ID:???
ヨナルデパズトーリ「よくやりましたね、悪魔くん」
ファウスト博士「うむ。これでカルマはまた2000年は暴れることはないじゃろう。
しかしのんびりしている暇はないぞ、悪魔くん」
ファウスト博士「うむ。これでカルマはまた2000年は暴れることはないじゃろう。
しかしのんびりしている暇はないぞ、悪魔くん」
2018/05/08(火) 17:15:11.96ID:???
妖虎「はぁ…やっと楽になった」
真吾「おじいさん。あなたは12使徒の一人だったんですね」
妖虎「正体を見られてしまった以上、ごまかす訳にもいかんなあ。
その通り。わしは12使徒の一人、妖虎じゃ。
人間界のうまい酒が飲みたくて世界中を歩いておる。
やがては、悪魔くんの12使徒の一人になる運命も分かっておった」
真吾「それじゃあ、話は早いや。契約してもらいますね」
妖虎「うーん、それが。たった一つだけ心残りがあるんじゃ。
わしはまだ、究極のお酒を飲んでおらん。
中国から海を越えてあちこち回ってきたが、この日本にも無かった」
真吾「…」
妖虎「許してくれ、悪魔くん。その酒を飲むことがわしの見果てぬ夢なのじゃ」
真吾「でも」
妖虎「心配するな、悪魔くん。悪魔くんが12使徒を集め、
ソロモンの笛を吹く本当の意味が分かった時、わしは必ず戻ってくる。
急いで究極の酒を見つけなくてはな。
どうやら悪魔界も大分騒がしくなってきたらしいからのう。ほっほっほっほっほっほっほ」
真吾「おじいさん。あなたは12使徒の一人だったんですね」
妖虎「正体を見られてしまった以上、ごまかす訳にもいかんなあ。
その通り。わしは12使徒の一人、妖虎じゃ。
人間界のうまい酒が飲みたくて世界中を歩いておる。
やがては、悪魔くんの12使徒の一人になる運命も分かっておった」
真吾「それじゃあ、話は早いや。契約してもらいますね」
妖虎「うーん、それが。たった一つだけ心残りがあるんじゃ。
わしはまだ、究極のお酒を飲んでおらん。
中国から海を越えてあちこち回ってきたが、この日本にも無かった」
真吾「…」
妖虎「許してくれ、悪魔くん。その酒を飲むことがわしの見果てぬ夢なのじゃ」
真吾「でも」
妖虎「心配するな、悪魔くん。悪魔くんが12使徒を集め、
ソロモンの笛を吹く本当の意味が分かった時、わしは必ず戻ってくる。
急いで究極の酒を見つけなくてはな。
どうやら悪魔界も大分騒がしくなってきたらしいからのう。ほっほっほっほっほっほっほ」
2018/05/08(火) 17:23:14.30ID:???
茂「くう、全く今まで何してたのかな。せっかくの連載に穴を開けたりしたら、
僕の漫画家生命は終わりだよ」
コハル「頑張るのよ、あなた」
エツ子「お母さん。百目とメフィストちゃんがお母さんの手作りラーメンが食べたいんだって。あ」
百目「モン」
コハル「まあ、いいところに来たわね。
さあ、張り切っていきましょう!」
真吾・百目「えー」
メフィスト2世「んー」
百目「お腹空いたモン」
真吾・メフィスト2世・百目「あーあ」
僕の漫画家生命は終わりだよ」
コハル「頑張るのよ、あなた」
エツ子「お母さん。百目とメフィストちゃんがお母さんの手作りラーメンが食べたいんだって。あ」
百目「モン」
コハル「まあ、いいところに来たわね。
さあ、張り切っていきましょう!」
真吾・百目「えー」
メフィスト2世「んー」
百目「お腹空いたモン」
真吾・メフィスト2世・百目「あーあ」
2018/05/09(水) 15:49:35.98ID:???
真吾「今日は楽しい遠足の日。
僕たちは遊園地に行ったんだ。
でも、突然奇妙な雲が現れ、そして皆が消えてしまうんだ。
タロット占いに出た、破滅を告げる塔のカードと復活のカード。
一体何を意味しているんだ。
悪魔くん。なぜ、古代魔法界の英雄が!?
夢よ、届け君の心に」
『なぜ、古代魔法界の英雄が!?』
僕たちは遊園地に行ったんだ。
でも、突然奇妙な雲が現れ、そして皆が消えてしまうんだ。
タロット占いに出た、破滅を告げる塔のカードと復活のカード。
一体何を意味しているんだ。
悪魔くん。なぜ、古代魔法界の英雄が!?
夢よ、届け君の心に」
『なぜ、古代魔法界の英雄が!?』
2018/05/09(水) 15:53:18.87ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/09(水) 15:54:02.52ID:???
『なぜ、古代魔法界の英雄が!?』
2018/05/09(水) 16:04:29.12ID:???
コハル「〜♪」
茂「ふぁ〜あ、おはよう」
コハル「あらまあ徹夜のお仕事ご苦労さま」
茂「あー、やっとあがったよ。もぐもぐ」
コハル「それ、真吾のお弁当のおかずなんですよ」
茂「あ?お弁当?」
コハル「今日は真吾たちの遠足なんですよ」
茂「あー、そうか。お天気良さそうで良かったじゃないか。ふぁ〜あ」
茂「ふぁ〜あ、おはよう」
コハル「あらまあ徹夜のお仕事ご苦労さま」
茂「あー、やっとあがったよ。もぐもぐ」
コハル「それ、真吾のお弁当のおかずなんですよ」
茂「あ?お弁当?」
コハル「今日は真吾たちの遠足なんですよ」
茂「あー、そうか。お天気良さそうで良かったじゃないか。ふぁ〜あ」
2018/05/09(水) 16:10:25.62ID:???
真吾「塔、王様、死の逆位置、復活、塔。不吉なカードが出たな」
百目「悪魔くーん。貧太くんが迎えに来たもん。早く遠足行こう行こう」
真吾「うん…」
百目「悪魔くーん。貧太くんが迎えに来たもん。早く遠足行こう行こう」
真吾「うん…」
2018/05/09(水) 16:23:36.82ID:???
百目「ほい」
真吾「やあ、ごめんごめん」
メフィスト2世「おい、そんな恰好してどこ行くんだよ」
百目「あー、遠足に行くんだモン。お弁当もあるんだモン」
メフィスト2世「弁当?悪魔くんのママさんが作ったのか?へへ」
真吾「あ、そうだ。メフィスト2世、一緒に来てくれないかな。僕の弁当分けてやるからさ」
メフィスト2世「えー、忙しいんだけどなー。ま、行ってやるか。よっと」
エツ子「お兄ちゃん。お兄ちゃん、これ」
メフィスト2世「わー、ラララララ、ラーメン」
真吾「エツ子」
エツ子「だって、メフィスト2世さん。ラーメン好きなんだもん」
真吾「やあ、ごめんごめん」
メフィスト2世「おい、そんな恰好してどこ行くんだよ」
百目「あー、遠足に行くんだモン。お弁当もあるんだモン」
メフィスト2世「弁当?悪魔くんのママさんが作ったのか?へへ」
真吾「あ、そうだ。メフィスト2世、一緒に来てくれないかな。僕の弁当分けてやるからさ」
メフィスト2世「えー、忙しいんだけどなー。ま、行ってやるか。よっと」
エツ子「お兄ちゃん。お兄ちゃん、これ」
メフィスト2世「わー、ラララララ、ラーメン」
真吾「エツ子」
エツ子「だって、メフィスト2世さん。ラーメン好きなんだもん」
2018/05/09(水) 16:31:05.31ID:???
メフィスト2世「んふ、んふふふふ」
キリヒト「僕、アイルドランドには、パパたちと一緒に行ったことがあるんです」
百目「えー、キリヒトくん。どんなとこだモン?」
キリヒト「色んな乗り物があって、お城なんかもあったな。
とにかくとても一日では回りきれないくらい広いです」
百目「へー」
真吾「…」
キリヒト「僕、アイルドランドには、パパたちと一緒に行ったことがあるんです」
百目「えー、キリヒトくん。どんなとこだモン?」
キリヒト「色んな乗り物があって、お城なんかもあったな。
とにかくとても一日では回りきれないくらい広いです」
百目「へー」
真吾「…」
2018/05/09(水) 16:47:06.42ID:???
キリヒト「今度は、何にしましょうか」
百目「汽車がいいモン」
キリヒト「海賊船が面白いですよ」
女性「あら、可愛いわねー」
貧太「僕はミステリー館に入ってみたいなー」
百目「へへ」
キリヒト「真吾くんは?」
百目「いえーい」
真吾「え、ああ。僕はどれでもいいよ」
キリヒト「それじゃあ、お昼まで自由行動にしましょうか。12時にここにまた集まりましょう」
真吾・百目「うん」
メフィスト2世「15、16、17、18、19、20」
百目「汽車がいいモン」
キリヒト「海賊船が面白いですよ」
女性「あら、可愛いわねー」
貧太「僕はミステリー館に入ってみたいなー」
百目「へへ」
キリヒト「真吾くんは?」
百目「いえーい」
真吾「え、ああ。僕はどれでもいいよ」
キリヒト「それじゃあ、お昼まで自由行動にしましょうか。12時にここにまた集まりましょう」
真吾・百目「うん」
メフィスト2世「15、16、17、18、19、20」
2018/05/09(水) 16:54:26.43ID:???
百目「悪魔くん。どうしたんだモン?元気ないモン」
真吾「あ、うん…。王様と復活。それに塔っていう不吉なカードが、どうしても気になるんだ。
残る12使徒に関係あるんだろうか」
百目「悪魔くん。今日は遠足。12使徒探しはお休みーだモン」
真吾「うん、だけどなあ…」
百目「あ、あれに乗るんだモン」
真吾「あ、おい。百目待てよ」
百目「わーい」
真吾「百目!」
真吾「あ、うん…。王様と復活。それに塔っていう不吉なカードが、どうしても気になるんだ。
残る12使徒に関係あるんだろうか」
百目「悪魔くん。今日は遠足。12使徒探しはお休みーだモン」
真吾「うん、だけどなあ…」
百目「あ、あれに乗るんだモン」
真吾「あ、おい。百目待てよ」
百目「わーい」
真吾「百目!」
2018/05/09(水) 17:23:00.84ID:???
ガハハ3人組「がははははははは。がはははは。ほい、がははは。がははは。
がは、がは、がは、がは、がは、がは、がは、がは。あ、あ?」
子供たち「わー」「おもしろーい」
ガハハ3人組(1)「くそー」
ガハハ3人組(2)「兄貴どうします」
ガハハ3人組(1)「どうしますたって後を付けるに決まってるだろう」
ガハハ3人組(3)「ああ、あれ行きましょうか」
ガハハ3人組(1)「よ、よーし、せーの。がはは」
ガハハ3人組(2)「がはは」
ガハハ3人組(3)「がははのは」
ガハハ3人組「がははのはでがははのはー」
子供A「あはは、はははは」
ガハハ3人組「俺たちがははのあのねのね。あ、それ。がはは、がはは、がははのがははでがははのはー」
子供B「つまんなーい」
子供A「サイテー」
子供C「もっと面白いのやって」
ガハハ3人組「がはははーのあのねのね。あいたた。がはは。がはは。がははのがははでがははのはー。さいならー」
がは、がは、がは、がは、がは、がは、がは、がは。あ、あ?」
子供たち「わー」「おもしろーい」
ガハハ3人組(1)「くそー」
ガハハ3人組(2)「兄貴どうします」
ガハハ3人組(1)「どうしますたって後を付けるに決まってるだろう」
ガハハ3人組(3)「ああ、あれ行きましょうか」
ガハハ3人組(1)「よ、よーし、せーの。がはは」
ガハハ3人組(2)「がはは」
ガハハ3人組(3)「がははのは」
ガハハ3人組「がははのはでがははのはー」
子供A「あはは、はははは」
ガハハ3人組「俺たちがははのあのねのね。あ、それ。がはは、がはは、がははのがははでがははのはー」
子供B「つまんなーい」
子供A「サイテー」
子供C「もっと面白いのやって」
ガハハ3人組「がはははーのあのねのね。あいたた。がはは。がはは。がははのがははでがははのはー。さいならー」
2018/05/09(水) 17:26:22.10ID:???
メフィスト2世「224、225、226、227、ぐはは。もうちょい」
2018/05/09(水) 17:36:06.24ID:???
百目「やっほーい」
真吾「へへっ。へへへへ」
ガハハ3人組(2)「がはは、がはは。がははは」
ガハハ3人組(1)「バカヤロー!目立つじゃねえか。静かにしろ」
ガハハ3人組(2)「兄貴、前、前」
ガハハ3人組(1)「げろげろ」
(ドーン!)
ガハハ3人組(1)「ぎゃあ!」
ガハハ3人組(2)「兄貴お静かに!わあー!」
ガハハ3人組(1)「ブクブク…ああ」
真吾「へへっ。へへへへ」
ガハハ3人組(2)「がはは、がはは。がははは」
ガハハ3人組(1)「バカヤロー!目立つじゃねえか。静かにしろ」
ガハハ3人組(2)「兄貴、前、前」
ガハハ3人組(1)「げろげろ」
(ドーン!)
ガハハ3人組(1)「ぎゃあ!」
ガハハ3人組(2)「兄貴お静かに!わあー!」
ガハハ3人組(1)「ブクブク…ああ」
2018/05/09(水) 17:56:51.93ID:???
真吾「わあ、はははは。…?なんだあの雲は」
百目「変な雲だモン」
真吾「百目、何だかおかしいぞ」
メフィスト2世「よっと。えへへへ。いただきまーす。何だありゃ。へっへ。
ああ!あ、ああ、ああ、ああ!あ、あ、あ、あー。あー、あ、俺のラーメン…
ものすごい悪魔の気に包まれている。ちくしょう!俺のラーメン返せ!」
ガハハ3人組(1)「さあ、始まるぞ。避難するんだ」
ガハハ3人組「がはは、がはは。がははのがははでがははのは」
百目「変な雲だモン」
真吾「百目、何だかおかしいぞ」
メフィスト2世「よっと。えへへへ。いただきまーす。何だありゃ。へっへ。
ああ!あ、ああ、ああ、ああ!あ、あ、あ、あー。あー、あ、俺のラーメン…
ものすごい悪魔の気に包まれている。ちくしょう!俺のラーメン返せ!」
ガハハ3人組(1)「さあ、始まるぞ。避難するんだ」
ガハハ3人組「がはは、がはは。がははのがははでがははのは」
2018/05/09(水) 18:21:59.29ID:???
情報屋「ん?何だ?あの雲」
来園者たち「がやがや」
キリヒト「すごい仕掛けですね。この前来た時には、こんなアトラクションはありませんでした」
来園者A「アトラクションだってさ」
情報屋「ん?ありゃ何だ?」
来園者たち「すごーい」
貧太「わー、すげー」
真吾「あれは、アトラクションなんかじゃない」
百目「悪魔くん」
カー「ふふふふふふふふふふ。ふーふふふふふふふふ」
(ポタ、ポタ)
情報屋「なー」
キリヒト・貧太「わーあー」
来園者たち「わー」
真吾「百目、急げ!建物の中に隠れるんだ!」
百目「分かったモン」
メフィスト2世「一体、誰の仕業だ!俺のラーメン…」
来園者たち「がやがや」
キリヒト「すごい仕掛けですね。この前来た時には、こんなアトラクションはありませんでした」
来園者A「アトラクションだってさ」
情報屋「ん?ありゃ何だ?」
来園者たち「すごーい」
貧太「わー、すげー」
真吾「あれは、アトラクションなんかじゃない」
百目「悪魔くん」
カー「ふふふふふふふふふふ。ふーふふふふふふふふ」
(ポタ、ポタ)
情報屋「なー」
キリヒト・貧太「わーあー」
来園者たち「わー」
真吾「百目、急げ!建物の中に隠れるんだ!」
百目「分かったモン」
メフィスト2世「一体、誰の仕業だ!俺のラーメン…」
2018/05/09(水) 18:28:35.28ID:???
真吾「ん、おかしい。誰もいないぞ。この中には、2万人もいたはずなのに」
百目「悪魔くん。貧太くんたちは」
真吾「(絶対おかしい。どう考えても普通じゃない。ってことは、大体悪魔の仕業)よし!」
百目「悪魔くん。貧太くんたちは」
真吾「(絶対おかしい。どう考えても普通じゃない。ってことは、大体悪魔の仕業)よし!」
2018/05/09(水) 18:37:14.31ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、ヨナルデパズトーリ!」
ピクシー「コスリスリスリクスリ。スリスリクスリ」
ヨナルデパズトーリ「ああ、痛みが取れてきたわさ。ありゃ」
ピクシー「あー」
出でよ、ヨナルデパズトーリ!」
ピクシー「コスリスリスリクスリ。スリスリクスリ」
ヨナルデパズトーリ「ああ、痛みが取れてきたわさ。ありゃ」
ピクシー「あー」
2018/05/09(水) 18:40:05.44ID:???
メフィスト2世「どこのどいつか知らんが、俺を怒らせたら怖いぞ!
ラーメンの恨みは恐ろしいんだから!ん?なんだ、あれは…ああ…あ」
ラーメンの恨みは恐ろしいんだから!ん?なんだ、あれは…ああ…あ」
2018/05/10(木) 02:38:55.15ID:???
2018/05/12(土) 14:56:36.47ID:???
真吾「学者、あの黒雲に心当たりはないかい?」
ヨナルデパズトーリ「ふむ。悪魔辞典によれば、雲を扱う悪魔と言うとざっと10ばかりがリストアップされているんである。
これを一つずつ当たっていけば」
真吾「なるほど、さすが学者だ」
ヨナルデパズトーリ「えへ、ヨナルデパズトーリ照れるんだわさ」
ピクシー「わーい、照れるでパズトーリ、わーい」
メフィスト2世「おーい、悪魔くーん!大変だー!」
ヨナルデパズトーリ「ふむ。悪魔辞典によれば、雲を扱う悪魔と言うとざっと10ばかりがリストアップされているんである。
これを一つずつ当たっていけば」
真吾「なるほど、さすが学者だ」
ヨナルデパズトーリ「えへ、ヨナルデパズトーリ照れるんだわさ」
ピクシー「わーい、照れるでパズトーリ、わーい」
メフィスト2世「おーい、悪魔くーん!大変だー!」
2018/05/12(土) 15:04:44.06ID:???
真吾・百目「あ…、ああ、ああ、ああ」
真吾「こんなバカなことが」
ヨナルデパズトーリ「分かった。これはエジプトの魔獣カーの仕業である」
真吾「エジプトの魔獣、カー?」
ヨナルデパズトーリ「死体と一緒に墓に入って、住みついてしまう悪魔なのだ」
真吾「それじゃあ、まさか皆も!?」
真吾「こんなバカなことが」
ヨナルデパズトーリ「分かった。これはエジプトの魔獣カーの仕業である」
真吾「エジプトの魔獣、カー?」
ヨナルデパズトーリ「死体と一緒に墓に入って、住みついてしまう悪魔なのだ」
真吾「それじゃあ、まさか皆も!?」
2018/05/12(土) 15:20:24.66ID:???
真吾「ああ、キリヒトくん。あっ、貧太くん。情報屋も!」
カー「うふふふふふふふ」
真吾「!」
カー「いーっひひひひひひひひ」
真吾「お前は!」
カー「俺さまはエジプトの魔獣カーだ。お前らが来るの待ってたぜ。それ!」
カー「うふふふふふふふ」
真吾「!」
カー「いーっひひひひひひひひ」
真吾「お前は!」
カー「俺さまはエジプトの魔獣カーだ。お前らが来るの待ってたぜ。それ!」
2018/05/12(土) 15:39:35.98ID:???
カー「てえい!」
メフィスト2世「マントだ!」
真吾「うわ!え?」
メフィスト2世「そのマントには魔力を防ぐ力があるのさ」
百目「うわあー」
真吾「?」
百目「モン、モン、モン、モンモーンモ」
真吾「百目!メフィスト2世、あいつを倒してくれ」
メフィスト2世「よし、くらえ!魔力ステッキブーメラン!」
カー「ぎゃあ!」
メフィスト2世「おお」
ピクシー「やったー、やったー」
真吾「ああ!二匹になった!」
メフィスト2世「まずい!こうなったら魔力角電撃だ!魔力角電撃!」
カー・カー(分身)「ぶるる、ぶるるるるるる。ぶるるるるる」
メフィスト2世「や、やったぜ」
真吾「あ、ああ!」
メフィスト2世「マントだ!」
真吾「うわ!え?」
メフィスト2世「そのマントには魔力を防ぐ力があるのさ」
百目「うわあー」
真吾「?」
百目「モン、モン、モン、モンモーンモ」
真吾「百目!メフィスト2世、あいつを倒してくれ」
メフィスト2世「よし、くらえ!魔力ステッキブーメラン!」
カー「ぎゃあ!」
メフィスト2世「おお」
ピクシー「やったー、やったー」
真吾「ああ!二匹になった!」
メフィスト2世「まずい!こうなったら魔力角電撃だ!魔力角電撃!」
カー・カー(分身)「ぶるる、ぶるるるるるる。ぶるるるるる」
メフィスト2世「や、やったぜ」
真吾「あ、ああ!」
2018/05/12(土) 16:04:11.84ID:???
カーたち「うふふふふふふふ」
ヨナルデパズトーリ「しまった。カーには恐るべき再生能力があったのである」
メフィスト2世「ぐわあ、いたたたたた」
真吾「あ、メフィスト2世」
メフィスト2世「くっ、初めて使ったら角が痛み出した。う、う」
真吾「あ」
ピクシー「ピーポーピーポー」
メフィスト2世「んー、あ…」
青ピクシー「この薬を塗ればピタリと治るよ」
赤ピクシー「ピタリと治るよ」
カー「へへ、ちょろいもんだ。行くぜ!」
ヨナルデパズトーリ「ぎゃあ!」
赤ピクシー「ぎゃあ」
青ピクシー「あ、赤ピクシー」
真吾「頼む、タロットカード!」
カーたち「てえい!」
真吾・メフィスト2世「!」
真吾「メフィスト2世、どうしたらいいんだ」
メフィスト2世「そんなこと俺がしるか。とにかく一旦退却だ。乗れ!」
カーたち「へへーい!」
真吾「うわあ」
真吾「メフィスト2世、あの中に逃げ込もう」
メフィスト2世「よし」
カーたち「うふふふふふふふ。いひひひひひ」
ヨナルデパズトーリ「しまった。カーには恐るべき再生能力があったのである」
メフィスト2世「ぐわあ、いたたたたた」
真吾「あ、メフィスト2世」
メフィスト2世「くっ、初めて使ったら角が痛み出した。う、う」
真吾「あ」
ピクシー「ピーポーピーポー」
メフィスト2世「んー、あ…」
青ピクシー「この薬を塗ればピタリと治るよ」
赤ピクシー「ピタリと治るよ」
カー「へへ、ちょろいもんだ。行くぜ!」
ヨナルデパズトーリ「ぎゃあ!」
赤ピクシー「ぎゃあ」
青ピクシー「あ、赤ピクシー」
真吾「頼む、タロットカード!」
カーたち「てえい!」
真吾・メフィスト2世「!」
真吾「メフィスト2世、どうしたらいいんだ」
メフィスト2世「そんなこと俺がしるか。とにかく一旦退却だ。乗れ!」
カーたち「へへーい!」
真吾「うわあ」
真吾「メフィスト2世、あの中に逃げ込もう」
メフィスト2世「よし」
カーたち「うふふふふふふふ。いひひひひひ」
2018/05/12(土) 16:11:42.16ID:???
真吾「あれは。王様のお墓みたいだ」
メフィスト2世「なんだ、あれは」
メフィスト2世「なんだ、あれは」
2018/05/12(土) 16:22:34.73ID:???
