サヨは、無我の境地で自由に手足を動かす「無我の舞」を踊り、
「歌説法」をするなかで、自らを磨かない人間を「蛆(うじむし)の乞食」と叫び、
「蛆の乞食よ、目を覚ませ」などと訴えて、信者(同志)たちに無我の舞をさせました。
これが、世間から「踊る宗教」と呼ばれた所以(ゆえん)です。