659可愛い奥様2020/06/09(火) 14:01:03.59ID:+RNJTR+30
>>658
「たかじん胸いっぱいー商店街の見える家」1993年6月

・人はかぎりなく愛しい。(第1章 人生、捨てたもんやない)
最近とみに思うのだ。ぼくは今日までよい人ばっかりにめぐり会ってきたと。人が三回ほど生まれ
変わっても、それでもなおめぐり会えないほどのいい人にぼくは出会えてきたと。人はかぎりなく
愛しい。そして人生、捨てたもんじゃない。

・人生いっぺん歩き始めたら、もうあと戻りも仕切り直しもできへんのや。(第1章)
終わってしまったことはしゃあないんや。人生いっぺん歩き始めたら、もうあと戻りも仕切り直し
もできへんのや。そやからせめて、いつも胸いっぱいの気持ちで生きていかんとあかんねやなあ。

・よく男運が悪いとか女運が悪いとか、とっくに手垢のついた言葉だけれど、そういうことって
ほんとにあるんだなあと。(第7章 完璧じゃない男と女)
人の数だけ人生がある。それもさまざまな人生が。それが世の中というものだろうけど、それにし
てもぼくにはドラマチックな人たちと出会う回数が、普通の人の五倍も十倍もあるように思う。
そしてまたこうも思う。よく男運が悪いとか女運が悪いとか、とっくに手垢のついた言葉だけれど
、そういうことってほんとにあるんだなあと。