真吾「もしかしたらこれ、あの有名なツタンガーメンの棺じゃないかな」
メフィスト2世「蓋が外れている。よし。よっ、よっ、よっ」
青ピクシー「よいしょ、よいしょ」
メフィスト2世「こ、これは」
真吾「ミイラだ。やっぱりここは王様の…」
カー「へへへ。その通り」
メフィスト2世「あ!」
真吾「しまった」
カーたち「それー!」
メフィスト2世「うわあ!」
真吾「メフィスト2世!」
メフィスト2世「蓋が外れている。よし。よっ、よっ、よっ」
青ピクシー「よいしょ、よいしょ」
メフィスト2世「こ、これは」
真吾「ミイラだ。やっぱりここは王様の…」
カー「へへへ。その通り」
メフィスト2世「あ!」
真吾「しまった」
カーたち「それー!」
メフィスト2世「うわあ!」
真吾「メフィスト2世!」
2018/05/12(土) 16:29:31.58ID:???
真吾「ああ…」
カーたち「へへへへへへへへへへ」
真吾「(どうして僕を攻撃しないんだ?)あ!」
ツタンガーメン「よく来てくれたね、悪魔くん」
真吾「ミ、ミイラが喋った!」
カーたち「へへへへへへへへへへ」
真吾「(どうして僕を攻撃しないんだ?)あ!」
ツタンガーメン「よく来てくれたね、悪魔くん」
真吾「ミ、ミイラが喋った!」
2018/05/12(土) 16:54:54.38ID:???
真吾「あ…」
ツタンガーメン「私は古代エジプトの王の中の王、ツタンガーメンだ」
真吾「やっぱり、あの古代魔法界最大の大物といわれるツタンガーメン」
ツタンガーメン「その通り。私は魔法を使って一万年後の日本に、
悪魔くん、君が現れるのを預言したのだよ」
真吾「何だって」
ツタンガーメン「私は一万年ぶりに復活し、世界の王としてこの世に改めて君臨したいのだ」
真吾「復活!?あ、王様と復活。このことだったのか。不吉な塔のカードがついていたわけだ」
ツタンガーメン「私が復活するためには、一万年に一度現れるという悪魔くんの血が必要なのだ」
真吾「えー!」
ツタンガーメン「人間ピラミッドも魔獣カーも、君をおびき寄せる罠だったのだよ。あはははは」
真吾「そうか。このカーたちはお前の霊力で操られていたロボットだったんだな」
ツタンガーメン「そういうことだよ。そーれ、我がしもべどもよ。悪魔くんを生贄台に縛り付けろ」
カーたち「えーい」
真吾「あ、ああ!」
ツタンガーメン「うわっはっはっは」
ツタンガーメン「私は古代エジプトの王の中の王、ツタンガーメンだ」
真吾「やっぱり、あの古代魔法界最大の大物といわれるツタンガーメン」
ツタンガーメン「その通り。私は魔法を使って一万年後の日本に、
悪魔くん、君が現れるのを預言したのだよ」
真吾「何だって」
ツタンガーメン「私は一万年ぶりに復活し、世界の王としてこの世に改めて君臨したいのだ」
真吾「復活!?あ、王様と復活。このことだったのか。不吉な塔のカードがついていたわけだ」
ツタンガーメン「私が復活するためには、一万年に一度現れるという悪魔くんの血が必要なのだ」
真吾「えー!」
ツタンガーメン「人間ピラミッドも魔獣カーも、君をおびき寄せる罠だったのだよ。あはははは」
真吾「そうか。このカーたちはお前の霊力で操られていたロボットだったんだな」
ツタンガーメン「そういうことだよ。そーれ、我がしもべどもよ。悪魔くんを生贄台に縛り付けろ」
カーたち「えーい」
真吾「あ、ああ!」
ツタンガーメン「うわっはっはっは」
2018/05/12(土) 16:59:58.12ID:???
真吾「…」
ツタンガーメン「さあ、それでは君の血をもらおう」
真吾「あ、あ…」
ツタンガーメン「さあ、それでは君の血をもらおう」
真吾「あ、あ…」
2018/05/12(土) 17:14:43.82ID:???
ガハハ3人組「がはは、がはは、がはは」
ツタンガーメン「へへへへへ」
真吾「あ…」
青ピクシー「とう」
ツタンガーメン「なんだお前」
青ピクシー「はっ(フーッ)」
ツタンガーメン「うわ、なんだなんだこの臭いは」
カーたち「うわ、ひいー」
青ピクシー「ケーケケケケ。悪魔祓いの薬草の臭いだい」
真吾「ピクシー」
青ピクシー「さあ、悪魔くん。ソロモンの笛を吹くんだ」
真吾「で、でもあいつは」
青ピクシー「早く。ああ」
ツタンガーメン「こしゃくな真似をしおって」
青ピクシー「悪魔くん、早く。早く」
真吾「ピクシー。(〜♪…)」
青ピクシー「…」
真吾「ダ、ダメだよ」
青ピクシー「皆を助けるためにも、ソロモンの笛を吹かなければ。さあ、悪魔くん」
カーたち「ぎゃーははははははは」
真吾「(〜♪…)」
カーたち「ぎゃーははははははは」
ツタンガーメン「へへへへへ」
真吾「あ…」
青ピクシー「とう」
ツタンガーメン「なんだお前」
青ピクシー「はっ(フーッ)」
ツタンガーメン「うわ、なんだなんだこの臭いは」
カーたち「うわ、ひいー」
青ピクシー「ケーケケケケ。悪魔祓いの薬草の臭いだい」
真吾「ピクシー」
青ピクシー「さあ、悪魔くん。ソロモンの笛を吹くんだ」
真吾「で、でもあいつは」
青ピクシー「早く。ああ」
ツタンガーメン「こしゃくな真似をしおって」
青ピクシー「悪魔くん、早く。早く」
真吾「ピクシー。(〜♪…)」
青ピクシー「…」
真吾「ダ、ダメだよ」
青ピクシー「皆を助けるためにも、ソロモンの笛を吹かなければ。さあ、悪魔くん」
カーたち「ぎゃーははははははは」
真吾「(〜♪…)」
カーたち「ぎゃーははははははは」
2018/05/12(土) 17:17:31.28ID:???
(〜♪…)
2018/05/12(土) 17:25:16.59ID:???
ツタンガーメン「あ?この曲は」
カーたち「(ブルブルブルブル)」
真吾「?」
ツタンガーメン「ああ、うわあ」
カーたち「(ブルブルブルブル)」
真吾「?」
ツタンガーメン「ああ、うわあ」
2018/05/12(土) 17:33:48.23ID:???
メフィスト2世「これは死者を霊界に追い返す死出のメロディーだぜ」
真吾「メフィスト2世!やられてなかったのか」
メフィスト2世「当然さ。俺は体を固められる前に、魂をシルクハットに移し替えたのさ。
さあ、ツタンガーメン。死出のメロディーをたっぷり聞かせてやる」
ツタンガーメン「うわあ、やめてくれー。うわあ、うう。うわあ…」
カーたち「ひいー…」
真吾「ああ!」
真吾「メフィスト2世!やられてなかったのか」
メフィスト2世「当然さ。俺は体を固められる前に、魂をシルクハットに移し替えたのさ。
さあ、ツタンガーメン。死出のメロディーをたっぷり聞かせてやる」
ツタンガーメン「うわあ、やめてくれー。うわあ、うう。うわあ…」
カーたち「ひいー…」
真吾「ああ!」
2018/05/12(土) 17:37:07.80ID:???
真吾「やれやれ…へへ」
メフィスト2世「ふーん、やったな」
真吾「メフィスト2世、君のおかげだよ」
メフィスト2世「ふーん、やったな」
真吾「メフィスト2世、君のおかげだよ」
2018/05/12(土) 17:42:24.19ID:???
ガハハ3人組(1)「せっかくエジプトのピラミッドまで行って棺の蓋を外しておいたのに、くそくそくそ!」
ガハハ3人組(2)「やっちゃいましたね」
ガハハ3人組(3)「怒られちゃいますね」
ガハハ3人組(1)「このこのこのこのこの!」
ガハハ3人組(2)「やっちゃいましたね」
ガハハ3人組(3)「怒られちゃいますね」
ガハハ3人組(1)「このこのこのこのこの!」
2018/05/12(土) 17:46:45.54ID:???
ファウスト博士「あー、ツタンガーメンも元に戻った。
だが、いよいよじゃ悪魔くん。
メフィスト2世も少しは目覚めてきたようじゃしなあ」
だが、いよいよじゃ悪魔くん。
メフィスト2世も少しは目覚めてきたようじゃしなあ」
2018/05/12(土) 23:49:25.40ID:???
ミサトさん最高
2018/05/16(水) 14:39:18.07ID:???
真吾「12人の子供たちが神隠しにあってしまう。
そして、情報屋まで消えてしまうんだ。
そんな時、百目のパパが現れて、僕たちは荒れ寺へ乗り込むことになったんだ。
泣くなよ、百目。本当のパパは悪い悪魔じゃないって。
悪魔くん。百目一族と悲劇の月人。
夢よ、届け君の心に」
『百目一族と悲劇の月人』
そして、情報屋まで消えてしまうんだ。
そんな時、百目のパパが現れて、僕たちは荒れ寺へ乗り込むことになったんだ。
泣くなよ、百目。本当のパパは悪い悪魔じゃないって。
悪魔くん。百目一族と悲劇の月人。
夢よ、届け君の心に」
『百目一族と悲劇の月人』
2018/05/16(水) 14:45:35.80ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/16(水) 14:48:45.50ID:???
『百目一族と悲劇の月人』
2018/05/16(水) 14:57:10.70ID:???
TV『これで、小学校の児童の行方不明は、12人にのぼっています。
事態を重く見た警視庁では、付近の聞き込みに全力を挙げていますが、
今のところ、これといった情報は掴めていません』
茂「ほう、神隠しかもなあ」
百目「神隠しって何だモン?」
コハル「早く食べなさい。遅刻しちゃうわよ」
エツ子「私知ってるよ。神隠しって」
百目「ねえ、神隠しって」
真吾「うーん、あー、いけない!遅れちゃう」
百目「待って、ボクもー!」
事態を重く見た警視庁では、付近の聞き込みに全力を挙げていますが、
今のところ、これといった情報は掴めていません』
茂「ほう、神隠しかもなあ」
百目「神隠しって何だモン?」
コハル「早く食べなさい。遅刻しちゃうわよ」
エツ子「私知ってるよ。神隠しって」
百目「ねえ、神隠しって」
真吾「うーん、あー、いけない!遅れちゃう」
百目「待って、ボクもー!」
2018/05/16(水) 15:07:50.76ID:???
先生「Zzz…」
真吾「(小学生の連続神隠し事件か…)」
百目「(うーん、ボクのパパってどこにいるんだモン)」
先生「はい、今日はここまで。書けなかった人は明日までの宿題にしますから、
忘れないでやってきなさい」
生徒たち「はーい」
真吾「(小学生の連続神隠し事件か…)」
百目「(うーん、ボクのパパってどこにいるんだモン)」
先生「はい、今日はここまで。書けなかった人は明日までの宿題にしますから、
忘れないでやってきなさい」
生徒たち「はーい」
2018/05/16(水) 15:15:23.78ID:???
キリヒト「それにしても、情報屋くんがお休みだなんてどうしたんでしょうね」
貧太「ずる休みに決まってるよ」
百目「ずる休みって何だモン?」
貧太「病気でもないのに、ずるして学校休むことさ」
百目「(ふーん、だったらボク、明日ずる休みしようかな。宿題の作文なんか書けないモン。
どうしてボクだけひとりぼっちなのかなぁ…)」
(ドンッ)
百目「あ、すいませんだモン」
情報屋「邪魔だよ」
百目「うわ、痛い。あれは…パパ?パパ?あ、パパ!ボクのパパだ!パパなんだモン。パパー!」
貧太「ずる休みに決まってるよ」
百目「ずる休みって何だモン?」
貧太「病気でもないのに、ずるして学校休むことさ」
百目「(ふーん、だったらボク、明日ずる休みしようかな。宿題の作文なんか書けないモン。
どうしてボクだけひとりぼっちなのかなぁ…)」
(ドンッ)
百目「あ、すいませんだモン」
情報屋「邪魔だよ」
百目「うわ、痛い。あれは…パパ?パパ?あ、パパ!ボクのパパだ!パパなんだモン。パパー!」
2018/05/16(水) 15:18:43.80ID:???
百目「おかしいモン。確かこの道を…ああ!…」
2018/05/16(水) 15:26:29.22ID:???
百目「ああ…!(パパ?)ああ…」
百目親父「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
百目「(あ、テレビで探していた子供だモン)」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
百目「う!」
情報屋「誰だ!出て来い」
カラス「カーカー」
情報屋「なんだ、お前か」
百目「(まさか…パパが?)」
百目親父「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
百目「(あ、テレビで探していた子供だモン)」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
百目「う!」
情報屋「誰だ!出て来い」
カラス「カーカー」
情報屋「なんだ、お前か」
百目「(まさか…パパが?)」
2018/05/16(水) 15:38:18.23ID:???
TV『次は、小学生の連続行方不明事件のニュースです。新しく入りました情報によりますと、
13人目の行方不明者が出た模様です。行方不明になった少年は…』
真吾「情報屋!」
百目「わ、あ」
真吾「なにすんだ、百目!見てたんだぞ!」
百目「こんなのよりアニメのほうが面白いモン」
TV『この少年が行方不明になった…』
百目「あ、あ、あ、あ」
真吾「変だぞ。何か隠してることでもあるのか?」
百目「何も隠すことなんかないんだモン」
真吾「百目は嘘ついてもすぐ目に出るんだから」
百目「ボク…」
真吾「さ、何を隠してる?」
百目「うう…悪魔くーん!」
真吾「ぐるじい」
百目「何かの間違いなんだモン!きっとそうだモン!」
真吾「落ち着けよ百目」
13人目の行方不明者が出た模様です。行方不明になった少年は…』
真吾「情報屋!」
百目「わ、あ」
真吾「なにすんだ、百目!見てたんだぞ!」
百目「こんなのよりアニメのほうが面白いモン」
TV『この少年が行方不明になった…』
百目「あ、あ、あ、あ」
真吾「変だぞ。何か隠してることでもあるのか?」
百目「何も隠すことなんかないんだモン」
真吾「百目は嘘ついてもすぐ目に出るんだから」
百目「ボク…」
真吾「さ、何を隠してる?」
百目「うう…悪魔くーん!」
真吾「ぐるじい」
百目「何かの間違いなんだモン!きっとそうだモン!」
真吾「落ち着けよ百目」
2018/05/16(水) 15:43:16.73ID:???
真吾「確かに見たんだな?情報屋と他に行方不明になった子供たちがいたのを」
百目「あれはボクのパパかも知れないんだモン…」
真吾「分かった。確かめてみよう」
百目「あれはボクのパパかも知れないんだモン…」
真吾「分かった。確かめてみよう」
2018/05/16(水) 15:56:42.84ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「あたたたた」
真吾「大変なことが起こってるんだ!」
メフィスト2世「今度だけは何と言われようとダメだね。角が痛くて魔力が使えないんだ」
真吾「そんな、頼むよー。神隠しにあった子供たちを助けるんだ!」
メフィスト2世「大きな声を出すな。それだけでも角に響くんだから」
百目「お願いだモン」
メフィスト2世「こら、マントを引っ張るな」
百目「お願いだモン。ボクのパパかも知れないんだモン」
メフィスト2世「パパだと?」
百目「うん」
メフィスト2世「うーん、分かったよ」
真吾「行ってくれるか!」
メフィスト2世「代わりに親父がな」
メフィスト老「なんじゃと?」
メフィスト2世「いいじゃないか。こんな時のための親子だろ?それとも親父。自信がないのか?」
メフィスト老「バカにするでない」
メフィスト2世「無理しなくていいんだぜ」
メフィスト老「バカもん!まだまだ若いもんには負けはせんわい。見とれー!」
メフィスト2世「へへ、乗りやすい性格」
出でよ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「あたたたた」
真吾「大変なことが起こってるんだ!」
メフィスト2世「今度だけは何と言われようとダメだね。角が痛くて魔力が使えないんだ」
真吾「そんな、頼むよー。神隠しにあった子供たちを助けるんだ!」
メフィスト2世「大きな声を出すな。それだけでも角に響くんだから」
百目「お願いだモン」
メフィスト2世「こら、マントを引っ張るな」
百目「お願いだモン。ボクのパパかも知れないんだモン」
メフィスト2世「パパだと?」
百目「うん」
メフィスト2世「うーん、分かったよ」
真吾「行ってくれるか!」
メフィスト2世「代わりに親父がな」
メフィスト老「なんじゃと?」
メフィスト2世「いいじゃないか。こんな時のための親子だろ?それとも親父。自信がないのか?」
メフィスト老「バカにするでない」
メフィスト2世「無理しなくていいんだぜ」
メフィスト老「バカもん!まだまだ若いもんには負けはせんわい。見とれー!」
メフィスト2世「へへ、乗りやすい性格」
2018/05/16(水) 16:05:27.89ID:???
百目「わあ、ああ!」
メフィスト老「はあ、たかがカラスじゃ。恐れるに足らん」
百目「あのー、メフィストのおじいちゃん」
メフィスト老「おじいちゃんではない。見た目だって青年と変わらんじゃないか」
百目「ボクのパパはきっと誰かに騙されるんだモン。だからいじめないで欲しいモン」
メフィスト老「はあ、たかがカラスじゃ。恐れるに足らん」
百目「あのー、メフィストのおじいちゃん」
メフィスト老「おじいちゃんではない。見た目だって青年と変わらんじゃないか」
百目「ボクのパパはきっと誰かに騙されるんだモン。だからいじめないで欲しいモン」
2018/05/16(水) 16:23:53.42ID:???
真吾「誰か来るぞ…情報屋だ。情報屋!」
情報屋「なんだ真吾じゃないか。何してるんだこんなところで」
真吾「何してるって、君たちを助けに来たんじゃないか」
情報屋「何を言ってるんだ。我々は先生をお慕いして、集まってるんだぞ」
真吾・百目「…」
メフィスト老「おかしいぞ、こいつは」
情報屋「先生は遠い所から人間の知らないことを少数の弟子に教えるために来てくれたのだ」
メフィスト老「ああ、どうやら相手の霊波に操られているようじゃのう」
百目「霊波って何だモン?」
メフィスト老「一種の電波じゃな。こいつを浴びると催眠術にかかったようになるんじゃ」
情報屋「とにかく僕は先生の言いつけで、お酒を買いに行かなければならないんだ」
メフィスト老「とう!」
情報屋「何をするんだ!離せ!誰か!」
子供たち「わー!」
真吾・百目「!」
百目「パパ!」
真吾「待て、百目!」
百目「離してよ!きっとボクのパパなんだモン」
真吾「落ち着くんだ、百目」
百目親父「パパラチャノモゲーター」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
情報屋「なんだ真吾じゃないか。何してるんだこんなところで」
真吾「何してるって、君たちを助けに来たんじゃないか」
情報屋「何を言ってるんだ。我々は先生をお慕いして、集まってるんだぞ」
真吾・百目「…」
メフィスト老「おかしいぞ、こいつは」
情報屋「先生は遠い所から人間の知らないことを少数の弟子に教えるために来てくれたのだ」
メフィスト老「ああ、どうやら相手の霊波に操られているようじゃのう」
百目「霊波って何だモン?」
メフィスト老「一種の電波じゃな。こいつを浴びると催眠術にかかったようになるんじゃ」
情報屋「とにかく僕は先生の言いつけで、お酒を買いに行かなければならないんだ」
メフィスト老「とう!」
情報屋「何をするんだ!離せ!誰か!」
子供たち「わー!」
真吾・百目「!」
百目「パパ!」
真吾「待て、百目!」
百目「離してよ!きっとボクのパパなんだモン」
真吾「落ち着くんだ、百目」
百目親父「パパラチャノモゲーター」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
2018/05/16(水) 16:38:10.82ID:???
百目「わあ」
真吾「ああ、どうするメフィスト!」
メフィスト老「ここは一旦退却するんじゃ。ええい、魔動カー!今のうちに早く乗るんじゃ」
百目「待ってモーン」
真吾「百目!百目が!」
メフィスト老「それよりやつじゃ。いいか?突っ込んでいくから百目を引っ張りあげろ」
真吾「分かった。情報屋借りるよ!」
(カシャ)
子供たち「うわ」
メフィスト老「フラッシュもういっちょだ」
(カシャ)
百目親父「うう、どこへ逃げてもムダだ」
真吾「ああ、どうするメフィスト!」
メフィスト老「ここは一旦退却するんじゃ。ええい、魔動カー!今のうちに早く乗るんじゃ」
百目「待ってモーン」
真吾「百目!百目が!」
メフィスト老「それよりやつじゃ。いいか?突っ込んでいくから百目を引っ張りあげろ」
真吾「分かった。情報屋借りるよ!」
(カシャ)
子供たち「うわ」
メフィスト老「フラッシュもういっちょだ」
(カシャ)
百目親父「うう、どこへ逃げてもムダだ」
2018/05/16(水) 16:46:41.72ID:???
情報屋「やだってばー。う、僕を先生のところへ返してよー」
メフィスト老「榊としめ縄には霊波を防ぐ能力があるんじゃ。いいか?この中から一歩も出てはならんぞ」
情報屋「お前たちには先生の偉大さが分かってないんだ!離せ!離せ!」
メフィスト老「榊としめ縄には霊波を防ぐ能力があるんじゃ。いいか?この中から一歩も出てはならんぞ」
情報屋「お前たちには先生の偉大さが分かってないんだ!離せ!離せ!」
2018/05/16(水) 16:53:27.26ID:???
真吾「うぅ…なんだか急に寒くなったぞ」
メフィスト老「あいつが来たのじゃ。どうやらここに情報屋がいるのを感づかれたらしい。
いいか?この枠から出たら最後じゃ」
情報屋「う…なんだかノドが…水が飲みたい…」
メフィスト老「あいつの霊波に引っ張られているんじゃ。我慢しろ。あ?」
メフィスト老「あいつが来たのじゃ。どうやらここに情報屋がいるのを感づかれたらしい。
いいか?この枠から出たら最後じゃ」
情報屋「う…なんだかノドが…水が飲みたい…」
メフィスト老「あいつの霊波に引っ張られているんじゃ。我慢しろ。あ?」
2018/05/16(水) 17:09:57.34ID:???
情報屋「ノドがカラカラだ…水…水をくれ…」
真吾・百目「ああ」
メフィスト老「来おったな」
情報屋「水…」
百目親父「ふふふ、ほら。水ならここにある」
情報屋「先生、僕にも水をください。うわ」
真吾「我慢するんだ、情報屋」
情報屋「離せったら。僕がどうしようと勝手じゃないか」
真吾「そうはいかないよ。友達を見捨てるわけにはいかないんだ!」
情報屋「そんなもん迷惑なだけだ!」
メフィスト老「ええい、まだ分からんのかこいつ!魔力催眠の術!」
情報屋「…」
メフィスト老「これで安心じゃ。いいか?この中から出さえしなければ大丈夫じゃ」
百目親父「ふふふふふふ」
真吾・百目「ああ」
メフィスト老「来おったな」
情報屋「水…」
百目親父「ふふふ、ほら。水ならここにある」
情報屋「先生、僕にも水をください。うわ」
真吾「我慢するんだ、情報屋」
情報屋「離せったら。僕がどうしようと勝手じゃないか」
真吾「そうはいかないよ。友達を見捨てるわけにはいかないんだ!」
情報屋「そんなもん迷惑なだけだ!」
メフィスト老「ええい、まだ分からんのかこいつ!魔力催眠の術!」
情報屋「…」
メフィスト老「これで安心じゃ。いいか?この中から出さえしなければ大丈夫じゃ」
百目親父「ふふふふふふ」
2018/05/16(水) 17:15:17.41ID:???
真吾「エツ子!」
百目親父「この子を返して欲しかったら、そのメガネをこっちへよこせ」
メフィスト老「いかん!こいつを渡したら、もう子供たちを助ける手立ては無くなるんじゃ」
真吾「う」
百目「うう…」
百目親父「いいか?今夜の10時まで待ってやる。そのメガネを渡さなければ、この子はどうなるかわかってるな」
真吾「くそー、卑怯だぞ!」
百目「うわー」
真吾「百目!」
百目「バカバカバカバカ!パパのバカ!」
百目親父「うるさい!」
百目「わあ!」
真吾「あ!」
メフィスト老「しかし妙じゃな」
真吾「え、何が?」
メフィスト老「わしの記憶じゃと、百目一族はもう滅んでしまったはずじゃ」
真吾「それじゃあ、あいつは」
百目「パパー。パパー…」
百目親父「この子を返して欲しかったら、そのメガネをこっちへよこせ」
メフィスト老「いかん!こいつを渡したら、もう子供たちを助ける手立ては無くなるんじゃ」
真吾「う」
百目「うう…」
百目親父「いいか?今夜の10時まで待ってやる。そのメガネを渡さなければ、この子はどうなるかわかってるな」
真吾「くそー、卑怯だぞ!」
百目「うわー」
真吾「百目!」
百目「バカバカバカバカ!パパのバカ!」
百目親父「うるさい!」
百目「わあ!」
真吾「あ!」
メフィスト老「しかし妙じゃな」
真吾「え、何が?」
メフィスト老「わしの記憶じゃと、百目一族はもう滅んでしまったはずじゃ」
真吾「それじゃあ、あいつは」
百目「パパー。パパー…」
2018/05/17(木) 16:07:24.28ID:???
