>>189
わしゃ、IQ知能指数なら、日本帝国高級軍人や官僚たぁ低いじゃろうのう。>>141
関連するが、知能指数の高い秀才らは、ほとんど無能じゃけぇのう。
元広島39師団の森金千秋氏も、
『俗に秀才と云われる学校の優等生は、単に記憶力が優れているだけで、人間として
最も重要要素である創造性、判断力、決断力、 思考力が欠如していた。 エリート
コースをたどった秀才がいかに愚物で小人物であるかということは、軍人だけでは
なく、現在の政財界を観ても 一目瞭然である。
 日露戦争を勝利に導いた大山、東郷は秀才では無かったが、大器の中の大器で
戦局を適確に把握して判断を誤らなかったし、 世界の戦史に金字塔を打ち建てる
水も漏らさない統率を発揮した。英国のチャーチル首相は寧ろ鈍才であった。
チャーチルが未だ若い次官時代、「創造力の無い軍人を司令官にするほど怖いことは
ない」と云って、軍司令官の推薦のあった四人の将軍の中の二人を蹴ったという
逸話がある。
 中国と戦い、ソ連と対決し、その上で英米連合軍と戦争して勝算の無いことは、
童児の常識であるが、この兵法のイロハさえ解らなかった証拠に、二十年八月十日の
御前会議の時点で米内海軍大将を除く、陸海軍の最高幕僚が一致して戦争の継続を
主張した。若しあの時米内海軍大臣が一枚抜けていたとしたら、終戦は実現でき
なかったと思われる。ソ連が北海道を占領し、東西二分された日本は考えただけで
ゾッとする。ときの日本政府は、こういう盲目不遜な族を養成するために、国民の
血税を惜しみなく使って結局はどぶに捨てることになった。
『第一線で何度か敵と戦ったことのある兵士なら、例え末端の上等兵でも、
軍の参謀よりは数段優れた作戦指導ができたに違いない。 少なくとも四分の一
以下に減った兵に攻撃させるような、無謀なことはしなかったであろう。
敵を識っている者にはできない芸当であるからである。』