生後3か月の長女殺害か母親逮捕
06月13日 06時20分

新潟県長岡市で、生後3か月の長女に自宅の床に落とす暴行を加え殺害したとして、31歳の母親が12日夜、殺人の疑いで逮捕されました。
捜査関係者によりますと「育児で悩んでいた。子どもを殺したことは間違いない」と供述しているということです。

逮捕されたのは、長岡市末広の長岡市役所職員、伊藤法子容疑者(31)です。
警察の調べによりますと、伊藤容疑者は12日午前11時ごろ、自宅で生後3か月の長女、光ちゃんに床に落とす暴行を加えて殺害したとして、殺人の疑いがもたれています。
警察によりますと、12日昼前、訪れてきた親族が光ちゃんが床に倒れているのを見つけ消防に通報したということで、光ちゃんは搬送先の市内の病院で死亡が確認されました。
死因は脳挫傷で、警察はかなり強い衝撃があったとしています。
長岡市によりますと、伊藤容疑者は人権・男女共同参画課の主任を務めていて、出産や育児のため、ことし1月から市役所を休み、現在は育児休業中だということです。
捜査関係者によりますと「育児で悩んでいた。子どもを殺したことは間違いない」と供述しているということです。
伊藤容疑者は夫と長男、それに光ちゃんの4人家族で、事件当時は光ちゃんと2人で自宅にいたということです。
警察によりますと、現時点で日常的な虐待を疑わせる形跡は確認できていないということで、警察は育児の状況や詳しいいきさつを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190613/0031159.html