真吾「こ、これは!百目の目がない!それに、変なものが映ってる」
メフィスト老「うーむ、これは多分百目ゾンビじゃ」
真吾「百目ゾンビ!?」
メフィスト老「左様。何者かが霊波によって既に死んでいる百目を蘇らせたのじゃ」
真吾「ということは、別にこいつを操ってる者がいるってことか」
メフィスト老「よーし、情報屋から何があったか聞きだしてみよう」
メフィスト老「うーむ、これは多分百目ゾンビじゃ」
真吾「百目ゾンビ!?」
メフィスト老「左様。何者かが霊波によって既に死んでいる百目を蘇らせたのじゃ」
真吾「ということは、別にこいつを操ってる者がいるってことか」
メフィスト老「よーし、情報屋から何があったか聞きだしてみよう」
2018/05/17(木) 16:27:30.73ID:???
真吾「これは!」
メフィスト老「幽体離脱。魂だけを抜け出させる初歩の魔力じゃわい」
情報屋「時は満ちた。今を逃して月に還ることは出来ぬ」
真吾「月だって!?」
メフィスト老「しーっ」
情報屋「月に還るロケットを飛ばすには、この13人の子供たちの力が必要なのだ。
登校拒否児、いじめっこ、告げ口屋、人の失敗ばかりを写真に撮って喜んでいる者」
メフィスト老「自分のことじゃない」
情報屋「お前たちの心の隙間に溜まった人を妬む心がエネルギーとなって」
百目親父「ロケットを月まで飛ばすのじゃ。あとは時計が今夜の12時を」
情報屋「打つのを待つだけじゃ」
メフィスト老「あ、大変じゃ。夜中の12時までに助けださなければ、子供たちは一緒に月へ連れて行かれてしまうんだ」
真吾「12時…エツ子も一緒に月へ!」
メフィスト老「こいつを連れて寺へ行くぞ。あいつにも必ず隙が出来るはずだ。そこを狙うんじゃ」
真吾「よし」
メフィスト老「幽体離脱。魂だけを抜け出させる初歩の魔力じゃわい」
情報屋「時は満ちた。今を逃して月に還ることは出来ぬ」
真吾「月だって!?」
メフィスト老「しーっ」
情報屋「月に還るロケットを飛ばすには、この13人の子供たちの力が必要なのだ。
登校拒否児、いじめっこ、告げ口屋、人の失敗ばかりを写真に撮って喜んでいる者」
メフィスト老「自分のことじゃない」
情報屋「お前たちの心の隙間に溜まった人を妬む心がエネルギーとなって」
百目親父「ロケットを月まで飛ばすのじゃ。あとは時計が今夜の12時を」
情報屋「打つのを待つだけじゃ」
メフィスト老「あ、大変じゃ。夜中の12時までに助けださなければ、子供たちは一緒に月へ連れて行かれてしまうんだ」
真吾「12時…エツ子も一緒に月へ!」
メフィスト老「こいつを連れて寺へ行くぞ。あいつにも必ず隙が出来るはずだ。そこを狙うんじゃ」
真吾「よし」
2018/05/17(木) 16:33:59.15ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、幽子!
幽子!豆ユーレイたちの力で、霊波に操られている子供たちの心を解きほぐして欲しいんだ」
幽子「分かったわ」
豆ユーレイ「お安い御用〜悪魔くん〜♪」
百目「パパ…」
真吾「あ…うーん、百目は置いていこう。ほんとのことを知ったら可哀そうだ」
出でよ、幽子!
幽子!豆ユーレイたちの力で、霊波に操られている子供たちの心を解きほぐして欲しいんだ」
幽子「分かったわ」
豆ユーレイ「お安い御用〜悪魔くん〜♪」
百目「パパ…」
真吾「あ…うーん、百目は置いていこう。ほんとのことを知ったら可哀そうだ」
2018/05/17(木) 16:53:58.71ID:???
真吾「情報屋を連れてきたぞ。エツ子を返せ!」
百目親父「ふふ。友情などといっても所詮そんなものだ。こっちへ来い、情報屋」
情報屋「先生!離せ、こいつ」
メフィスト老「(いいか、幽子。エツ子が返ってきたと同時に、わしが攻撃する。
その間に豆ユーレイで子供たちを救うのじゃ)」
幽子「(うん、分かった)豆ユーレイちゃん、お願いね」
豆ユーレイ「任せてくださ〜い♪」
メフィスト老「よーし、行け!」
情報屋「先生!」
真吾「さあ、エツ子。来るんだ!エツ子…どうしたんだ」
エツ子「ふふ、ふふふふふふふ」
真吾「エツ子…」
百目親父「ふふ。この子はお前たちがこれ以上邪魔しないように、預かっておく。パパラチャノモゲーター」
真吾「あ、あれは!」
百目親父「ふふふふー。さらばじゃ!」
真吾「待て!エツ子ー!」
百目親父「ふふはははは」
百目「ボクだけ置いてけぼりなんてひどいモン!あ!」
真吾「追うんだ!メフィスト」
メフィスト老「待った、その前にこれじゃ」
真吾「?」
メフィスト老「これさえ被っておけば、やつの霊波に操られることはない。よーし、魔動カー!あ、行くぞ!」
百目「う!」
メフィスト老「情報屋のポケットに入れた魔界の石を探知して追っかけていくんじゃ。見逃したりはせんわい」
百目「う…!わ!」
百目親父「ふふ。友情などといっても所詮そんなものだ。こっちへ来い、情報屋」
情報屋「先生!離せ、こいつ」
メフィスト老「(いいか、幽子。エツ子が返ってきたと同時に、わしが攻撃する。
その間に豆ユーレイで子供たちを救うのじゃ)」
幽子「(うん、分かった)豆ユーレイちゃん、お願いね」
豆ユーレイ「任せてくださ〜い♪」
メフィスト老「よーし、行け!」
情報屋「先生!」
真吾「さあ、エツ子。来るんだ!エツ子…どうしたんだ」
エツ子「ふふ、ふふふふふふふ」
真吾「エツ子…」
百目親父「ふふ。この子はお前たちがこれ以上邪魔しないように、預かっておく。パパラチャノモゲーター」
真吾「あ、あれは!」
百目親父「ふふふふー。さらばじゃ!」
真吾「待て!エツ子ー!」
百目親父「ふふはははは」
百目「ボクだけ置いてけぼりなんてひどいモン!あ!」
真吾「追うんだ!メフィスト」
メフィスト老「待った、その前にこれじゃ」
真吾「?」
メフィスト老「これさえ被っておけば、やつの霊波に操られることはない。よーし、魔動カー!あ、行くぞ!」
百目「う!」
メフィスト老「情報屋のポケットに入れた魔界の石を探知して追っかけていくんじゃ。見逃したりはせんわい」
百目「う…!わ!」
2018/05/17(木) 16:56:32.64ID:???
百目親父「ここじゃ。わしのロケットがあるのは」
2018/05/17(木) 17:00:16.93ID:???
百目親父「パパラチャノモゲーター。
こ、これじゃ。これで月へ還れるんじゃ」
こ、これじゃ。これで月へ還れるんじゃ」
2018/05/17(木) 17:11:22.14ID:???
百目親父「さあ、お前らの妬みのエネルギーで、このロケットを動かすんだ。妬め妬め。世の中を、友達を」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。
パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
エツ子「やつらが来ます」
真吾「見えてきたぞ。あそこだ!」
百目親父「しつこいやつだ。これでもくらえ!」
真吾「うわ、何も見えない!」
幽子「あー」
百目「う、う」
真吾「わー、落っこっちゃう!」
メフィスト老「心配するな、えい!」
百目「う、う…うわー!」
真吾「あ、百目!」
幽子「百目くん!」
百目「悪魔くん、ごめんだモン!」
真吾「百目待つんだ!メフィスト、早く!」
メフィスト老「急がすな。さっき頭をぶつけてふらふらしとるんじゃ」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。
パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
エツ子「やつらが来ます」
真吾「見えてきたぞ。あそこだ!」
百目親父「しつこいやつだ。これでもくらえ!」
真吾「うわ、何も見えない!」
幽子「あー」
百目「う、う」
真吾「わー、落っこっちゃう!」
メフィスト老「心配するな、えい!」
百目「う、う…うわー!」
真吾「あ、百目!」
幽子「百目くん!」
百目「悪魔くん、ごめんだモン!」
真吾「百目待つんだ!メフィスト、早く!」
メフィスト老「急がすな。さっき頭をぶつけてふらふらしとるんじゃ」
2018/05/17(木) 17:14:50.20ID:???
百目親父「妬め。妬むんだ」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
百目「パパが悪いんじゃないモン!話せばきっと分かってくれるモン!」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
百目「パパが悪いんじゃないモン!話せばきっと分かってくれるモン!」
2018/05/17(木) 17:27:17.72ID:???
百目親父「妬め。妬むんだ」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター」
百目「…っ」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
真吾「あ、ロケットが!」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
百目「う…!」
真吾「あ!」
百目「エッちゃんごめん!やめてパパ!」
百目親父「ん?」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター」
百目「…っ」
子供たち「パパラチャノモゲーター」
真吾「あ、ロケットが!」
子供たち「パパラチャノモゲーター。パパラチャノモゲーター…」
百目「う…!」
真吾「あ!」
百目「エッちゃんごめん!やめてパパ!」
百目親父「ん?」
2018/05/17(木) 17:40:03.45ID:???
百目「パパはそんな悪い人じゃないはずだモン!」
百目親父「うるさい!」
百目「やめてよ、パパ!あ…やめてよ、パパ」
真吾「百目それはパパじゃない!そこをどくんだ」
百目「パパだモン」
真吾「百目一族は、とっくの昔に滅びてしまったんだよ」
百目「違うモン。ボクの、ボクのパパだモン」
百目親父「うるさいやつだ」
メフィスト老「魔力元祖角電撃!」
百目親父「ぐわあ」
子供たち「先生」「先生」
百目「あ…」
メフィスト老「百目ゾンビ、これでとどめだ!」
百目「やめてー!」
メフィスト老「ん?何をするんじゃ」
百目「やめてったら。ボクのパパなんだモン」
メフィスト老「…」
真吾「百目…」
幽子「百目ちゃん…」
百目「うう…」
真吾「このニセモノめ!」
百目親父「?」
真吾「お前をパパだと思う百目の気持ちがまだ分からないのか!」
百目親父「ぐ…」
百目親父「うるさい!」
百目「やめてよ、パパ!あ…やめてよ、パパ」
真吾「百目それはパパじゃない!そこをどくんだ」
百目「パパだモン」
真吾「百目一族は、とっくの昔に滅びてしまったんだよ」
百目「違うモン。ボクの、ボクのパパだモン」
百目親父「うるさいやつだ」
メフィスト老「魔力元祖角電撃!」
百目親父「ぐわあ」
子供たち「先生」「先生」
百目「あ…」
メフィスト老「百目ゾンビ、これでとどめだ!」
百目「やめてー!」
メフィスト老「ん?何をするんじゃ」
百目「やめてったら。ボクのパパなんだモン」
メフィスト老「…」
真吾「百目…」
幽子「百目ちゃん…」
百目「うう…」
真吾「このニセモノめ!」
百目親父「?」
真吾「お前をパパだと思う百目の気持ちがまだ分からないのか!」
百目親父「ぐ…」
2018/05/17(木) 17:46:41.06ID:???
真吾「今のうちだ。幽子」
幽子「はい。頼むわ、豆ユーレイちゃん」
豆ユーレイ「は〜い、取り戻すのよ♪暖かい心を♪いい子に戻って♪優しい気持ちになって〜♪」
子供A「ここから出して」
情報屋「家へ帰りたいよー」
子供B「お母さん…」
幽子「はい。頼むわ、豆ユーレイちゃん」
豆ユーレイ「は〜い、取り戻すのよ♪暖かい心を♪いい子に戻って♪優しい気持ちになって〜♪」
子供A「ここから出して」
情報屋「家へ帰りたいよー」
子供B「お母さん…」
2018/05/17(木) 18:00:42.03ID:???
百目「パパ…パパー!」
月人「おっと。けほっ、けほっ」
真吾「あ、お前が犯人か?」
百目「パパをどうしたんだモン」
月人「いや、あれはお前の父ではない」
百目「そうじゃないモン。パパだモン!」
月人「けほっ、まだ百目一族の子が生きていたとは。
わしゃ2万年前に月からの使いとして地球に来た月人じゃ。
その昔月人と百目一族とは交流があった。
だが、長い年月のうちに月人たちも百目一族も死に絶え、今はわし一人になってしもうた。
このまんま地球で静かに死のうと思ったのじゃが、
このところどうも世界が乱れてきておる。不穏な空気でいっぱいじゃ。
それでわしゃ月人としての最期を月で終わろうとこんな真似したんじゃ。こほっ、こほっ。
わしゃ見た通りこんな老人じゃ。だから、死んだ百目一族の力を借りて子供たちを集めたんじゃ」
百目「ボクのパパは…ボクのパパもママも生きてないの?」
月人「うむ」
百目「嘘だモン。そんなの嘘だモン」
月人「泣かないでくれ。百目一族は人前で涙は見せないものだ。コク」
真吾「月人」
百目「…」
月人「おっと。けほっ、けほっ」
真吾「あ、お前が犯人か?」
百目「パパをどうしたんだモン」
月人「いや、あれはお前の父ではない」
百目「そうじゃないモン。パパだモン!」
月人「けほっ、まだ百目一族の子が生きていたとは。
わしゃ2万年前に月からの使いとして地球に来た月人じゃ。
その昔月人と百目一族とは交流があった。
だが、長い年月のうちに月人たちも百目一族も死に絶え、今はわし一人になってしもうた。
このまんま地球で静かに死のうと思ったのじゃが、
このところどうも世界が乱れてきておる。不穏な空気でいっぱいじゃ。
それでわしゃ月人としての最期を月で終わろうとこんな真似したんじゃ。こほっ、こほっ。
わしゃ見た通りこんな老人じゃ。だから、死んだ百目一族の力を借りて子供たちを集めたんじゃ」
百目「ボクのパパは…ボクのパパもママも生きてないの?」
月人「うむ」
百目「嘘だモン。そんなの嘘だモン」
月人「泣かないでくれ。百目一族は人前で涙は見せないものだ。コク」
真吾「月人」
百目「…」
2018/05/17(木) 18:05:37.50ID:???
真吾「ひとりぼっちなんかじゃないさ」
百目「うん…」
真吾「早く12使徒を集めなくちゃ。月人の言うようにきっと何かよくないことが起こりかけているんだ」
百目「うん…」
真吾「早く12使徒を集めなくちゃ。月人の言うようにきっと何かよくないことが起こりかけているんだ」
2018/05/17(木) 18:08:42.96ID:???
ファウスト博士「悪魔界と人間界のバランスが崩れて、最後の月人までが滅びてしまった。
とてつもなく大きな悪の力が感じられる」
とてつもなく大きな悪の力が感じられる」
2018/05/17(木) 18:16:04.48ID:???
メフィスト2世「ははははは」
真吾・百目「あ」
メフィスト2世「なんだよ、二人とも結局作文が書けなかったのかよ」
真吾「うん」
百目「へへ。でも平気だモン。立たされても百目一族は涙は見せないんだモン」
メフィスト2世「お、強気だねー。百目」
真吾「お父さんは?」
メフィスト2世「魔界温泉に行ったよ。腰が痛いって。しばらくは、悪魔休業さ」
真吾・百目「あ」
メフィスト2世「なんだよ、二人とも結局作文が書けなかったのかよ」
真吾「うん」
百目「へへ。でも平気だモン。立たされても百目一族は涙は見せないんだモン」
メフィスト2世「お、強気だねー。百目」
真吾「お父さんは?」
メフィスト2世「魔界温泉に行ったよ。腰が痛いって。しばらくは、悪魔休業さ」
2018/05/23(水) 15:48:26.92ID:???
----------------------------------------------------------
2018/05/23(水) 15:50:01.83ID:???
田中「行ってきまーす」
雷蔵「スイッチオン。
あ、でけた」
麗「おーっほっほっほ。このマシンでF1盛蕎麦グランプリの優勝はこの私が頂くは」
雷蔵「スイッチオン。
あ、でけた」
麗「おーっほっほっほ。このマシンでF1盛蕎麦グランプリの優勝はこの私が頂くは」
2018/05/23(水) 16:15:53.15ID:???
あげだま「えー!」
いぶき「F1グランプリが!?」
ウーロン茶「ポクたちの町で?」
あげだま・いぶき・ウーロン茶「開催される!?」
あげだま「う、嘘だろ!?」
ツリパン「黙れ黙れ黙れ。麗さまの家の九鬼財閥が、全面的にスポンサーになって、
来週の日曜日に開くんだから間違いなーい。これをよく見ろ!」
ウーロン茶「チョロQではない」
あげだま「あーすげえ!セナや亜久利たちが出場すんのか!」
いぶき「でも盛蕎麦市にはF1が走れるレース場はないわ」
麗「おーっほっほっほ。九鬼財閥の資金があれば、レース場の一つや二つ、
3日もあればつくれるわ」
あげだま「入場券は手に入るのか?」
麗「もちろん。うちがスポンサーですもの。ほれ」
あげだま「わぁ、ねえ、麗ちゃん。俺に入場券くれないかなー」
麗「どうしようかしらー。あなたいつも私に反抗的態度をお取りになってたわよね」
あげだま「ええ、そ、そんなこと言わないでさ。よっ、麗お嬢さま綺麗」
いぶき「あげだまくん、いくら券が欲しいからってみっともないわよ」
あげだま「ああ、いやー、あのさーばっちゃんがF1好きでどうしても券が欲しいんだって。
よっ、ミス盛蕎麦東小。あ、ゴミだね。いや、ばっちゃんの為なんでどうしようもないんだよな、これがね」
麗「仕方がないわ。好きなだけ持っていくといいわ」
あげだま「わー、サンキー」
麗「ついでに、明日うちで出場選手の紹介を兼ねたグランプリの記者会見を開くから来るといいわ」
あげだま「え、ほんと!?やったー」
いぶき「F1グランプリが!?」
ウーロン茶「ポクたちの町で?」
あげだま・いぶき・ウーロン茶「開催される!?」
あげだま「う、嘘だろ!?」
ツリパン「黙れ黙れ黙れ。麗さまの家の九鬼財閥が、全面的にスポンサーになって、
来週の日曜日に開くんだから間違いなーい。これをよく見ろ!」
ウーロン茶「チョロQではない」
あげだま「あーすげえ!セナや亜久利たちが出場すんのか!」
いぶき「でも盛蕎麦市にはF1が走れるレース場はないわ」
麗「おーっほっほっほ。九鬼財閥の資金があれば、レース場の一つや二つ、
3日もあればつくれるわ」
あげだま「入場券は手に入るのか?」
麗「もちろん。うちがスポンサーですもの。ほれ」
あげだま「わぁ、ねえ、麗ちゃん。俺に入場券くれないかなー」
麗「どうしようかしらー。あなたいつも私に反抗的態度をお取りになってたわよね」
あげだま「ええ、そ、そんなこと言わないでさ。よっ、麗お嬢さま綺麗」
いぶき「あげだまくん、いくら券が欲しいからってみっともないわよ」
あげだま「ああ、いやー、あのさーばっちゃんがF1好きでどうしても券が欲しいんだって。
よっ、ミス盛蕎麦東小。あ、ゴミだね。いや、ばっちゃんの為なんでどうしようもないんだよな、これがね」
麗「仕方がないわ。好きなだけ持っていくといいわ」
あげだま「わー、サンキー」
麗「ついでに、明日うちで出場選手の紹介を兼ねたグランプリの記者会見を開くから来るといいわ」
あげだま「え、ほんと!?やったー」
2018/05/23(水) 16:29:19.40ID:???
ワープ郎「おお、やってるやってる」
あげだま「ばっちゃん間に合ったみたいだぜ。あれ?ばっちゃん。どこ行ったんだ?」
オカメ「ごめーん。お待たせ」
あげだま・ワープ郎「おええ」
あげだま「なんだその恰好は!」
オカメ「セナに会うんだからそれなりの恰好をしないと悪いと思ってね」
あげだま「悪くないって!お願いだから普通にしてよ、普通に」
オカメ「そうかねえ、決まってると思ったんだけど」
あげだま「ばっちゃん間に合ったみたいだぜ。あれ?ばっちゃん。どこ行ったんだ?」
オカメ「ごめーん。お待たせ」
あげだま・ワープ郎「おええ」
あげだま「なんだその恰好は!」
オカメ「セナに会うんだからそれなりの恰好をしないと悪いと思ってね」
あげだま「悪くないって!お願いだから普通にしてよ、普通に」
オカメ「そうかねえ、決まってると思ったんだけど」
2018/05/23(水) 16:36:25.14ID:???
佐藤「えー、それでは、盛蕎麦グランプリに参加するドライバーをご紹介しましょう。
まず初めに、今回のグランプリに特別参加するノットリダマス11世チームから、怨夜巫女選手」
あげだま「なんだって!?」
記者たち「おお」
ワープ郎「すごいマシーンだ!(ビックリマーク)」
あげだま「怨夜巫女…これは一体…」
まず初めに、今回のグランプリに特別参加するノットリダマス11世チームから、怨夜巫女選手」
あげだま「なんだって!?」
記者たち「おお」
ワープ郎「すごいマシーンだ!(ビックリマーク)」
あげだま「怨夜巫女…これは一体…」
2018/05/23(水) 16:45:37.70ID:???
記者A「マシンはすごそうですが、セナやプロストを相手に勝ち目はあるんですか?」
怨夜巫女「おーっほっほっほ!出るからにはどんなことをしても絶対勝ちますわ。
では、グランプリの当日、優勝の表彰台の上でお会いしましょう」
あげだま「どんなことをしてもだと?これはとんでもないレースになるぜ」
オカメ「ほんにー」
怨夜巫女「おーっほっほっほ!出るからにはどんなことをしても絶対勝ちますわ。
では、グランプリの当日、優勝の表彰台の上でお会いしましょう」
あげだま「どんなことをしてもだと?これはとんでもないレースになるぜ」
オカメ「ほんにー」
2018/05/23(水) 17:01:13.19ID:???
佐藤「続きまして、ウィリアム。いや、ハムズチームをご紹介しましょう」
記者A「おい、名前が違うんじゃねえか?ウィリハムズじゃなくてウィリアムズだろう」
佐藤「いえ、アムズじゃなくてハムズです。マンセール選手とパットレーゼ選手です」
記者たち「(ズコーッ)」
あげだま「おい!ポスターの出場選手と違うじゃねえか!」
雷蔵「何を言っとるんじゃ。ポスター通りじゃ」
あげだま「ん?マンセル…ん、マンセール。パトレーゼ…パットレーゼ?」
雷蔵「どうじゃ。ちゃんと書いてあるじゃろう」
あげだま「きたねーぞ!そんな小っちゃいんじゃ分かんねーよ。まさか、セナも?
