【禿の中古車物語その4】
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拝啓
漏れは、とある、地方都市の郊外に店を持つ中古車店のオーナーでつ。
2ちゃんにて・・・今までは、店から見たどーしようもない客の実例を書いてきますた。
このスレでは中古車を買いに来た人間を単純に紹介するのではなく、
中古車購入するという過程を、リアルに、そしてお客と店の立場を両方から見た【物語】を描いていきたいと思う。
中古車を買う、売る・・・・とは、、こんなにもドラマに満ち溢れている・・・
H17年 12月11日 禿
_.. ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、 / : :!
i 、 :. ヽヽ_,,...、/\,,,....._;/ ,;' ;,.!
i., ..;;;ヽ / 死 \ ヾ ,,;_ , /
ヾ_::,____/ \__-,ノ
ヾ;.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,:、;,
;; (:::) , ... 、, (:::);:
`;. C) ,; '
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どうする? アイフル? 【>>2がアイOルでお金を借りて車を買う物語】
|д・) これからいくか・・・ 【てつろうの中古車購入記】
俺の名は「てつろう」。
年齢は28歳、身長153センチ、体重69キロ、見た目は出川がかっこよくなった感じだと言われる。
確かに、顔には自信が無いが・・この町じゃ、俺の事を知らない奴はいない、、、10年前、この町を騒がせた暴走族「アイアンウッドパイン」の
幹部の友達の弟の友達の妹と同級生だ・・・・!なにせ、、俺は、
18金のブレスに18金のネックレス・・・片手にはブランド物の(コピーだけど)バッグをぶらさげ、
服は犬がウインクをしている服を着て、茶色いサングラスにズボンはソフトジーンズで、裏ポケにはかっこいい刺繍入りだ。
町を歩くと、殆どの人間がビビって道を譲る・・・
「俺って怖いのかな?」というのが最近の悩みだ。
そして今、そんな俺に似合う車を探している。
とりあえず近所の店でも見て歩こう・・・
てつろうは、禿の店へと向かった・・・ 【てつろう展示場にて・・】第2話
さてと、、この店って、なんか俺に似合う車あるかな〜
てつろうは、禿の店の展示場を見渡した。
「あ!これがいいな!」と近づいたのはY32セドリックだ。
禿は展示場にいるてつろうに気が付くと「いらっしゃいませ」と声をかけた。
犬の絵にセカンドバック・・・金のネックレス・・・禿は一瞬たじろいだが、、何事も無いようにこう言った・・
「こちらのお車、大変お安くなってますよ!車検2年付きで24万円です!」
てつろうは、胸元からパーラメントを取り出すと口に咥えてこう言い放った・・
「おい〜店員さん〜火!火〜つけてよ」てつろうは自分が怖いと思われていると信じている・・・しかし、
禿は「火は無いんですよ〜」と答えた。
てつろうは「ああ?こっちゃー客だぞ!んな態度でいいんか?コラッ!!」と、怒り狂う、、そして、
自分が怖い人間かもしれないという事、、
自分を馬鹿にしたらこの町のヤクザに狙われると言う事、、
と、、伝えるや否や・・・禿は「あのさ、、買うのなら買うでいいし、買わないのなら迷惑だし、帰ってくれるか?」
てつろうにとって思いがけない返事が返ってきたのだ・・・
と、プロローグはここで終了する。
この後、2人は奇妙な出会いと共に、、この後、延々と続く物語の最終話である、126話【てつろう船に乗る】に至るまで、
奇妙な人間ドラマを展開する事に・・・・なる・・!
乞ご期待!!! 【てつろうと禿】
てつろうは禿に掴み掛かる勢いで、こう罵った!!
「ゴラッ!手前ぇ〜ぶっ殺すぞ!なんなんだその態度は!!この野郎っ!!!」
しかし、禿も負けてはいない、、「お前な、、いい加減気づけよ!!!!!」と、、てつろうの腕を払いのけた。
そして、痛烈なビンタをてつろうに放つ・・・
「ピシャッ!」と、てつろうの桃のような頬に禿のビンタが炸裂した・・
「こ・・・この・・!ビンタは!あなた・・・は、もしや!・・!」
禿はゆっくりと腰を下ろすと、、てつろうにこう言い放った・・
「元気そうじゃないか、てつろう!しかし、、なんとも、、恥ずかしい格好してるな!」
「はうあ!」
てつろうはひと叫びすると、、「な、、は?禿さん?」と、、問いかける。
そう、、禿こそは、、「アイアンヘッドパインの幹部の友達の弟」その人だったのである! 【ショボクレの男達】第4話
「なんだ〜!最初っから気が付いてたんでしょ?禿さん!」てつろうは笑顔で問いかけた。
禿は、「だってお前、、相当ださいぞ?気が付かなければそのまま帰ってもらいたいくらいだったよ!」とてつろうに告げた。
てつろうは、「そんな〜やめてくださいよ!しかし、ここが禿さんの店だったとは!全然知らなかったっすよ!」と言うと、続けざまにこんな言葉を吐いたのだ・・
「そういえば禿さん!すごい金儲けの方法があるんすけど、、俺一人じゃちょっときついんす!良かったら一緒にやりませんか?」
「俺と禿さんの2人が揃えば怖いもん無しですよ!」と叫んだ。
しかし、てつろうは153センチの小デブ・・禿は禿で、、、160センチはなんとか越えているが、
後頭部の髪が薄くなってきたただの小デブ中年である・・!
なぜ2人が揃えば怖い物無しなのかは、、良く分からないが、なにやら、てつろうには奇妙な錬金法で設ける手段があるらしい・・
その手段とは・・・・「実に馬鹿馬鹿しい内容だったのだ!」 つづく
とうか、つづきは明日ねw
ちなみに、この話はてつろう(仮名)にも許可を取った実話の
愛と涙の中古車にまつわる物語だと思うから書いていきまつ。
展開をちょっと教えると・・
【てつろうの店!オープンす!】
【てつろう・・涙のファイナルラップ】
【禿よ・・・何考えてんだ?】
【ハチの大群!!!!!】
こんな話が続くよw
最終話まで長いよ〜 DQN話激しくスレ違い
誘導してあげた方がいいのかな? >>10
いいんだよ、ここで。
禿さんおひさ(笑)
またこっちで書いてくれるんだ? ('∀`) やっとみつけた、、、、。探したよ禿げさん ( ´∀`)<禿さんだ!楽しみにしてますよ。
USN−R見てて暇で覗いたらハーケーン!
漏れは、楽しくROMさせて貰います。
禿さん待ってたよ!楽しみにしてますぜ。
楽しくROMさせてもらいますよ。
田舎町の中古車屋より! 【ヤOオクでGO!】 第5話
てつろうは、禿に儲け話を自慢気に話し始めた・・・・
「禿さん〜実はですね、今・・世界はITなんですわ、要はパソコンで車のオークションもあるし、
オークションで安く買ってきた車を出品すると馬鹿売れでっせ!!!!!」
てつろうは自慢気に語り続ける・・・・
「ですんで、禿さん!いっちょ〜2人で花咲かせましょうよ!1台に付き3〜5万も儲かるんですわ!」
(#゚Д゚)ぽかーんとしたのは、、禿である!
なにせ、展示場を構え、オークションで車を仕入れ、普通に中古車店を営んでいるのだ・・・!
何も、、たった3万円設ける為に、、、ネットオークションなんぞ・・やる必要が全く無いのである!
禿は、、「お前な、うちはもう、、店として成り立ってるんだからさ、、なにも素人の小遣い稼ぎの真似事なんてしなくたって・・・」
そう言い放った。しかし、てつろうは薄っすらと目を閉じ、腕組をしながら語り始めた・・・
「んじゃ、、俺が単独でやってみます!だからオークションに連れて行ってください!近いうちに自分の店をオープンしたいです!」
禿は、、どうせすぐに嫌になるだろう・・・中古車販売はそんなに甘くないぞ・・・
そう思いながらも、、一台落札する度に、2万円の手数料を取るぞ!という条件をてつろうに飲ませた上で、
少しなら、協力していってやる!と、、契りを交わすのだった・・・ 【DQN】 第6話
1週間後、禿はてつろうを連れ、とある郊外の中規模のオークション会場に出向いた。
てつろうははじめての会場に興奮・歓喜した。弾け過ぎて、AA会場の入り口でつまずき、額を負傷し、禿でさえ入った事の無いAAの医務室に行ったくらいである。
とりあえず禿は、落としたい車があったら早めに教えてくれよ〜と、てつろうに伝えた。
「ういっす!わかりますたぁ!」とてつろうは返事を返す・・
しかし、ここで困ったのはやはり、、てつろうである・・!
初代セルシオや32シーマ、古いクラウソやセド・グロ・といった、、
ネットで売るには一番面倒な車種しかセレクトしないのだ!
なぜ面倒かと言うと、とりあえずDQNであるてつろうが好きだという車種=DQNも好きなのだ!
中古車店を営む、もしくは働いている人間なら分かると思うが、
とりあえず、古いくせに綺麗じゃなきゃ嫌で・・
古いくせに新車と同じ装備が完全に機能しないと嫌で・・
古いくせに傷があると嫌で・・
古いくせにタバコのこげ後があるだけで血相を変えてどなりちらす人達が大好きな車種なのだ!
【DQソ】 第7話
とりあえず、禿はてつろうに、、セレクトした車種変更するように言い聞かせた。
渋々ながらてつろうは他の車種を見て周る・・・
そして、てつろうは再びセレクトした車種を禿に告げた・・
菱形デボネァ・菱形ダイヤモンテ・センOィア・・・・
今度は、壊れて壊れて仕方のない車種ばかりだ・・!
禿は、その旨をてつろうに伝えると、彼は、今度は外車コーナーへと向かっていったのだ!
そして・・・・・「事件」は起きた・・!
【外車コーナーの秘密】 第8話
禿はてつろうを追い、外車が置いてあるコーナーへと向かった・・
すると、既にてつろうは外車コーナーでシボレーアスOロの運転席に着座していた。
思わず、、禿はこうつぶやいた・・・・
「てつろうって本当にDQNだなぁ・・」
仮にも、これから中古車店を始めたいと言う人間の車種選びでは無い!!
どれもこれも難有りの車種しかセレクトしない・・・
そんな時、禿に気が付いたてつろうは運転席を開けた・・・「ガチャリ」と、その瞬間の事だった・・
「ドカンッ!OH!!!!」という、大きな音と断末魔が響いた・・
てつろうが不意に開けた運転席ドアに、、巨大な外人が衝突してしまったのだ・・
それは、てつろうと、大きな外人「ボッキー」との出会いの瞬間だった・・・
【ボッキー登場】第9話
「OH〜!痛い痛い!ワタシノアシ!血ガデテマース!!!」
てつろうは慌てふためき、、大丈夫ですか?と、問いかけた。
大男は「ハイ、チョットイタイケドモゥダイジョブネ!ワタシ、ボッキーとイイマス!」
大男はそう叫ぶと、てつろうに肩を貸してもらい、先ほどてつろうが治療を受けた医務室へと向かった。
結局この日は、、禿も仕入れせず、てつろうは額に傷を受け、ボッキーと知り合ったてつろうがお詫びに食事をおごっただけだった・・
それから3日後、禿の店に奇妙な話が舞い込んできた・・・
【てつろうの店!オープンす!】 第10話
ある日の昼下がり、、禿の店の従業員のN村が慌てた様子で禿に話しかけた、
「た・・大変っすよ!てつろうさんが、店オープンしたみたいです!」
びっくりしたのは禿である・・!
なにせ、まだ一台も車も仕入れていないし、土地は?建物は?古物は?と・・
数々の疑問が浮上してくる・・
禿はN村に、、「誰から聞いたんだ?」と問いかけると・・
「いや、、今、そこにてつろうさん来てるんですよ!」と、、答えた。
禿はすかさず店外へと向かった。
そこには満面の笑みを浮かべたてつろうが立っていた・・・ 【てつろうの計画】 第11話
「こんにちは!禿さん!自分もようやく店をオープンしましたよ」
てつろうはそう告げると、「禿さん一緒に自分の店に行きませんか?」と禿を誘った・・
てつろうは15分程車を走らせると、、都市郊外の小さな山林の林道の入り口に車を停めた。
「この奥なんですよ・・」てつろうは禿に語りかけた・・・
禿は「どうして車で行かないの?」と問いかけると・・
「この道は車じゃ入れないんですよ〜細くって・・ははは」との答え。
ちょ、、チョット待てよ、、車は入れないんじゃ!展示できないだろう!と、、禿はつっこんだのだが・・
「この前オークションで出会ったボッキーの住処なんですよ、この林道もボッキーが広くするために明日から工事しますから大丈夫です!」と
なんとか納得できる説明を受けた・・ 【てつろうの計画2】 第12話
山林を奥へ奥へと進む2人・・・・
100m程歩いた頃だろうか、50坪程の広場に出た。
広場の脇には墓地が並び、その奥にベニヤとトタンで製作された小屋が見える、
その小屋の脇には墓地にお参りに来る人々用の井戸があり、木の桶が何個か置いてあった。墓地を掃除する時に
使用する桶だろう・・・と、、、その時だった!
禿がオークション会場で見たことのある外人、、ボッキーが井戸で洗顔していたのだ、、、
こちらに気が付いたボッキーは「シャチョーサン・・ようこそ!」と満面の笑みで禿を出迎えるのだった!
【てつろうの城】第13話
5分後、禿は2人に案内された彼等の「城」にいた・・・!
城といっても、ベニヤで4畳半程の囲いがされ、地面は板を重ねてカーペットを貼り付け、
屋根はガラス繊維製のトタンで作られていた・・・屋根には強風防止の為タイヤが4本ほど乗っていた・・
丹下ジムのような小屋だ、、と言えば皆さんもイメージが沸くだろうか?!
しかし、当の禿は未だにこの小屋がなんなのか分からない様子だ、
てつろうは、そんな禿に向かいこう言った・・・
「禿さん、どうっすか?この店!あとはテーブルや事務椅子・机なんかを揃えるだけですよ!電気なんていらないですしね!」
そう・・・この小屋は、「てつろうの中古車店」そのものだったのである・・・!
禿はしばし放心したが、気を取り直して、「いや〜随分手回しがいいね!2人共!ここの柱なんかプロの技みたいだよ!」と、自分の後ろの柱を軽く叩いた・・・
すると・・「ビシッ」と、、言う音が響き、、長細い板が禿の方へ倒れ掛かってきた!
「シャチョサン!そこだめね!」とボッキーが叫び、、「まだクギウッテナイヨ!」と言った。
禿は「ごめんごめん・・釘打ってあると思ってて・・・さ・・・」・・・・「な!」と、、奇妙な声を出す・・
禿の目線はボッキーの持つ板を凝視していた!・・・・・・そう、
その板は、、脇にある墓地の「卒塔婆」だったので・・・ある・・!! 【てつろうの店いよいよOPEN!】 第14話
あれから7日間が過ぎた・・・
禿はてつろう達が気になり、仕事そっちのけで、あの忌まわしい山林へと向かった。
程なく山林の入り口に到着すると、入り口の大木に「ようこそOOオートジャパンへ」という、ベニヤの看板がくくりつけてあった。
林道はボッキーが重機で広くならしてあり、車で奥へと進む事が出来た。
30秒も車を走らせると、あの場所へ出た。
あいかわらず墓地が5〜6並びうっそうとした森の中の小さな空間である。
禿は車から降りると「開店祝い」と熨斗をつけた手土産の水ようかんを片手に小屋へと歩み寄っていった。
ドアをノックすると、力ない返事が返ってきた・・・「あ、どうぞ・・・誰かな・・」
「おい〜俺だよ禿だよ!開店祝い持ってきたんだ」と禿も声をかけた。
そして、3秒後、、小屋の中から奇妙なすすり泣きの声が聞こえてきた。
なにがなんだがわからない禿は、、、水ようかんを片手にその場に立ち尽くしていた・・・ 【無情】 第15話
「あ、、禿さん・・クッ・・ヴ・・ウウゥゥ・・は、入ってくださ・・い・・ウゥゥ」
奇妙な案内に誘導された禿は小屋のドアを開けた。
ドアを開けるとそこには、、クラッカーの残骸と崩れたケーキ、シャンパン、エロ本等が散乱していた・・
「なにかあったのか?」と禿が問いかけた。
まってましたとばかりに、、てつろうが話し始めた・・
衝撃的な内容の話は、、その後も禿の店の忘年会などで語られる程の・・
伝説的な話だったのだ。
「禿さん聞いてくださいよ!俺、ボッキーと一緒に店を始めたじゃないですか、、、」
今日は林道も整備を終え、いよいよ看板も出して、ケーキも買ってきて開店祝いしようって事になったんですよ、
それで、午前中から色々と買ってきてシャンパンも・・それで、2人でクラッカー鳴らして仲良くやってたんですよ、、
しばらくして俺がボッキーに肝心の車を仕入れよう!って持ちかけたんですけど、あの野郎!!
