昨日のID:ZtIgY6zyです。
ちょっと気になってPCに保存してある論文を見返していたのですが・・・

(2)戦後における竹島問題 竹島領有権をめぐる戦後の動向について
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04-02/index.data/-06.pdf

>裁判所によれば、フランスが1886年と88年にマンキエとエクレオ両島に対する主権を主張するまでは紛争は発生していなかった。
>しかし、両島に対する活動の多くは、紛争が発生する前から漸次展開されてきたものであり、
>中断されることなく同様の形態を保ってきた。
>そのような特殊事情から、紛争の発生以降の行為であっても、
>「当事国の法的立場を改善する意図でなされた措置でない限り」考慮するとしたのである。

とありますので、1886年と88年に行われたフランスの「主権に関わる抗議」も、無効とされた
(抗議後のイギリスの支配も、実効支配として領有権の判断に使われた)のではないか、と。

ま、このような2次引用ではなく、英文のページを直接読み解けば良いのでしょうが・・・

どちらにせよ、李ラインから突如として始まり(中断なく漸次展開されたものではない)
国際的に宣伝しまくっている(法的立場を改善する意図しかない)韓国の竹島支配は
このマンキエ・エクレオとは似ても似つかない類例ではありますが。