3月25日付中日新聞33面(社会欄)から。
「部活週休2日 揺れる現場」と題して、スポーツ庁部活動指針を取りあげているが、
「生徒の声」には首を傾げざるを得ない。生徒は「強くなりたい。だから練習したい
(のに規制しないでほしい)」というスタンスで書かれているが、
そもそも「土日もなしで年中休みなしで練習しなければ勝てない」と「洗脳」したのは誰なのか?
指導者である先生でしょ。それを生徒の陰に隠れて「規制反対」と生徒に言わせるなんて卑怯すぎる!

だいたい、同じページに友添秀則早稲田大教授の「休養も練習の一環」というスポーツ教育学
の権威の記事も載せているのに。「週に合計16時間を超える運動は、体への負担が大き過ぎる
ことが科学的に明らかになっている」でしょ。どうして、学校の先生は、こういう科学的な知見を無視して
根性部活に走ろうとするのかわからない。
その上、自分の都合のいいように子どもたちを「洗脳」するなんて卑怯だ。
スポーツマン・シップにもとるやり方だ。