セーナになってる」
記者A「バカバカしい。帰ろう帰ろう、みんな」
記者B「時間の無駄だったよ」
記者C「一生やってろ」
怨夜巫女「お爺様!どうするんです!?これじゃ私メジャーになれませんわ」
雷蔵「ふふふふ。心配するな。金の力で、グランプリ当日はメガトンTVから全世に衛星中継することになっとるわい。
いいな?怨夜巫女。絶対勝って有名になるんじゃぞ」
怨夜巫女「お爺様…涙ジョー」
記者A「おい、名前が違うんじゃねえか?ウィリハムズじゃなくてウィリアムズだろう」
佐藤「いえ、アムズじゃなくてハムズです。マンセール選手とパットレーゼ選手です」
記者たち「(ズコーッ)」
あげだま「おい!ポスターの出場選手と違うじゃねえか!」
雷蔵「何を言っとるんじゃ。ポスター通りじゃ」
あげだま「ん?マンセル…ん、マンセール。パトレーゼ…パットレーゼ?」
雷蔵「どうじゃ。ちゃんと書いてあるじゃろう」
あげだま「きたねーぞ!そんな小っちゃいんじゃ分かんねーよ。まさか、セナも?
セーナになってる」
記者A「バカバカしい。帰ろう帰ろう、みんな」
記者B「時間の無駄だったよ」
記者C「一生やってろ」
怨夜巫女「お爺様!どうするんです!?これじゃ私メジャーになれませんわ」
雷蔵「ふふふふ。心配するな。金の力で、グランプリ当日はメガトンTVから全世に衛星中継することになっとるわい。
いいな?怨夜巫女。絶対勝って有名になるんじゃぞ」
怨夜巫女「お爺様…涙ジョー」
2018/05/23(水) 17:20:13.47ID:???
あげだま「ばっちゃん、元気出せよ」
ワープ郎「あんなに楽しみにしてたんだから無理ないよ。(マル)」
セーナ「ええ、アウッ!」
(ドンッ)
あげだま「ああ、あた」
セーナ「オー、アイムソーリー」
あげだま「い…」
セーナ「すみません、この辺りF1グランプリの記者会見してる九鬼さんの家あるはずなんですか」
あげだま「その恰好からしてあんたもレーサーみたいだけど?」
セーナ「イエース。ブラジルからやってきました」
あげだま「ひょっとしてあなたがアイルトン・セーナ?」
セーナ「イエース。どうしてミーの名前?」
あげだま「あの悪いけどあんなインチキグランプリ出ないでブラジルに帰った方がいいよ」
セーナ「ノー!ミーはどんなレースでもF1マシン乗れればいいです。F1ぼくの夢。
与えられたチャンスには、全力でぶつかりたいです。そして、いつか尊敬するセナと勝負したいです」
オカメ「偉い!私は気に入ったよ」
セーナ「あ、おお…」
あげだま「ばっちゃん喋んないでよ」
オカメ「私はセナが出なくても、あなたを応援するわ」
セーナ「お?お?」
ワープ郎「あんなに楽しみにしてたんだから無理ないよ。(マル)」
セーナ「ええ、アウッ!」
(ドンッ)
あげだま「ああ、あた」
セーナ「オー、アイムソーリー」
あげだま「い…」
セーナ「すみません、この辺りF1グランプリの記者会見してる九鬼さんの家あるはずなんですか」
あげだま「その恰好からしてあんたもレーサーみたいだけど?」
セーナ「イエース。ブラジルからやってきました」
あげだま「ひょっとしてあなたがアイルトン・セーナ?」
セーナ「イエース。どうしてミーの名前?」
あげだま「あの悪いけどあんなインチキグランプリ出ないでブラジルに帰った方がいいよ」
セーナ「ノー!ミーはどんなレースでもF1マシン乗れればいいです。F1ぼくの夢。
与えられたチャンスには、全力でぶつかりたいです。そして、いつか尊敬するセナと勝負したいです」
オカメ「偉い!私は気に入ったよ」
セーナ「あ、おお…」
あげだま「ばっちゃん喋んないでよ」
オカメ「私はセナが出なくても、あなたを応援するわ」
セーナ「お?お?」
2018/05/23(水) 17:41:48.70ID:???
実況「さあ、昨日完成したばかりの九鬼レーシングサーキットのメインスタンド前に、
フォーメーションラップを終えた各マシンがグリッドを埋めている。
先頭は、予選を行わず抽選でポールポジションを引き当てたノットリダマスチームの怨夜巫女だ。
F1グランプリ、番外戦。盛蕎麦グランプリ。一周4キロ。これを80周。合計320キロの戦いの旅路。
瞬間のスピードオデッセイが始まろうとしている!
第一コーナーへ誰が先頭へ飛び込むのか。固唾を飲んで見守る超満員…ではなく、ぽつぽつのスタンド」
あげだま「ノットリダマスチームが抽選でポールポジションを取っただー!?怪しい怪しい」
ワープ郎「きっとインチキしたに違いない。(マル)」
オカメ「セーナは何番なの?」
エビ天「一番最後じゃい」
オカメ「セーナ、頑張るのよ」
実況「さあ、グリーンフラッグが振られて、コース上がオールクリアのサイン。
ドライバーの心のシリンダーに火が入ったー。今シグナルが赤から青へ!スタート!」
フォーメーションラップを終えた各マシンがグリッドを埋めている。
先頭は、予選を行わず抽選でポールポジションを引き当てたノットリダマスチームの怨夜巫女だ。
F1グランプリ、番外戦。盛蕎麦グランプリ。一周4キロ。これを80周。合計320キロの戦いの旅路。
瞬間のスピードオデッセイが始まろうとしている!
第一コーナーへ誰が先頭へ飛び込むのか。固唾を飲んで見守る超満員…ではなく、ぽつぽつのスタンド」
あげだま「ノットリダマスチームが抽選でポールポジションを取っただー!?怪しい怪しい」
ワープ郎「きっとインチキしたに違いない。(マル)」
オカメ「セーナは何番なの?」
エビ天「一番最後じゃい」
オカメ「セーナ、頑張るのよ」
実況「さあ、グリーンフラッグが振られて、コース上がオールクリアのサイン。
ドライバーの心のシリンダーに火が入ったー。今シグナルが赤から青へ!スタート!」
2018/05/23(水) 18:05:56.19ID:???
実況「怨夜巫女だ!まず怨夜巫女が飛び出した!」
オカメ「セーナはどう?」
あげだま「いいぞ。どんどん順位をあげてる!」
実況「おーっと、な、なんということだ!どういうことだ!
なだらかなコーナーが形変わってリタイア続出だ!お?」
雷蔵「解説の九鬼雷蔵です。このサーキットは普通のサーキットとは違って、
自由にコースを変えることが出来るんじゃ」
実況「全くいきなり解説しないでください。それにしてもとんでもないことになってしまいました。
おーっと、先頭の怨夜巫女が最終コーナーを回ってスタンド前のストレートに出てきたぞ。
あ!おーっと、今度はコースが波打ち始めた。
次々とマシンがリタイアしていく中、怨夜巫女のマシンだけ、
こんにゃくのようになって走り抜けていくー。柔らかい走りだー」
雷蔵「ははははは。怨夜巫女のフォーミュラ1は超特殊記憶合金で出来ておるんじゃ。
引退した中嶋悟が納豆走法なら、怨夜巫女はこんにゃく走法じゃ」
オカメ「その調子よ。ゆけ!ぶっこ抜け!」
怨夜巫女「むう、まあ、しつこい連中がまだ残ってたのね。でもこれならどうかしら」
セーナ「負けてたまるーか。セナと一緒に走るため、絶対リタイア、ノー」
実況「アイルトン・セーナ。素晴らしいハンドルテクニックで持ちこたえたー」
あげだま「ぶっこ抜けー!」
オカメ「セーナはどう?」
あげだま「いいぞ。どんどん順位をあげてる!」
実況「おーっと、な、なんということだ!どういうことだ!
なだらかなコーナーが形変わってリタイア続出だ!お?」
雷蔵「解説の九鬼雷蔵です。このサーキットは普通のサーキットとは違って、
自由にコースを変えることが出来るんじゃ」
実況「全くいきなり解説しないでください。それにしてもとんでもないことになってしまいました。
おーっと、先頭の怨夜巫女が最終コーナーを回ってスタンド前のストレートに出てきたぞ。
あ!おーっと、今度はコースが波打ち始めた。
次々とマシンがリタイアしていく中、怨夜巫女のマシンだけ、
こんにゃくのようになって走り抜けていくー。柔らかい走りだー」
雷蔵「ははははは。怨夜巫女のフォーミュラ1は超特殊記憶合金で出来ておるんじゃ。
引退した中嶋悟が納豆走法なら、怨夜巫女はこんにゃく走法じゃ」
オカメ「その調子よ。ゆけ!ぶっこ抜け!」
怨夜巫女「むう、まあ、しつこい連中がまだ残ってたのね。でもこれならどうかしら」
セーナ「負けてたまるーか。セナと一緒に走るため、絶対リタイア、ノー」
実況「アイルトン・セーナ。素晴らしいハンドルテクニックで持ちこたえたー」
あげだま「ぶっこ抜けー!」
2018/05/23(水) 18:15:53.33ID:???
実況『すさまじいレースになりました。現在コース上を走っているのは、
ノットリダマス怨夜巫女と、バックラレンポンダのアイルトン・セーナしかいません』
こだま「しびれちゃうな。F1がこんなにすごいとは思わなかったぜ。お姉ちゃん、サーキットを見に行こうよー」
いぶき「そうね。怨夜巫女が出ているんなら、ひょっとしてあげだマンに会えるかも知れない。えへ」
ノットリダマス怨夜巫女と、バックラレンポンダのアイルトン・セーナしかいません』
こだま「しびれちゃうな。F1がこんなにすごいとは思わなかったぜ。お姉ちゃん、サーキットを見に行こうよー」
いぶき「そうね。怨夜巫女が出ているんなら、ひょっとしてあげだマンに会えるかも知れない。えへ」
2018/05/23(水) 18:30:57.98ID:???
あげだま「ん?」
実況「ご覧ください。今生の粘りで先頭の怨夜巫女を追いかけているセーナ見たさに、
いつの間にかスタンドは超満員に膨れ上がっている!
しかし、セーナの頑張りにも関わらず、先頭との差は半周と大きく離れている」
雷蔵「あと1周。ノットリダマスチーム優勝は間違いないのう。むふふ」
実況「おっとどうした。快調に飛ばしていた怨夜巫女のマシンが、スローダウンし始めたぞー」
雷蔵「な、なに?」
怨夜巫女「ど、どうしたの?四鏡吠犬」
四鏡吠犬「さっき派手にばらまいたおかげでガソリンが底をついたんでペースを落とさないと完走できないじゃん」
怨夜巫女「ここまで来て…まずい!このままでは抜かれてしまう」
四鏡吠犬「大丈夫、私に任せるじゃん」
実況「ご覧ください。今生の粘りで先頭の怨夜巫女を追いかけているセーナ見たさに、
いつの間にかスタンドは超満員に膨れ上がっている!
しかし、セーナの頑張りにも関わらず、先頭との差は半周と大きく離れている」
雷蔵「あと1周。ノットリダマスチーム優勝は間違いないのう。むふふ」
実況「おっとどうした。快調に飛ばしていた怨夜巫女のマシンが、スローダウンし始めたぞー」
雷蔵「な、なに?」
怨夜巫女「ど、どうしたの?四鏡吠犬」
四鏡吠犬「さっき派手にばらまいたおかげでガソリンが底をついたんでペースを落とさないと完走できないじゃん」
怨夜巫女「ここまで来て…まずい!このままでは抜かれてしまう」
四鏡吠犬「大丈夫、私に任せるじゃん」
2018/05/23(水) 18:41:10.93ID:???
あげだま・ワープ郎「行けー!セーナ!」
エビ天・オカメ「そこよ、ぶっこ抜け!」
四鏡吠犬「タイヤもーん」
あげだま「ああ」
セーナ「…」
あげだま「なんだあれ。汚ねえ!」
オカメ「あげだまちゃん、ワープ郎」
あげだま「うん、怨夜巫女見てろよー。行くぞ、ワープ郎」
ワープ郎「おう!」
オカメ「おじいさん、私たちも行きますよ」
エビ天「どこへ?」
オカメ「もちろん、セーナを助けにですよ」
あげだま「よーし、ワープ郎。変換だ」
ワープ郎「分かった。(マル)」
エビ天・オカメ「そこよ、ぶっこ抜け!」
四鏡吠犬「タイヤもーん」
あげだま「ああ」
セーナ「…」
あげだま「なんだあれ。汚ねえ!」
オカメ「あげだまちゃん、ワープ郎」
あげだま「うん、怨夜巫女見てろよー。行くぞ、ワープ郎」
ワープ郎「おう!」
オカメ「おじいさん、私たちも行きますよ」
エビ天「どこへ?」
オカメ「もちろん、セーナを助けにですよ」
あげだま「よーし、ワープ郎。変換だ」
ワープ郎「分かった。(マル)」
2018/05/23(水) 18:45:12.55ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ!」
あげだま「あげだま、へんかーん!」
あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
あげだま「あげだま、へんかーん!」
あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
2018/05/23(水) 19:02:56.01ID:???
怨夜巫女「おーっほっほっほ!これでいくらゆっくり走っても優勝は間違いないわ。あ!
あ、あげだマン!今頃のこのこ現れて何の用よ!」
あげだマン「黙れ!汚ねえ真似ばっかりしやがって!このあげだマンが成敗してくれる!」
怨夜巫女「ほざくな!この四鏡吠犬を、ただのF1マシンだと思ったら大間違いだよー。
お前のほんとの姿を見せておやり!」
四鏡吠犬「四鏡変形スタンバイ。変形完了だぽん」
怨夜巫女「おーっほっほっほ。この地上最強四鏡吠犬に勝てる?あげだマン」
あげだマン「今の俺はな。怒りのエネルギーが充満してるのよ!ぶっこ抜くぜ!くらえ!
あ、なに?ぬ、抜けない」
四鏡吠犬「はははは、うりゃあ」
あげだマン「うわあ!」
実況「おーっと!サーキット上が一変してリングに変わったー!」
観客たち「がんばれー、あげだマーン!」
あげだマン「くそう、てやあ!やったー。なに!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!この四鏡吠犬は自由に体の形を変えられるから、
パンチもキックも通用しないの」
あげだマン「そ、そんなあ。どうすりゃいいんだ」
ワープ郎「だらしないぞ、あげだま。セーナを見ろ。(マル)」
あげだマン「セーナ…」
ワープ郎「(どんな困難に巻き込まれても、最後まで勝負を捨てないセーナの気合いを見習え)カッコ閉じる」
あげだマン「そうだったな。気合いだぜ」
四鏡吠犬「さあ、行くぞ」
あ、あげだマン!今頃のこのこ現れて何の用よ!」
あげだマン「黙れ!汚ねえ真似ばっかりしやがって!このあげだマンが成敗してくれる!」
怨夜巫女「ほざくな!この四鏡吠犬を、ただのF1マシンだと思ったら大間違いだよー。
お前のほんとの姿を見せておやり!」
四鏡吠犬「四鏡変形スタンバイ。変形完了だぽん」
怨夜巫女「おーっほっほっほ。この地上最強四鏡吠犬に勝てる?あげだマン」
あげだマン「今の俺はな。怒りのエネルギーが充満してるのよ!ぶっこ抜くぜ!くらえ!
あ、なに?ぬ、抜けない」
四鏡吠犬「はははは、うりゃあ」
あげだマン「うわあ!」
実況「おーっと!サーキット上が一変してリングに変わったー!」
観客たち「がんばれー、あげだマーン!」
あげだマン「くそう、てやあ!やったー。なに!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!この四鏡吠犬は自由に体の形を変えられるから、
パンチもキックも通用しないの」
あげだマン「そ、そんなあ。どうすりゃいいんだ」
ワープ郎「だらしないぞ、あげだま。セーナを見ろ。(マル)」
あげだマン「セーナ…」
ワープ郎「(どんな困難に巻き込まれても、最後まで勝負を捨てないセーナの気合いを見習え)カッコ閉じる」
あげだマン「そうだったな。気合いだぜ」
四鏡吠犬「さあ、行くぞ」
2018/05/23(水) 19:21:46.53ID:???
あげだマン「気合!気合!気合!なんだ、この気合カードは」
ワープ郎「どんな金属でも高熱で溶かしてしまう溶岩カードだ。(マル)」
あげだマン「あ、そっか。溶岩で溶かしゃいいんだよな、溶かしゃ。よーし、気合一発!
正義の気合が炎と燃える!」
怨夜巫女「な、なんだあの赤い光は!」
あげだマン「行くぜ!」
四鏡吠犬「うわあ、うわあ、あちゃちゃあちゃあちゃちゃ」
怨夜巫女「熱い!熱い!熱い!熱い熱いあっちー」
あげだマン「とう!」
怨夜巫女・田中「セナさいならー」
観客たち「わーわー」
いぶき「素敵ー。あげだマーン」
あげだマン「いやあいやあ、どーもどーも。どーもね。ん?」
エビ天・オカメ「セーナ、セーナ」
あげだマン「じっちゃん、ばっちゃん」
実況「やったー。リタイアと思われたセーナがコースに戻ってきた。ゴール!優勝だ!
アイルトン・セーナ、優勝!」
あげだマン「やったー」
オカメ「ありがとね、おじいさん」
エビ天「いや、べ、別に大したことやった訳じゃないわい」
あげだま「セーナ、おめでとう!」
セーナ「サンキュー」
ワープ郎「どんな金属でも高熱で溶かしてしまう溶岩カードだ。(マル)」
あげだマン「あ、そっか。溶岩で溶かしゃいいんだよな、溶かしゃ。よーし、気合一発!
正義の気合が炎と燃える!」
怨夜巫女「な、なんだあの赤い光は!」
あげだマン「行くぜ!」
四鏡吠犬「うわあ、うわあ、あちゃちゃあちゃあちゃちゃ」
怨夜巫女「熱い!熱い!熱い!熱い熱いあっちー」
あげだマン「とう!」
怨夜巫女・田中「セナさいならー」
観客たち「わーわー」
いぶき「素敵ー。あげだマーン」
あげだマン「いやあいやあ、どーもどーも。どーもね。ん?」
エビ天・オカメ「セーナ、セーナ」
あげだマン「じっちゃん、ばっちゃん」
実況「やったー。リタイアと思われたセーナがコースに戻ってきた。ゴール!優勝だ!
アイルトン・セーナ、優勝!」
あげだマン「やったー」
オカメ「ありがとね、おじいさん」
エビ天「いや、べ、別に大したことやった訳じゃないわい」
あげだま「セーナ、おめでとう!」
セーナ「サンキュー」
2018/05/23(水) 19:30:10.91ID:???
麗「セーナに、F1チームから来季のドライバーの勧誘殺到ですって?くやしー」
雷蔵「そんなに悔しがることはないぞ、麗。新聞の次のページを見てみなさい」
麗「え?次のページですか?え″!」
雷蔵「おかげでノットリダマスと怨夜巫女は一躍有名になったぞ。めでたしめでたしじゃわい」
麗「んな訳ないでしょう!」
(バシッ)
雷蔵「いてー」
雷蔵「そんなに悔しがることはないぞ、麗。新聞の次のページを見てみなさい」
麗「え?次のページですか?え″!」
雷蔵「おかげでノットリダマスと怨夜巫女は一躍有名になったぞ。めでたしめでたしじゃわい」
麗「んな訳ないでしょう!」
(バシッ)
雷蔵「いてー」
2018/05/23(水) 19:32:45.71ID:???
----------------------------------------------------------
2018/05/24(木) 17:49:58.64ID:???
真吾「こうもり猫が12使徒探しに協力してくれるんだ。
でもこれが的外れな悪魔たちなんだよなー。
そんな時、砂の悪魔ゴーレムが、僕たちに襲い掛かってくるんだ。
タロットカードの沈黙と火の12使徒。
君の助けが必要なんだ。
悪魔くん。君の心に、とどけソロモンの笛!
夢よ、届け君の心に」
『君の心に、とどけソロモンの笛!』
でもこれが的外れな悪魔たちなんだよなー。
そんな時、砂の悪魔ゴーレムが、僕たちに襲い掛かってくるんだ。
タロットカードの沈黙と火の12使徒。
君の助けが必要なんだ。
悪魔くん。君の心に、とどけソロモンの笛!
夢よ、届け君の心に」
『君の心に、とどけソロモンの笛!』
2018/05/24(木) 17:54:23.31ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/24(木) 17:55:30.72ID:???
『君の心に、とどけソロモンの笛!』
2018/05/24(木) 18:00:13.94ID:???
真吾「ゾランニ、ゼユエラト。我の願いを叶えたまえ!
出でよ、残る12使徒よ!ああ…」
百目「綺麗に消えちゃったモン。もう124回目だモン」
真吾「くそー、魔法陣も失敗か」
百目「悪魔くんは諦めないモン。ね?」
真吾「ああ」
出でよ、残る12使徒よ!ああ…」
百目「綺麗に消えちゃったモン。もう124回目だモン」
真吾「くそー、魔法陣も失敗か」
百目「悪魔くんは諦めないモン。ね?」
真吾「ああ」
2018/05/24(木) 18:18:13.90ID:???
こうもり猫「いって。ふっ、あ?」
鳥乙女ナスカ「ねえ、学者さん。悪魔くんの12使徒探し、私たちも手伝ってあげられないかしら」
幽子「私たちみんなで、何か手伝ってあげましょう」
象人「わしも何か手伝いたいぞう」
幽子「ふふ」
ヨナルデパズトーリ「しかし12使徒探しは悪魔くんにしか出来ん重大な使命であるからしていかにわしたちの力でもな」
こうもり猫「ハ、ハ、ハクションッ!」
豆ユーレイ「ああ」
ピクシー「きゃあ」
こうもり猫「へへへへへへへ」
鳥乙女ナスカ「全くこの大事な時に極楽とんぼなんだから」
ヨナルデパズトーリ「こうもり猫は手助けをするより足を引っ張る方が専門だからして」
こうもり猫「ふっ!俺さまを甘く見るんじゃねえぜ!俺だってマジにやりゃあ12使徒の一人や二人」
幽子「ほんと?こうもり猫さん」
鳥乙女ナスカ「ダメよ、幽子ちゃん。あんな落ちこぼれ悪魔を相手にしちゃ。
どうせあいつは人を騙すくらいのせこい魔力しか持ってないんだから」
こうもり猫「えーい、言ったな、鳥乙女。よーし、じゃあこの俺さまが12使徒を見つけたら、どうする」
鳥乙女ナスカ「そうね。うーん、そしたら」
こうもり猫「ん?」
鳥乙女ナスカ「あんたをこの見えない学校の委員長にしてあげるっていうのはどうかしら。ねえ、みんな」
ヨナルデパズトーリ・幽子・ピクシー・象人・鳥乙女ナスカ「はははははは」
鳥乙女ナスカ「どう?委員長」
こうもり猫「え?委員長?この俺が?悪くない」
鳥乙女ナスカ「ねえ、学者さん。悪魔くんの12使徒探し、私たちも手伝ってあげられないかしら」
幽子「私たちみんなで、何か手伝ってあげましょう」
象人「わしも何か手伝いたいぞう」
幽子「ふふ」
ヨナルデパズトーリ「しかし12使徒探しは悪魔くんにしか出来ん重大な使命であるからしていかにわしたちの力でもな」
こうもり猫「ハ、ハ、ハクションッ!」
豆ユーレイ「ああ」
ピクシー「きゃあ」
こうもり猫「へへへへへへへ」
鳥乙女ナスカ「全くこの大事な時に極楽とんぼなんだから」
ヨナルデパズトーリ「こうもり猫は手助けをするより足を引っ張る方が専門だからして」
こうもり猫「ふっ!俺さまを甘く見るんじゃねえぜ!俺だってマジにやりゃあ12使徒の一人や二人」
幽子「ほんと?こうもり猫さん」
鳥乙女ナスカ「ダメよ、幽子ちゃん。あんな落ちこぼれ悪魔を相手にしちゃ。
どうせあいつは人を騙すくらいのせこい魔力しか持ってないんだから」
こうもり猫「えーい、言ったな、鳥乙女。よーし、じゃあこの俺さまが12使徒を見つけたら、どうする」
鳥乙女ナスカ「そうね。うーん、そしたら」
こうもり猫「ん?」
鳥乙女ナスカ「あんたをこの見えない学校の委員長にしてあげるっていうのはどうかしら。ねえ、みんな」
ヨナルデパズトーリ・幽子・ピクシー・象人・鳥乙女ナスカ「はははははは」
鳥乙女ナスカ「どう?委員長」
こうもり猫「え?委員長?この俺が?悪くない」
2018/05/24(木) 18:30:01.34ID:???