とんでもない事を急に言い出したんですよ! 【ボッキーの思惑】 第16話
てつろうは、興奮した様子で話を続けた。
「ボッキーの野郎、急に立ち上がったかと思うと、そろそろ帰るからお金をクレ!」って言い始めたんです。
はぁ?何言ってんだよ?って言い返したら、
「わたしはてつろうが店を始めるのを手伝っただけです!だから重機のレンタル代金やその他の日当等、10万円を支払ってくれ!」
って・・・急に言い出して・・
その後はとっくみあいになって、10万持っていかれたんですよ・・・
あの10万持って行かれたら、、俺、、もう、、うっぐぐ・・うぅぅ・・
(#゚Д゚)←禿
「ちょっ・・10万って、、てつろうよ、、!お前、あといくら持ってんだよ!金」
禿はてつろうに向かい質問を投げかけた・・・
「ぇ?・・もうないっすよ、、10万だけです!」
翌日、オープン祝いをしたばかりのOOオートジャパンは倒産した・・ 【その後・・・】 第17話
倒産したてつろうは、禿の勧めで禿の店で洗車のバイトを始めた。
1台につき、水垢を取り手がけWAX仕上げで2000円支給される。
もっとも、一日に3台までと上限は決められているがてつろうは良く働いていた。
そんなある日、一人の女性が禿の店にやってきた。
「すいません、そこのワゴソR欲しいんですけど・・」
たまたま誰もいなかった為、てつろうが接客を行う事になった。
「はいはい!そのお車っすね、えーと、全部で58万円ってなってますんで、それでお売りできると思います」
女性は「そうですかぁ、もうちょっとおまけはできないですかね^^;」とてつろうに問いかけた。
てつろうは、「自分の車じゃないんですよ、、ちょっと前までは自分も社長で中古車屋やってたんですけど、、うちの店だったら
安く出来るけど、、ここでは値段について何も言えないんですよね、、」と受け答えた。
女性は、てつろうが社長だったなどという事等には一切触れずに、
「じゃあ、連絡先を教えておきますので、良かったら連絡を下さい」と言い残し去っていった。
彼女の住所はてつろうのアパートのすぐ近くだった・・ 【俺に任せてください】 第18話
禿は出先から戻ると、てつろうからワゴソRの一件を聞き、早速電話を入れようとした・・
2〜3万なら値下げしてもいいや!と思ったのだ。
しかし、てつろうは禿にこう告げた・・
「あの手の女は電話じゃうまくいきません、自分が家に帰る途中に寄っていってみます」
禿は内心不安だったが、無料の人件費のてつろうに「じゃあ任せるよ」と、言い
てつろうも「行ってきますね!」とさわやかな返答を残し、彼女の家へ向かっていった・・
あいつも少しは頼りがいが出来てきたな!と、禿は思っていたのだ・・・・が!? 【社会のウインドウ】 第19話
てつろうは彼女の家へ到着した。
「すいませーん!OO自動車です!先ほどの件でお伺いしました!」
びっくりしたのは彼女だ、、!車屋にわざわざ家に来られるのはあまり言い心地がしなかった・・
無理やり買わされようなんてなったら嫌だな、、と思いながらも、玄関を少し開けた。
小さな隙間からはてつろうの不気味な顔が見え隠れしている、
しかも、下半身に目をやった時に、彼女は「な!」と小さな叫び声を上げた。。
なんと、てつろうのズボンのファスナーが全開で、、あまつさえ、、本皮の帽子をかぶった息子まで挨拶をしていたのだ!
彼女はすぐさまドアを閉めると「ご用件は?」と冷淡に言い放った・・
てつろうはわざわざ着たんだから、お茶の一杯でも出されて、その後、なんかしらのサービスまであるのでわ?
と、、期待していたほどなのだ・・
一瞬言葉を失ったてつろうだが、「あ、、ワゴソR2万くらいなら安くなります」と答えた。
女性は「良く聞こえないんですけど?」と答えたのだが、これがまずかった・・
「ワゴンRがあと、2マンコか3マンコなら〜安くできますけど」と、てつろうは自分のポテンシャルを出し切った
面白ネタで答えてしまったのだ・・・ 【販売もしてないのにクレーム】 第20話
リリリ〜ン♪と禿の店の電話が鳴り響く・・・・
てつろうの探訪から3分後の出来事だ。
「はい!OO自動車です!」とさわやかに出た禿だったが・・
電話向こうはパニックに陥った女性がいる!
「おたくは、、なんなんですか!おかしなひとがうちの玄関の前にきてるんです!」
禿は一瞬、、何事が起きたのか分からなかったが、、「あ!」
もしかして、小さな中年の男がそちらに行っているんでしょうか?と、質問をした。
「そうです!とにかく、警察呼びたいんですが、なんとかなるなら早くこちらに着てください!」と叫んだ・・
禿はすぐさま支度をすると彼女の家へ向かった・・
数分後、彼女に家に到着した、店から5分で到着したその家は、、、
近所でも有名な、教育熱心な大学教授の家で、大豪邸だった・・
そんな家を相手に破廉恥な行いを施した男は、、
家の前にいる飼い犬とたわむれていた・・・
「あ!禿さん!いいところに!もう少しでおとせます!」と、、玄関ドア向こうにいるであろう、、婦人の耳にもハッキリ聞こえるほどの大きな声で
言い放った・・・・
そして、弁明やお詫びに大変苦労をした禿と・・・何が起きたのかも良く分かっていないてつろうは
30分後禿の店の事務所に無事帰ることが出来た。
なあ、てつろう、お前何考えてんだ?
その質問に、てつろうはあっさりと答えた・・
「女とやることです」と。 【・・・・・・】 第21話
禿はてつろうにいくつか質問をしてみた・・・
まず、
8X8の答えは?
「56!!」とてつろうが答え、つづいて
日本地図を広げて見せた禿は、、東京を指差せと質問を投げかけた。
すると、てつろうは函館を何の迷いも無く指差す、、次に、今の総理大臣の名を聞いたところ、
総理大臣とは何か?と、逆に聞き返される始末・・・
「なんだ、てつろうってそんな人だったんだ!」
と、禿は逆に笑みを浮かべてこう言った。
じゃあ、お前の今の夢ッテなんだ?
てつろうは即答した。
「3年ぶりに女とやりたい」と・・・ 【40秒でしたくしな!】 第22話
ようし!じゃー今日でてつろうもうちの店で働く最後の日だし・・!
久々に行くか!と、、禿が叫ぶ・・
おいっ!てつろう!
「40秒でしたくしな!ぐずは嫌いだよ・・」禿は最高のテンションでてつろうに告げた・・・!
結局、3分後2人は夜の街へと旅立っていった・・・
第23〜〜〜〜125話まで・・中略します。
【てつろう船に乗る】 最終話(第126話)
てつろうは今、カリブ海の真っ只中にいる。
86話で知り合った、禿の店でカペラを購入した「三平」と、
110話で北極で合流した「武雄」と、、、19話で破廉恥な思いをさせてしまったが、、
今や、一番の理解者でもある愛妻の「純子」。
そして・・・・「禿」
5人はてつろうが購入した時価4億円のクルーザーへ乗り込んだ。
朝日が5人をまぶしく照らしていた・・・
彼等の希望と夢を乗せ・・・・てつろうの船はゆっくりと地平線の彼方へと・・・消えていった・・・
【完】 ↑ヽ(;´Д`)ノ誰か途中で「いい加減その話つまんね!やめれ!」と突っ込まれるのまってたんでつが・・・orz
次、いきます・・・
年末特別企画DQN客禿の店へ!編 第1話【春売る動く城】
お楽しみに♪
年末特別編【春売る動く城】
「私、あなたがたとえ怪物でもいいの!それでも一緒にいたいの」
この物語は、禿の店に車を買いにやってきたある一族?!の悲しく切ない物語である。
彼等は突然やってきた・・・!
「キュルルンパッ キュルルンパッ・・・ブシュルルルルルルゥ〜プシュー」という異音と共に、
展示場横の来客用駐車場に一台のライトヘースワゴンが滑り込むように止まった・・
禿はちょうど展示車を磨いていたのだが、異音に気が付きふと駐車場を見た・・
運転席のドアが開き、真っ黒のスーツを着込んだ男爵が舞い降りた・・!
コツコツと靴の音を鳴らしながらこちらに歩み寄る男は、万年夜の仕事をしているのだろうか?
顔色が真っ白で、、、ちょうど野菜の「カブ」のような顔をした男だった。
禿は「いらっしゃいませ」と声をかけたのだが、男は一直線にロープライスコーナーへと向かう・・・
そして、一台の天才たまごの前で立ち止まったのだ・・・!
次回【わが城にふさわしい・・】をお送りしますw 【わが城にふさわしい・・】
男はその車を気に入った様子で、「この車下さい」と急に申し込んできた。
禿は、そりゃもう、、買って欲しいのだが、支払い内容や、保証の有無、現状での不具合など、一切の説明すらしていないのだ。
「あの、購入されるのはいいんですが、けっこうあちこちガタもきている車ですので、ロープライスなんですよ」
と伝えた。
男は、「なあに、仕事でよちょこっと〜夜さ乗り歩くだけだっぴゃ!」と思いも寄らぬ言葉使いで返答してきた、
「夜乗るんですか?毎日大体どのくらい?」と、禿が質問した瞬間の事である・・!ライトヘースの後部座席のドアが開き、
一人の老婆が舞い降りてきた・・・・
「あれあれ、随分汚い車だねぇこりゃ掃除のする甲斐もあるよぉ」
老婆は続けてこう言った。
「これからはこの中で過ごすんだ、まあ、我々の城のようなもんだかんね」と。
次回 【ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!】の巻w 禿げさん>>
本当にあった話なんですか?信じられないような事ばかりですよね?、、、、。 【ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!】
老婆の放った言葉・・・「この中で過ごす・・」
黒ずくめの男爵も「この中だっちゃら皆喜ぶっぺや!」と憂いの表情をたくわえている。
禿は勝手に進んでゆく話の行く末がなんなのか理解できずにいた。そして、思い切って男爵に質問を投げかけた
「あのぉ、この車の中にお住みになられるんですか?」
すると男爵は「いんやよぉ〜この車さ使ってさぁ〜女子を数人募集して出張でお遊びしたい男んとこさ〜配達するだ」
しかし・・昭和20年式あたりのオッサンは、、なんで「H」の事を「お遊び」という表現法で表すのだろう・・・と、禿は思った。
それにしても男爵は
、平成2年式、14万キロ、エアコンアボーソで、、部品取りとしてストックしていた天才たまごで商売を始めようと言うのだ・・!
やはり禿としては、毎日使うし、人も大勢乗るし、一日数十キロから100キロは走るだろうし、エアコンアボーソだし、異音も出始めているし・・
売るのが嫌だった・・!こういう人達は安さに釣られて買うことは買うのだが、後々・・・クレームを言ってくる可能性も高いのである!
しかも、、そんな車で、、「春を売り・・常に滞在すると言うのだ」
まさに、動く城といっても過言ではないのではないだろうか?
次回【枯れ木の不女】でつw
【枯れ木の不女】
禿は、「男爵さん〜毎日けっこう使用頻度が高そうな感じもしますし、もっと距離も伸びていない、他の車種のほうが
いいんでは?少しならお値段も勉強しますし、ちなみに、ご予算は?」と質問をした。
男爵は「ん〜でもなぁ金っこあんましねーしなぁ、大体5万くらいの予算だっぺや・・!」となんとも、考えられないような返答を返した・・
「5万ですか!たとえ、、この車を売るとしたって、、車検つけて最低でも20万円はいただく事に・・なるか・・と思います・・が?」と、、その時またもや
ライトヘースのスライドドアが唸りを上げ、、一人の人物が降り立った・・
「へんっ!なに言ってんだい!」という叫び声を出しながら登場したのは、、
まるで枯れ木のような不細工な・・・婦人だった(推定47歳)
そして、「これをいくらかってこっちは聞いてんの!車検なんていらないの!乗る方法が他にあるんだから!」と言い放つ・・
詳しく聞くと・・
車検が無くても乗れる方法があると言う事・・
万一、車検を取るにしても総額で6000円で取れる場所があると言う事
エアコンなんて世界中、ほとんどの車についてないからいらないという事
もしもエアコンがどうしても欲しい場合は自宅の子供部屋で使用していないクーラーがあるからそれを付けるから心配無用だという事
エンジンがダメになったらスタンドですぐに交換してくれる場所があると言うこと・・・5分でやるらしい
そんな、とうてい人間業では成し得ない事を聞かされた・・・・
彼女はきっと魔術かなんかを使えるのだろう・・・!
次回【納車】でつ 【納車】
春を売り歩く・・・自分たちの「城」に乗って・・・・
そんな彼等に結局2万円で「完全現状販売」にて天才たまごを売る事になった禿は、
従業員と共に適当な掃除を済ませ、男爵等が引き上げに来るのを待った・・・
3日ほど経つといよいよ「彼等」が現れた。
「異次元の住人の話」
を、皆さん覚えておいでだろうか?
その来店後、禿は彼等による「もてなし」を受ける事になる。
その内容は、絶筆し難い、、、、暗黒の内容だったのである・・・!
次回【もてなし】
【もてなし】
禿は2万円を受け取ると、早書きの注文書を交わし、いよいよ天才たまごのキーを彼等に渡したのだ。
しかし、彼等は「仮ナンバー」を持ってきておらず、仕方無しにと、禿が彼等を乗せ彼等のアジトへと向かった・・
15分ほど走ると小さなアパートが見えてきた。男爵が「あ!ここですここです!」と指差したのは・・
朝のワイドショー等でおなじみの、事件が良く起きる舞台のような茶色のトタンで製作されたアパートである。(築30年以上?)
6世帯ほどの入居者がいるような作りのアパートは、各部屋の玄関の前には各自1台の二層式洗濯機が置いてあり、赤い郵便受けには、
色とりどりの広告がねじこめられている。
車を停めた禿は、店までどうやって帰ろうかと、悩んでいた。と、その時である・・!
男爵が「社長さん〜うちさあがってけ!なんかぁお茶でも出すからよぉ」と、禿をいざなう・・・
一緒にいた老婆と枯れ木婦人も「そうだよ!あがっていきな!」と声を揃えた。
「じゃあ、ちょっと店に電話して迎えに着てもらうのでそれまでお邪魔させていただきますね」と答えた。
次回【デジャブ】でつw
【デジャブ】
車から降りた禿は店の電話をかけたが、丁度今、来客中との事で又電話をすると言い、目の前のアパートの階段を上がった。
「カンカンカン」と、昔のドラマで駆け出しの新米刑事が住んでいるようなアパートの階段を上がりきった時、男爵が叫んだ・・!
「あいや!社長!そこじゃぁ〜ねぇっぺさ!こっちだっぴゃ!」と言いながら手招きをしている。
老婆と婦人もアパートの横をすり抜けたかと思うと、アパートの脇の小道を奥のほうへと進んでいく・・
すかさず禿も、固い泥の道で、竹やぶが左右にのしかかってくるような小道を、彼等を追って小走りに進んだ・・・・そして、その先には・・!
