1989年、18年ぶりにフルモデルチェンジし、4代目が登場。幌には電動ソフトトップを採用する。

日本には5.0L V8エンジンを搭載した「500SL」が導入された。価格は1380万円で左ハンドル仕様のみ。

1991年、「500SL」に右ハンドル仕様を追加するとともに1631万円に値上げした。

1992年、6.0L V12エンジンを積む「600SL」を追加。1993年、「600SL」をベースにAMGによってチューニングされたエンジンを搭載する「600SL 6.0 AMG」を追加。

1994年、マイナーチェンジ。モデル名が変更となり、それまで排気量を表す数字の後ろに付いていた「SL」が数字の前に付けられる。同時に直6モデルの「SL320」を追加。全車に5速ATを採用。

1996年、「SL500」をベースにAMGがチューンした6.0L V8エンジンを搭載する「SL500 6.0 AMG」を追加。

1998年、「SL320」の直6エンジンがV6エンジンに置き換えられ、「SL500」のエンジンも新型の5.0L V8となる。同時に「SL500 6.0 AMG」を廃止し、新たにボアアップした5.5L V8を積む「SL55 AMG」が登場。

また、「SL73 AMG」を追加。このモデルはSLクラス史上最も強力な自然吸気エンジンであるAMG製の7.3L V12を搭載する。

2001年、12年にわたる生産を終了し、5代目(R230)へと移行する。