百目「ん?」
真吾「沈黙、火、タロットカードのヒントはこれだけか。悪魔辞典をもう一度調べ直してみよう」
メフィスト2世「今日も徹夜みたいだなー」
百目「悪魔くん、頑張れだモン」
真吾「…」
こうもり「…」
真吾「沈黙、火、タロットカードのヒントはこれだけか。悪魔辞典をもう一度調べ直してみよう」
メフィスト2世「今日も徹夜みたいだなー」
百目「悪魔くん、頑張れだモン」
真吾「…」
こうもり「…」
2018/05/24(木) 18:34:19.22ID:???
こうもり猫「沈黙、火?なんだそりゃ。
えい、悪魔くんのやつ、もっと分かりやすいカードを出しやがれってんだよ」
えい、悪魔くんのやつ、もっと分かりやすいカードを出しやがれってんだよ」
2018/05/24(木) 18:40:01.01ID:???
ガハハ3人組「がはは、がはは。がははのはー」
ガハハ3人組(1)「悪魔くんがまた必死に12使徒を探し始めたようだぞ」
ガハハ3人組(2)「がは、それだけは絶対に阻止しましょう」
ガハハ3人組(3)「なーにこの悪魔を使えば例え今いる12使徒が寄ってたかっても到底歯が立たないに決まってますよー」
ガハハ3人組「がはは、がはは。がははのがははでがははのはー」
ガハハ3人組(1)「悪魔くんがまた必死に12使徒を探し始めたようだぞ」
ガハハ3人組(2)「がは、それだけは絶対に阻止しましょう」
ガハハ3人組(3)「なーにこの悪魔を使えば例え今いる12使徒が寄ってたかっても到底歯が立たないに決まってますよー」
ガハハ3人組「がはは、がはは。がははのがははでがははのはー」
2018/05/24(木) 18:49:49.64ID:???
メフィスト2世「がーがー」
百目「すぴーすぴー」
真吾「ぐーぐー」
こうもり猫「こんち。じゃなかったおはようさんでやんす。悪魔くん大先生さま。
あ、え…人が挨拶してんのに起きろっつうのこのガキ!」
真吾「なんだ、もう朝か。あ、こうもり猫。一体どうしたんだ」
こうもり猫「あ、あはは。悪魔くん大先生さま。お久しぶりでやんす。おげんこ?
あ、それより。悪魔くん、大ニュースでやんすよ。
なんと、このあっしが、あ、なんと。聞くも涙、あ、語るも涙の苦労に苦労を重ねて、あ、ついに、マザー!」
百目「すぴーすぴー」
真吾「ぐーぐー」
こうもり猫「こんち。じゃなかったおはようさんでやんす。悪魔くん大先生さま。
あ、え…人が挨拶してんのに起きろっつうのこのガキ!」
真吾「なんだ、もう朝か。あ、こうもり猫。一体どうしたんだ」
こうもり猫「あ、あはは。悪魔くん大先生さま。お久しぶりでやんす。おげんこ?
あ、それより。悪魔くん、大ニュースでやんすよ。
なんと、このあっしが、あ、なんと。聞くも涙、あ、語るも涙の苦労に苦労を重ねて、あ、ついに、マザー!」
2018/05/24(木) 18:59:45.56ID:???
真吾「え、12使徒を見つけたって?」
こうもり猫「ふふふふ」
メフィスト2世「やめとけ、やめとけ。こんなやつの言うことを聞いたら、また痛い目に遭うのがオチだぜ。悪魔くん」
真吾「うーん」
百目「ふぁあ、そうだモン。眠いモン。どうせ、化けガラスみたいな悪魔を連れてくるに決まってるモン」
こうもり猫「うるせえ、百目。今度は俺もマジなんだよ」
百目「むう」
真吾「こうもり猫」
こうもり猫「あっしの努力に免じてお願いします。悪魔くん」
真吾「分かった。信じるよ」
こうもり猫「そうこなくっちゃ」
こうもり猫「ふふふふ」
メフィスト2世「やめとけ、やめとけ。こんなやつの言うことを聞いたら、また痛い目に遭うのがオチだぜ。悪魔くん」
真吾「うーん」
百目「ふぁあ、そうだモン。眠いモン。どうせ、化けガラスみたいな悪魔を連れてくるに決まってるモン」
こうもり猫「うるせえ、百目。今度は俺もマジなんだよ」
百目「むう」
真吾「こうもり猫」
こうもり猫「あっしの努力に免じてお願いします。悪魔くん」
真吾「分かった。信じるよ」
こうもり猫「そうこなくっちゃ」
2018/05/24(木) 19:08:30.19ID:???
真吾「12使徒がこんなに大勢!?ああ…」
百目「やっぱり嘘ついたんだモン」
こうもり猫「ううん、違う。違うってー。さすがのあっしにも、この中のどいつが12使徒だか分からないんでして、
ただし、絶対この中にいるのだけは間違いありませんぜ。
というのも、あっしの魔力によると、12使徒は、沈黙と火。これが鍵になると分かったんでさ」
百目「悪魔くんのタロット占いと同じだモン」
真吾「え?うん…」
こうもり猫「ととととにかく、その二つに関係のある悪魔を片っ端から集めたんでさあ」
真吾「すると、この中に12使徒がいるかもしれない」
こうもり猫「ひひ、後は、悪魔くんに審査して頂ければ」
真吾「よし、調べてみよう」
百目「やっぱり嘘ついたんだモン」
こうもり猫「ううん、違う。違うってー。さすがのあっしにも、この中のどいつが12使徒だか分からないんでして、
ただし、絶対この中にいるのだけは間違いありませんぜ。
というのも、あっしの魔力によると、12使徒は、沈黙と火。これが鍵になると分かったんでさ」
百目「悪魔くんのタロット占いと同じだモン」
真吾「え?うん…」
こうもり猫「ととととにかく、その二つに関係のある悪魔を片っ端から集めたんでさあ」
真吾「すると、この中に12使徒がいるかもしれない」
こうもり猫「ひひ、後は、悪魔くんに審査して頂ければ」
真吾「よし、調べてみよう」
2018/05/24(木) 19:25:18.17ID:???
こうもり猫「えー、それでは1番の方。
へへ、ご覧の通り、こののっぺらぼう悪魔にはなんと、口がない。
つまり無口。沈黙って訳ですよ」
真吾「え、ええ…」
百目「うーん、気持ち悪いんだモン」
のっぺらぼう「まあ、どっちが気持ち悪いのよ!あんたに言われる筋合いはないわ!
バカにしないでよ!私だってこう見えても魔界じゃ美人で通ってるんだから。ひどい!くやしー」
真吾・百目「ダメ!」
こうもり猫「うわー、吐きそ。げほ。そ、それでは次。次は絶対間違いなし」
(ドカッ)
火だるま「(ボーッ!)」
こうもり猫「このだるまは、怒ると火を出す火だるまって悪魔なんですよ」
火だるま「がー!火だるまー!」
こうもり猫「さあ、どうです?」
真吾「沈黙と火。ひょっとしたら、この悪魔かもしれない」
百目「ほんとだモン」
こうもり猫「あ、あれ?」
真吾「あれ?灰になっちゃったぞ。どういうことなんだ。こうもり猫」
こうもり猫「はいはい。いやー、そ、そ、それが。火だるまの野郎。
燃え尽きると生き返るまでに1000年はかかるってもう顔に似合わずデリケートなやつで」
真吾・百目「ばーつ」
へへ、ご覧の通り、こののっぺらぼう悪魔にはなんと、口がない。
つまり無口。沈黙って訳ですよ」
真吾「え、ええ…」
百目「うーん、気持ち悪いんだモン」
のっぺらぼう「まあ、どっちが気持ち悪いのよ!あんたに言われる筋合いはないわ!
バカにしないでよ!私だってこう見えても魔界じゃ美人で通ってるんだから。ひどい!くやしー」
真吾・百目「ダメ!」
こうもり猫「うわー、吐きそ。げほ。そ、それでは次。次は絶対間違いなし」
(ドカッ)
火だるま「(ボーッ!)」
こうもり猫「このだるまは、怒ると火を出す火だるまって悪魔なんですよ」
火だるま「がー!火だるまー!」
こうもり猫「さあ、どうです?」
真吾「沈黙と火。ひょっとしたら、この悪魔かもしれない」
百目「ほんとだモン」
こうもり猫「あ、あれ?」
真吾「あれ?灰になっちゃったぞ。どういうことなんだ。こうもり猫」
こうもり猫「はいはい。いやー、そ、そ、それが。火だるまの野郎。
燃え尽きると生き返るまでに1000年はかかるってもう顔に似合わずデリケートなやつで」
真吾・百目「ばーつ」
2018/05/24(木) 19:33:29.47ID:???
メフィスト2世「あ?怖い夢?」
エツ子「この前ね、百目ちゃんをおっきくしたみたいな、体中目だらけの怪物が私を連れていこうとしたの」
メフィスト2世「あー、そのことか」
エツ子「そのことって?」
メフィスト2世「いやー、な、何でもないよ。俺がついてる限り、もうそんな怖い夢は見なくて済むさ。
安心しろよ、エッちゃん」
エツ子「うーん、きっと悪魔のことばっかり研究してるお兄ちゃんのせいね。
メフィスト2世さんの方がずっと頼りになるわ」
メフィスト2世「ほお」
エツ子「この前ね、百目ちゃんをおっきくしたみたいな、体中目だらけの怪物が私を連れていこうとしたの」
メフィスト2世「あー、そのことか」
エツ子「そのことって?」
メフィスト2世「いやー、な、何でもないよ。俺がついてる限り、もうそんな怖い夢は見なくて済むさ。
安心しろよ、エッちゃん」
エツ子「うーん、きっと悪魔のことばっかり研究してるお兄ちゃんのせいね。
メフィスト2世さんの方がずっと頼りになるわ」
メフィスト2世「ほお」
2018/05/24(木) 19:36:51.07ID:???
ゴーレム「ヴォアー!」
2018/05/24(木) 19:40:51.44ID:???
メフィスト2世「危ない、エッちゃん!」
エツ子「あ、メフィスト2世さん…」
メフィスト2世「…」
エツ子「ただの地震よ、オーバーね、もう。メフィスト2世さんったら」
メフィスト2世「今のは地震なんかじゃないぞ。ものすごい魔力の波動だ」
エツ子「あ、メフィスト2世さん…」
メフィスト2世「…」
エツ子「ただの地震よ、オーバーね、もう。メフィスト2世さんったら」
メフィスト2世「今のは地震なんかじゃないぞ。ものすごい魔力の波動だ」
2018/05/24(木) 19:49:57.76ID:???
真吾・百目「パース!」
こうもり猫「こ、今度こそ絶対のおススメ。ほんとのほんと。ユルグ!」
百目「最後の一人になっちゃったモン」
こうもり猫「へっ、歌合戦でもトリと言って、いっちゃん良いのが最後に来るだろうが」
真吾「うーん」
メフィスト2世「悪魔くーん!」
真吾「あ、あ」
真吾・百目「あ…」
メフィスト2世「そんなやつに付き合ってる場合じゃないぞ!とんでもない悪魔が現れたんだ!」
真吾「なんだって!」
ネコ「悪魔こわーい!わー!」
こうもり猫「えーい、おめえらのせいだぞ!」
真吾「あとは任せたぞ!百目!」
こうもり猫「こ、今度こそ絶対のおススメ。ほんとのほんと。ユルグ!」
百目「最後の一人になっちゃったモン」
こうもり猫「へっ、歌合戦でもトリと言って、いっちゃん良いのが最後に来るだろうが」
真吾「うーん」
メフィスト2世「悪魔くーん!」
真吾「あ、あ」
真吾・百目「あ…」
メフィスト2世「そんなやつに付き合ってる場合じゃないぞ!とんでもない悪魔が現れたんだ!」
真吾「なんだって!」
ネコ「悪魔こわーい!わー!」
こうもり猫「えーい、おめえらのせいだぞ!」
真吾「あとは任せたぞ!百目!」
2018/05/24(木) 19:55:35.47ID:???
メフィスト2世「見ろ、悪魔くん!」
真吾「あれは、悪魔ロボットゴーレム」
メフィスト2世「まるで砂の化け物みたいだぜ」
真吾「ゴーレムは、昔ユダヤの魔術学者が、魔法によって砂にでつくったと言われているロボット悪魔なんだ」
メフィスト2世「やい、ゴーレム!一体何をしようってんだ」
ゴーレム「ゴーレム、悪魔くんとこの地を滅ぼす」
真吾「なんだって!?」
ゴーレム「ヴォアー!」
真吾・メフィスト2世「うわあー!」
真吾「あれは、悪魔ロボットゴーレム」
メフィスト2世「まるで砂の化け物みたいだぜ」
真吾「ゴーレムは、昔ユダヤの魔術学者が、魔法によって砂にでつくったと言われているロボット悪魔なんだ」
メフィスト2世「やい、ゴーレム!一体何をしようってんだ」
ゴーレム「ゴーレム、悪魔くんとこの地を滅ぼす」
真吾「なんだって!?」
ゴーレム「ヴォアー!」
真吾・メフィスト2世「うわあー!」
2018/05/26(土) 17:02:27.30ID:???
真吾「うわあー!」
メフィスト2世「ここは俺に任せとけ!」
真吾「メフィスト2世頼んだ!僕は他の12使徒を呼び出す。どうして今ゴーレムが」
ガハハ3人組「がははははははは」
メフィスト2世「ぺっ、でかい図体をしていてもたかが砂のロボットじゃないか。
念力パワーだ!」
ゴーレム「うおー!」
メフィスト2世「早くしてくれ。悪魔くん!」
ゴーレム「ゴーレムの体鋼鉄よりも固い」
メフィスト2世「魔力絶対零度!ははは、どんなもんだい。ん?」
ゴーレム「ぐおー!」
メフィスト2世「わあ!悪魔くん早くしてくれ!うわあ、こいつは俺一人じゃとっても無理だ」
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
集え、友よ!
悪魔ロボットゴーレムが現れたんだ!あいつを倒すにはみんなの力を合わせて戦うしかないんだ」
百目「悪魔くん、みんな頑張るんだモン!」
家獣「バウー」
真吾「…っ」
ピクシー「ケケ、ケケケ、ケケ」
こうもり猫「僕は悪魔くんのボディーガードをやります。皆さんは安心して行ってきてくださいねー」
ガハハ3人組「ゲロゲロハハハ、ゲロッパ、ゲロッパ、ヘッヘッヘ」
メフィスト2世「ここは俺に任せとけ!」
真吾「メフィスト2世頼んだ!僕は他の12使徒を呼び出す。どうして今ゴーレムが」
ガハハ3人組「がははははははは」
メフィスト2世「ぺっ、でかい図体をしていてもたかが砂のロボットじゃないか。
念力パワーだ!」
ゴーレム「うおー!」
メフィスト2世「早くしてくれ。悪魔くん!」
ゴーレム「ゴーレムの体鋼鉄よりも固い」
メフィスト2世「魔力絶対零度!ははは、どんなもんだい。ん?」
ゴーレム「ぐおー!」
メフィスト2世「わあ!悪魔くん早くしてくれ!うわあ、こいつは俺一人じゃとっても無理だ」
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
集え、友よ!
悪魔ロボットゴーレムが現れたんだ!あいつを倒すにはみんなの力を合わせて戦うしかないんだ」
百目「悪魔くん、みんな頑張るんだモン!」
家獣「バウー」
真吾「…っ」
ピクシー「ケケ、ケケケ、ケケ」
こうもり猫「僕は悪魔くんのボディーガードをやります。皆さんは安心して行ってきてくださいねー」
ガハハ3人組「ゲロゲロハハハ、ゲロッパ、ゲロッパ、ヘッヘッヘ」
2018/05/26(土) 17:20:54.06ID:???
百目「んー、ポンッ!」
家獣「バウー」
百目「目が砂だらけで痛いんだモン」
家獣「バウー」
ゴーレム「がう」
幽子「お願い、ゴーレムさん。おとなしくして」
豆ユーレイ「お願い、お願い、ゴーレムさん♪おとなしくしてゴーレムさん♪ひいー」
幽子「ああ」
真吾「鳥乙女、風を起こせ!」
鳥乙女ナスカ「ピンクハリケーン!」
真吾「今だ、象人、家獣!」
象人「やるぞー!体重移動魔法だー!」
家獣「バウー、バウー」
(ピカッ)
ゴーレム「うおお」
こうもり猫「なるほど。見事な作戦でやんすね。さすが悪魔くん。お?」
ゴーレム「えい」
象人「うおー」
ゴーレム「てやあ」
家獣「バウー」
ガハハ3人組「がはははは。ゴーレムはこの世で一番強いのだ」
真吾「(みんな…ゴーレムになんか弱点はないのか)」
家獣「バウー」
百目「目が砂だらけで痛いんだモン」
家獣「バウー」
ゴーレム「がう」
幽子「お願い、ゴーレムさん。おとなしくして」
豆ユーレイ「お願い、お願い、ゴーレムさん♪おとなしくしてゴーレムさん♪ひいー」
幽子「ああ」
真吾「鳥乙女、風を起こせ!」
鳥乙女ナスカ「ピンクハリケーン!」
真吾「今だ、象人、家獣!」
象人「やるぞー!体重移動魔法だー!」
家獣「バウー、バウー」
(ピカッ)
ゴーレム「うおお」
こうもり猫「なるほど。見事な作戦でやんすね。さすが悪魔くん。お?」
ゴーレム「えい」
象人「うおー」
ゴーレム「てやあ」
家獣「バウー」
ガハハ3人組「がはははは。ゴーレムはこの世で一番強いのだ」
真吾「(みんな…ゴーレムになんか弱点はないのか)」
2018/05/26(土) 17:41:43.23ID:???
ピクシー「えい、このこのこの」
こうもり猫「はは、バッカじゃねーのあいつら。あいつらにゴーレム倒せる訳ねえだろう」
ゴーレム「があー!」
真吾「あの額にあるのは、何かの呪文みたいだ。
あの呪文の魔力によって砂でありながら鋼鉄のロボットになってるんだ。
なんとか、あの呪文を消さなくちゃ」
ヨナルデパズトーリ「あの額の呪文はソドムの一人で、どんな風や水をもってしても消すことのできない魔力を持つ火なのだわさ」
真吾「…っ。何か方法があるはずだ。もし火を使える悪魔がいれば、あの呪文の火を消せるかもしれない。目には目をだ」
ヨナルデパズトーリ「さすが悪魔くん。狐火を使うユルグという悪魔がおる。
誰もまだその声を聞いたことがないという無口な男じゃが、なかなかの切れもんであるぞ」
こうもり猫「ユルグ?」
真吾「最後に残ったあの悪魔だ。狐火のユルグ。
(待てよ、タロットカードに出た沈黙、火)そうか、あのユルグは12使徒だったんだ!」
ヨナルデパズトーリ「うむ」
こうもり猫「うそー、ね、だから言ったでげしょ。あっしははじめっからやつが12使徒だとにらんでたんですよ。
やったぜ。こうもり猫さまのお手柄でい!」
こうもり猫「はは、バッカじゃねーのあいつら。あいつらにゴーレム倒せる訳ねえだろう」
ゴーレム「があー!」
真吾「あの額にあるのは、何かの呪文みたいだ。
あの呪文の魔力によって砂でありながら鋼鉄のロボットになってるんだ。
なんとか、あの呪文を消さなくちゃ」
ヨナルデパズトーリ「あの額の呪文はソドムの一人で、どんな風や水をもってしても消すことのできない魔力を持つ火なのだわさ」
真吾「…っ。何か方法があるはずだ。もし火を使える悪魔がいれば、あの呪文の火を消せるかもしれない。目には目をだ」
ヨナルデパズトーリ「さすが悪魔くん。狐火を使うユルグという悪魔がおる。
誰もまだその声を聞いたことがないという無口な男じゃが、なかなかの切れもんであるぞ」
こうもり猫「ユルグ?」
真吾「最後に残ったあの悪魔だ。狐火のユルグ。
(待てよ、タロットカードに出た沈黙、火)そうか、あのユルグは12使徒だったんだ!」
ヨナルデパズトーリ「うむ」
こうもり猫「うそー、ね、だから言ったでげしょ。あっしははじめっからやつが12使徒だとにらんでたんですよ。
やったぜ。こうもり猫さまのお手柄でい!」
2018/05/26(土) 18:08:05.42ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、ユルグ!
ユルグ!君は12使徒の一人なんだよ!君の狐火で、ゴーレムの額の呪文を消してくれ。
聞いてるのか?ユルグ」
ゴーレム「があー!」
真吾「あ…」
ゴーレム「があー!」
真吾「(♪〜)」
こうもり猫「あ、あれ。全然なんともないぞ。12使徒じゃなかったりして」
真吾「(そんなはずはない。君は12使徒に間違いないんだ。ユルグ)」
ガハハ3人組「ゴーレム行け!げろげろがはは」
ゴーレム「ゴーレム、悪魔くんを始末する」
メフィスト2世「鳥乙女、食い止めろ!」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、今のうちに逃げるのよ」
ゴーレム「ぐおー!」
真吾「(ゴーレムを倒せるのは、ユルグ。君しかいないんだ)」
ヨナルデパズトーリ「悪魔くんのボディガードになるといったはずだぞ。こうもり猫」
こうもり猫「逃げる!逃げる!逃げるぞ、逃げる!やだ、絶対逃げる!やっぱりそいつは、12使徒なんかじゃねえんだよ!」
真吾「(君は12使徒なんだ。僕は信じるよ。でもどうして、まるで君は僕の笛の音を聞こうとしないみたいだ。
僕の吹き方が間違っているのか!)」
こうもり猫「もう委員長なんて結構!助けてー!」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、逃げるのよ!」
ゴーレム「ぐおー!」
鳥乙女ナスカ「ああ!」
真吾「(ユルグ。笛でダメならどうして君に僕の気持ちを伝えたらいいんだ!)」
ファウスト博士「笛の音ではなく、心を伝えるのじゃ。悪魔くん」
出でよ、ユルグ!
ユルグ!君は12使徒の一人なんだよ!君の狐火で、ゴーレムの額の呪文を消してくれ。
聞いてるのか?ユルグ」
ゴーレム「があー!」
真吾「あ…」
ゴーレム「があー!」
真吾「(♪〜)」
こうもり猫「あ、あれ。全然なんともないぞ。12使徒じゃなかったりして」
真吾「(そんなはずはない。君は12使徒に間違いないんだ。ユルグ)」
ガハハ3人組「ゴーレム行け!げろげろがはは」
ゴーレム「ゴーレム、悪魔くんを始末する」
メフィスト2世「鳥乙女、食い止めろ!」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、今のうちに逃げるのよ」
ゴーレム「ぐおー!」
真吾「(ゴーレムを倒せるのは、ユルグ。君しかいないんだ)」
ヨナルデパズトーリ「悪魔くんのボディガードになるといったはずだぞ。こうもり猫」
こうもり猫「逃げる!逃げる!逃げるぞ、逃げる!やだ、絶対逃げる!やっぱりそいつは、12使徒なんかじゃねえんだよ!」
真吾「(君は12使徒なんだ。僕は信じるよ。でもどうして、まるで君は僕の笛の音を聞こうとしないみたいだ。
僕の吹き方が間違っているのか!)」
こうもり猫「もう委員長なんて結構!助けてー!」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、逃げるのよ!」
ゴーレム「ぐおー!」
鳥乙女ナスカ「ああ!」
真吾「(ユルグ。笛でダメならどうして君に僕の気持ちを伝えたらいいんだ!)」
ファウスト博士「笛の音ではなく、心を伝えるのじゃ。悪魔くん」
2018/05/26(土) 18:20:00.69ID:???
真吾「(ユルグ。聞いてくれ。僕はみんなを助けたい。そして、僕たちと一緒に正義の為に戦って欲しいんだ。
だって、僕たちは同じ使命を持った仲間なんだよ。聞こえるね?ユルグ。僕の心が)」
ユルグ「正義、仲間か。久しぶりに良い言葉を聞かせてもらったぜ」
真吾「あ」
ユルグ「俺の狐火をどう使うつもりだ。悪魔くん」
真吾「ユルグ!」
だって、僕たちは同じ使命を持った仲間なんだよ。聞こえるね?ユルグ。僕の心が)」
ユルグ「正義、仲間か。久しぶりに良い言葉を聞かせてもらったぜ」
真吾「あ」
ユルグ「俺の狐火をどう使うつもりだ。悪魔くん」
真吾「ユルグ!」
2018/05/26(土) 18:25:47.59ID:???
