EXP6のオークランド・シールズ(1967年)、NYI(1972年)の初代GM、
FLA(1993年)の初代社長と、一貫して新設チームの初期段階に
運営責任を請け負っていたビル・トーリーが82歳で死去。

初期オークランド時代には、シールズとアスレチックスを傘下に収めた型破りオーナー、
チャールズ・フィンリーと衝突してクビにされ、NYIに移って成功を収めた。
NYI時代はスタンレー4連覇、FLA時代はマット・マレーをGMに起用し、
パンサーズを創設4年目にしてファイナルに導く手腕を発揮。

「The Architect/建設者」と評価される一方、いつも蝶ネクタイをしていて
「ボウ=タイ・ビル」と親しまれ、それがトレード・マークになる。
1995年に運営部門でNHL殿堂入り。
11日のNYI@FLAではトーリーが関わった両チームが、追悼の蝶ネクタイ・シールを
ウェアやヘルメットに付けて試合を行った。

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アイルズの練習施設に掲げられているトーリーのバナー。