>>676
セカンドオピニオンは患者に認められた正当な権利ですので主治医も嫌な顔はしないとは思います
ただし安易にセカオピを濫発してもあまり意味はありません
費用も結構かかりますので、ある程度病院や医者の特徴を踏まえた上で検討されると良いです

また、この段階で即時に自由診療を検討するのも些か性急な印象を受けます
藁にもすがりたい感情は同じ患者として痛いほど分かりますが、肺がんの標準治療は日進月歩の進展を見せています
まずは正攻法

今回は遠隔転移を伴う再発ですので現状のステージはⅣ期になったのだと判断します
その上で確認したいことが2点

・ドライバー遺伝子の検査を行ったか
・PD-1の発現検査を行ったか

もしこれらを行っていない場合、すぐに行ってください
また、いずれかの検査結果で陽性であった場合には細胞傷害性の抗がん剤治療の前に分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療を優先すべきかと思います

もしこれらがいずれも陰性であった場合、現段階で主治医が提案している治療が最適解であるように私も考えます

肺がん4年生を迎えるⅣ期患者のにわか知識ですので悪しからず
まずは専門家である主治医の方針を丁寧に聞かれ、ご家族もご本人も学ばれるとよいと思います
参考までに