【ギガジン】GIGAZINE倉庫問題21

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0405名無し不動さん2020/01/21(火) 02:18:27.21ID:???
【鍵代】だけ直して見ましょうか
確かこうでしたね

その内容は、
「あの家は全部俺が金を払ったのに、地主は違うといって地代を払えと仕事場へやってきては客や従業員の前で言い続けた。
それで根負けして地主に【鍵代として】お金を払い会社の商品の倉庫として使っていた。弁護士に相談して話し合いをつけるつもりだ。」
というものから、少し経つと
「あの土地はやっと俺のものになる。正義は勝つ。」
などと言って泣いていたのをよく覚えている。ガンで亡くなる直前には、
「あの建物を使うときだけ地主の婆さんがうるさいから【鍵代】を払ってやれ。使わないなら払う必要はない。」と言っていたのである。
その時は何かよくわからないままに、いやいや愚痴に付き合っていたというのが事実であった。今にして思えば。もっと詳しく聴くべきだったと悔やまれる。後悔先に立たず。


この辺も「初期」でしょう
http://keisui.com/20190225-architect-28894-keisui/

そこで父は、20年計画を立てて、20年後に登記してもらうことを地主と約束したようである。確信はないが、父の愚痴を聞かされていた限りではそうなるのかなあと思う。
その後20年間、父は税金を払い火災保険をかけ続けたのである。急に値上げした地代も払えと地主から言われ、地上権を確保するためにそれも実行していたのである。
そして、がんに侵されていたた父は、やっと20年目に言われるまま再び土地のお金を払ったらしい。
これでやっとこの土地の権利を確実に手に入れたと思ったが父ではあったが、やはり地主は登記を無視したようである。ガンの末期にまで進んでいた父は、裁判をする気力もなく、その後まもなく他界してしまったのである。
父は最後に、その問題の不動産を寿命の長い私の息子に託したのである。あちらこちらに「この家は壊すな。この家は地主に返すな。」と書いたものが出てきて、実際にも私や息子に「この土地は永遠に俺のものだ。」と言いながらこの世を去っていったのである。

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