リレハンメル五輪直前の葛西紀明。あくまでも直前の時点で本番ではその力を出せなかった。
直前のTVH杯で旧大倉山のバッケンレコード135Mを飛んだ時のジャンプは人間技では無かった・・
当時の旧大倉のバッケンはその前日にやはり葛西が飛んだ127Mで彼はその翌日に7Mもレコードを更新したのだ。
旧大倉では人間が飛べる限界点が128〜130Mと言われていたのでいかに人間離れしたジャンプであったかが計り知れよう。
参考までにその時の助走スピードは87.6km、風は1Mの向かい風で決して最高とは言いがたい条件であった。