・・青い屋根の平屋の借家が、、、ひっそりとたたずんでいた。
6件ほど規則正しく並んだ平屋を前に、、、禿はかつて彷徨った事のある、異次元の家族との出来事をオーバーラップさせ始めていた・・・
次回【やっぱ一緒!】をお送りしまつw
【やっぱ一緒!】
ぼ〜っとしている禿を尻目に、いち早くアジトに戻った男爵が玄関の鍵を開け始めた・・
[ @ ] [ A ] [ D ]_______________
←入り口
[ B ] [ C ] [ E ] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑上の図を見ていただきたい。
彼等のアジトはAの場所である。禿達一行は入り口の方から平屋地帯へ向かった。
まず、Eの屋敷は、入り口付近に家庭用の滑り台(キリンの形してるやつ)が庭先に置いてあり、その頂上部分にはなぜか・・ヤカンが置いてあった。
入り口のガラスの引き戸は割れ、ガムテープで修正してあり、軒下にはタイヤがついていない自転車が立てておいてった。
更に、軒下の物干し台にはなぜか、、ハンドバックがかけてあった。
次回【残る5軒の見た目】をお送りしまつw
【残る5軒の見た目】
ここは、物語の進行を一時中断して、残る5軒の屋敷の紹介をしていきたい。
つづいて、Dの屋敷!
すりガラス越しにTVを見ている人影が見える・・
軒先には、やはり意味不明の遺物がちりばめられていた・・
まず、お約束の「赤ちゃん用のお風呂」が置いてあり、緑色の水が入っていた。
更に、これまたお約束のタイヤが4本積んであり、その脇にはバケツいっぱいに
テニスボールが入っていて、一緒になぜか木製のバットが添えてある。
その奥には、、またもやお約束の、昔飼ってた犬の犬小屋が置いてあり、その中には靴が沢山詰め込まれていた・・
続いて、、Cの屋敷を確認する禿・・・だが・・?!
次回【C屋敷の謎】でつ 【C屋敷の謎】
この屋敷は、どうやら一般世帯の入居ではなく、「会社」が入っていた。
木製の看板が掛けてあったのだが、「OOO式エステ」と、、書いてあったのだ!
よんさまの国で生まれたと言うエステが、、よもや、平屋の借家で開業しているとは、、っと、その時、男爵が禿に話しかけてきた。
「そこの店はよぉ〜げ〜じんが出入りしてんだぁ〜気持ちいいお遊びできるらしいっぺよぉ」
知り合いではないらしいが、ある意味春を売るような商売人達が、向かい合って住んでいるというのも・・滑稽だった。
つづいて・・@の屋敷を見ると、、なぜか、、家の脇の駐車スペースのような、、泥の上に・・「世界のメルセデス」が駐車していた!
無論、車高は下げられ、大きなアルミを履き、15年以上前の巨大なセダンだ!
興味を持った禿はその車に近づく・・・!っと・・その瞬間の事である!
「ピーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」と大音量の盗難防止アラームがあたりにこだましたのだ!
「誰だっ!」と、、@の屋敷から出てきたのは・・・サングラスをかけ、18金のネックレスをぶら下げた、、具志堅風の男爵である!
ひろがったデザインパーマネントに、黒サングラス、口髭、、、、往年のチャンプの様な男爵だった。
なぜか、上半身は裸で片手には木刀をかかげ、、こちらにやってきた・・・!
次回【ぇ?】の巻〜〜〜〜♪ 【ぇ?】
禿はあせった!!!なにせ、言葉も通じないような、、男が木刀片手にこちらに向かって突き進んでくるのだ!
「あのぉ、ちょっとその、、お車を見させていただいてたんで・・」と言いかけた時だ・・
枯れ木が、、大きな声で叫んだのだ!「よしな!もうやってやんないよ!」
すると、用高は、、木刀を下げ、「へへへっ」と、微笑むとくるりと進路を変え、、、屋敷へと舞い戻っていった。
びっくりした禿は・・ただただ「ぇ?」と、、たじろぐだけだった・・・
そして、枯れ木のばばあの放った言葉「もうやってやんないよ!」の真意は、、、未だに不明である・・
魔よけのまじないの様な、何か意味がある言葉だったのだろう・・か?!
次回【Bの屋敷】の巻w 【Bの屋敷】
空き家ですた。
ただ!気になることがあった。
誰も住んでいないような物件だったのだが、ワンカップと、一輪の美しい花が、軒下の縁台にかざってあった。
そして、全ての物件の現状を把握した禿は・・・いよいよもてなしを受ける、Aの屋敷へと入っていく・・
どのような探訪が繰り広げられるのだろうか?!
強いて言えば・・・かつての異次元の家族を遥かに上回る探訪だった・・という事である・・・!
次回 【おじゃまします】の巻 禿げさん>>
(´∀`)疑ってるわけではないので・・・・。
禿げさんのファンですからw r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
禿は、話を中途半端でバックレるのが得意だから。
何回やれば気が済むんだ?スレまで立てておいて。 悪徳中古車販売業者
nsauto2000@yahoo.co.jp コテハン文字かえますた。理由は前の忘れたからでつ、、
では、半年以上のブランクあったけど続きでつね 【おじゃまします】
時は満ちた・・・・!
ついに禿は男爵に導かれるまま・・Aの屋敷へと入っていく・・
先ほどの用高が@の屋敷の曇った窓からこちらを凝視していたが、そんな事で驚いていたら話にならない。
おそるおそる玄関に入った・・・
まず最初に驚かされたのが玄関から50cmほどの位置だろうか?一人の老人が寝かされていた。
時代劇に良く出てくる病弱なおとっつぁん・・・・と言えば分かり易いだろうか?!(粉薬に尿瓶が置いてあったよ)
驚く禿を尻目に3人はその老人を跨いで奥へと進んでいく・・・「何でこんな位置に?」と思ったのは、
やはり我らが禿である・・!小さな屋敷とはいえ、奥に部屋が2つほどあるのだ、それなのに、なぜわざわざこんな位置に寝かされているのだろうか?
しかし、異次元での「何故?」はいけない。
そんな事をいちいち考えていたら体が持たないのだ・・
しかし、、、
「初めて訪れて・・初めて対面した病弱な老人・・有無を言わず、紹介すらせずにさっさと病人を跨いで奥へ進む人々、、」・・・皆さんはこんな体験した事があるだろうか?
と、、その時だった・・!
次回【・・おまえら】をお送りしまつw
【・・おまえら】
男爵が叫んだ・・!
「あっ!社長さんっそこに長い事いたらだめだっぴゃ!噛み付かれるべや!!」
驚いたのは禿だ・・
「ぇ?な、、噛むって、なんで・・?ぇ?な・・・」
男爵は更に叫ぶ・・・
「その男〜うちの社長だったんだけんどぉ、3ヶ月前から動かなくなっちまってさーなんでもぉ、医者が言うには
リンチ症っていう伝染病なんだってぇよ!そこさ居たら移っちまうけん、こっちさ早よきなぁ〜運悪いどぉ噛まれるっぴゃ!!」
続いて、男爵の言葉を追うように叫ぶのは、枯れ木だった。
「本当に危ないよ!噛まれてもわたしゃ知らないよ!社長はもう人間じゃないんだから!」
と、、とんでもない暴言すら発言しまくる2人・・!
それもそのはず、始めてきた屋敷、始めてみた老人、リンチ症、噛み付き、伝染する、人間じゃないって・・
「・・・おまえら、単純に認知症の老人を、、もう少し労わったらいいだろうが!!」心の中でこう叫んだ禿は、もうどうでもいいから
帰りたくなっていた・・・
しかし、異次元の接待はまだまだはじまったばかりだったので・・・・ある!!
次回【ぎゃあ!」をお送りしまつw
と、、ここであまりにも「車」から遠ざかってしまう内容に突入していく為、
この物語はここで第一部完とさせていただきまつ。
つづいては、、夏休み特別スペシャル!【ゲロ戦記】をお送りしまつwお楽しみに! 【ゲロ戦記】
あれは、禿がまだ自分の店をオープンしたばかりの頃の、遠い遠い昔の物語じゃ・・・
8月中旬・・・朝からうだるような暑さだった。
洗車をしている禿の横に、一人の奇妙な老人が現れた・・
「あ!いらっしゃいませぇ〜」と、とっさに挨拶をした禿だったが、老人が有無も言わずに展示場を徘徊し始めた。
禿は「なんだかおかしいよ・・でも、何か用があれば話しかけてくるだろう・・」という甘い考えで洗車を続けていた
30分後展示場を見渡してみたが先ほどの老人の姿はない・・
「なんだったんだろあの人・・・」そんな事を思いながら店内へ向かう禿は、先ほど洗車したばかりの車のボンネットに大量のゲロが噴射されているのを発見した、
「くそ、、あのじじぃ・・!酒臭いと思ってたんだよなぁ・・」
禿は既に姿のない老人の仕業だと即座に理解した。
仕方無しにゲロを洗い流した。
数分後、今度は展示場のトイレの前にゲロ発見!・・・そして、続いては積んでおいてあったタイヤにもゲロ。
その日、、禿はゲロをどれだけ洗い流したのだろうか?
そして、あの老人の謎のメッセージとも言えるのではないか?定期的に吐かれたゲロ・・・
どんな秘密と謎が隠されていたのだろうか?
あれから十余年・・・・この謎は未だ解明されずに禿の脳裏に焼きついているという・・・
完 「速報」大人気!【てつろうシリーズ】完結編!
近日大公開予定、触りを少しだけお見せしちゃいます!
第一話
「ついにこの時が来た」・・・カリブの海へクルーザーで出かけたのは夢だったのだろうか?
第二話
「そろそろ本気だすか!」・・・過去に事業に失敗した様に見えた、、てつろうだが、果たして?
第6話
「新入準社員てつろう」・・・・気合を入れなおしたてつろう、最後の人助けと助け舟を出した禿。2人の思想は交差する!!
乞ご期待!! てつろうシリーズまで開幕まであと僅か!
先に、皆さんも気になるあの人のお話を一挙公開しちゃいますw
それでは楽しんでね・・・^^v
【人は誰でも未知の世界に憧れ・・】
「奴が来る!」禿の店の店員のN村が叫んだ・・!
あるの穏やかな昼下がり、、「それ」は音もなく中古車販売店「禿自動車」に忍び寄ろうとしていた・・・
ジリリリリリリンッ!!けたたましく鳴り響く電話を受けたのはN村だった・・・
「ハイ!禿自動車です。」丁寧な電話の受けには定評のあるN村である、さすがに落ち着いた物腰で対応している・・・様に、思っていたのだが、、
「ぁ・・ハイ、、イエイエイエ、、ア、、、ハイ、エエ、、、ワカリマシタ」
禿は不審に思いながら、電話の内容に耳を傾けた。
「・・・・ツタエテオキマス・・エエ・・でわ。ガチャリ」と、予想を反して直ぐに電話は終わった。
禿は大方、エセ右翼が「偉い先生が書いた貴重な本を6万円で買え」という電話だったんじゃないの??と、N村に問いかけたが、
N村は少し動揺している様子でこう答えた。
「て、、店長!!あ、、、奴が来ます!!!!なんか、訳分からないこと言ってました!」
禿は、、「奴って?誰・・・」皆目検討付かない様子だ。
っと、その時だった!!
次回【日本全国行脚中】をお送りしまつw 【日本全国行脚中】
スポコンポコポンッカラカラカラッギュルルルキュルルルルルッ
大きな異音と共に一台の「軽自動車」が来店してきた。
N村は顔を手で覆いながら叫ぶ!「あぁっ!!もうきたーーーー!!!」なんか、日本中旅してるとか言ってたんすよ!
訳が分からないのは禿である・・いったい誰が来たのだろうか?
店内からガラス越しに見える軽は、どうやらマツダ社のキャロルの様だが・・
色はピンク、どう見ても女性が乗る車だろう、、
N村の怯えようから、過去に来店したDQN妖怪おばちゃんかなんかかな?と、推測を立てた禿。
しかし、現実とはなかなか理想とかけ離れていることをこの後知る事になる・・・!!
次回【地球の車と戦うぞ!】でつwお楽しみにw 【地球の車と戦うぞ!】
来店した軽車両からはまだ誰も降りてこない・・・・
N村は言い放つ、、「俺、、あの人の相手ごめんっすよぉ!!」
「ははあ。」禿はなんとなく誰が来たのか推測出来てきた。
N村がおびえる態度といい、ピンクのキャロル、、、そう!
「かつてN村に春を売るから値引きを交渉してきたサッチー似のスナックママだ!”」
完全な推理を打ち出した自分自身に酔いしれた禿はそそくさと駐車場へ向かう。
N村がサッチーに対しどう対応するのか見ものだったのだw
暇な日だったのでちょうどいい、2人のやり取りを見て楽しもう、
そんな、、些細な胸中の禿だった。
・・・この時までは。
次回【長靴とサングラス】でつ!お楽しみにw 【長靴とサングラス】
駐車場に着いた禿はキャロルに近づいていく。。。。
ガチャリと重い音を出しながら開いたドアからは、長靴を履いたジーパンの足が所狭し車内から伸びた・・・
後方から透けて見える室内のルームミラーにはサングラスに帽子・・・・・
「ああ・あ・あ・あ・あ・!!!」と、心の中で叫んだ禿だったが、ここまできたらもう後の祭りだった・・・
5秒後、一人の奇妙な男が車内から地へ舞い降りた・・・
「やあ久しぶり店長さん、いや〜クーラーが壊れた車で遠方まで釣りに行ってきたから大変でしたよ・・」
そう、、、地へ降り立った「男」は、、、紛れもない、、あの、伝説の釣り氏
「魚信」さんだったのだ!!!!!!
かつて、デリカから元年式クラウンに乗り換えたが、借金の為、クラウンを大家に取り上げられてキャロルに乗っている・・
あの男が登場したので・・・・ある!!!
次回【天才少年との出会い】でつw 【天才少年との出会い】
時は5月のゴールデンウィーク真っ只中。
奴は再び禿の店へ舞い降りた・・・!
禿は、なんで来たのか分からな魚信に問いかけた、、
「あのぉ、今日はどうしてまた、、うちへ来られたんですか?」
魚信は「ああ、俺だけ乗るなら良いんだが、今日はもう一人乗せて出かけるもんでね・・!そうだ、二平君、降りてきたまえ、車内は暑いだろう・・」
すると、助手席から麦藁帽子をかぶった少年が舞い降りた・・・
「こんにちは、おら二平だ!いやぁ〜魚信さんの車ってクーラー無いから暑くって暑くってしんどいっぺ〜」
禿は、「要するに、エアコンを修理してくれという理由で来たのね・・」と即座に察知した。
振り返ると、奇妙な2人に囲まれた禿を、涼やかな店内から笑顔で見ているN村の姿が見えた。
なんだかだんだん頭にきた禿は、禁断の呪文を魚信に投げかけた・・・
「で、魚信さん、エアコン見てみるけど、今・・いくら持ってます?」かと・・・。
次回【報酬は鮎の塩焼き】でつ。後二話で終わるから頑張って読んでねw 【報酬は鮎の塩焼き】
魚信も進化していた・・・
禿の呪文を受けて相当なダメージを負っているかと見受けられたのだが、、
「店長さんって鮎好きですか?塩焼きうまいですよねー」
禿は、もうこいつに何言っても始まらないと思い、
じゃあ、釣ったら持ってきてくださいよ!と伝え、エアコンガスチャージを試みた。
この車は、コンプレッサーが弱いことで有名だが、意外とガスチャージでワンシーズンの夏くらい乗り切ることも有るのだ。(根本的には直ってないわけだが・)
数分後、二平と魚信の顔に涼やかな冷気が纏う。
作戦は成功だった・・・・のだ・・・・が?!!!
次回最終回【灯台元暗すぎ】でつw 【灯台元暗すぎ】
「おいおいおいおいおいおいおいおい!魚信さんよぉ〜
あまつさえよその子供も預かってんだよね?、、頭大丈夫?もしかして「ばか」?
ったく何考えてんだよぉ〜!」
↑と、これは禿の心の叫びである。なぜ、そんな暴言を?と思っていらっしゃる方もいると思われる、
要するに魚信の車は単純にエアコンアボーソの軽ってだけじゃなかったのである。
聡明な読者様はもうお気づきだろうか?・・・
そう、魚信の愛車は、、、なんと、車検が2年3ヶ月前に切れていたのである・・・!!!
4回目の魚信の来店はそう遠い時期ではないだろう・・・・
そして、その日の夜8:00まで待っていたが、、、魚信からの
春の自然からのプレゼント「香魚」は届かなかったという事もここに特筆しておこう。
完 禿さん 久しぶりです
白戸三平の『カムイ伝第三部』の再登場並に期待しておりました。
今後も連載期待しています。
>>98
こんにちわ!
