結局スケーターなんて社会悪にしかなり得ないんですね。
せっかく苦情の来ないところで練習していても、世間の奴らは侮蔑の視線を投げかけてくる。
人の気も知らずに。
ウォーキングの爺婆、犬の散歩の人、浮浪者、
不審者、停禁の場所で居眠りこいてる仕事サボりのクズ。
こいつらわざわざ俺の練習場所にきて、そういう視線を俺に容赦無く投げかけてくる。
俺が悪いんだろうよ。この狭い日本でスケボーなんてやってる俺が。わかってる。

でもやめられんのだ。やめたくない。
ここまで来るのに費やした多大な時間努力金それらを無駄にはしたくないし、
スケボーの素晴らしさだって少しはわかってるつもりだ…
気がつけば練習中の技のことばっかかんがえてる。
つかそういうの云々の前に中途半端で諦めんのが嫌。

それでも、あの視線にはもうこれ以上耐えられん…
スポットに行こうにもうちの周りのもご他聞に漏れずどんどん無くなってきた。
一体俺は、どうすればいいんだ