メフィスト2世「悪魔くん、逃げろ!」
真吾「ん、メフィスト2世!僕のことより、ユルグに協力してやってくれ!」
メフィスト2世「ええ…んー、よし分かった」
真吾「ん、メフィスト2世!僕のことより、ユルグに協力してやってくれ!」
メフィスト2世「ええ…んー、よし分かった」
2018/05/26(土) 18:33:25.87ID:???
ゴーレム「があー!」
メフィスト2世「行くぞ、ピクシー」
ピクシー「がってんだい!」
真吾「いいかい、ユルグ。君の狐火を、ゴーレムの呪文の火に灯すんだ!」
メフィスト2世「行くぞ、ピクシー」
ピクシー「がってんだい!」
真吾「いいかい、ユルグ。君の狐火を、ゴーレムの呪文の火に灯すんだ!」
2018/05/26(土) 18:42:27.95ID:???
ユルグ「オーエッサムコーン!」
ゴーレム「ぐお…」
真吾「…」
メフィスト2世・ユルグ「…」
ゴーレム「おお…おお…」
こうもり猫「な、なんだ。呪文の火が余計に大きく、い、いや消え始めた」
真吾「思った通りだ。ユルグの狐火と、呪文の火が互いに魔力を奪い合って消滅させているんだ」
ヨナルデパズトーリ「まさに目には目を。呪文の消えたゴーレムが砂に砂に戻っていくわさ」
ゴーレム「う…う…お前たちも道連れにするー」
ゴーレム「ぐお…」
真吾「…」
メフィスト2世・ユルグ「…」
ゴーレム「おお…おお…」
こうもり猫「な、なんだ。呪文の火が余計に大きく、い、いや消え始めた」
真吾「思った通りだ。ユルグの狐火と、呪文の火が互いに魔力を奪い合って消滅させているんだ」
ヨナルデパズトーリ「まさに目には目を。呪文の消えたゴーレムが砂に砂に戻っていくわさ」
ゴーレム「う…う…お前たちも道連れにするー」
2018/05/26(土) 18:59:15.98ID:???
真吾「…っ」
ゴーレム「ああ…ああ…」
真吾「…」
ガハハ3人組「ひえー」
ガハハ3人組(3)「ゴーレムがやられた上、12使徒まで見つかっちゃうとは」
ガハハ3人組(2)「やばいよ兄貴」
ガハハ3人組(1)「覚えてろ、悪魔くんめ」
百目「ゴーレムを、やっつけたモーン」
幽子「すごいわ、悪魔くん」
真吾「ありがとう。みんなのおかげだよ。ユルグ、よくやってくれたね」
ユルグ「俺たちは仲間なんだろ?だったら礼を言われる筋合いはないぜ」
こうもり猫「掃除委員長?」
ヨナルデパズトーリ「どっちにしてもこうもり猫は委員長だわさ」
メフィスト2世・幽子・ヨナルデパズトーリ「あははははは」
家獣「バウバウバウ」
真吾「ふふふふ、ふふふ」
ゴーレム「ああ…ああ…」
真吾「…」
ガハハ3人組「ひえー」
ガハハ3人組(3)「ゴーレムがやられた上、12使徒まで見つかっちゃうとは」
ガハハ3人組(2)「やばいよ兄貴」
ガハハ3人組(1)「覚えてろ、悪魔くんめ」
百目「ゴーレムを、やっつけたモーン」
幽子「すごいわ、悪魔くん」
真吾「ありがとう。みんなのおかげだよ。ユルグ、よくやってくれたね」
ユルグ「俺たちは仲間なんだろ?だったら礼を言われる筋合いはないぜ」
こうもり猫「掃除委員長?」
ヨナルデパズトーリ「どっちにしてもこうもり猫は委員長だわさ」
メフィスト2世・幽子・ヨナルデパズトーリ「あははははは」
家獣「バウバウバウ」
真吾「ふふふふ、ふふふ」
2018/05/26(土) 19:07:47.63ID:???
真吾「(みんな、僕は今日までソロモンの笛を君たちに言うことを聞かせるための道具としてしか使っていなかったんだ。
でも、ユルグのおかげで、よく分かったよ。
ソロモンの笛は、僕と君たちの心を繋ぐ大切な笛なんだって。
だって僕たちは、みんな仲間なんだもの)」
でも、ユルグのおかげで、よく分かったよ。
ソロモンの笛は、僕と君たちの心を繋ぐ大切な笛なんだって。
だって僕たちは、みんな仲間なんだもの)」
2018/05/26(土) 19:12:15.90ID:???
ファウスト博士「また一つ大きくなったな、悪魔くん。
ゴーレムの出現でも分かるようにもはや時間はない。
12使徒はあと一人だ。急ぐのじゃ、悪魔くん」
ゴーレムの出現でも分かるようにもはや時間はない。
12使徒はあと一人だ。急ぐのじゃ、悪魔くん」
304名無しが氏んでも代わりはいるもの
2018/05/30(水) 05:22:11.52ID:KYKjGdlq 80D65
2018/05/30(水) 15:18:48.21ID:???
真吾「えー。僕がサッカーの代表選手?
ブラジルとの友好親善試合に僕は出場することになってしまったんだ。
人間と仲良しの悪魔、サシペレレも参加してきた。
でも、ゲームは突然中断して、サシペレレが僕を襲ってくるんだ。
悪魔くん。夢の12使徒が全員集合!!
夢よ、届け君の心に」
『夢の12使徒が全員集合!!』
ブラジルとの友好親善試合に僕は出場することになってしまったんだ。
人間と仲良しの悪魔、サシペレレも参加してきた。
でも、ゲームは突然中断して、サシペレレが僕を襲ってくるんだ。
悪魔くん。夢の12使徒が全員集合!!
夢よ、届け君の心に」
『夢の12使徒が全員集合!!』
2018/05/30(水) 15:24:48.33ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/05/30(水) 15:29:30.74ID:???
『夢の12使徒が全員集合!!』
2018/05/30(水) 15:43:19.85ID:???
百目「それ」
真吾「えい」
百目「んん」
真吾「そら」
百目「ポン」
メフィスト2世「ふーん、ブラジルの少年サッカーチームとの友好試合があるのか」
百目「そしたらその選手を決めるんだモン。ボク絶対代表選手になるんだモン」
メフィスト2世「あれ?こいつ」
百目「ブラジルチームのエースストライカーだモン。すごいんだモーン」
メフィスト2世「こいつ、サシペレレっていう悪魔だぜ」
百目「?」
真吾「へえ。人間と仲良く出来るなんて、きっと良い悪魔なんだね」
百目「ふーん」
真吾「えい」
百目「んん」
真吾「そら」
百目「ポン」
メフィスト2世「ふーん、ブラジルの少年サッカーチームとの友好試合があるのか」
百目「そしたらその選手を決めるんだモン。ボク絶対代表選手になるんだモン」
メフィスト2世「あれ?こいつ」
百目「ブラジルチームのエースストライカーだモン。すごいんだモーン」
メフィスト2世「こいつ、サシペレレっていう悪魔だぜ」
百目「?」
真吾「へえ。人間と仲良く出来るなんて、きっと良い悪魔なんだね」
百目「ふーん」
2018/05/30(水) 16:02:19.81ID:???
先生「みんないいわね。我がクラスからも絶対選手に選ばれるのよ」
生徒たち「おー!」
生徒A「行ったぞー」
キリヒト「どうか守りたまえ」
(ドカッ)
キリヒト「あら、あらー」
先生・女子たち「はあ…」
百目「ボクの番だモーン。あれ?あ、あ、あ、うわあー」
先生・女子たち「(ズコッ)」
メフィスト2世「はははははは」
貧太「ふっ」
先生「貧太くんしっかりー!」
貧太「それ!」
情報屋「うわ!」
先生・女子たち「わー」
百目「やった、やったモーン」
メフィスト2世「モノになりそうなのは貧太ぐらいしかいねえな。ん?」
貧太「いいか悪魔くん。友達だからって手加減はしないぞ!」
百目「悪魔くん、頑張ってモーン」
真吾「あ、ああ」
メフィスト2世「全く、頭ばっかりでもダメだって言うのに。ん、にひひひひ」
生徒たち「おー!」
生徒A「行ったぞー」
キリヒト「どうか守りたまえ」
(ドカッ)
キリヒト「あら、あらー」
先生・女子たち「はあ…」
百目「ボクの番だモーン。あれ?あ、あ、あ、うわあー」
先生・女子たち「(ズコッ)」
メフィスト2世「はははははは」
貧太「ふっ」
先生「貧太くんしっかりー!」
貧太「それ!」
情報屋「うわ!」
先生・女子たち「わー」
百目「やった、やったモーン」
メフィスト2世「モノになりそうなのは貧太ぐらいしかいねえな。ん?」
貧太「いいか悪魔くん。友達だからって手加減はしないぞ!」
百目「悪魔くん、頑張ってモーン」
真吾「あ、ああ」
メフィスト2世「全く、頭ばっかりでもダメだって言うのに。ん、にひひひひ」
2018/05/30(水) 16:12:45.01ID:???
貧太「行くぞ、ストライクシュート!」
メフィスト2世「魔力物体移動!」
真吾「あ、ああ…うわ!」
貧太「…」
情報屋「…」
百目・女子たち「…」
百目「悪魔くん、すごい。やったモーン」
情報屋「まぐれにしてもすごい」
キリヒト「これぞ現代の奇跡です」
真吾「こ、こんなバカな。メフィスト2世のいたずらだな」
メフィスト2世「…」
メフィスト2世「魔力物体移動!」
真吾「あ、ああ…うわ!」
貧太「…」
情報屋「…」
百目・女子たち「…」
百目「悪魔くん、すごい。やったモーン」
情報屋「まぐれにしてもすごい」
キリヒト「これぞ現代の奇跡です」
真吾「こ、こんなバカな。メフィスト2世のいたずらだな」
メフィスト2世「…」
2018/05/30(水) 16:23:10.34ID:???
真吾「うわ、選ばれちゃったよ」
百目「やったー。僕も選ばれたモン」
情報屋「バーカ。マネージャーは選手じゃないの。雑用係。がははは」
百目「はぁ…雑用係だっていいんだモン」
ガハハ3人組「…」
百目「やったー。僕も選ばれたモン」
情報屋「バーカ。マネージャーは選手じゃないの。雑用係。がははは」
百目「はぁ…雑用係だっていいんだモン」
ガハハ3人組「…」
2018/05/30(水) 16:35:21.92ID:???
ガハハ3人組「がはは。がはは」
ガハハ3人組(1)「僧魚。僧魚。用があるんだ、出て来い」
ガハハ3人組(2)(3)「うわあ」
僧魚「呼んだか?」
ガハハ3人組(1)「ひひー。耳寄りな話があるんだ。
サシペレレは一人だけ遅れて、今日ブラジルから船でやって来るんだ。
その途中を襲って…」
ガハハ3人組(2)「サシペレレはパイプを取られたら赤ん坊と同じですからねー」
ガハハ3人組(1)「それを操って悪魔くんを倒すって寸法さ」
僧魚「うむ、悪くないな。失敗続きのお前たちもこれで名誉挽回という訳か」
ガハハ3人組「がはははははは」
ガハハ3人組(1)「僧魚。僧魚。用があるんだ、出て来い」
ガハハ3人組(2)(3)「うわあ」
僧魚「呼んだか?」
ガハハ3人組(1)「ひひー。耳寄りな話があるんだ。
サシペレレは一人だけ遅れて、今日ブラジルから船でやって来るんだ。
その途中を襲って…」
ガハハ3人組(2)「サシペレレはパイプを取られたら赤ん坊と同じですからねー」
ガハハ3人組(1)「それを操って悪魔くんを倒すって寸法さ」
僧魚「うむ、悪くないな。失敗続きのお前たちもこれで名誉挽回という訳か」
ガハハ3人組「がはははははは」
2018/05/30(水) 16:45:42.97ID:???
サシペレレ「(最近、小さな音だけど、時々このパイプが共鳴する。何かが僕を呼んでるんだ)
ん?あ、うわあ!あ、パイプが!あ、バブバブバブバブ」
僧魚「ふん、さあサシペレレ。お前は今から俺さまの操り人形だ!」
ん?あ、うわあ!あ、パイプが!あ、バブバブバブバブ」
僧魚「ふん、さあサシペレレ。お前は今から俺さまの操り人形だ!」
2018/05/30(水) 16:57:34.41ID:???
コハル「真吾が選手に選ばれるなんて、まだ夢を見てるような気持ちですよ」
エツ子「ドジしなきゃいいけど」
茂「真吾、頑張れよ!父さんが付いてるぞー!」
エツ子「付いてたってどうなる訳でもないのに」
百目「モンモン。モンモン」
エツ子「ドジしなきゃいいけど」
茂「真吾、頑張れよ!父さんが付いてるぞー!」
エツ子「付いてたってどうなる訳でもないのに」
百目「モンモン。モンモン」
2018/05/30(水) 17:08:52.87ID:???
情報屋「皆さん、こんにちは。いよいよ待ちに待った日本ブラジルの友好試合が行われようとしています。
我が放送部ではこの模様をビデオに収録して、ノーカットで皆さんにお届けしまーす」
メフィスト2世「さーて、高みの見物と行くか」
情報屋「両チーム、選手の入場であります」
茂・コハル「わー」
サシペレレ「ひひひひひ」
真吾「(おかしいな。写真の印象と随分違うぞ)」
情報屋「いよいよ試合開始です」
我が放送部ではこの模様をビデオに収録して、ノーカットで皆さんにお届けしまーす」
メフィスト2世「さーて、高みの見物と行くか」
情報屋「両チーム、選手の入場であります」
茂・コハル「わー」
サシペレレ「ひひひひひ」
真吾「(おかしいな。写真の印象と随分違うぞ)」
情報屋「いよいよ試合開始です」
2018/05/30(水) 17:26:59.14ID:???
情報屋「我が母校の代表貧太選手。果敢にドリブルでブラジルチームに攻め込んでいきます。
おーっと、サシペレレ選手がー!」
茂・コハル「ああ…」
情報屋「おーっと、この間にサシペレレ選手巧みなドリブルでゴールを襲う!」
サシペレレ「たあ!」
選手A「うわー」
サシペレレ「それ!」
選手B「うわあ」
サシペレレ「はあ!」
選手C「うわー」
メフィスト2世「(どうも変だな。サシペレレにしてはやることが荒っぽすぎる)」
おーっと、サシペレレ選手がー!」
茂・コハル「ああ…」
情報屋「おーっと、この間にサシペレレ選手巧みなドリブルでゴールを襲う!」
サシペレレ「たあ!」
選手A「うわー」
サシペレレ「それ!」
選手B「うわあ」
サシペレレ「はあ!」
選手C「うわー」
メフィスト2世「(どうも変だな。サシペレレにしてはやることが荒っぽすぎる)」
2018/05/30(水) 17:35:28.70ID:???
真吾「(あんなに速いスピードでシュートを打たれたら、とても取れっこないぞ)」
サシペレレ「行くぞー、悪魔くん。竜巻シュート!」
真吾「うわあ!」
メフィスト2世「魔力竜巻エアー弾!」
真吾「うわ!あ、ああ」
サシペレレ「むう」
サシペレレ「行くぞー、悪魔くん。竜巻シュート!」
真吾「うわあ!」
メフィスト2世「魔力竜巻エアー弾!」
真吾「うわ!あ、ああ」
サシペレレ「むう」
2018/05/30(水) 17:43:25.86ID:???
ガハハ3人組(1)「メフィスト2世だな」
僧魚「おのれ。したらばこれだ!うらあ!」
ガハハ3人組(1)(2)「うわー」
僧魚「うははははは」
僧魚「おのれ。したらばこれだ!うらあ!」
ガハハ3人組(1)(2)「うわー」
僧魚「うははははは」
2018/05/30(水) 17:53:57.50ID:???
情報屋「おーっと、これはいかなる天変地異か!突然黒い霧が…」
茂・コハル「ああ…」
審判「(バタッ)」
真吾「ええ、一体どうなってんだ」
サシペレレ「この黒い霧の中で平気でいられるのは、悪魔族と、悪魔くん。
一万年に一人現れるという君だけだ」
ガハハ3人組「がーはははははははは」
真吾「誰だ、お前たちは」
ガハハ3人組(2)「俺たちは」
ガハハ3人組(3)「ガハハ」
ガハハ3人組(1)「3人組よ。悪魔くん、今日こそお前の最後だ。あれを見ろ」
茂・コハル「ああ…」
審判「(バタッ)」
真吾「ええ、一体どうなってんだ」
サシペレレ「この黒い霧の中で平気でいられるのは、悪魔族と、悪魔くん。
一万年に一人現れるという君だけだ」
ガハハ3人組「がーはははははははは」
真吾「誰だ、お前たちは」
ガハハ3人組(2)「俺たちは」
ガハハ3人組(3)「ガハハ」
ガハハ3人組(1)「3人組よ。悪魔くん、今日こそお前の最後だ。あれを見ろ」
2018/05/30(水) 18:09:03.01ID:???
メフィスト2世「しまった!鱗バリアだ!これじゃあ中に入れやしねえ」
ガハハ3人組(1)「このバリアの中にいる限り助けは来ない。入ることも出ることも出来ないのだ」
百目「悪魔くん、魔法陣でみんなを呼ぶんだモン!」
ガハハ3人組(1)「ムダだ。この鱗バリアの中では魔法陣も役に立たないのだ」
真吾「鱗バリア。確か、魔界辞典で見たぞ。鱗バリアを使う悪魔は、僧魚」
ガハハ3人組(2)「ピンポーン。大当たり」
ガハハ3人組(1)「ガハ、その通り。僧魚はサシペレレを操っていたのだ」
ガハハ3人組「がははははは。がはははははは」
真吾「あんなに良い悪魔だったサシペレレをこんなにするなんて許せない」
百目「許せないモン!」
ガハハ3人組(1)「ついでに教えておいてやろう。
サシペレレは、いつもくわえているパイプが無ければ元には戻らないのだ。やれ、サシペレレ!」
サシペレレ「とどめだ、悪魔くん!たあ!」
真吾「うわあ!」
ガハハ3人組(1)「このバリアの中にいる限り助けは来ない。入ることも出ることも出来ないのだ」
百目「悪魔くん、魔法陣でみんなを呼ぶんだモン!」
ガハハ3人組(1)「ムダだ。この鱗バリアの中では魔法陣も役に立たないのだ」
真吾「鱗バリア。確か、魔界辞典で見たぞ。鱗バリアを使う悪魔は、僧魚」
ガハハ3人組(2)「ピンポーン。大当たり」
ガハハ3人組(1)「ガハ、その通り。僧魚はサシペレレを操っていたのだ」
ガハハ3人組「がははははは。がはははははは」
真吾「あんなに良い悪魔だったサシペレレをこんなにするなんて許せない」
百目「許せないモン!」
ガハハ3人組(1)「ついでに教えておいてやろう。
サシペレレは、いつもくわえているパイプが無ければ元には戻らないのだ。やれ、サシペレレ!」
サシペレレ「とどめだ、悪魔くん!たあ!」
真吾「うわあ!」
2018/05/31(木) 15:59:53.23ID:???
真吾「う…」
百目「ボクに任せてモン。あ」
真吾「百目!」
ガハハ3人組(1)「がはははは」
真吾「?」
ガハハ3人組(1)「次は悪魔くんの番だ!」
ガハハ3人組「がははは」
百目「ボクに任せてモン。あ」
真吾「百目!」
ガハハ3人組(1)「がはははは」
真吾「?」
ガハハ3人組(1)「次は悪魔くんの番だ!」
ガハハ3人組「がははは」
2018/05/31(木) 16:21:19.01ID:???
メフィスト2世「どうしようかなー。あれをやると一週間は角が痛むし、魔力も使えなくなるからなー。
えい、仕方ない。魔力角電撃!今だ!あらららーら。何だこりゃ。おっと、あらら」
真吾「あ、メフィスト2世」
メフィスト2世「あたたたたたた」
百目「悪魔くん、行って」
真吾「え?」
百目「行って、僧魚をやっつけて、サシペレレを元の良い悪魔に戻してモン」
サシペレレ「んー」
百目「ここはボクとメフィスト2世でなんとかするモン」
真吾「でも」
メフィスト2世「ぐずぐずしてると裂け目が閉まっちまうぞ」
真吾「あ…」
百目「悪魔くん、早く」
真吾「分かった」
メフィスト2世「おい、くっ、はあはあ」
真吾「あーああ」
百目「悪魔くん!」
ガハハ3人組(1)「逃がすな、サシペレレ!」
サシペレレ「たあ!」
真吾「うわあ!」
サシペレレ「しまった!」
えい、仕方ない。魔力角電撃!今だ!あらららーら。何だこりゃ。おっと、あらら」
真吾「あ、メフィスト2世」
メフィスト2世「あたたたたたた」
百目「悪魔くん、行って」
真吾「え?」
百目「行って、僧魚をやっつけて、サシペレレを元の良い悪魔に戻してモン」
サシペレレ「んー」
百目「ここはボクとメフィスト2世でなんとかするモン」
真吾「でも」
メフィスト2世「ぐずぐずしてると裂け目が閉まっちまうぞ」
真吾「あ…」
百目「悪魔くん、早く」
真吾「分かった」
メフィスト2世「おい、くっ、はあはあ」
真吾「あーああ」
百目「悪魔くん!」
ガハハ3人組(1)「逃がすな、サシペレレ!」
サシペレレ「たあ!」
真吾「うわあ!」
サシペレレ「しまった!」
2018/05/31(木) 16:32:14.92ID:???
メフィスト2世「へっへ。ご協力感謝するぜ」
ガハハ3人組(2)「兄貴、どうしよう。悪魔くんに逃げられちまったぜ」
ガハハ3人組(1)「なーに、あっちは僧魚に任せておけ。俺たちはこいつらを片付けてやるぜ」
ガハハ3人組(2)(3)「うんうん」
ガハハ3人組「がはははははは」
メフィスト2世「やれるもんならやってみろ」
百目「なんだだモン」
メフィスト2世「へっへー。俺も一度サッカーってやってみたかったのさ。さあ、来い!サシペレレ」
サシペレレ「えい、くらえ!」
メフィスト2世「ぐわ!」
ガハハ3人組(2)「兄貴、どうしよう。悪魔くんに逃げられちまったぜ」
ガハハ3人組(1)「なーに、あっちは僧魚に任せておけ。俺たちはこいつらを片付けてやるぜ」
ガハハ3人組(2)(3)「うんうん」
ガハハ3人組「がはははははは」
メフィスト2世「やれるもんならやってみろ」
百目「なんだだモン」
メフィスト2世「へっへー。俺も一度サッカーってやってみたかったのさ。さあ、来い!サシペレレ」
サシペレレ「えい、くらえ!」
メフィスト2世「ぐわ!」
2018/05/31(木) 16:38:38.11ID:???
真吾「僧魚は、淀んだ水があるところを好むはずだ。この黒い霧は、東から流れてきた。
ここから東にあるといえば、そうだ。裏山の古池に僧魚がいるんだ」
ここから東にあるといえば、そうだ。裏山の古池に僧魚がいるんだ」
2018/05/31(木) 16:46:51.31ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。
出でよ、家獣!出でよ、鳥乙女!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「うわ!」
サシペレレ「まだまだだ!」
メフィスト2世「ぐわ」
サシペレレ「ふっ」
百目「うわー」
メフィスト2世「うっ」
百目「うっ」
ガハハ3人組「いいぞ、いいぞ。やいやいやいや」
メフィスト2世「くそー。お、おい。大丈夫か、百目」
百目「平気だモン、これくらい。モン」
出でよ、家獣!出でよ、鳥乙女!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「うわ!」
サシペレレ「まだまだだ!」
メフィスト2世「ぐわ」
サシペレレ「ふっ」
百目「うわー」
メフィスト2世「うっ」
百目「うっ」
ガハハ3人組「いいぞ、いいぞ。やいやいやいや」
メフィスト2世「くそー。お、おい。大丈夫か、百目」
百目「平気だモン、これくらい。モン」
2018/05/31(木) 16:59:38.38ID:???