大丈夫でつよ!シェンムーの様に途中で放棄しませんww いや〜今日は暑かったでつ・・暑いと色々あるけど
午後3時くらいにすごい珍客さんも来たよ〜40過ぎの男爵と恋女房みたいな奴ら、、
軽自動車見にに来たんだけど、まず条件が、、、
1・見た目が綺麗でなくてはいけない。
2・クーラー良好な物のみ。
3・車検は最低1年以上。
4・室内は禁煙車のみ。もしくは新車並みのコンディションで5ドア以上でなければならない。
5・CDは確実についてないといけない。
とまぁ、、ここまでは良くある要望でつが、ちょっと小うるさいけどね。
で、ここからが凄い・・!
6・排気量は1000cc以下の軽のみ。(何それ・・
7・走行は少ないに越したことはないが、妥協しても2万キロ以内。3万越えたら車じゃないって言ってた。
8・平成15年式以下は認めない。それ以前の自動車はゴミだと言ってた。
9・色はシルバーか青のみ、傷があってはならない。1mmの傷も不可。(女房が乗るから傷があるとバカにされるそうです。
10・予算は15万円以内厳守・・・だそうでつ・・(真顔で言い放ってました、早く逝ったほうが今後の人生苦しまなくていいのに・・
死んじゃぇ〜〜〜って言いたいけど言えないつらさ・・みんなにはわかるかな?
ネタじゃなくって本当に居るんだよ!!!こういう人達!
あ〜〜ツカレタ あ、!そうそう、
>>100 の男爵は過去に
平成15年式のワゴンRを10万円で売ってた店とかあると言ってたけど、そんな店ってあるのかな?
それと、うちの店まで乗ってきた車は、、、やっぱ、H元年近辺のミニカ3Dですたぁ・・
やっぱDQN率高いよね〜〜 平成18年度版 【DQN率が非常に高い乗用車ランキングBEST20】
第20位・・81マークU三兄弟・・・・いったいいつまでそれにのってるのさ?あんたたち。そろそろDQN車ですよ。ツインターボならまだいいが。。
第19位・・Y32セド・グロ・・・・・フルスモークにディッシュアルミで完全武装してがんばってんね!パチンコ屋に良くとまってるよね!
第18位・・初代オデッセイ・・・・・・・・ついにランキング圏内へ・・!そろそろ過走行にも拍車がかかり、DQNに買いやすい価格帯へ!
第17位・・SMX・・・・・・・・・・私、この車よりも乗り心地の悪い車ってあんまり知りません!
第16位・・初代ウインダム・・・・・・・・とうとうランクイン!!乗り心地の悪さは17位といい勝負?とにかく安い!安すぎる!!!
第15位・・アコードW・・・・・・・・CF型ならまだしも・・CE型にフルエアロローダウンで武装してスキー場にて立ち往生間違いなし!!
第14位・・初代セレナ・・・・・・・・・・とにかく、、エアコン直してから乗ってよ!!!!エアコンの故障率では歴代TOP3!!大汗かいて来店イクナイ(*^-゚)ノ
第13位・・インフィニティーQ45・・・・・・・だ・か・ら・!その車って高級車じゃないからっ!AAで3000円とかで落札してっからさ・・ったく
第12位・・140系ベンツ・・・・・・・・でかいだけでなかみすかすかで、あなたの脳みその容量ばればれw別に怖く無いから・・・コワイトオモッテクレルヒト大歓迎する人が乗る車w126型は論外
第11位・・初代セルシオ・・・・・・・・・アルミにスモークにセキュリティー・・・って、そんな車荒らす人イナイカラ・・せめてセキュリティははずそうよぉ!
第10位・・初代ディアマンテ・・・・・・・・・逝け。故障率の高さだけはNO1だけどね。
第9位・・・初代エスティマ・・・・・・・・・・もうさ、エアロとかさ、スモークとかさ、やめない?18インチアルミ履いてても、アルミのほうが高いんじゃない?
第8位・・・アストロ・・・・・・・・・・・・・質問です!なぜ、500万円以上もするハイルーフのカスタムがオートオークションで3万円で落札してるんですか?おかしいよね(^ー^)
第7位からは次スレにつづく! 第7位・・Y32シーマ・・・・4100ccってどこがいいんだろ?セドグロと何処が違うんだろう?なんで安いキャバクラの女の子はシーマが好きなんだろ?
第6位・・ミニカトッポ・・・・荷物積みすぎだってば!!!!!!
第5位・・軽トラ・・・・・・・これに乗ってきた人は間違いなく購入しないという恐ろしい車です。個人事業失敗者が多い。多重債務者もね♪
第4位・・キャロル・・・・・・ま、ピンクは特にやばいんじゃない?
第3位・・トーラスワゴン・・・とにかく壊れる。乗ってる奴も壊れてる奴多し・・・
第2位・・初代レガシー・・・・ATすべっててもエアコン壊れててもキニシナーイ人だけが乗ることが出来るお車でつ
第1位・・ミニカ・・・・・・・2年連続で栄光の1位!!!!!!!何も言わなくても分かるよね?DQN専用車でつ!! 少し前にPC壊れてコテハンのローマ字がワカラナクナッテしまったんでつよ・・ぁぁメモしておけば良かったなり
でも文章読んでくれたら拙者が禿その人だと分かってくれると思ってますぞな・・・!
今後はコテハン◆NikGLKvdxM に変更でつんでヨロシク〜♪ さ〜〜てとぉ今日はここまで♪ヾ(。・ρ・。)バイバイ♪またね 禿さん多少脱線しても【・・おまえら】の続きの【ぎゃあ!」を見たいですw >>108
そのうち書きまつw
さ〜て、暑い日が続いてるから・・そろそろ【怪奇特集!】いきまつw 夏本番怪奇特集VOL1【消えてしまった・・女】
真夏の夕方・・・彼女はやって来た、、、、、
その日はとても暑く、夕方にはスコールの様な大雨が降りそそいだ。
夕立が止み、禿が展示場の方をふと見てみると、奇妙な女が一人で立ちすくんでいた・・
夕焼けが眩しい真夏の夕方、彼女は現れたのだ・・・!
急いで展示場へ出向き、禿は声を掛けてみた。
「いらっしゃいませぇ」
彼女は軽く頷くと、軽自動車を少し見て周り、その日は帰っていった・・
彼女が帰った後に、うっすらと石鹸の香りが漂っていたと、後に禿は語っている。
それから3日後、やはり夕立の止んだ午後6時頃、、彼女は現れた。
そんなことが2週間も続いたある日、、ついに彼女が禿に話しかけてきたのだ。
「すいません・・・私、40万円しかないのですが・・このムーブがどうしても乗りたいんです、、」
禿はムーブの価格を見てみた、車検が1年ほど残っており、総額乗り出しだと45万円の車である・・
「ぅ〜〜ん、、値引きできたとしても、、3万までかな・・」
と、禿が言い放った瞬間!!なんと、、彼女が禿に腕組してきたのだ・・・!!!!!
「社長さんですか?・・Hとか好き♪えへへw?」
まさに禿がわなに陥る瞬間が、この時だったのだ・・・
次回【ソープの香り】でつwお楽しみに
【ソープの香り】
禿は、、、店内に居たN村に語りかけた。
「あのよ、外に女の客居るだろ?あの人さ、、未亡人でお金に困ってるみたいなんだわ、、どうしても40万しか作れないみたいだから、、
どうだ?あのムーブ40でもいいよな?・・べ、別に他意はないんだけど、なんだかかわいそうで、、ほら、俺も母子家庭だっ・・・た・・から・・さ・・」
N村は「こくり」と頷いた。
「店長のそういう所って、、まじ好きですよ、、本当お人よしなんだから・・でも、そんな店長って、、俺好きです!」
しかし、禿の話は真っ赤な嘘なのだ・・・!!
両親健在で未だお母さんの作ったオムライスが大好きで、お父さんと一緒に風俗に遊びに行く・・・そんな男なのだ、、われらが禿は。
身内をだましてでも安く売りたい、、、その真意は果たして・・・??!!
このときの禿は、、すごく良い石鹸の香りがしていたと、、後日、N村は語っている。
次回【もう〜〜今回は特別だからね♪】でつw 【もう〜〜今回は特別だからね♪】
じゃ、N村伝えてくるわ!
と、鼻の下を指で軽くしゃくる仕草をした禿は一瞬N村の方へ振り返った・・
後日N村談によると、「あ〜あん時の店長の顔、まじめっていうか、やさしいっていうか、、真剣な顔してましたよ」
しかし、、3歩も歩いた頃から禿の顔の筋肉は緩み、、鼻の下を伸ばし、、歩き方さえちゃらちゃらとした感じに変化していった・・
彼女の元へたどり着いた禿は、、、もう〜〜今回は特別だからね♪と、、彼女へ伝えた。
彼女は、、「店長さん、、納車の時は店長さんが来てね!ユンケル買って待ってるから!店長さんってタイプだし、、値引きのお礼としてってのもあるけど、
すごくHな下着履いてまってるからね」
興奮したのは、、禿である・・・!
「あ、、まじ?本当にいいの?・・・じゃぁ、俺が納車行っちゃう!!!」
「あと、この事は誰にも言わないでね。」と念を押した禿は商談を開始した。
しかし、ここで問題だったのは、、彼女、住民票が取れないらしいのだ、、、
仕方無しに、禁断の裏技・・・!「公共料金請求書コピー」にて名義書換を行う段取りにした。
そして、、5日後、、待ちに待った納車の日が訪れた!!・・・・の・・・だが、、?!
最終話【納車日和】でつ!おたのしみにw 【納車日和】
8月某日、、、朝から30℃を越す、、まさに晴天の晴れ間。
そう、彼女へムーブを納車する日が訪れたのだ・・・!!
朝一に移転登録を済ませてきたムーブを禿が全身全霊を持って磨き始める・・・
その姿を見たN村は、、「店長、、自分の過去をオーバーラップさせてるや、、泣かせるなぁ」とうかつにも感じてしまっていたらしい・・
しかし、ここで禿が困ったのは、、働きすぎた為に大量にかいた汗の存在である。
初めての相手の不快な思いをさせてしまうわけにはいかないのだ・・!
汗臭い体で納車に行けない禿は、、一路自宅へ戻り、、シャワーを浴びに帰宅したのだ・・!!
1時間後、禿は店へ戻った・・・しかし、、肝心要の、、ピカピカムーブが何処にもないのだ・・!
おいっ!!N村ぁ〜〜ムーブどこやったぁーー!!!
すると、涼やかな顔のN村が語り始める・・・・・
「いやいや、あの女性、よく出来た人ですよ!値引きしてもらったのだからと、わざわざ取りに来てくれたんです!」
我を忘れた、、禿は、注文書の女性の住所をメモに書き写すと、、こう叫んだ・・!
「ばかっ!おまえ。。あの車、、ちょっとおかしい箇所があったんだ!今すぐ行かないと!!!!!!」
禿は走った・・彼女の住所まで、、汗まみれで走った・・・・
15分後に到着したアパートは正に彼女の住所の間違いなく彼女の住居だ、、!
深呼吸をした禿はあわてて表札をみて回るが・・・・
無いのだ!!!彼女の苗字の表札が・・・!
管理人らしき電話番号を調べて電話をして確認もしてみたのだが、、そんな人はここには住んでいないという返事。
そう・・・彼女は「消えてしまった」のだ・・
公共料金の請求書も後で調べて分かったのだが、、どうやら偽装した物だった、、、
あれから2年・・・・未だにこの時の事は、禿自動車7不思議のひとつに数えられている。
しかし、、今年になってからこの話は急展開を迎えることになるのだった。
完 エピローグ
消えてしまった女性の謎は、、今年の5月にようやく解明されました。
又、「ばかっ!おまえ。。あの車、、ちょっとおかしい箇所があったんだ!今すぐ行かないと!!!!!!」 と、作中に出てくる一文ですが、
おかしい所など全くない車でした、単純に禿の彼女の自宅へ向かう理由ですので・・
40万は回収できたんですよね?夏の日の甘い夢ってやつですね 禿さん乙です。
そのうちじゃなく早く次よろしくでつ。 禿さん、あいかわらずおもしろいなあ
過去スレも久々に読みたくなったよ
誰かupしてくれない? うおおおおおお〜
禿さんだ!
まじっすかーまた応援しますよ
続き楽しみにしてます。
2chで一番面白い人だって前から思ってますよ 自分も昔の禿さんの面白い話読みたいな
異次元の住人とか、DQN家族の話とか、
ムスカの話とか、めっちゃ面白くて腹抱えて笑えた、
あの頃の話を読んでない人って不幸だよね
誰か、うpしてくださいよー ┐(´∀`)┌ヤレヤレ
半年振りカァ、お久し振りです。
またよろしくです はう、、
ミスて、コテハンの文字さらし・・・・・orz
コテハン変更願い出しておくでつ。
今後は今のコテハンでいくでつ。 これなら絶対忘れないコテだ・・!
自分の本名がワード。
今後このコテで完全固定しまつ。
今日なんか書こうと思ってたが、信用の為又後日 もったいつけてから・・・・
おい禿=スレ主よ
中途半端にもったいつけるくらいなら削除依頼だせよ
何様のつもりだあ〜?
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去年の8月ぐらいに姿を消して、今ふと禿さんを思い出してスレを探してみたら
また悪い病気が出てるwww
禿さんがんばれ! いまだにこのスレあんのかよ。去年の俺のレスとか懐かしいな。
つーか中古車板って回転率悪いなww あ、、>>87の異次元の話まだ途中だったね。
あれは、完全に本当にあった話だから、今でも良く覚えてるわ・・
書くか。
その前に、平成20年度版 【DQN率が非常に高い乗用車ランキングBEST20】 か! 【ぎゃあ!】
「さあ社長さん、はやくこっちにおいでよ〜」
老婆と枯れ木は禿を呼びつけてきた。そして、男爵は「へっへへ、取って置きのぉ〜うまいの出してやるっぺよ〜!」と声高らかに言い放った・・・
凄く不吉な予感がよぎる禿だが、、これも、人生勉強だと自分に言い聞かせていた。
そして数分後、男爵は何やら奇妙な味付け海苔のビンを大事な赤子を抱えるように禿の前に差し出してきた・・・
「へっへ、まあ社長さん!これはオラの地元の物で、そらぁ〜、べらんぼうにうまいんだっぺや!まあ遠慮なくつまんでくれっぺや!」
禿は曇ったビンの中身を恐る恐る覗き込んだ・・・・そして・・思わず!!
【ぎゃあ!!】っと叫んでしまった!!
なんと、ビンの中身は生きた蜂の子が、、、沢山入っていたので・・・ある!!
思わず禿は、、「な・・なんですか!コレ!うわ・・もぞもぞ動いてる!」と叫んだ・・・
すると男爵は、、「なにって言われでもぉ〜蜂っ子だっぴゃ〜うまいっぺよ〜精力もつくっぺや!」
確かに蜂の子を生で食す事は聞いたことがあるが、、、いきなり、それも、ほんの数日前まで赤の他人だった人間に対し、
振舞う物では無いだろう・・・・・
次回【異変】でつw
【異変】
その後も、”異次元”での出来事は、浮世離れした事ばかり・・・
例えば、枯れ木から差し出された麦茶・・古いビールグラスの様なガラスコップは、白く曇り、、、
お茶の中は、何やら色々濁っていて、、ゴミのような物が浮かんでいた・・
そうかと思えば、老婆がストレッチ体操の時間だ!と言い出し、、、
今時稀な、、赤いダイヤル式の14型TVで体操番組を見ながら、おかしな体操を開始、、
又、いきなり玄関からノックもしないで、用高が登場し、、、
「あんた〜車屋さんなんだってな?俺のベンツは幾らなら欲しいんだ?」と、、訳のわからん事を言い出し、、
男爵は、、いきなり昼寝を始める始末。
まぁ、一見穏やかな時に感じたのだが・・・「異変」は何の前触れも無く起きたのだ・・・!
例の、玄関先で寝かされていた、、リンチ症、、いや、認知症の老人が急に立ち上がり、、部屋の中で放尿をし始めたのだ!!
