SCAPIN677-1号はサンフランシスコ講和条約締結から3カ月後の1951年12月5日に発令され、竹島や北方領土4島を日本政府から分離する内容が盛り込まれているという。
記事は「サンフランシスコ講和条約でSCAPINの効力がなくなったのなら、連合国司令部がそれ以降にSCAPINを発令する必要はなかったのではないか」と指摘している。
ソン理事長は「これまで論争の種だったSCAPIN677号には『この条項は最終的な領土確定ではない』という内容が盛り込まれていたが、677-1号にはそのような内容がない。これを根拠に挙げたら、日本は反論できないだろう」と話しているという。