家獣「バウー」
真吾「僧魚!いるのは分かってるんだ!出てこーい!」
僧魚「ははははー。このパイプが欲しいか。悪魔くんの命となら交換してやってもいいぞ」
鳥乙女ナスカ「冗談じゃないわよ」
僧魚「ならば、身代わりになっているメフィスト2世と百目がどうなってもいいんだな」
真吾「メフィスト2世!」
鳥乙女ナスカ「百目ちゃん!」
僧魚「あの二人だけではない。黒い霧を吸い続けると目を覚まさなくなるのだ。よいか?」
真吾「くそう、鳥乙女、風だ!あの頭の皿の水を吹き飛ばすんだ!」
鳥乙女ナスカ「分かったわ。ピンクハリケーン!」
僧魚「うわあー!河童じゃないわい!」
鳥乙女ナスカ「え…」
真吾「家獣行け!僧魚の弱点は、絶対にあの頭の皿のはずだ」
家獣「バウー。バウー!」
僧魚「うわあー!あう、あっちっち」
真吾「しまった、水の中に!」
僧魚「ははは。来れるもんなら来てみろ」
真吾「僧魚!いるのは分かってるんだ!出てこーい!」
僧魚「ははははー。このパイプが欲しいか。悪魔くんの命となら交換してやってもいいぞ」
鳥乙女ナスカ「冗談じゃないわよ」
僧魚「ならば、身代わりになっているメフィスト2世と百目がどうなってもいいんだな」
真吾「メフィスト2世!」
鳥乙女ナスカ「百目ちゃん!」
僧魚「あの二人だけではない。黒い霧を吸い続けると目を覚まさなくなるのだ。よいか?」
真吾「くそう、鳥乙女、風だ!あの頭の皿の水を吹き飛ばすんだ!」
鳥乙女ナスカ「分かったわ。ピンクハリケーン!」
僧魚「うわあー!河童じゃないわい!」
鳥乙女ナスカ「え…」
真吾「家獣行け!僧魚の弱点は、絶対にあの頭の皿のはずだ」
家獣「バウー。バウー!」
僧魚「うわあー!あう、あっちっち」
真吾「しまった、水の中に!」
僧魚「ははは。来れるもんなら来てみろ」
2018/05/31(木) 17:05:11.17ID:???
真吾「あ、あ、あ、ああ、あ。あ、あ」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、大丈夫?きゃあ!」
真吾「危ない!」
家獣「バウー。バウー」
真吾「(どうしたらいいんだ。このままじゃ勝ち目はないぞ)」
鳥乙女ナスカ「悪魔くん、大丈夫?きゃあ!」
真吾「危ない!」
家獣「バウー。バウー」
真吾「(どうしたらいいんだ。このままじゃ勝ち目はないぞ)」
2018/05/31(木) 17:10:50.70ID:???
百目「うわー!」
メフィスト2世「百目!うわあー!」
ガハハ3人組(1)「いいぞ、サシペレレ。竜巻大回転シュートでとどめだ」
百目「う…」
メフィスト2世「く…」
サシペレレ「へ、へへへへへ」
メフィスト2世「百目!うわあー!」
ガハハ3人組(1)「いいぞ、サシペレレ。竜巻大回転シュートでとどめだ」
百目「う…」
メフィスト2世「く…」
サシペレレ「へ、へへへへへ」
2018/05/31(木) 17:16:55.47ID:???
妖虎「お困りのようじゃな」
真吾「!?あ、妖虎!」
妖虎「悪魔くん、約束通りわしは戻ってきたぞ。究極の酒をついに手に入れたんじゃ」
鳥乙女ナスカ「もう、お酒の話なんかしてる場合じゃないでしょ」
妖虎「ほっほっほ。まあわしに任せろ。わしが見つけた究極の酒は飲めども尽きぬ極楽の酒じゃ。
さあ、たんと飲め。僧魚よ」
真吾「!?あ、妖虎!」
妖虎「悪魔くん、約束通りわしは戻ってきたぞ。究極の酒をついに手に入れたんじゃ」
鳥乙女ナスカ「もう、お酒の話なんかしてる場合じゃないでしょ」
妖虎「ほっほっほ。まあわしに任せろ。わしが見つけた究極の酒は飲めども尽きぬ極楽の酒じゃ。
さあ、たんと飲め。僧魚よ」
2018/05/31(木) 17:25:11.64ID:???
僧魚「ん?ん?ん?ひっく。ダメだ。頭のお皿から酒がしみ込んでくる」
サシペレレ「へへへへへ」
メフィスト2世「こうなったら一か八かだ」
サシペレレ「竜巻大回転シュート!たあ!」
メフィスト2世「角ビリヤード竜巻返し!」
ガハハ3人組「あれー、そんなー!」
僧魚「あ、あーああ。参った」
真吾「これでサシペレレは元のおとなしい悪魔に戻るはずだ」
妖虎「ほりゃ」
真吾「ありがとう、妖虎。でも、やっと見つけた究極のお酒が」
妖虎「なーに、わしは悪魔くんたちと一緒に戦うために戻って来たんじゃ。
わしの代わりに、僧魚が永久に酔っぱらっていてくれるさ。ほれ」
サシペレレ「へへへへへ」
メフィスト2世「こうなったら一か八かだ」
サシペレレ「竜巻大回転シュート!たあ!」
メフィスト2世「角ビリヤード竜巻返し!」
ガハハ3人組「あれー、そんなー!」
僧魚「あ、あーああ。参った」
真吾「これでサシペレレは元のおとなしい悪魔に戻るはずだ」
妖虎「ほりゃ」
真吾「ありがとう、妖虎。でも、やっと見つけた究極のお酒が」
妖虎「なーに、わしは悪魔くんたちと一緒に戦うために戻って来たんじゃ。
わしの代わりに、僧魚が永久に酔っぱらっていてくれるさ。ほれ」
2018/05/31(木) 17:29:30.23ID:???
先生「あら、私…」
茂「ふぁ〜あ」
コハル「あらー」
情報屋「どうしていたのでしょうか、試合は」
貧太「ふあー」
茂「ふぁ〜あ」
コハル「あらー」
情報屋「どうしていたのでしょうか、試合は」
貧太「ふあー」
2018/05/31(木) 17:35:02.16ID:???
ガハハ3人組(3)「わー、また失敗。兄貴これからどうするんですか」
ガハハ3人組(1)「やばい、もう魔界に帰れねえや」
ガハハ3人組(2)「とう」
ガハハ3人組(3)「とう」
ガハハ3人組(1)「とう」
ガハハ3人組(1)「やばい、もう魔界に帰れねえや」
ガハハ3人組(2)「とう」
ガハハ3人組(3)「とう」
ガハハ3人組(1)「とう」
2018/05/31(木) 17:45:25.91ID:???
赤ピクシー「薬」
青ピクシー「スリスリ」
赤ピクシー「薬」
メフィスト2世「ぐ…もうちょっと丁寧に頼むぜ」
青ピクシー「丁寧」
赤ピクシー「丁寧」
ピクシー「いていねい」
メフィスト2世「わー、いたたたた。痛い痛い痛い痛い痛い」
サシペレレ「バブー、バブバブバブバブ。ん。ん、あ、あ、ぼ、僕は」
鳥乙女ナスカ「もう大丈夫よ。悪魔くんがパイプを取り戻してくれたのよ」
サシペレレ「そうか。ありがとう、あ」
真吾「ん?」
サシペレレ「これだ。僕はこの笛に呼ばれてきたんだ」
真吾「えー、それじゃサシペレレ。君はもしかして」
妖虎「悪魔くん、ソロモンの笛を吹いてみるんじゃ。わしが究極の酒を見つけられたのも、
12使徒が揃ったからかも知れん」
真吾「(♪〜)」
青ピクシー「スリスリ」
赤ピクシー「薬」
メフィスト2世「ぐ…もうちょっと丁寧に頼むぜ」
青ピクシー「丁寧」
赤ピクシー「丁寧」
ピクシー「いていねい」
メフィスト2世「わー、いたたたた。痛い痛い痛い痛い痛い」
サシペレレ「バブー、バブバブバブバブ。ん。ん、あ、あ、ぼ、僕は」
鳥乙女ナスカ「もう大丈夫よ。悪魔くんがパイプを取り戻してくれたのよ」
サシペレレ「そうか。ありがとう、あ」
真吾「ん?」
サシペレレ「これだ。僕はこの笛に呼ばれてきたんだ」
真吾「えー、それじゃサシペレレ。君はもしかして」
妖虎「悪魔くん、ソロモンの笛を吹いてみるんじゃ。わしが究極の酒を見つけられたのも、
12使徒が揃ったからかも知れん」
真吾「(♪〜)」
2018/05/31(木) 17:56:18.90ID:???
真吾「サシペレレ、君が12使徒の最後の一人だったんだ。
人間界と悪魔界が仲良くできるように、君も一緒に頑張ろう」
サシペレレ「うん、よろしく。悪魔くん」
家獣「バウー。バウー」
妖虎「ははははは」
百目「ふふふ、ふふ」
情報屋「残り試合時間わずかに30秒。両チームまだ得点がありません」
貧太「ふっ」
サシペレレ「たあ!」
真吾「わあ!」
百目「やったモーン。ナイスプレーだモン!」
情報屋「やりました!タイムアップ寸前。サシペレレ選手が決勝点をあげましたー!
これぞサッカーの神髄!まさに感動の幕切れです!」
人間界と悪魔界が仲良くできるように、君も一緒に頑張ろう」
サシペレレ「うん、よろしく。悪魔くん」
家獣「バウー。バウー」
妖虎「ははははは」
百目「ふふふ、ふふ」
情報屋「残り試合時間わずかに30秒。両チームまだ得点がありません」
貧太「ふっ」
サシペレレ「たあ!」
真吾「わあ!」
百目「やったモーン。ナイスプレーだモン!」
情報屋「やりました!タイムアップ寸前。サシペレレ選手が決勝点をあげましたー!
これぞサッカーの神髄!まさに感動の幕切れです!」
2018/05/31(木) 18:00:36.20ID:???
ファウスト博士「これで12使徒は揃った。いよいよ本当の戦いが始まるのじゃ」
2018/05/31(木) 18:07:15.78ID:???
東獄大帝「わはははは。
わしこそは、人間界と悪魔界を恐怖と混乱の世に導く偉大なる支配者、東獄大帝なのだ。
わはははははははははは」
わしこそは、人間界と悪魔界を恐怖と混乱の世に導く偉大なる支配者、東獄大帝なのだ。
わはははははははははは」
2018/05/31(木) 18:22:05.93ID:???
集まれ!我らが仲間よ
「メフィスト2世」に続け!
まずは元気でオチャメな「百目」
「妖虎」火を吐く「ユルグ」操る
「サシペレレ」はかっこつけてコロぶ・・・・・
ポッポッポッポッ ポッピヤー
集まれ!我らが仲間よ
不思議な美女「鳥乙女」
「象人」「家獣」は ほれ デッカイぞー
「ピクシー」「幽子」は キャワイイー
忘れちゃいないかい?
ナマムギ・ナマゴメ「ヨナルデパズトーリ」
エロイムエッサイム
あらよっと!
夢が結んだ 12使徒
並みじゃナイ!ひるまナイ!くじけナイ!
「こうもり猫」
なさけナイ・・・・・
「メフィスト2世」に続け!
まずは元気でオチャメな「百目」
「妖虎」火を吐く「ユルグ」操る
「サシペレレ」はかっこつけてコロぶ・・・・・
ポッポッポッポッ ポッピヤー
集まれ!我らが仲間よ
不思議な美女「鳥乙女」
「象人」「家獣」は ほれ デッカイぞー
「ピクシー」「幽子」は キャワイイー
忘れちゃいないかい?
ナマムギ・ナマゴメ「ヨナルデパズトーリ」
エロイムエッサイム
あらよっと!
夢が結んだ 12使徒
並みじゃナイ!ひるまナイ!くじけナイ!
「こうもり猫」
なさけナイ・・・・・
2018/06/04(月) 03:20:38.99ID:???
アスカ
2018/06/05(火) 14:56:07.50ID:???
真吾「やっと12使徒が全員揃ったんだけど、得体の知れない大きな悪と戦うには、
もっともっと力をつけなくちゃいけないんだ。
そんな時、僕を放っぽって懸賞旅行へ出かけて行った母さんたちが、
怖ろしい事件に巻き込まれてしまうんだ。
悪魔くん。魔女伝説!恐怖が待ち伏せる幻の館。
夢よ、届け君の心に」
『魔女伝説!恐怖が待ち伏せる幻の館』
もっともっと力をつけなくちゃいけないんだ。
そんな時、僕を放っぽって懸賞旅行へ出かけて行った母さんたちが、
怖ろしい事件に巻き込まれてしまうんだ。
悪魔くん。魔女伝説!恐怖が待ち伏せる幻の館。
夢よ、届け君の心に」
『魔女伝説!恐怖が待ち伏せる幻の館』
2018/06/05(火) 14:59:38.22ID:???
<ナレーター>
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
人間に憑りついて不幸な目に遭わせる悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが今蘇った。
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
2018/06/05(火) 15:00:48.64ID:???
『魔女伝説!恐怖が待ち伏せる幻の館』
2018/06/05(火) 15:12:43.09ID:???
東獄大帝「クエレブレよ、近頃頓にわしへの貢ぎ物が少なくなっているのだが、一体どうしたのだ」
クエレブレ「ははあ、東獄大帝様。申し訳ありませぬ」
東獄大帝「お前には、地底の宝物をどんどん増やす役を与えてあるはずだ。
宝をわしに献上せぬのなら、その役を解いてやっても構わんぞ」
クエレブレ「し、しばらくお待ちを。東獄大帝様。既に手は打ってあります。
必ずお気に召すような人間供の不幸のエネルギーを宝物としてお供えさせて頂きます」
東獄大帝「その言葉よーく覚えておこう」
クエレブレ「ははあ」
クエレブレ「ははあ、東獄大帝様。申し訳ありませぬ」
東獄大帝「お前には、地底の宝物をどんどん増やす役を与えてあるはずだ。
宝をわしに献上せぬのなら、その役を解いてやっても構わんぞ」
クエレブレ「し、しばらくお待ちを。東獄大帝様。既に手は打ってあります。
必ずお気に召すような人間供の不幸のエネルギーを宝物としてお供えさせて頂きます」
東獄大帝「その言葉よーく覚えておこう」
クエレブレ「ははあ」
2018/06/05(火) 15:36:50.51ID:???
ファウスト博士「悪魔くん、よく12使徒を集めた。おめでとう」
真吾「ありがとうございます」
ファウスト博士「悪しき悪魔との戦いはいよいよこれからが本番じゃ。
12使徒を上手く使って、その聖なる使命を達成してくれたまえ」
真吾「はい」
ファウスト博士「12使徒の諸君も、人間界と悪魔界との幸福のため、
悪魔くんの手足となり、その持てる力をフルに発揮して戦って欲しい」
百目「頑張るモン」
幽子「うん」
妖虎「皆の衆、門出を祝って乾杯と行こうかの」
真吾「あれー。究極のお酒は空になったんじゃ?」
妖虎「ああ、究極の酒は空になったが、世の中に酒は捨てるほどあるからの。ほっほっほっほ」
ヨナルデパズトーリ「さすがの悪魔くんも、魔界一ののんべえ妖虎には敵わないであるな」
真吾・メフィスト2世・ユルグ・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ「ははははは」
ファウスト博士「妖虎、残念じゃが見えない学校の中は禁酒禁煙なんじゃぞ」
妖虎「ああ、そりゃ参った」
象人・鳥乙女ナスカ・こうもり猫「ははははは」
赤ピクシー「虎が参っただ」
象人「あは、そいつはいいぞう」
家獣「バウー、ハハハハハ」
妖虎「仕方がない。しまっておくとするか」
ユルグ「ふっ、のんべえじいさんも案外素直だな」
真吾「ありがとうございます」
ファウスト博士「悪しき悪魔との戦いはいよいよこれからが本番じゃ。
12使徒を上手く使って、その聖なる使命を達成してくれたまえ」
真吾「はい」
ファウスト博士「12使徒の諸君も、人間界と悪魔界との幸福のため、
悪魔くんの手足となり、その持てる力をフルに発揮して戦って欲しい」
百目「頑張るモン」
幽子「うん」
妖虎「皆の衆、門出を祝って乾杯と行こうかの」
真吾「あれー。究極のお酒は空になったんじゃ?」
妖虎「ああ、究極の酒は空になったが、世の中に酒は捨てるほどあるからの。ほっほっほっほ」
ヨナルデパズトーリ「さすがの悪魔くんも、魔界一ののんべえ妖虎には敵わないであるな」
真吾・メフィスト2世・ユルグ・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ「ははははは」
ファウスト博士「妖虎、残念じゃが見えない学校の中は禁酒禁煙なんじゃぞ」
妖虎「ああ、そりゃ参った」
象人・鳥乙女ナスカ・こうもり猫「ははははは」
赤ピクシー「虎が参っただ」
象人「あは、そいつはいいぞう」
家獣「バウー、ハハハハハ」
妖虎「仕方がない。しまっておくとするか」
ユルグ「ふっ、のんべえじいさんも案外素直だな」
2018/06/05(火) 15:52:32.36ID:???
ファウスト博士「ところで、ごほん。みんなに聞いて欲しいことがある。
ここに集まった12人には、各々生まれた時から定められた運命の数字、即ち運命数というものがある」
真吾「運命数?」
ファウスト博士「うむ。その運命数に従って、12使徒に順番を付けている。それを今から発表する」
こうもり猫「ファウスト博士。もちあっしが一番でやんしょ。あ、よいしょ!」
ファウスト博士「これこれ。何を勘違いしておるんじゃ。この順番は成績ではない」
こうもり猫「そっか、そりゃ残念だな」
妖虎「こうもり猫。成績順でなくて助かったんじゃろう?」
こうもり猫「ふっ、余計なお世話だよ」
真吾「ファウスト博士、お願いします」
ファウスト博士「うむ。ごほん、では」
ここに集まった12人には、各々生まれた時から定められた運命の数字、即ち運命数というものがある」
真吾「運命数?」
ファウスト博士「うむ。その運命数に従って、12使徒に順番を付けている。それを今から発表する」
こうもり猫「ファウスト博士。もちあっしが一番でやんしょ。あ、よいしょ!」
ファウスト博士「これこれ。何を勘違いしておるんじゃ。この順番は成績ではない」
こうもり猫「そっか、そりゃ残念だな」
妖虎「こうもり猫。成績順でなくて助かったんじゃろう?」
こうもり猫「ふっ、余計なお世話だよ」
真吾「ファウスト博士、お願いします」
ファウスト博士「うむ。ごほん、では」
2018/06/05(火) 16:11:50.17ID:???
ファウスト博士「1番、第1使徒は、メフィスト2世」
こうもり猫「あ、ほんと。成績順じゃないんだ」
メフィスト2世「こうもり猫!なんか文句あるのか!」
こうもり猫「ぶるるる。め、滅相もない」
ファウスト博士「2番、第2使徒は、ユルグ。3番、第3使徒は、ヨナルデパズトーリ」
ヨナルデパズトーリ「でへへへへ」
ファウスト博士「4番、第4使徒は、幽子」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは第4使徒〜♪」
ファウスト博士「5番、第5使徒は、ピクシー」
ピクシー「ケケケケケ」
ファウスト博士「6番、第6使徒は、百目」
百目「はは」
ファウスト博士「7番、第7使徒は」
こうもり猫「あっし。あっし」
ファウスト博士「妖虎」
こうもり猫「(ズコッ)」
妖虎「ふふ」
ファウスト博士「8番、第8使徒は」
こうもり猫「よいしょー!」
家獣「バウー。バウー」
こうもり猫「わー!」
(ドシン!)
ファウスト博士「おっとっとっと。ごほん。9番、第9使徒は、象人」
象人「パオーン」
ファウスト博士「10番、第10使徒は、鳥乙女ナスカ」
こうもり猫「ひい、ふう、みい。あっし。あっし。あっし。あっ」
ファウスト博士「11番、第11使徒は、サシペレレ」
こうもり猫「ああ」
ファウスト博士「そして最後の12番、第12使徒はこうもり猫。どうじゃ」
こうもり猫「あ、ほんと。成績順じゃないんだ」
メフィスト2世「こうもり猫!なんか文句あるのか!」
こうもり猫「ぶるるる。め、滅相もない」
ファウスト博士「2番、第2使徒は、ユルグ。3番、第3使徒は、ヨナルデパズトーリ」
ヨナルデパズトーリ「でへへへへ」
ファウスト博士「4番、第4使徒は、幽子」
豆ユーレイ「うちの幽子ちゃんは第4使徒〜♪」
ファウスト博士「5番、第5使徒は、ピクシー」
ピクシー「ケケケケケ」
ファウスト博士「6番、第6使徒は、百目」
百目「はは」
ファウスト博士「7番、第7使徒は」
こうもり猫「あっし。あっし」
ファウスト博士「妖虎」
こうもり猫「(ズコッ)」
妖虎「ふふ」
ファウスト博士「8番、第8使徒は」
こうもり猫「よいしょー!」
家獣「バウー。バウー」
こうもり猫「わー!」
(ドシン!)
ファウスト博士「おっとっとっと。ごほん。9番、第9使徒は、象人」
象人「パオーン」
ファウスト博士「10番、第10使徒は、鳥乙女ナスカ」
こうもり猫「ひい、ふう、みい。あっし。あっし。あっし。あっ」
ファウスト博士「11番、第11使徒は、サシペレレ」
こうもり猫「ああ」
ファウスト博士「そして最後の12番、第12使徒はこうもり猫。どうじゃ」
2018/06/05(火) 16:21:24.44ID:???
こうもり猫「あっしは12番?」
ヨナルデパズトーリ「授業をサボったからかも知れんで」
メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ「はははは」
こうもり猫「えーい、メフィスト2世!お前だってあっしのこと笑えるほど、
授業になんか出てないでげしょ!」
メフィスト2世「お、俺はいいの。じゃあな」
真吾「ああ」
ファウスト博士「メフィスト2世」
こうもり猫「ワガママなやつ」
鳥乙女ナスカ「人のこと言えないでしょ」
真吾「ファウスト博士、メフィスト2世は自由にしていたいんです。
困った時にはいつも助けてくれるんですから」
ファウスト博士「悪魔くん、今後12使徒の12の運命数と、各々の能力が合わさった時、
とても大きな力が生み出されることになるんじゃぞ」
ヨナルデパズトーリ「授業をサボったからかも知れんで」
メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ「はははは」
こうもり猫「えーい、メフィスト2世!お前だってあっしのこと笑えるほど、
授業になんか出てないでげしょ!」
メフィスト2世「お、俺はいいの。じゃあな」
真吾「ああ」
ファウスト博士「メフィスト2世」
こうもり猫「ワガママなやつ」
鳥乙女ナスカ「人のこと言えないでしょ」
真吾「ファウスト博士、メフィスト2世は自由にしていたいんです。
困った時にはいつも助けてくれるんですから」
ファウスト博士「悪魔くん、今後12使徒の12の運命数と、各々の能力が合わさった時、
とても大きな力が生み出されることになるんじゃぞ」
2018/06/05(火) 16:30:33.23ID:???
クエレブレ「はあ。くそう、ガハハ3人組のやつらがろくな働きをしないものだから、
東獄大帝様のお怒りを買ってしまった。ガハハ3人組のバカめらが!この!この!この!
おお、魔火たちよ。どうだ、準備のほどは」
魔火「準備はバッチリ。吉報をウキウキお待ちあれ」
クエレブレ「うむ。悪魔くんさえ倒せば、東獄大帝様に褒められる。幻の館を上手く使うんだー!」
東獄大帝様のお怒りを買ってしまった。ガハハ3人組のバカめらが!この!この!この!
おお、魔火たちよ。どうだ、準備のほどは」
魔火「準備はバッチリ。吉報をウキウキお待ちあれ」
クエレブレ「うむ。悪魔くんさえ倒せば、東獄大帝様に褒められる。幻の館を上手く使うんだー!」
2018/06/05(火) 16:37:46.86ID:???
エツ子「お兄ちゃん。ん?お兄ちゃん?お兄ちゃん?お兄ちゃーん!