それを見て唖然とした禿だったが・・・・最も反応を示したのは、枯れ木だった。
枯れ木は、、大きな声で叫んだっ・・「おい!!糞社長!!あんたもう死ねよ!汚いったらありゃしねーよ!!!」
しかし、本当に驚いたのはその叫びでは無かったのだ・・
次回【対決】 【対決】
枯れ木の叫び声に一番反応したのは・・・老婆だったのだ・・・!!
「おい、今ぁ〜なんって言った?ああ?何って言ったよ・・・このっ出涸らしガイコツばばあ!」
枯れ木は、そう怒鳴られると、、一瞬きょとんとしたが、、数秒後、猛チャージで言い返した・・・!!
「あんだってぇ?このくそ婆さんは?お客が居るからって、さっきから大人しくしてりゃ〜いい気になってんじゃないよ!」
と、、、お客?禿の事なのだろうが、、大人しくしている?と言うのは全く理解不能。
そして、約5秒後、、世にも珍しい、婆さん同士の喧嘩が始まったので・・・・・ある!!
次回【老人の正体】
【老人の正体】
老婆は枯れ木の上に馬乗りになり、マウントポジションを取った・・!
「上手い!」と思ったのは、我らが禿で・・ある!
狭い室内、身動きが取りにくい戦いの場において、マウントポジションを取る=勝機の方程式が成り立つ。
しかし、、マウントポジションの老婆は、、、戦いの手を止め、、いきなり号泣し始めたのだ・・・
「社長だってね!いや、、あたしの旦那だってね!好きであんなになった訳じゃないの!!!!!」
なんと、、寝ていた老人は、、老婆の旦那だったのだ・・・!
気が付くと、用高はいつの間にか消えていた。そして、眠っていたと思われる男爵が、、ひょいっと身を起こした。
「だが〜らぁよお、、レナちゃんは、言っていい事と悪い事が、区別つけなきゃだみだ〜って、何べんも言ってるっぺやぁ・・社長を人間じゃないつうのは、いくらなんでも言いすぎたんだっぴゃ・・!アコちゃんもそれに対して、怒ってるんと違うかや?」
シュボッと、煙草に火をつけながら男爵は落ち着いた感じで、、レナと呼ばれる枯れ木にそう告げた・・・
しかし、、次の瞬間、男爵は思いも寄らぬ事を、、枯れ木、、いやレナの口から告げられたので・・・ある!
次回【本当の悪人】でつw 【本当の悪人】
レナは、アコの下敷きになりながら、、、苦し紛れに言い放った・・・
「はぁ?あんたいつからそんな偉くなったんだい?パチンコ屋で玉を拾って暮らしていたくせに!しかも、社長があーなってから、アコに内緒で、社長の通帳からお金を勝手に引き出して、使い込みしてるじゃないのさ!」
っと、その時だ!ぽか〜んとしたアコの体の下から、レナは一気に脱出した。
そして、今度は、男爵に向かって勢い良く襲い掛かった・・・・!
男爵は「お・・・おいおいっ・・お・・おめーも〜一緒になってラーメンとか食ったじゃないかよぉ〜おれっちだけ悪者にすっかぁ〜普通?」と反論した・・
一方アコは、、今の醜態を禿に詫び、、老人の下の世話をし始めた・・・
老人は「ガァガアーー!」と叫び、抵抗を続けるが、アコの献身的な介護に、次第に大人しくなっていった・・
そして・・アコがポツリとつぶやいた・・・
「私、あなたがたとえ怪物でもいいの!それでも一緒にいたいの」
それを聞いたレナは、男爵から離れ、、一同は急に静まり返った。
そして、レナから禿に対し、驚くべき言葉が発せられた・・・!
「社長さん、分かったでしょ?だから、これ以上私たちに関わらないで!もう帰って頂戴!!」
訳が分からないのは、、我らが禿で・・ある!
いやいや連れて来られ、、おかしな接待を受け、、仕舞いには、、帰れと言われてしまったのだ・・
10分後、、異次元から見事に脱出した禿は、、天才タマゴを置いたアパートに前をとぼとぼと歩いていた、、、
「店まで歩いて20分かぁ・・」そうつぶやく禿の裏においてある、、エスティマのドアミラーには、、、
黄色い「駐車禁止」と書かれた札がぶら下がっていた・・・
あれから・・・5年。
あの異次元空間があった場所は、、立派なパチンコ店の駐車場になっている・・・
先日、禿はその店で、CR北斗の拳にて、8万円負け、、駐車場で立ち小便をしていると、一匹の蜂がペニスの先端に止まった。
蜂は何をする訳でもなく直ぐに飛び去ったが・・・
あの蜂は、、、もしかしたら、、、あのビンの中に居た、、蜂の子の中の一匹だったのかもしれない・・・。
完 エピローグ
さて、連載開始はなんと、、2005年12月・・・今から3年前から始まった、
長い物語はようやく終わりました。
3年前、作者である禿は、少し病を患い、、長々と休載してしまい申し訳無く思っております。
という事で、、お次は、
珍客BEST10発表の、、第6位からの発表でしたね・・!
第6位・・・便所男
これは、花粉症である禿が、スギ花粉に苦しむ3月の出来事だった。
春一番に続き、春2番が吹きすさぶ、、砂嵐の日、、、事件は起こった・・!
バイトのK田君の話を聞くと、店員であるN村が、朝一番から便意を催し、、便所に篭り出てこないと言うのだ。
朝10時開店の禿自動車だが、、既に時刻は10時半・・・
何やってんだN村・・・と、騒ぎになった時、、、一同は凍りついた・・!!
そう、今日はN村は休み、、、
すなわち、今トイレに入っているのは、N村ではないのだ!
禿自動車にはトイレが2個ある。
一つは、事務所内のお客様用、もう一つは、事務所脇にある店外の簡易トイレだ。。。
今回の事件は、その簡易トイレで起きた・・・!
「N村ではないとすると、いったい誰が?」
禿はトイレの扉をコンコンッとノックしてみた・・・
すると、直ぐに返事があった!
いったい誰なのだろう???
後編へつづく 第6位・・・便所男 後編
あれから5分経つが、、まだ謎の人物はトイレから出てこない・・・
更に5分・・・時刻はもうすぐ11時になる。
これは、おかしい、、、K田は、禿から支持され、簡易トイレをこじ開ける作戦に出る事となった・・・
そして、更に5分後、、、試行錯誤の末、ついにトイレの扉は開かれ、、中から奇妙な、見ず知らずの男が姿を現したのだ!
男は、最初はしどろもどろと狼狽していたのだが、、、急に開き直った様子で、、「いやいや、済みません、実は車を見に来たんですが、急に腹痛を起こしてしまって・・申しわけないと思いましたが、トイレをお借りしてまして^^;」と、説明をし始めた。
そして、近くに置いてあった数台の車を見始めると、、「なんだか、ちょっと気まずいな、、あ!コーヒー飲みます?そこのコンビニに車置いてきてるんで、コーヒー買いがてら、車持ってきます!下取りで取って欲しいし、ちょっといって来ますね!」
そして、何時間待てども、、、男はついに姿を現す事は無かった・・・
あれから9ヶ月が経つが、、、、コーヒーはいつ貰えるのだろうか?
第5位・・・新・銀河鉄道の関係?
2008年、新春1月吉日、、彼らは何の前触れも無く現れた・・!
背の小さな若い少年と、それに対し全く釣り合いの取れない長身で、モデルの様な年上の美しい女性が来店した。
2人は兄弟でもなさそうで、従兄弟や友人同士でも無い様子。
ましては、親子といった間柄でもなさそうだ・・・
どんな関係なのか、、、?少し気になったが、、人様のプライバシーを侵害してはいけない。
禿は、2人が気に入った一台の車の説明をしていた。
「この車種は、2人乗りでして、まあ、デートカーと言いますか、発売当初はかなり豪華で、高額なお車だったんですよ」
すると、少年はこう言い始めた、、「まあ、良いんじゃない?僕は別に2人乗りでもいいけど、君は?」
話を振られた女性は、、「あなたが良いのなら、私はどんな車でも良いわよ。」
なんだか、恋人同士でも無いし、、兄弟じゃない、、、やっぱりどんな関係なのか凄く気になる2人だった、、
そして、3時間後、数台の車を見た後に、結局少年が気に入った一台のスポーツカー、フェアレディZを購入するという流れに話は落ち着いた。
それでは、続きは店内で、、、
禿は2人に名刺を渡し、店内へと導いた。
っと、、その時だ、、
「僕、やっぱりもう少し我慢するよ!」
すると、女性は「ふふふっ、、そう、分かったわ。あなたはきっとそう言うと思ったわ。」
ポカ〜ンとしたのは、、我らが禿である・・・!!
昼飯時に現れて、3時間もつき合わされ、、、挙句、、買わないという訳だ・・・!
禿は、いやみの一つでも言ってやろうと、近寄って、、こう言い放った・・!
「お客様〜カンベンしてくださいよ。。。車がおきに召さなかったのなら分かりますが、購入前提じゃないのでしたら、
先にそう仰って頂ければ・・・」
すると、女性がとんでもない事を平然と言い放ってきたのだ・・・・・!!!
「この子はまだ、16才。車を買うには、まだ早すぎるのです。」
空いた口がふさがらないとは、、よく言ったものだが、、これが、そういった状況なのだろうか?
結局手を繋いで2人は歩いて帰っていった・・・・
中古車店には色々な人が来るが、、不細工なチビと、長身モデルの女性の恋人未満、身内以外、、、の様なカップルが時々来店する。
釣り合いの悪いカップル、、、目的はいったい何なのだろう・・・か?
美しい女性は、実は宇宙人で、、、相手にされないもてないブ男を探し出しては・・
機械のパーツにでも組み込もうと、、画策しているの・・・かも知れない。
第4位・・・鼻の慶次
これも、まだ寒い時期の、、確か、2月、、いや3月頃の話で・・ある。
薄暗く曇り空が寂しい午前10時頃・・・一本の電話が鳴り響いた。
「ハイ!禿自動車販売です。」
こんな気分の優れない朝こそ、心地良い電話の対応が心地良い筈である、、、
そんな電話の向こうでは、一人の男が話しかけてきた・・・
「ほほぅ、随分清清しく風流な店員さんじゃないか、、今から行く、b−3の車、まだあるかい?」
禿は、車種の在庫の有無を伝える、、男は、それを聞いて「では、今から伺う」との事。
小一時間後、、身の丈は2m弱、なんとも派手な服装をした、一人の大男がやってきた。
男は、自分の欲しい車の運転席に座ると、、しきりに「クンクン」と匂いをかぐ・・
さほど気になる匂いも無い車なのだが、、どうやらデカイ図体に似合わず、かなりの神経質の様子だ・・・
10分もすると、男は禿に話しかけてきた・・・
「うむ、悪くない。だが、少し煙草の匂いが気になる、、、」との事だ、
幸い、同じ車種がもう一台在庫してあった為、男にもう一台も見てみたらどうかと、進めてみる事に。
男は、その提案に頷き、、もう一台の室内の匂いを確認し始めた。
「う〜〜む、、これは、、備長炭の匂い取りで、、見事に室内の除菌や匂いもしないな」と喜んだが、、
どうやらこちらの車は、ボディカラーが気に入らない様子だ、、、
禿は、これはもうどうしようもないと思い、、一度、帰って検討をしてみたらどうかと提案をした、、
男は、「一度好いた色は、そうそう変えられない、、はははっ、そう思わんかい?」と禿に言ってきた・・
禿は、内心(ウゼー奴だ、、早く帰れ)と思いつつも、、「そうです!初心忘れるべからずですね、、
最初に好きな色を決めたのなら、それを貫き通す、、それこそが歌舞伎者ではないでしょうか?」
そう伝えた。
すると、男は、、「まあ、色なんてどうでも良いんだがね、、」と、、いきなり考えを変え始めた・・・!!
禿は、、なんだこいつ?と思いながら、、、じゃあ、、あちらではダメなんですか??と、今一度、色違いの車を進めたが、、
男は、結局、なんだかんだと言いはじめ、、結局は、、「まあ、色を選り好みしているのも、、大人毛ないんだよな」と、またもや意見は二転三転しつつ、最終的には、
最初に見ていた車のそばに戻ると、こう言い放った。
「うむ、やはり、、色は変わってしまうが、匂いが無いほうが良いか、、」
いや、、だめだ、やはり最初の車の色が良い・・・か・・いやまてよ・・・」
いい加減2時間もそんな事に付き合った禿は、少し心身共に疲労してきた為、
大の男が、、そんなに匂いに拘るのならば、匂いがしない車を探すしかないですね・・
と呆れてそういい終えるや否や、、
「だが、それがいい」と言い終えると、結局最初に見た車の購入に踏み切った。
しかし、、15分後、、男は、、禿自動車の駐車場から寂しげに立ち去った・・・
やはり、色違いは嫌だと、、言い始めたわけではなく、、
ローン審査が見送り(※最悪の結果、ほぼブラックの人間に出される判定)になったので・・・・・ある!
プッ(^▽^〃)
メーテルと哲郎みたいの確かにたまに来る来る!!
あーいうのって、どんな関係なんだろね?
逆なら、、ブサイクでも若けりゃ良いって感じのキャバ嬢とかを連れて歩くオサーンだと思うが、
玉の輿を狙う、元家庭教師のフェロモンお姉様とかかな?
何にしても禿さん復活ウレシ!
あまり無茶せずゆっくりで良いんで書き込みお願いしまする。
おお〜禿様!
年末のサプライズだな!
相変わらずですね^^
支持しまくりますよ! 274 :禿 ◆0ot66QyBf. :2008/12/29(月) 18:50:15 ID:EL7356Ux
皆様お久しぶり。
中古車販売冬の時代と言うが・・
周りのバカな店がバンバン淘汰されて、去年よりも売れてますw
しかし、珍客は増えたね〜今年、うちの店の来た珍客BEST10発表しまつww
第10位・・・水平対向クソ夫婦
これは、今年の5月GWに、H11年の白いレガシィWGTターボ売ったお客なんだけど、
色々細かくて、うざいから断ろうと思って「レガシィならそこら中にあるから、色々見てくれば良いかも?しれんですよ?」と言ったら、
既に20件回ってきたとの事・・・そうこうしてるうちに、女房が、もうあちこち行くの疲れたから決めようってなりまして、
壊れると怖いからと、いつまでもうるさいから、
総額に+5万で、2000キロor3ヶ月どちらか先に到達したら終了保証付きで、販売しました。そう簡単に壊れないしね。
すると、3ヵ月後の夏、いきなり夫婦で店の開店時間10:00ジャストに店に来た。
親父「おいっ社長!久しぶりだね。」
俺「あ・・どもども(うぜーなぁ・・朝一からなんだ・・・?)今日はどうしました?
女房「うふふふふ。無事3ヶ月経ちましたよぉ〜♪」
俺「ははっ、そりゃ、今の車は中々丈夫ですしね!何事も無くてよかったよかった。調子良さそうですね!」
すると、親父が急に馬鹿な事言い出した・・・!
親父「へっへへ、だから儲かったよ!」
俺「は?何かあったんですか?」
女房「とぼけないの〜!壊れなかったんだからさ〜保証費用返してくれるんだよね♪」
俺「は?、、、な、、何言ってんですか?」
親父「おいおいおいおい〜壊れなくて、保険使わなかったんだからさ!返金するのがスジだろ!」
俺「バカ・・・?こいつら・・・?」
3時間後、ようやく夫婦を追い返したが^^;
夕方、消費者生活センターから電話が掛かってきた。
センターの人「あのぉ、、さきほどO山さんと言う方が来て、お宅の店に騙されたとか・・・」
俺「保証付きの車売ったんだけど、3ヶ月経過して、保証使わなかったから、金返せと脅されちゃいましたよww」
センターの人「なぁんだ、おかしい話だと思ってたんですよね〜それじゃ、適用に対応しときますw」
3日後の早朝、、うちの店の出入り口に、大量の犬のウンコが撒かれていた・・
ちょうどその時、近所の犬の散歩のオッサンが話しかけてきた。
白いレガシィが朝の5時頃、そこに停まってなんかやってたよ!との事。
きっと・・・他のレガシィだろう。いや、、、そうに決ってる。
いや、そう願いたい。。。。。
275 :禿 ◆0ot66QyBf. :2008/12/29(月) 19:06:18 ID:EL7356Ux
第9位・・・魚紳さん三度(みたび)来店・・・
魚紳さんの話を覚えてる人居ないかもしれませんが、、
魚紳さんとは、うちの店に来る、DQNでナイスな自営業の釣具店の釣りキチで、4年前に130クラウンを購入してもらったが、
釣具屋を一緒に経営している、父に、パチンコの借金をしており、納車3日後にクラウンを取られ、
父の愛車、初代キャロル(推定年式は平成2年)に乗る、愉快な人です。
「ガラッガラガラガラガラガラッ・・・ガラララ〜ンッ!」
夏の午後、、、騒音、いや異音と共に現れたのは、我らが魚紳さんその人だった!
