>>416
盾なんか、白兵戦に使えんよ。実際>>413の朝鮮将兵の図でも、盾持っとる将兵は
少なぁ。火力、飛び道具にゃ大型の盾が有効じゃが、両手の槍や刀で突き、斬り合う
白兵戦じゃ動作が鈍い道具じゃけぇのう。儀礼競技的意味での剣と盾のセットと実戦は
違うけぇのう。白兵密集戦闘で盾が有効に成るんは、現代の機動隊のように多勢で
少勢を人海戦術制圧捕縛出来る場合じゃし、今のナイフテロのような時、乗客が
自分の荷物か椅子の外れるマットで個人相手なら最低限守れる程度で、ほんまは
客全員が荷物を飛び道具としたり、出きれば乗客が連携して集団制御した方が
ええんじゃが。
最初から集団組織同士の戦さは、火力、飛び道具合戦の時は、組織だって行動する
けど、決勝の白兵戦に成ったら、個々人がバラバラに標的の敵さんと命のやり取り
するだけじゃけぇ、組織はガラガラポンに成るんよ。隊列も糞もあったもんじゃ
無ぁし、現代の世界中の軍隊でもそうじゃけぇのう。
まあ、盾なんか強力火力や強弩でいっぺんで潰せるし、迂回攻撃と連携されたら
終いよ。
ほいで日本軍や日本系倭冦は大太刀を使う傾向から両手持ちが多かったが、
朝鮮の方が剣ゆえ片手操作用に成っとるけぇ、我流も含め利き腕で無い方があまる
けぇ、日本将兵に較べて二刀流将兵の割合は多かったろう。倭冦云うても禾尺、
楊水尺ら女真起源ともされる朝鮮被差別民系倭冦なら二刀流のもんも多かった
可能性も強いけどのう。