904可愛い奥様2018/01/02(火) 14:31:11.71ID:tZYQ1Ocj0>>906
>>902続き
13、409頁 4行目〜(以下、エピローグ)
(2014年1 月7日)
徳岡と相原がKとUの居場所を探すと、二人は「PIS」の事務所にいることがわかった。すぐに弁護
士が事務所に出向き、「あなたに法的な権限は一切ない」とKに伝え、会社の帳簿と関係書類を没
収した。これを調べたところ、かなり帳簿をいじっていることが判明した。さらに後日、PISが提
出した決算書によると、一二〇〇万円近い使途不明金があることが明らかになった。

14、409頁 9行目〜
この後、Kはいったん会社から手を引く素振りを見せるが、後日、株主総会も開かずに、突然「PIS
」の代表取締役におさまった。驚くのはもう一人の代表取締役に娘のHが就いたことだ(それまでH
は役員として名を連ね、月々、給与の名目で金をもらっていた)。その時点で、会社には少なくとも
四千万円の資金があった。その金のほとんどは、この二年間にたかじんのポケットマネーから投入
されたものだ。

15、409頁 14行目〜
Kは社長に就任すると、関西テレビ、読売テレビ、テレビ大阪の三局に対し、「たかじんの名前を
冠した番組」の冠使用料(看板料)を要求した。しかし三局とも法的根拠がないと撥ねつけ、Kの要
求を拒否した。三局ともたかじんの遺言通り、遺族であるさくらに「冠料」を支払うことにした。
さくらはその受け皿のために、弁護士や井関らのアドバイスを受け入れて「Office TAKAJIN」とい
う事務所を作った。するとまもなく「さくらが三局のスタッフと寝て、冠料を取った」という噂が
業界内で立てられた。