相変わらず車検切れで、ドライブシャフトから異音を放ち(AC故障中w)、当社の「ロープライスコーナー」の格安車を並べてある、砂利巻きの展示場へわき見も触れず進入してきたのだ・・・!
キャロルの車内には、釣り人らしいチェック柄のシャツに、赤い帽子が見える。
「ガチャリ」と、ドアーが開き、デニムの足が地に降り立つ。
間違いない!あの、、魚紳さんが、、3年ぶりに現れたのだ・・!
俺「あれ??久しぶりですね〜!!今日は、何かお探しで?」
魚紳「うむ、そろそろ暑くなって来たから、車を買い換えようと思ってね。」
そろそろも何も、もう8月20日過ぎ!!既に熱くなってから、かなり経つというか、そろそろ涼しくなるんじゃ・・・
そう思いながらも、俺は魚紳さんに話しかけた。
俺「確か、クラウンがお好きでしたよね?一台安いのありますよ♪」
時は、平成20年。しかし、俺が進めたのは、平成5年式の、14系後期のクラウンだw下取りで1万で入庫したが、車検が1年残ってるし、まだ5万キロだったから取っておいたのだが、
かなり鉄の相場が下がり始めたから、捨てるか売るか、迷っていた所だった。
魚紳「・・・・・・・・・・・」
少し、魚紳さんを舐めすぎたか?無言で車を見ている・・・
俺「なぁんて、冗談冗談wあちらに17系の安いの有りますから^^;今、17系随分安くなったんですよ!」
すると・・・思いがけない返事が魚紳の口から発せられた・・・!!!
つづく
278 :禿 ◆0ot66QyBf. :2008/12/29(月) 19:15:48 ID:EL7356Ux
第9位・・・魚紳さん三度(みたび)来店・・・ のつづき
魚紳「おいおい!!こんな最新式のクラウンが、、、20万円!!これ、乗り出しだよね?」
俺「ぇ・・・?・・あ!!そ・・そうですよぉ〜〜ん♪お買い得ですよww」
なんと魚紳は、平成5年式のクラウンを最新式と言い放ち、、、物凄〜〜〜〜く気に入ってしまったのだ!!
俺はまだ、半信半疑の気持ちで、、「じゃあ、お買い上げになりますか?w」と尋ねた。
魚紳「う〜〜ん、、でも、20万円かぁ・・やっぱりクラウンは高いなぁ・・」
驚いたのは、俺だ!!なんと・・魚信は20万円を高いと言い出したのだ!!!
更に驚くべき事を言い出した。
魚紳「うん、まあ、価格は仕方ない。クラウンに乗るんだから、高いのは当たり前だ、じゃあ、キャロルを下取りに入れて購入したいんだが、キャロルは10万円くらいにしかならないよね?」
俺「・・・・・・・・・18年落ち、、AC不良、Dシャフト異音、ATショック大、OIL漏れ、走行距離・・・28万キロ・・・」
このゴミを・・10万円??
〜中略〜
2時間後、魚信は目に涙をためて、展示場を後にした。「ガラ・ガラ・・・ガラ・・・」Dシャフト音も少し寂しげだ・・
夕日が沈み、、俺と社員のN村、事務のS木さん、3人で魚紳さんを心配したのは言うまでも無い。
でも、彼は釣りキチだ!
今頃、、、、地球の魚と戦っている事だろう・・・
280 :禿 ◆0ot66QyBf. :2008/12/29(月) 19:58:01 ID:EL7356Ux
第8位・・・震撼!!物知りメガネ君の事件簿
「私のいた店から日の出が見えました。
今は最後の草刈の季節で、太陽は真東よりもちょっと南に沈むから…」
そう、秋も深まる、紅葉シーズン・・・彼は現れたのだ・・!
ハヤオ(仮名)と名乗る男は、年齢20歳、趣味は車で、工業大学在学中の学生だった。
彼は、物凄く車に詳しいらしく、数人の友人を引き連れて、スカイラインR33 GT−Rを見に来たのだ!
俺「今、33も安くなりましたからね。昔は高くて買えなかったから、今の若い人は羨ましいなぁ」
ハヤオ「ええ。しかし、R33のウイークポイントはV型エンジンのオイル漏れや、ヘッドライトのバルブ切れ、何よりもデフが1ヶ月に一度壊れるから、安い買い物でもないのでは?」
驚いたのは俺だ・・・!V型????・・・1ヶ月毎に壊れるデフ???
更にハヤオはこう言い放った。
ハヤオ「しかし、この固体は全体的にボディが歪んでいてエンジンも疲れ気味だ、高速に乗るには購入してからボディを「オーバーホール」して、エンジンを新品にしないとなぁ・・」
俺「えと、、まず、V型は無いですよ・・?RBの6気筒が、、Rの売りだし・・」
すると、ハヤオの取り巻きがざわめき始めた・・・
ハヤオはその様子を察知し、言葉を投げつけてきた・・・!!
ハヤオ「ああ!あれですね!そっちか!6気筒の方のRでしょそれ?これは6気筒の方かぁ〜!まあ、それも有りだけど。」
取り巻き達は、車屋のオッサン相手に一歩も引かないハヤオに羨望の眼差しを向けている。
すっかり気を良くしたハヤオは、どんどん調子に乗り、色々な知識を彼らに語り始めた・・・
ハヤオ「あとは、、LSBを入れて、コンピューターを現行Rに交換すれば、5分で600馬力も可能なんだよ。でも、まずは車体を「オーバーホール」だなぁ」
LSB・・・?現行CPU・・・?先程から言う「車体のオーバーホール」って・・いったい・・?
その時だった。。。取り巻きの一人が、近くに置いてあったGTOを見ながら「この車も格好良いんだけど、、4WDだしドリフトには向かないよね〜」
ハヤオは即答した。「お見事!シャルルも随分車の事が分かってきたみたいだな!その通りさ、やっぱり車はFRだよ!4WDなんて、意気地の無い親父が、安全に「グリッピング走行」する為のアイテムなのさ!」
俺「でも・・Rも4WDだから、グリップ走行には向いていますけど、ドリフトしたいのなら、下からトルクのある4発のシルビアとかが良いんじゃない?」
ハヤオ「ええ!このRって、4WDの方なんですか!!!じゃあだめだ!自分、FRのR探してたんですよ!!」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
帰ろうとするハヤオに、俺は一つだけ質問をした。
「あのさ、車体のオーバーホールとか、新品エンジンにしたいみたいだけど?予算はどのくらいで考えているの?そもそも、車体のオーバーホールって?どこでできるの?」
すると、臆する事も無く、ハヤオは得意げな表情でこう答えてきた。
ハヤオ「エンジンは先輩が86乗ってるから、1から造ってもらいます。車体はホームセンターでパテを買ってきて、補強し、色はスプレーでミッドナイトパープルにしとうと思ってるんで、全部の予算は100万くらいです。」
因みに、見に来たRは、車体95万で、乗り出し120万だと言うと、、「詐欺じゃないすか!95って書いてあるのに!」
と、怒られますた。
彼はその後、、、V型で、FRのR33スカイラインGT−Rを見つけ出す事が出来たのだろうか?
そして、86乗りの先輩、、、R33のエンジンを1から作れる技術力・・・・
是非!うちの店のメカニックで採用したいと思う今日この頃で・・ある。
禿さんカムバ〜〜〜ク!!!!
一応ランキングをこっちに張っておいたよ そういえば、>>34の、てつろう物語の、クルーザーに乗った最終回の続き、
どこかのスレで書いてましたよね?あれって、実はてつろうの夢で、
その後、土方で金を稼いで、実家の庭先で車屋を始めたとか、
そんな話でしたが、どこかで読めれば場所を教えてください!
あと、前スレとか保管してる人がいたら、ぜひURL張ってください。
あの、名作、異次元住民たちの話とか、弁当を食いながら店に来て、商談成立した話とか、
前50話はありましたよね?
絶対本とかにしたら売れると思いますよ?
俺は、家族全員で車を見に来て、
店先で弁当食いだした話とか、
納車時に金を忘れたとかで、走れメロスばりに、親父が息子を置いて家に金を取りにいった話とか、
コーヒーを何本も飲みながら車を見に来た男爵とか、
フィリピーナと親父カップルの話とかもう一度読みたい。
それらが全部掲載された本が発売されたら、1000円でも買う。
>>179
てつろう話の続編なんてあったんだ!
それも見てぇ〜〜〜〜!!!! そういや、靴が左右違うのを履いてきた女とかの話があったが、
俺の店にも来た!
禿げさんの話は、かなり面白おかしく書いてるが、
結構あることなんだよな。
古いセンチュリー乗って、離婚して、なんだか牢獄に落ちた話とかも面白かったな〜 あ、セルシオ海苔を馬鹿にするスレの、ポン太って確か、正体は禿さんだったよね?
ブラックタプーリが言ってた。
まじで、復活してよーーーー!!お・ね・げ・え・しますだぁ http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/usedcar/1119663998/601-700
このポンタさんは禿げさんなんだよねww
見てないやつ、必見w
少し毒を吐くために、名前を変えたそうだw
これもかなり面白い話があるw 第1位・・ミニカ・・・・・・・2年連続で栄光の1位!!!!!!!何も言わなくても分かるよね?DQN専用車でつ!!
うっわ納得。
親子三人でこの車運転してる糞ババァからいちゃもん付けられたよ。
俺の目の前で通行人轢いて(幸い歩行者は軽症)俺は目撃者だから事実をツラツラと警察に言ったわけ。
それを少し離れていた場所で見ていたババァがあとから俺に暴言「あんたみたいな馬鹿ゴミqsdfghj」吐いて
去っていった。
AT限定免許って怖いね。ババァ氏ね おはようございます。
いや〜アイフルエンザにかかってしまい、しばらく寝てますた・・。 そうそう!2008年、DQNランキングは、第4〜1位まであったね。
流石に高順位のDQN話はしゃれにならないのが多いので、まとめちゃいますw
第4位=タバコ男・・・お昼頃来店し、5時頃までいますた。その間、タバコ6箱吸って帰りますた。何も買わずに・・
第3位=ラーメンマン!・・・某ラーメン店店主が24万のエログランド購入、しかし2ヵ月後、燃費の悪さを理由に、返品したい!しかも全額返せと。しかたないから、そこらの軽バンを納車しました。
しかし、3日後にその店の前を通ると・・・夜逃げしてますた。
第2位=犬男・・・来店時、子犬を5匹引き連れて、犬と相談しながら、捨てる予定だった32万キロ走破しているステップワゴソ購入。後日、3.2万キロだったと勘違いしていたと大騒ぎ・・1万円で売ったんですが・・orz
第一位=車の中で・・・・40代後半の男爵が、古いセレナ(これまた捨てる予定の下取り車)を3万で持っていった。しかし、納車から約2ヵ月後、いきなりの電話が来た・・・・
「おう〜社長〜車の調子は、なかなか良いよ!でもさ、ちょっと困った事が起きたんだわ」との事。
訳を聞いたらびっくり!
なんと、男爵は納車以降、、ずっとセレナの中で生活をしていたのだ・・・!
そして、困った事とは、、大きな公園の駐車場で、目を話した隙に、タイヤを4本盗まれたww
行って見たら、セレナがブロックの上に浮かんでましたw
そして、左側のスライドドアには、おかしな張り紙が。
読んでみると「この車にはヤクザが住んでいるから、いたずらとかしたらエンコを飛ばすからな!いたずら禁止!のぞき禁止!」
未だにその張り紙は、写メに撮って、大事に保管しております。
新春スペシャル【時空を超えたDQN登場!】〜明日のためにその1〜
「立てぇ〜立つんじゃ〜リョウ〜!」
これは、1年前に本当にあったお話です。
2008年の年が開け、1月中ごろ、、禿自動車に「その男は現れた!」
身長160cm前後、片目に眼帯、禿げ上がったゴツゴツしたジャガイモ頭、ちょび髭、、、、
手にはコンビニのビニール袋をぶら下げ、、雨も降っていないのに、コウモリ傘を杖のようについて、猫背で歩いている・・・
そう、皆さんも良く知っている、”あの”「おっつぁん!」と瓜二つの男が、禿自動車の展示場をさ迷っていたので・・・ある!
これは・・・・と、思ったのは我らが禿、お馴染みの店員N村の両名で・・ある。
なにしろ、2Dの世界の人物だと思っていた、元祖DQNの筆頭のあの、、おっつあんが目の前に居るのだ!!
禿とN村は、まずは公平にジャンケンをして、負けた方が声をかけに行く事に同意。
そして、ジャンケン勝負が始まったのだが、、、ここは、運も顔を悪い禿だ・・あっさりと負けてしまう事に。
仕方無しに、と言っては失礼だが、禿は「いらっしゃいませ!」と元気ハツラツに、丹下(仮名)に話しかけた。
しかし、丹下はこちらを見向きもしない・・・
そんな折、禿は一つの事態に気が付いた、
あしたのためにその2へ、、続く。
【時空を超えたDQN登場!】〜明日のためにその2〜
禿は、丹下に近づいてみて驚いた・・・!
めちゃくちゃ酒臭いのだ・・・
しかも、来場者用駐車場には、奇妙な1BOX車が停まっている、、、
「もしかして、、おっつぁん、、飲酒・・運転??」
禿の脳裏にそんな事がよぎった瞬間だった・・・1BOXの運転席ドアが開き、一人の大男が展示場に舞い降りた。
「ああ、店員さんでっしゃろか?えろう、すんまへん、このおっちゃん、急に車が見たいと言い出してしもて、わて、もうどうしていいかわからんで、、、」
その風貌、関東に居ながら、その言葉使い・・・なんという神がかったシチュエーションなのだろうか・・
そこには、”あの”乾物屋で働く、、マンモスの様な大男が現れたのだ・・・!
これには、作り話では?と言われる方が居ても仕方ないが、、、
本当に、神は存在すると確信してしまう程、禿自身も驚きを隠せない2人組だったのだ・・・!
そして、マンモスは、丹下に近づくと、、「おっちゃん、いこか・・」と、丹下の腕を引き、車内へと戻っていった。
しかし、本当に驚いたのはこの後の出来事だ・・
丹下が1BOXのスライドドアを開き、車に乗り込もうとした時だ、、
後部座席に、1人の若者がリクライニングシートを倒し、寝ていたのだ。
そして、若者が、スライドドアを空けた一番手前で寝ていた為、丹下は車に乗り込めないのだ・・・!
その時だ!あの名セリフが展示場にこだました・・・・・・!!
「おい起きろ、おいっ、、立て、立つんじゃリョウ〜!」
あれから1年。その後彼らを見た者はいない。
彼らは、いったい何者だったのだろうか・・・・?
もしやコスプレ同好会?なのか?・・・・いや、あのおっつぁんの頭は、完全に世間の荒波に揉まれて出来上がった本物だった。
禿は、いつしか彼らが今一度来店するのを、、今でも心待ちにしている・・・と言う。
完
お次は、今話題?の、
「先輩」「後輩」「ヤクザ」「シーマ」等の単語が登場する、
DQNな物語を執筆予定!
乞うご期待!! 【カズオのVIPカー購入記】〜第一話 選ばれし者カズオ
200X年、世界は大不況の炎に包まれた!
解雇率も上がり、会社はつぶれ、あらゆる派遣は絶滅したかに見えた・・・・!
しかし、DQNは絶滅していなかった・・・!
