私のおじいさんがくれた、初めてのチャリ。
それはどこ置いてもパクられないような程々のママチャリで、私は4歳でした。
その乗り心地は安定していて荷物も積めて、こんな素晴らしいチャリをもらえる私は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私がおじいさん。
孫にあげるのは、もちろんどこ置いてもパクられないような程々のママチャリ。
なぜなら、彼もまた特別な存在だからです。