五輪カーリング3度出場の小笠原、道銀脱退へ 現役続行の意向
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200371
 冬季五輪に女子日本代表として3度出場した小笠原歩(39)が、
所属先の北海道銀行フォルティウスを近く脱退することが17日、分かった。
今後の強化方針を巡り、チームと方向性の違いが生じたためとみられる。
関係者によると、現役を続ける意向だが、移籍先は決まっていない。

 小笠原は北見市常呂町出身。
2002年ソルトレークシティー五輪にシムソンズの一員として初出場し、8位。
06年トリノ五輪はチーム青森で7位だった。その後、結婚や出産を経て、
11年の道銀チーム結成と同時に現役に復帰。
14年のソチ五輪には、カーリングで初の母親選手として日本代表となり、
スキップを務めてチームを5位に導いた。昨年は混合ダブルスの世界選手権にも出場した。
今年の平昌五輪出場は逃したが、「22年北京五輪を目指す」と、現役続行を宣言していた。