2年前の春、「彼」は突然やってきた。
男の名は、カズオ。ろばに良く似た彼女と共に、犬の刺繍入りのセーター、18金のメダル付きネックレス、
先端が尖った靴を履き、髪型はパンチ。明らかなコピー品のセカンドバックを抱え、ガラガラと異音のするワゴソRで、禿自動車の地に降り立った。
禿自動車店内では、浮かぬ顔をした禿が、窓の外を見ていた・・・・
「うゎ・・また凄く濃いの来たよ・・・直ぐに帰れば良いが・・・」この日は、従業員N村は遠方へ登録、
新入社員のK田君も休みで、バイトのY木や、臨時バイトのてつろうすら居ないのだ!1人でDQN相手は疲れる・・・
しかし、そんな思いと裏腹に、セブンスターを咥えた男は事務所へ向ってきた。
「あのぉ〜あそこに置いてあるさ〜セルシオの後期〜いくらになるの?」
年の功は、25歳前後だろうか?
カズオは不躾な質問を禿に浴びさせたのだ・・!
「あ〜あれはお客様の預かり物でして、売り物ではないのですよ。」
しかし、それは真っ赤な嘘である。禿は一刻も早くカズオに帰ってもらいたくて仕方ないのだ・・・・!
しかし、カズオは帰らない、そして、1台の車の前で立ち止まった。
4100ccガソリンエンジンを搭載した・・Y33シーマの前だ・・・!
少々ローダウンした以外、特に改造も無い車だったのだが、「おっ!これいいべっ!おいっトモコ!これこれ!シーマだべや!おめぇも好きだんべ?」
トモコと呼ばれた彼女は、嬉しそうに頷いた。
そして、カズオはとても痛快な事を言い始めた・・・・
「この車はなぁ〜選ばれたVIP人が乗る車なんだっぺや!トモコもこれの助手席乗りたいべ〜?」
彼らは、、選ばれたVIPなのだろうか?
禿はトモコの返事を、、、、固唾を呑んで見守っていた。
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜第二話 走行距離とは・・
トモコは、ロバに似た口元を緩めると、、こう語りだした。
「カズ君、いつも泥まみれで穴掘りばかりなのにVIPってwでも、カズ君は将来きっと偉くなるからね!」
何か根拠があるのかは分からないが、、カズオは将来VIPになるとの事。
どうやら2人共気に入ったご様子だ・・・
しかし、禿には秘策があった。この手の人種に、この手の車を売ると、後々確実に揉めるのである、売るのはなるべく避けたい、、
まずは、軽くジャブ程度で「あ〜でも、それ、事故車ですよ!」
しかし、カズオはそんな事は関係ないという、、、
続いて「それと、その車、先日下取りで仕入れたばかりなんですけど、走行距離は16万キロで、保証も無い現状渡しですから、いつ壊れるか分かりませんよ?」
しかし、、、カズオはそれでも良いと言い、走行距離は、メーターをネットで買って交換すれば元に戻ると・・言い出す。
例えば3万キロのメーターを付ければ壊れる事も無くなると言うのだ・・・・!!!そして、車内が見たいと言いはじめた・・
店内へ戻った禿は、仕方無しにシーマの鍵を手に取り、カズオへ手渡した、、
この事が、これから巻き起こる大きな騒動の幕開けだとは・・・
その時点の禿は、まだ知らない。
つづく 【カズオのVIPカー購入記】〜第三話 ガス欠
禿は、しぶしぶカズオへ鍵を手渡す・・・
いくら売りたくないお客でも、展示しているし、現時点で問題も無い状況では、
販売拒否をする事は出来ないのだ・・・!
カズオは慢心の笑みを浮かべ、シーマの鍵を開けた・・・
「いんや〜結構綺麗だっぺ!革もまだ切れてねーし、あ、小島先輩のやつとか、近藤のシーマよりも綺麗じゃねえっぺや!な?トモコ?」
この手のDQNは、必ず「00先輩」や「友人の固有名詞」出してきて、車の比較を始めるのも特徴的である。
そして、運転席に座ると、まずは大きく空ぶかしを行い、小一時間かけて、車内の装備品の点検をし始めるのだ・・・!
それが、例え28万円で込み34万のシーマでも例外は無い。
禿は、「じゃあ、見ててください〜何かあったら声をかけて下さいね!」と言い残すと、
そそくさと店内へ戻った。
それから1時間・・・店内の禿はPCの前に居た。毎日恒例のエロサイトの巡回を確実にこなす為で・・・ある!
大方、巡回も追え、一服する為タバコに火をつけた。
っと、その時、完全に忘れていたカズオ達の事を思い出し、急いで展示場へ戻る・・・
エロサイト巡回に40分、画像取り込みに10分弱、、その後、2chを見て、好きなアイドルのブログを見る事20分・・・
そう、鍵を渡してから2時間も経過していたのだ・・・・・・・・
メタボリックに悩む中年小太りの禿は久しぶりに走った(*´Д`)=3ハァハァ・・・・・
なにせ、DQN専用コーナーは、道路を挟んだ向こう側、100mも離れた場所に置いてある!
乗り逃げされる危険性もあるのだ・・!
しかし、その心配は無用で、シーマはきちんと置いてあった。
だが、、、何か様子がおかしい・・・ズーーーーーーーーーッと、セルを回している・・・
なんか、ぶっ壊れたのか?と、心配した禿は、カズオから鍵を受け取り、キーを捻る。
クランキングはする、、、、、しかし・・・・・・・・!!
あまりにも長時間エンジンを掛けていたため、、大排気量を誇るシーマはガソリンが無くなり、、展示場でガス欠を起こしていたのだ!
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜第三話 小島先輩
ちょwお客さん〜あれから2時間ですよ!2時間〜
そりゃ、展示者は大抵ガソリンが入っていないし、ガス欠起こしますよ!
強きに禿は言い放ったのだが、、
「いや〜すんません、ちょっとマルチ見てたら、競馬放送がやってて、いま小島先輩に馬券頼んでるんで・・」
禿は、大方この手の人間の事は把握しているが、、
競馬を見ていてガス欠を起こされた経験は初めてであった・・・!
てか、小島先輩って全く知らないんだが、、初対面者に何言ってんだ?と思い、
「えと、小島先輩ってのは?」と少々いやらしい質問を投げかけた。
すると、カズオは困るどころか、、張り切ってその問いに答え始めた・・!
「ええ!小島先輩知らないの?この辺りじゃ有名でしょ?00中締めて、その後ヤクザやってる小島先輩!今、28かな?」
禿は、既に40前。
そんな、10歳以上離れたDQNなんて、全く知らない・・・
しかも、カズオは禿自動車から60キロは離れた田舎から来店してきているのだ・・・
まあ、この手にそんな突っ込みいれても仕方が無い・・
「で、どうします?ガソリンも無くなったし、色々見たんですよね?」
っと、その時だ、、カズオの携帯から「氣志團のワンナイトカーニバル」の着メロが流れ始めた・・・
この手のDQNの特徴として、なぜか15分に1度の割合で携帯が鳴る・・・「なんででしょ?www」
カズオは携帯を見ると、すこし嫌な表情をしてトモコを見た、、、
おそらく先輩とかの連絡なのだろう・・・
「はい・・カズオですけど、チワース!ハイッ!今、シーマ見に来てます!ハイッ!」
大当たりの様子。電話口は先輩みたいだ・・・
長い通話の後、カズオは禿に一言のお詫びも無しに語り始めた。
「じゃあ、これ買うよ!34万ね、ローン会社はどこ使ってるの?」
マタキタコレww禿は心の中で、「プッと吹いた」
何しろ、DQNは消費者金融を始め、色々な場所で返済焦げ付きを起こしている確立が、常人の300倍ほど高く、
ローン会社によって審査も違うと信じている・・・
「一応、お0こや、ジャ0ス、、それと、セン00ルですけど・・・」
ケンジは少し考えると「あ〜お0こは駄目だ、あそこは舐めた事言い出したから今バックレてんだよなぁ〜そのセン00ルでいいや」
禿は、これでオワタwと喜び、カズオにこう告げた・・・
「あの、ローン会社は全て底で繋がってましてですね、、一箇所で何かやらかすと、どこも通らないです!!今回は諦める他無いですね、、」
っと・・・その瞬間だ・・・ロバが・・重い口を開き始めたのだ!!!
「私、カズ君のためなら・・34万ならなんとかあるから、お金出すよ!でも、この車の助手席は絶対に私専用だからね!」
一般のお客様の時は、大喜びする所だが、、がっくりした禿をよそ目に、カズオは涙を流してこういい始めた。
「お・・・おま・・ぐっ・・あり・・がどぶ・・ぜってーかえすがら・・ありがどう・・・」
泣くほどの事か!!!!と、突っ込みいれたい禿だが、この手の人種はなぜか涙もろいのも特徴。
崖の上のポニ0を見て、泣いてしまうヤクザもいるらしい。ある意味、ピュアなのだろう。
つづく あ、やべw四話なのに三話って書いてしまったw
お次は、五話ですな・・w 【カズオのVIPカー購入記】〜第五話 契約に4時間掛かったんだが!!
じゃあ、行きましょうか・・
契約書を交わさないといけませんし、現状渡しの説明もありますから・・
ロバとカズオは、禿の裏に付いて事務所に向う・・
この時点で午後2時。まだまだ太陽も高い位置を指していた。
っと、その時だ、またもやカズオの携帯が鳴り響く・・・
「はい!コンチハー!あーあしたの現場スか?そしたら、俺、今車見に来てるんで、、ええ。シーマにします、ハイ。・・でも、車高も落ちてて黒で、いえいえ、騙されてませんから、なんか店の奴も俺にビビッテる感じスから」
丸聞こえだーーーーーちゅうのww
お前になんかビビッテないよぉ〜〜0(。><)0と、言いたい衝動を我慢して、事務所に向う。
しかし、、カズオの電話はまだ終わらない・・
アルミは何がいい、マルチは走行中見れるのか、シートは汚れていないのか?
電話口の先輩は、いちいち下らない事を質問している。
それから30分、ようやく電話が終わるや否や、、「すんません!もう一回車見てくるんで鍵イーすか?」との事。
ハイヨ・・・と鍵を渡した禿は、その後1時間も待たされるのだった・・・・
1時間後、カズオが携帯を片手に、誰かと話しながら帰ってきた。
ロバは店のソファーで寝ている・・・・・
こんな時、普通のお客さんが来たら、、絶対引いて、帰っちゃうんだろうなぁと思いながら、契約を開始!
この時、既に4時前!!!!!!!
34万円のシーマを売るのはとても大変で・・・・・ある!
さて、気を取り直し、注文書を書き、書類の話をして申込金4万円入金モラタ。
その前に、嫌というほど、現状渡しは、渡した瞬間、店を出た瞬間故障してもらOUT(一般の方には、そんな事いいませんよ!誤解しないでねw)
色々と消耗品や外装の現状も把握してもらい、、いよいよ注文書にサインの瞬間だ・・
またしても、、カズオの携帯にワンナイトカーニバルの着メロ・・・・・orz
ってか、もうこの時点で6時前!契約に4時間ww
しかし・・DQNの携帯って・・・・「凄い電池が持つよね?」これは不思議だ。
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜第六話 契約の果てに・・
さあ、4時間にも渡るDQNとの契約も大詰め!
しかし、最後の最後でまたもや先輩から電話を受けたカズオ・・
しかも、最後にかけてきた先輩は、なんと、禿と電話を変われと言い出したのだ・・・!
禿は「なんだよ・・・ウゼー通り越してるわ」と思いながらも携帯相手の先輩と会話を開始した。
「はい、禿自動車代表の者ですが、えと、、、、どちら様で?」
「そこはいつから店やってんです?従業員数は?保証はあるんですか?壊れた車じゃないよな?傷は?車高は何cm下がってる?」
と、怒涛の質問wwwww
もはや・・・これまで・・・・・!
ついに切れた禿は、電話を切り、カズオにこう言い放ったのだ・・・!
「おいおい!勘弁してくれよ!何時間かけて車見たの?君は自分の車買うんでしょう?なんで第3者がいきなり電話で現状確認とかしてくるの?おかしくない?もう売るのやめるから・・」
すると、カズオは、流石に悪いと思ったのか・・
「いや、、すんませんス、あの、買いますし、先輩とか関係無しに、、文句とかも絶対言わないんで、、売ってくださいよ・・お願いします」との事。
禿は、まだ蟠りが心の中に残りながらも、「じゃあ、特別な書類作るから待っててね、完全現状渡し同意書ってのにサイン貰いますんで。」
こうして、同意書を作成する事になった。
1・完全現状販売の為、内装や外装の傷や汚れは完全ノークレームとする。
2・機関系や、消耗品類も、現状にての譲渡の為、納車後の故障は一切保証は致しません。
3・オイル交換や、納車前の軽微な点検は致しますが、そのほかは、現時点での車の状況のまま納車をします。
こんな感じで、第15条の規約を同意する事を約束させ、サインをさせ、ようやく契約書へのサインの瞬間だった・・・
またもや、ワンナイトカーニバルの着メロだ・・・
カズオは即座に電話に出るが、電話口からは、先程の先輩が、ハゲの対応にお冠らしく、「ぎゃーぎゃー」喚いている・・
禿は、とりあえず、「辞める?」本当に壊れても直したりしないよ?
正直に言うが、あなた達暴走族とかでしょ?そういった暴走族のグループの人に車を売ると、、
後から後から、やれ先輩だ、やれヤクザだ、やれバカだと、色々と後で揉めるケースが多くてね。
だからさ、売る前からもうこれだよね?辞めましょうよ!じゃあ、契約を白紙に・・・
その瞬間だ、カズオはけして逆らってはいけない先輩の電話を切り、「後は自分でなんとかします。申し訳ありませんでした」と、土下座をして購入する意思を強健に禿に伝えてきた。
禿も、カズオの潔い行為に少し感動し、、来店5時間後の7時に、本契約を結ぶ事になったので・・・ある!
外は既に夜、、、店内には、いきなり携帯を切られた、怒り心頭の「先輩」がコールしてくるワンナイトカーニバルの着メロが延々と流れていた・・・・
しかし・・・
この出来事は、物語の、まだまだ序盤に過ぎないのだ、、、、
それにしても、ケンジの携帯電話の電池は・・・長持ち過ぎる。。。
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜第七話 契約翌日はまたもや大カーニバルw
忌まわしい契約から一夜が明けた・・・・
5月のさわやかな風が、禿自動車展示場に吹き抜ける・・・
昨日の出来事を、N村や、バイト達に語る禿、、それを聞いて爆笑するN村たち。
午前中の軽いミーティングを済ませた禿は、従業員をよそ目に、さっそく恒例のエロサイト巡回を開始・・・っと、その時だった。
一本の電話がけたたましく鳴り響く・・・・嫌な予感だ・・
早速受話器を取る禿だが、、、予感は当たっていた。
昨日のカズオからの電話である。
「あ・・昨日はどーも、、あの・・です・・ね、昨日いただいた同意書ってのを、先輩が見たら、、怒り出してまして」
キターwwさっそく始まったwというか、あの手の人たちは、家族の様に毎日会ってるのだろうか?ww
なぜ、自分の後輩の注文した車の契約書を見る必要があるのだろうww
「で?」禿はうんざりした感じで対応したが、
「ちょっと、電話変わりますね、、、」と、即座に先輩からのお電話だ。
「あのさ?昨日はなんで急に電話切ったんだ?なんかやましい事があるのかよ?え?」
始まったwwDQNの言いそうな事だ、禿はもう少し耳を傾けた。
「おう?聞いてるのかよ?お前のせいで、カズオは俺にボコボコにされてんだよ!!」
つーか、お前がぼこぼこにしなかれば良いんでは?wwと思いながら、タバコに火を付けた。
「まあ、いいや、今からそっちに行くから!ちょっと話しようや!これでもカズオは俺の弟みたいな奴でね、、、」との事。
禿は、「わかりました、じゃあお待ちしてますね!」と答えた。
しかし・・やつらって仕事とか無いの?wと思いながら、先輩の来店を待つ事に。
60キロも離れた場所から2時間後、一台のフルスモークのY32グランツが禿自動車駐車場へと入ってきた。
一発で分かる車種ww非常に分かりやすい!w
1分後、靴を持つ手が運転席ドアから見え、地面に靴を置く。
そして、全身純白のスエットを着て、セカンドバックを抱えた「先輩」が登場!!!
展示場の1BOX車の陰では、N村が含み笑いをしながらこちらを見ていた・・・
つづく 時々、カズオを、、ケンジと間違えて書いてますがwwご愛嬌w
なんか似てるよね・・・w 【カズオのVIPカー購入記】〜第八話 7人の悪魔先輩の巻
「はじめまして〜!」じゃあ、店内にどうぞ〜w
それで、カズオ君とはどういうご関係で?
