「学校=基地」状態だって事か?


相馬市、給食無料に 全小中学校、30年間継続

3/2(金) 11:58配信 福島民報

福島県相馬市は4月から、市内の全小中学校の給食費を無料にする。
相馬共同火力発電新地発電所(新地町)から生じる石炭灰の埋め立て処分料を財源に充てる。今後30年間継続する計画。
県健康教育課によると、県内13市の公立小中学校で給食費を無料にするのは初となる。
立谷秀清市長が1日、市議会3月定例会に提出する議案発表で示した。昨年12月の市長選で選挙公約に掲げていた。
対象は小学校9校、中学校4校の計13校の約2800人。市子育て食育支援基金の条例制定案を3月議会に提出する。
石炭灰処分料を積み立てている光陽地区造成事業特別会計から年間約1億6000万円を市子育て食育支援基金を通じ、一般会計に繰り入れる。
教員は従来通り実費負担とする。
無料化に合わせ市は野菜や魚介類など地元産食材を積極的に活用する方針。
立谷市長は「相馬市がビジネスで得た財源を子育てに還元する。
地産地消を通じ風評対策につなげたい」と話している。
一般会計当初予算案の総額は192億1500万円で前年度比3億9200万円減。
尾浜地区に整備する水産物直売施設を運営する法人を官民合同で設置する。
資本金として750万円を計上する。2019年度の工事開始を目指す。
5日開会の3月定例市議会には当初予算など56議案を提出する。
福島民報社