奈良のシカ、首に矢? =軽傷、県警が捜査
6/13(水) 21:12配信 時事通信
奈良県などは13日、奈良公園(奈良市)に生息する野生のシカ1頭の首に、矢のようなものが刺さっているのが見つかったと発表した。
傷は軽く、状態に変化がなければ14日にも公園に放す予定。
奈良のシカは国の天然記念物に指定されており、県警奈良署は文化財保護法違反容疑で捜査を始めた。
県と保護団体「奈良の鹿愛護会」によると、シカは体重約36キロの雌で推定4歳。
首の左側に長さ約15センチの矢のようなものが刺さっていた。
巻いた紙の先端から鉛筆の芯のようなものが突き出ており、傷の深さは1〜2センチだった。
発見時、近くには子とみられるシカがいた。