はあ、お兄ちゃんったらどこ行っちゃったんだろう、全くもう」
コハル「エツ子ー。真吾は?」
エツ子「いないよー」
はあ、お兄ちゃんったらどこ行っちゃったんだろう、全くもう」
コハル「エツ子ー。真吾は?」
エツ子「いないよー」
2018/06/05(火) 16:52:32.86ID:???
コハル「真吾ったらほんとに肝心な時はいつもいないんだから。せっかく抽選で当たったのに」
茂「どうする?母さん」
コハル「どうするって、電車の切符だって指定席で、おまけに何から何までぜーんぶタダなんですよ。
お父さんと結婚してから12年。指定席に座って旅行したことなんか…いっちどもないんですよ!
キャンセルなんかしてたまりますか。絶対に行きます!何が何でも行きます!」
茂「わー、そ、それもそうだね。真吾は後からでも来れば」
コハル「そうです。こんなチャンス二度とありませんよ」
エツ子「でもお母さん。この、幻の館ツアーって親子4人連れ。
それも子供が男と女の家族に限って招待されたんでしょ。親子4人で行かなかったらダメなんじゃないの?」
コハル「そうだったわね。もうほんとに真吾ったら。お母さんの長年の夢がやっと叶うっていう時に。お父さん」
茂「え」
コハル「その辺もう一度探してきてくださいよ」
茂「し、しかしその辺はもう」
コハル「お父さん、一度だってありますか?指定席に座って、旅行に連れてってくれたことが」
茂「ああ、探してくるよ」
コハル「困ったわね」
情報屋「悪魔くーん」
エツ子「あ、情報屋さん」
情報屋「おっす。悪魔くんは?」
コハル「ん?んん、これで行けるわ。ふふふふ」
茂「どうする?母さん」
コハル「どうするって、電車の切符だって指定席で、おまけに何から何までぜーんぶタダなんですよ。
お父さんと結婚してから12年。指定席に座って旅行したことなんか…いっちどもないんですよ!
キャンセルなんかしてたまりますか。絶対に行きます!何が何でも行きます!」
茂「わー、そ、それもそうだね。真吾は後からでも来れば」
コハル「そうです。こんなチャンス二度とありませんよ」
エツ子「でもお母さん。この、幻の館ツアーって親子4人連れ。
それも子供が男と女の家族に限って招待されたんでしょ。親子4人で行かなかったらダメなんじゃないの?」
コハル「そうだったわね。もうほんとに真吾ったら。お母さんの長年の夢がやっと叶うっていう時に。お父さん」
茂「え」
コハル「その辺もう一度探してきてくださいよ」
茂「し、しかしその辺はもう」
コハル「お父さん、一度だってありますか?指定席に座って、旅行に連れてってくれたことが」
茂「ああ、探してくるよ」
コハル「困ったわね」
情報屋「悪魔くーん」
エツ子「あ、情報屋さん」
情報屋「おっす。悪魔くんは?」
コハル「ん?んん、これで行けるわ。ふふふふ」
2018/06/05(火) 17:04:00.19ID:???
青ピクシー「さ、出来た」
赤ピクシー「よく出来た」
青ピクシー「口止めには、イカの肝と、モグラの涙と、ウグイスの糞を混ぜてつくったこの薬がよく効くんだよ」
ヨナルデパズトーリ「おお、そんなに効くのであるか?」
鳥乙女ナスカ「でも、モグラの涙なんて、どうやって集めるの?」
赤ピクシー「モグラに玉ねぎを切らせるといいんだ」
幽子「うそー、ほんとー?」
豆ユーレイ「信じらんなーい♪」
赤ピクシー「信じる者は救われる」
豆ユーレイ「うっそー」
赤ピクシー「よく出来た」
青ピクシー「口止めには、イカの肝と、モグラの涙と、ウグイスの糞を混ぜてつくったこの薬がよく効くんだよ」
ヨナルデパズトーリ「おお、そんなに効くのであるか?」
鳥乙女ナスカ「でも、モグラの涙なんて、どうやって集めるの?」
赤ピクシー「モグラに玉ねぎを切らせるといいんだ」
幽子「うそー、ほんとー?」
豆ユーレイ「信じらんなーい♪」
赤ピクシー「信じる者は救われる」
豆ユーレイ「うっそー」
2018/06/05(火) 17:10:08.11ID:???
妖虎「ああ」
象人「パオーン」
家獣「バウー」
象人「パオーン」
家獣「バウー」
2018/06/05(火) 17:22:51.52ID:???
真吾「あ、サシペレレ」
サシペレレ「ん?」
真吾「みんなを改めて紹介するよ」
サシペレレ「ああ」
サシペレレ「ん?」
真吾「みんなを改めて紹介するよ」
サシペレレ「ああ」
2018/06/05(火) 17:36:15.89ID:???
真吾「ピクシーは、不思議な薬草を使って、病気やケガを治してくれるんだよ」
サシペレレ「僕ケガしやすいから助かるなー」
青ピクシー「サシペレレ」
赤ピクシー「よろしく」
真吾「ヨナルデパズトーリは、魔界一の物知りで、僕たちの名参謀なんだ」
ヨナルデパズトーリ「名参謀なんて、照れるんだわさ」
鳥乙女ナスカ「可愛い」
真吾「この子が、鳥乙女ナスカって言って」
サシペレレ「あー、知ってるよ。僕の国のブラジルと、鳥乙女のペルーは、近所だからね」
鳥乙女ナスカ「よしなに」
真吾「おしとやかに見えるけど、その羽ばたきで、嵐を呼ぶことも出来るんだよ」
鳥乙女ナスカ「じゃあ」
真吾「ああ、ストップストップ。こんなとこじゃダメだよー。はあ」
幽子「ふふふふ」
真吾「第4使徒の幽子ちゃんだよ」
幽子「あの…私、幽子です」
サシペレレ「よろしく」
真吾「12人の豆ユーレイを自由に操れるし、照魔鏡で相手の魔力を跳ね返すことも出来るんだよ」
百目「幽子ちゃんはボクと一緒で可愛いけど、怒ったら怖いんだモン」
幽子「そんな…百目ちゃんたら」
真吾「百目は、情報を探ったり、悪魔を見た人間の記憶を消すことが出来るんだ」
百目「へへ、それほどでもあるモン」
サシペレレ「はは、それではご挨拶代わりに。ふっ」
百目に変身したサシペレレ「はは」
百目「あー」
幽子に変身したサシペレレ「ふっ」
幽子「あー」
百目「そっくりなんだモン」
ヨナルデパズトーリ「がはははは。サシペレレは何にでも変身出来るのである」
ヨナルデパズトーリに変身したサシペレレ「ほっ。さすがヨナルデパズトーリ」
ピクシー「ピクシー、ビックシしたー」
真吾・ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・鳥乙女ナスカ・サシペレレ「ははははは、ははははは」
サシペレレ「僕ケガしやすいから助かるなー」
青ピクシー「サシペレレ」
赤ピクシー「よろしく」
真吾「ヨナルデパズトーリは、魔界一の物知りで、僕たちの名参謀なんだ」
ヨナルデパズトーリ「名参謀なんて、照れるんだわさ」
鳥乙女ナスカ「可愛い」
真吾「この子が、鳥乙女ナスカって言って」
サシペレレ「あー、知ってるよ。僕の国のブラジルと、鳥乙女のペルーは、近所だからね」
鳥乙女ナスカ「よしなに」
真吾「おしとやかに見えるけど、その羽ばたきで、嵐を呼ぶことも出来るんだよ」
鳥乙女ナスカ「じゃあ」
真吾「ああ、ストップストップ。こんなとこじゃダメだよー。はあ」
幽子「ふふふふ」
真吾「第4使徒の幽子ちゃんだよ」
幽子「あの…私、幽子です」
サシペレレ「よろしく」
真吾「12人の豆ユーレイを自由に操れるし、照魔鏡で相手の魔力を跳ね返すことも出来るんだよ」
百目「幽子ちゃんはボクと一緒で可愛いけど、怒ったら怖いんだモン」
幽子「そんな…百目ちゃんたら」
真吾「百目は、情報を探ったり、悪魔を見た人間の記憶を消すことが出来るんだ」
百目「へへ、それほどでもあるモン」
サシペレレ「はは、それではご挨拶代わりに。ふっ」
百目に変身したサシペレレ「はは」
百目「あー」
幽子に変身したサシペレレ「ふっ」
幽子「あー」
百目「そっくりなんだモン」
ヨナルデパズトーリ「がはははは。サシペレレは何にでも変身出来るのである」
ヨナルデパズトーリに変身したサシペレレ「ほっ。さすがヨナルデパズトーリ」
ピクシー「ピクシー、ビックシしたー」
真吾・ヨナルデパズトーリ・幽子・百目・鳥乙女ナスカ・サシペレレ「ははははは、ははははは」
2018/06/05(火) 17:45:19.37ID:???
茂「母さん」
コハル「あーん」
茂・コハル「ふふ」
エツ子「ごめんなさい、情報屋さん。無理なお願いしちゃって」
情報屋「いやあ、ちょうど良かったよ。幻の館ツアーに外れてがっかりしてたんだー。
良い写真撮ってやるからね。まずはパパさん、ママさん」
茂・コハル「ん?」
情報屋「はい、ピースピース」
茂・コハル「イエイ」
情報屋「がははははは」
エツ子「はあ、私のお兄ちゃんに見えるかな」
コハル「あーん」
茂・コハル「ふふ」
エツ子「ごめんなさい、情報屋さん。無理なお願いしちゃって」
情報屋「いやあ、ちょうど良かったよ。幻の館ツアーに外れてがっかりしてたんだー。
良い写真撮ってやるからね。まずはパパさん、ママさん」
茂・コハル「ん?」
情報屋「はい、ピースピース」
茂・コハル「イエイ」
情報屋「がははははは」
エツ子「はあ、私のお兄ちゃんに見えるかな」
2018/06/05(火) 17:50:38.94ID:???
魔火「うひゃ」
2018/06/06(水) 14:26:10.08ID:???
東獄大帝「悪魔界はもちろん、人間界、大霊界、地獄界、
そして、妖精界に至るまでを、完全に支配し、悪魔の帝国築き上げるのは、わしの宿願だ。
それ相応の働きをした者には、最高幹部の座を与えよう。よいか?分かったな」
悪魔たち「ははあ」
そして、妖精界に至るまでを、完全に支配し、悪魔の帝国築き上げるのは、わしの宿願だ。
それ相応の働きをした者には、最高幹部の座を与えよう。よいか?分かったな」
悪魔たち「ははあ」
2018/06/06(水) 14:33:20.60ID:???
真吾「あぁ…」
ファウスト博士「ここが指令室じゃ。むん。
見えない学校の屋根に付いている魔眼は何でも見通してしまう眼で、
屋根から離れて偵察に出ることも出来るのじゃ」
真吾「あ、こうもり猫だ」
ファウスト博士「ふう。もうすでに悪魔くんは気が付いてると思うが」
ファウスト博士「ここが指令室じゃ。むん。
見えない学校の屋根に付いている魔眼は何でも見通してしまう眼で、
屋根から離れて偵察に出ることも出来るのじゃ」
真吾「あ、こうもり猫だ」
ファウスト博士「ふう。もうすでに悪魔くんは気が付いてると思うが」
2018/06/06(水) 14:40:25.48ID:???
ファウスト博士「歯痛殿下や、ツタンガーメン、そして、月人たちが人間界に混乱を生じさせる事件を引き起こした。
カルマや僧魚たちもまた、何者かに命じられて悪行を重ねたに違いない」
真吾「どういうことですか?」
ファウスト博士「まだ定かには分からぬが、その背後にはとてつもなく巨大な悪の野望が感じられるのじゃ」
真吾「巨大な悪の野望?」
ファウスト博士「その悪が、自ら動き出す日が近づいたのじゃ」
真吾「うん」
カルマや僧魚たちもまた、何者かに命じられて悪行を重ねたに違いない」
真吾「どういうことですか?」
ファウスト博士「まだ定かには分からぬが、その背後にはとてつもなく巨大な悪の野望が感じられるのじゃ」
真吾「巨大な悪の野望?」
ファウスト博士「その悪が、自ら動き出す日が近づいたのじゃ」
真吾「うん」
2018/06/06(水) 14:53:55.63ID:???
カップル(女)「ふふふふ」
ホテルのフロント「いらっしゃいませ」
茂「あ、埋れ木ですが。よろしく」
ホテルのフロント「はい(来たな)」
茂「あ」
情報屋「…」
ホテルのフロント「君が真吾くん?」
茂・コハル・情報屋・エツ子「ああ」
茂「あ、あ、あ、あの。こ、これをどうぞ」
コハル「お父さん違うでしょ」
茂「あ、あの。チップです。どうぞ」
ホテルのフロント「いらっしゃいませ」
茂「あ、埋れ木ですが。よろしく」
ホテルのフロント「はい(来たな)」
茂「あ」
情報屋「…」
ホテルのフロント「君が真吾くん?」
茂・コハル・情報屋・エツ子「ああ」
茂「あ、あ、あ、あの。こ、これをどうぞ」
コハル「お父さん違うでしょ」
茂「あ、あの。チップです。どうぞ」
2018/06/06(水) 15:02:03.54ID:???
ファウスト博士「悪魔くん、ソロモンの笛をここで吹いてみてくれんか?」
真吾「ソロモンの笛を?」
ファウスト博士「人間や悪魔だけでなく、全ての生きとし生けるものの、平和と幸せを願って吹いてみなさい」
真吾「ソロモンの笛を?」
ファウスト博士「人間や悪魔だけでなく、全ての生きとし生けるものの、平和と幸せを願って吹いてみなさい」
2018/06/06(水) 15:08:18.85ID:???
真吾「全ての生きとし生けるものの、平和と幸せを願って。(♪〜)」
ファウスト博士「…」
家獣「バウー」
鳥乙女ナスカ「素敵な音色だわ」
サシペレレ「ああ、心が洗われるようだ」
こうもり猫「…」
象人「ああ、心が痛むぞう」
妖虎「酒が飲みたくなった」
ユルグ「うん」
ファウスト博士「…」
真吾「(心が震えるようだ)」
ファウスト博士「…」
家獣「バウー」
鳥乙女ナスカ「素敵な音色だわ」
サシペレレ「ああ、心が洗われるようだ」
こうもり猫「…」
象人「ああ、心が痛むぞう」
妖虎「酒が飲みたくなった」
ユルグ「うん」
ファウスト博士「…」
真吾「(心が震えるようだ)」
2018/06/06(水) 15:17:09.67ID:???
ファウスト博士「ふむ、やはりまだ悪魔くんの力は不十分か」
真吾「ファウスト博士、ソロモンの笛ってこんなにも素晴らしいものなんですね」
ファウスト博士「悪魔くん。ソロモンの笛には、まだまだ神秘的な力が隠されているんじゃ」
真吾「神秘的な力?」
ファウスト博士「今までソロモンの笛は、12使徒を探し、それを従わせるために使われていた。
しかし、これからは悪魔の良心を呼び起こすことも出来れば、相手の魔力を封じることも出来る。そしてさらに」
真吾「ファウスト博士」
ファウスト博士「悪魔くん、この見えない学校が君たちを守り、いつか君たちの大きな力になる時が必ず来るはずじゃ」
真吾「ファウスト博士、ソロモンの笛ってこんなにも素晴らしいものなんですね」
ファウスト博士「悪魔くん。ソロモンの笛には、まだまだ神秘的な力が隠されているんじゃ」
真吾「神秘的な力?」
ファウスト博士「今までソロモンの笛は、12使徒を探し、それを従わせるために使われていた。
しかし、これからは悪魔の良心を呼び起こすことも出来れば、相手の魔力を封じることも出来る。そしてさらに」
真吾「ファウスト博士」
ファウスト博士「悪魔くん、この見えない学校が君たちを守り、いつか君たちの大きな力になる時が必ず来るはずじゃ」
2018/06/06(水) 15:23:14.81ID:???
こうもり猫「たらっらったったったー。こ、この霊気は」
2018/06/06(水) 15:26:41.15ID:???
真吾「えい!」
ファウスト博士「悪魔くん、今日はもう帰りなさい」
真吾「あ、で、でも」
ファウスト博士「お母さんたちが心配するといけないからね。埋れ木真吾くんとしてもきちんとしないとね」
真吾「はい」
ファウスト博士「悪魔くん、今日はもう帰りなさい」
真吾「あ、で、でも」
ファウスト博士「お母さんたちが心配するといけないからね。埋れ木真吾くんとしてもきちんとしないとね」
真吾「はい」
2018/06/06(水) 15:31:17.02ID:???
こうもり猫「よっ」
魔火「…」
魔火「…」
2018/06/06(水) 15:38:29.75ID:???
こうもり猫「んん。この辺りから霊気が漂ってるぞ。ん?あ、あれは…やっぱりそうだ。
この絵は、俺の先祖がヨーロッパにいる頃住んでた屋敷にあったもんだぜ。
それが、どうしてこんなところに。なんだか涙が勝手に出てきやがったぜ。
確かこの絵のモデルは、恋人がいたのに、若くちて死んじまったんだよな。かなちー話じゃねえか。うう…ママー!
あ、ああ!」
この絵は、俺の先祖がヨーロッパにいる頃住んでた屋敷にあったもんだぜ。
それが、どうしてこんなところに。なんだか涙が勝手に出てきやがったぜ。
確かこの絵のモデルは、恋人がいたのに、若くちて死んじまったんだよな。かなちー話じゃねえか。うう…ママー!
あ、ああ!」
2018/06/06(水) 15:47:34.93ID:???
家族連れ「わー」
ホテルのフロント「私どもホテルの自慢の幻の館です。どうぞお楽しみください。ふん」
家族連れ「ぎゃー!」
ホテルのフロント「私どもホテルの自慢の幻の館です。どうぞお楽しみください。ふん」
家族連れ「ぎゃー!」
2018/06/06(水) 15:50:59.79ID:???
真吾「あ、えい。おっかしいなー。鍵がかかってる」
百目「どこに行ったんだモン」
真吾「さあ」
百目「うーん」
百目「どこに行ったんだモン」
真吾「さあ」
百目「うーん」
2018/06/06(水) 15:53:46.38ID:???
ホテルのフロント「幻の館をどうぞごゆっくりとお楽しみください」
茂・コハル・情報屋・エツ子「わー」
ホテルのフロント「さあ、どうぞ。お気をつけて」
魔火(ホテルのフロント)「…」
茂・コハル・情報屋・エツ子「わー」
ホテルのフロント「さあ、どうぞ。お気をつけて」
魔火(ホテルのフロント)「…」
2018/06/06(水) 15:59:00.89ID:???
真吾「あーあ、もしもし。埋れ木です」
コハル『真吾、どこ行ってたの?』
真吾「いや、いや、あの」
コハル『早く来なさい。とっても楽しいわよ』
魔火(コハル)「あ、お父さんに代わるからね」
魔火(茂)「真吾、いいところだぞ」
魔火(エツ子)「お兄ちゃん、ご馳走もいっぱいあるよ」
真吾「すぐ行くよ。さあ、出かけるぞ」
コハル『真吾、どこ行ってたの?』
真吾「いや、いや、あの」
コハル『早く来なさい。とっても楽しいわよ』
魔火(コハル)「あ、お父さんに代わるからね」
魔火(茂)「真吾、いいところだぞ」
魔火(エツ子)「お兄ちゃん、ご馳走もいっぱいあるよ」
真吾「すぐ行くよ。さあ、出かけるぞ」
2018/06/06(水) 16:00:08.40ID:???
魔火「うひゃひゃ」
2018/06/06(水) 16:07:06.95ID:???
情報屋「ほっ、ほっ、ほっ」
茂「母さん、こりゃ素晴らしい館だね」
コハル「ほんと。ドキドキするわね」
エツ子「あ、見て見て。あの絵」
コハル「素敵な絵ね」
エツ子「うーん、なんだか私、悲しい気分になってきちゃった」
コハル「ああ、そうね。私もよ」
茂「お父さんは別に感じないけどね」
エツ子「もうお父さんは鈍感なだけよ」
茂「母さん、こりゃ素晴らしい館だね」
コハル「ほんと。ドキドキするわね」
エツ子「あ、見て見て。あの絵」
コハル「素敵な絵ね」
エツ子「うーん、なんだか私、悲しい気分になってきちゃった」
コハル「ああ、そうね。私もよ」
茂「お父さんは別に感じないけどね」
エツ子「もうお父さんは鈍感なだけよ」
2018/06/06(水) 16:10:22.76ID:???
真吾「はは。さあ、行こうか」
百目「うん」
メフィスト2世「よっと。どっか行くのか?」
真吾「メフィスト2世。いいところに来てくれた。頼みがあるんだ」
百目「うん」
メフィスト2世「よっと。どっか行くのか?」
真吾「メフィスト2世。いいところに来てくれた。頼みがあるんだ」
2018/06/06(水) 16:18:06.37ID:???
メフィスト2世「俺、ママさんのラーメンご馳走になろうかと思って」
真吾「いいからいいから」
メフィスト2世「や、やだと言ったら、これか?」
真吾「君が望むなら…」
メフィスト2世「あー、わ、わーったよ!何でも言ってくれ、もう」
真吾「実は、ごにょごにょごにょごにょごにょごにょ」
メフィスト2世「ん?俺は乗り物じゃねえぞ!」
真吾「わあ!ラーメンおごるから、頼むよ」
メフィスト2世「んー、しょうがねえなあ」
真吾「いいからいいから」
メフィスト2世「や、やだと言ったら、これか?」
真吾「君が望むなら…」
メフィスト2世「あー、わ、わーったよ!何でも言ってくれ、もう」
真吾「実は、ごにょごにょごにょごにょごにょごにょ」
メフィスト2世「ん?俺は乗り物じゃねえぞ!」
真吾「わあ!ラーメンおごるから、頼むよ」
メフィスト2世「んー、しょうがねえなあ」
2018/06/06(水) 16:21:14.88ID:???
真吾・百目「ははは、はははは」
2018/06/08(金) 19:18:30.95ID:???
ミサト
2018/06/12(火) 03:47:05.79ID:???
2018/06/25(月) 13:04:36.31ID:???
一般人の認識
ガンダム:安室とシャーがたたかう話
北斗の拳:ひでぶっ、あべし!!
エヴァ:パチンコ、あやなみが可愛い
マクロス:歌う
ギアス:何それ
ボトムズ:何か丸っこい
けもフレ:フレンズと呼ばれる少女達が暮らすジャパリパーク、
その中のさばんなちほーをなわばりとするサーバルキャットのサーバルはある日、自分が何者か分からない少女に出会いかばんと名付ける。
2人はかばんが何のフレンズなのかを知る為、ガイドロボット、ラッキービーストの案内のもと図書館に向かう事にする。
図書館でかばんはかつてジャパリパークに存在した“ヒト”である事が判明し、今度はそのヒトが最後に目撃された港に向かう。
その度の中でかつてジャパリパークで起こった事が明かされると共に
行く先々で出合うフレンズ達に共同作業を提示、分業の指示、戦争、入浴時の脱衣を教授するなど丸で人類の文明の発展をなぞるかのような(ry
ガンダム:安室とシャーがたたかう話
北斗の拳:ひでぶっ、あべし!!
エヴァ:パチンコ、あやなみが可愛い
マクロス:歌う
ギアス:何それ
ボトムズ:何か丸っこい
けもフレ:フレンズと呼ばれる少女達が暮らすジャパリパーク、
その中のさばんなちほーをなわばりとするサーバルキャットのサーバルはある日、自分が何者か分からない少女に出会いかばんと名付ける。
2人はかばんが何のフレンズなのかを知る為、ガイドロボット、ラッキービーストの案内のもと図書館に向かう事にする。
図書館でかばんはかつてジャパリパークに存在した“ヒト”である事が判明し、今度はそのヒトが最後に目撃された港に向かう。
その度の中でかつてジャパリパークで起こった事が明かされると共に
行く先々で出合うフレンズ達に共同作業を提示、分業の指示、戦争、入浴時の脱衣を教授するなど丸で人類の文明の発展をなぞるかのような(ry
379名無しが氏んでも代わりはいるもの
2018/07/08(日) 03:38:37.37ID:rWDsd3fx 誰でもできる稼ぐことができるホームページ
念のためにのせておきます
検索してみよう『立木のボボトイテテレ』
19A
念のためにのせておきます
検索してみよう『立木のボボトイテテレ』
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