一番重要な事は戦術の理解度があまりにも低すぎる事だ。
戦術に応じて、ゲームプランが決まり、
ポジションの役割が与えられ、
選手にはそれを着実に遂行する能力が求められる。
全員がオールラウンダーでほっとけば試合に勝ってると言う事は、
これから先も日本のバレーには起こりえない。
今居るメンバーだけでも、何が出来るのか、
勝つ為にはどうせざるを得ないのか、
それを正しく考えて、2年間準備をして、このコートに選手が立つ。
4年先を見据えてのこの2年目で、着実にこのプロセスを歩んできたか、
そう考えると、ここから先の2年はナカガイチには無いと考えざるを得ない。
ナカガイチの頭の中には、バレーボールの戦術とはどういうものか、
全く描かれていない、強豪国の監督になっても、結果は惨敗だろう。
ノープラン、ノータクティクス、ノーストラテジーだ。
イタリアやブラジルのメディアの方が厳しくその能力を問われるだろうな。
日本では、バレーボールはアマチュアのマイナー競技だから、
監督の能力は不問、何が不足しているのか、正しく分析される事は無い。
これでは、どんな選手層があっても結果を残す事は出来ない。