人にはいろいろ事情がある。
家事、育児、介護、親戚付き合い等々、やらなければならない私的なことがごまんとある。
好きなことをしたり休養を取ったりすることにより、日頃の激務の疲れを癒すことも必要だ。
本来、土日祝日はそれらのことに使うべき、人生の中でかけがえのない時間だ。
それらの日に試合などで部活動に関わるのは好むと好まざるに関わらず、
顧問を引き受けている以上は真面目にやらねばならないし、
殆どの顧問教師は自分とその家庭を犠牲にしてやっている。
更に、生徒を校外に引率するときなどは普段以上に重責、リスクを負っている。
そこまでしていて、丸一日拘束の手当の額の殆どが交通費に消える、
下手をすると足が出るようなことがある異常な現状は、何とかしなければならない。