禿は先輩に質問をした。
先輩は、「俺は、OO村の田口って者だ、OO村では、鳶の田口と言えば誰でも知ってる。」
「そうなんですか!凄いですね。」と禿は答えるのだが、
「でさ、ちょっとカズオは俺の車の中に行ってろ!土足厳禁なのを忘れんな!」と怒鳴る、、
カズオの顔は哀れにもかなり腫れ上がっていたw田口先輩に殴られたのだろう。
「それで、田口さんはどういったご用件で?」
「お・・おう、あのさ、あいつ俺のグランツを50で買うって約束してたんだよ!4年前に、それを、急に断ってあんたに騙されてんだよ!頭にくるべよっ!!」と、怒鳴ってきた。
禿は、既に朝の電話から堪忍袋の尾が切れている・・・
即座に田口の胸倉をつかみ、こう言った。
「おいおい、あんま舐めんなよ?糞ガキが?お前どこの田舎の村の奴だか知らんが、俺を詐欺し扱いか?あ?あの辺りの不良はさ、俺の年代が仕切ってんだろう?ちょっと知り合いのヤクザに頼んでお前の身元洗うから免許証出せよ!」
とはいっても、禿も禿で、足はがくがく震えているww無論ヤクザなどハッタリだw
しかし、田口は急に大人しくなり・・
「す・・すみません!!わかりました・・・で・・でも、俺のほかにも後6人、あいつがシーマを買う事を反対してる奴らいるんスよ!」
はいはいわかった、じゃあ、売るの辞めるよ。と、禿は言ったのだが、、、
田口は、何か勘違いを起こし、「そしたら俺がさらわれたりする・・んスか?・・・」と始まるw
じゃあ、それだけの用件なら、解決って事で、帰れば?今日の件は無かったと言うことにするからさ。
じゃ、カズオ君呼んできてよ!と言い、田口を店外へ追いやった。
2〜3分後、カズオが事務所に現れ、「へぇ〜禿さんって、凄い人らしいですね!」と、訳の分からない事を吹き込まれたカズオは、
それじゃ、納車お願いします!お金もきちんとトモコに借りましたから、納車が楽しみです!」と実に好青年に変貌し、事務所を後にした。
田口は、最後の最後で、店を出る際空ぶかしをして、逃げていった・・・
しかし、6人の男達とは?
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜第9話 愛とシーマと家族
4日後、車庫証明が出来たと、カズオからの電話が入った。
「今、それを他の書類と一緒に郵送しますので、できれば3日後に納車できないスか?」
禿は、大丈夫だよと答えると、電話口で「失礼シマース!」と、最敬礼を受け、電話を終えたw
そして、6人の反対派の話だが、結局何もないまま3日が過ぎ、見事16万キロのシーマはカズオに納車されたのだった。
納車当日、正装である純白のジャージに着替えたカズオは、トモコと寄り添いながらセブン銀行の封筒に入った30万円を渡してきた。
そして、いよいよ憧れのシーマに乗り込むと、いきなり2人はキスをした・・・・・・orz
DQNは、大概記念日や、誕生日、クリスマスなどの世間の風に流されやすく、、、写真なども大好きで・・・ある!
禿は、トモコとカズオがシーマの前でウンコ座りをしている記念写真のシャッターを押してくれと頼まれた・・・
そして、シーマも、まるで家族の一員のように名前までつけて納車を喜んだ。
あれから、約1週間が過ぎた・・・・
禿自動車に、1本の電話が入る。
この電話こそ、後の禿自動車忘年会や、新年会で語り継がれる事になる伝説の勇者の物語のプレリュードだったのだ・・・
つづく
ワクワクwww
禿さん、お願いだからこのはなしは完結まで書いて下さいよ 【カズオのVIPカー購入記】〜第10話 カーセックルの果てに・・・
けたたましい電話が鳴り響く・・・・
受話器を取ったのは、我らが禿その人で・・・ある!
「はい?もしもし?禿自動車ですが?」
すると、受話器の向こうにはすすり泣く声が・・・カズオで・・ある!
「うっぐ・・・あの、、すいません・・シーマで夜中に山奥公園の駐車場に行って、彼女と会話(セックル?)したりしてて、ちょっと外に出て、車に乗ろうとしたら、インロックしちゃって、その場は諦めて、下山したんです」
うん、、それで?
「はい・・・ジェフ(大概DQNはジャフをジェフと呼ぶw)の人と一緒に車に行って、キーを空けてもらったのは良いんですが、エンジンがかからんくなっちゃったんです」
禿は、ジャフの人間と電話を変わった、恐らくオルタネーターの突然死だろうとの事。
ネットで中古が6000円で出ていたので、今日は引き上げてもらって、中古と交換してあげるから、ウチに持ってきてもらうには・・・遠いなぁ
じゃあ、近くの修理工場へ運んでもらって、そこにウチから中古の発電機を送るから!
それはサービスで良いから、直してもらって!多分工賃1〜2マンだから!
そう言うと、カズオは急に態度を変えてきた・・・・!
「え!なんで?取りに来て直せよ!買ったばかりだろ!!まだ1週間じゃネーかよ!殺すぞ!」との事。
なにを血迷ったのか、現状渡し、あまつさえオルタをオクで落札し、サービスで送ってあげると言う献身的なこちらの行為をも踏みにじったのだ・・・!
禿は、少々頭に血が上り、「おう!じゃあ勝手にしろ!もう電話して来るなよ!現状ノークレームの同意書もあるんだからな!こっちには!」と、電話を切った。
そして、
1週間後、、カズオの先輩と言う、地元きっての悪!
小島先輩が禿自動車に現れたのだ・・・!!!
つづく
禿さん煽っても挑発乗らないから無意味だお。
続きまだ? 【カズオのVIPカー購入記】〜第11話 小島ヨシオ
カズオは地元の先輩の中でも一番恐れられている先輩である、小島ヨシオを呼び出し、
あれだけ説明した現状売りのシーマのクレームを代行してもらうと言った所だろうか?
まあ、大体想像が付く事を言うだろうが、このまま放置していても、うっとおしい。
じゃあ、どうぞ!と、禿は小島を店内へ招きいれた。
「で?あんたは誰なんです?彼との関係は?」
その問いに対し、小島はこう答えた。
「俺は小島ヨシオ、地元では知らない奴はいない、まあ不良やってんだけどね〜」
と、いきなり中学生レベルの一言を発した・・・w
「そうですか、それで今回は、どういったご用件で?」
っとその時である・・!
禿自動車の臨時バイトの、「てつろう」から禿の携帯に電話が鳴り響く・・・
てつろうについては、このスレでもお分かりの通り、何をやっても駄目で、しょぼくれた元ヤンのチンピラだ。
過去に自分の店をオープンするも、翌日倒産。
禿自動車に軽を見に来た女性客にストーカー行為を行い、書類送検、、
出所後、一時はまともにドカタをしていたが、数十万円の貯金が出来た所で、またもや自宅の庭先で「車屋 コンチネンタルマークW」を開店するが、
母親に、洗濯物を干すのに邪魔だと言われ、敢え無く閉店(2ヶ月間で、1台売れた実績はあるw)
そんなDQNなてつろうは「禿さんっ!最近仕事が無くて、仕方が無いんですよ〜!!今日、これからバイトに行っても良いですか?」と、
相変わらずKYなタイミングでの電話をかけてくる・・・・
まあ、めんどくさいし、どうでもいいので、「いいよ」と禿は答えた。
てつろうは、おおよそ電話の向こうで大喜びし、桃のようなほっぺたを膨らませて喜んでいる事だろう。
さて、小島ヨシオに「失礼、ちょっとバカから電話だったので、、で?どうしたいんです?」と質問をした。
「だからよ!ここの店は、売って直ぐに壊れたら!直さないのかよっ!オウッ!ゴラッ!!」といきなり全快モードw
禿は、「一応ねぇ〜保証があれば良いんだけど、現状渡しだし、こちらも当初からこうなると予想して、本人に壊れても保証は無い!と言ってるんですよ?」
しかし、小島は納得しない「んなこたぁ〜しらねーよ!オラッちのカワイイ後輩が困ってんだよ!俺が出てきたからには只では帰らないぜ!」
全く言葉も通じないDQNなのだ・・・・!!!
つづく 【カズオのVIPカー購入記】〜第12話 地獄を見た男!!
禿は困った。
このまま小島ヨシオを突っ返すのは良いのだが、この手の基地外は、自分が相当凄い男だと思い込んでいる・・
しかも、後輩の目の前で、交渉を突っぱねられたら、最悪刃傷沙汰の可能性もあるのだ・・・!バカほど怖いものは無い!
しかし禿は、「でもね、この同意書を見てくださいな、この話は小島さん聞いてます?法的に言っても、隠れた瑕疵も無いし、ちょっと保証は無理なんですよ」
小島は少し、その書類を手に取り、黙りこんできた・・
「それと、今回は小島さんがわざわざ来てくれるほどの故障でもないでしょう?こっちだって、最初は中古パーツを無料で差し出すとまで言ったのに、カズオ君に一蹴されてるんですから・・」
今度は、煽てる作戦である!小島も、大物として扱われる気分を感じ、だんだん良い気分になってきている感じだ。
そして、ここで、「おい!N村!小島さんに暖かいコーヒーでも買って来い!わざわざ来て頂いてるんだぞっ!」と、更に小島を持ち上げる。
小島は少しトーンも下がり、「う〜ん、でもよぉ、社長さんさ、カズオも酷い目に会った訳だし、ここは俺の顔を立てて、今回の修理代6万円+レッカー代2万+出張費用(小島の)5万、計13万は、いや、アンタ物分り良さそうだから10万でどうよ?」
調子に乗ってw出張費用の請求までしてくるw
無論この会話は、禿もきちんと録音している、先程の「温かいコーヒー」と言う言葉は、実は暗号で、録音装置を作動させろ!と言う合図なのだ!
N村はきちんと、録音しているはず。
さて、1円も払う気も無い禿は、ここで反論に出る「あのさ、小島さん?あんたいくつ?さっき出張費用とか言ったよね?あれは完全な脅しだよ?こりゃ、話にならないよ!警察呼ぶからさ!」
小島は少し焦ったが、、「いいや、俺はそんな事は言っていない!ザケンナゴラっ!」といきり立った。
禿は「おい、N村!証拠のテープ出せ!ほれッ!早く!」と、先程の録音テープをN村に渡すように支持したが・・・
N村は、苦笑いをしている・・・・・・そう、すっかりN村のバカは、録音のことを忘れていたので・・・ある!!
小島は「そうか、最初からそういうことが目的で煽ててきてたのかよ!糞やロウ!!こうなったら、舐めてやがんなぁ〜俺は、かつて地獄を見てきた男だぞっ!おうっ!!」と、勢いに乗ってきた。
禿は、「じゃあどうしたいのか言ってみてもらえないか?」と、小島に問いかける。
「だからよ、人をこけにした分に、あの車は本当は、納車されてから50万円の修理代がかかってんだよ!最低でも50は用意しろやっ!」
完全にDQNモード中。
更に「俺は昔、人を刺した事もあんだよぉ〜!そこから鑑別に落ちてな、ヤクザの親分と知り合い、出所後は面倒も見てもらってるんだ、車関係のブローカーもしてた事もあるし、いろんな修羅場を潜ってきてんだよっ!!」
禿は、「こうなったら、もううざいから1万でも渡して帰ってもらおうかと考え出した、警察を呼んでも恐らく相手にしてもらえないだろう、なにしろこの大事な後納車がある、こんなDQNにいつまでも構ってられん」
「じゃあ、小島さんさ、いくらかは負担しても良いが、示談書は書いてもらうよ。あと、ヤクザの親分って言ったけど、どこの人?」
小島は、「そんな事ぁ〜関係ないだろっ!今は訳あって堅気だけどな、昔は相当無茶してた人で、今40歳位で、若いんだけど、見た目で判断しちゃ危ない人だよ、ここらでも名の知れた、元親分だよ!」
つづく >>208
カズオ君wもう少しだから我慢してちょwww 【カズオのVIPカー購入記】〜最終話(前編) 伝説の男の巻
蛇の道も蛇・・とでも言えば分かりやすいだろうか?
禿も、この業界を20年も生きてきた。地元ヤクザも、多少は面識もある。
しかし、40歳前後の、元親分といえば、はげと同じ年頃。もしかしたら知り合いかもしれない・・
名前を聞き出し、知り合いならば、笑って終わる可能性もある、何しろ1万円あれば、ピンサロで3回転コースを堪能できるのである!
こうなっては、1万円も惜しい!
「で、小島さんさ、その人はなんて名前なの?」と禿は小島に言い寄るが、小島も名前を出そうとはしない・・
「んなことぁ〜いいんだよっ!50万払えよッ!おう!こらっ!」
最早完全なDQNモード継続中!禿はピンサロを諦め、
「じゃあさ、1万円なら払うから、これで話つけようか?これ以上は絶対無理だから。なんなら出る所出てもいいけど、面倒でしょ?」
小島は怒り狂う・・・・!
「舐めてんのかよぉぉっぉ!!うおおおおっ!おうっカズオ!ドスモッテコイやぁ〜〜〜!!」
っと、その時だ!またもやKYのてつろうが、「へへへっwお邪魔むし〜w天才てつろうさんがぁ〜バイトに来ましたよぉ〜」と、事務所に入ってきたのだ・・・!
禿は、「ちょwお前、今は良いから、外に出てろよっ!早く!ったく・・KY野郎がぁ・・」
てつろうは、何がなんだか分からない、でも、外へ出ろと言われたので、仕方無しに展示場へ出て行った。
しかし、ここでとんでもない事が起きたのだ!!!
つづく
【カズオのVIPカー購入記】〜最終話(後編) 伝説の男の巻
小島ヨシオが急に静まり返り・・・信じられない事を口走ったのだ・・・!
「てめぇ、汚いぞ!最初から知ってたんだろ?・・・くそ・・カズオ、、今回は相手が悪い・・糞ッ」
何がなにやら分からないのは、禿である!!
いきり立ち、刃物を用意する直前まで怒り狂った小島が、急に大人しくなったので・・・ある!
「な、、どうしたの?何言ってるんだかわからないんですけど?」禿は疑問を問いかけた・・・
「だからよ、お前、、てつろうさんをよぉ・・呼び出したんだろ?・・あの人が出てきちゃ、、俺なんか勝てっこねぇ・・よ」
( ゚д゚)ポカーン と、したのは禿で・・・ある!
なぜてつろうが?ただバイトに来ただけなのだ・・・!
「で、、てつろうが、、何?・・もしかして・・・知り合いなの?小島さん?」
禿が問いかけると、、児島は語り始めた。
「あの人には、俺、面倒見てもらっててよぉ、、ムショ時代にも可愛がってもらってさ・・出所したら俺の組に来いとまで言われてさ・・」
ここで、、全てを禿は悟った。
つまり、てつろうと小島は拘置所か刑務所で出会い、見かけが年を食っていて、一見ふけ顔のてつろう得意の「嘘話」を信じ込んで、、
あのDQNなてつろうを、、、凄いヤクザかなんかと・・・勘違いしている訳だ!w
禿は直ぐに展示場に出ると、バケツに水を汲んでいる途中のてつろうに話しかけた。
「おいおい〜てつろう〜、今、事務所にいる奴知ってる?」すると・・・哲郎はバケツを落とした・・・
「あああああ!!あいつ、、ヨシオだ!!かなり危ない奴なんですが、、俺をヤクザと勘違いさせてるんです、、たまにあいつの地元に行って、今でも族の集会とか呼ばれちゃってて大変なんスよぉ、でも、断ったら怖いから、、たまに行くんです・・」
40前の男が・・・・族の集会・・・・orz
なんてレベルの低い話だろうか・・・?(;´д`)
かくして、小島ヨシオは、てつろうの顔に免じるという事で、その場を去った。
長いDQNとの物語は、こうして幕を閉じたのだ!!
その日のてつろうは、昼飯に大好物のカツ丼が支給されたと・・・・いう。
完
ちょっと、時間が押してたんで、これで終劇とさせていただきまつw
誤字・脱字・スマヌソンw
では、又お会いしましょwww >その前に、嫌というほど、現状渡しは、渡した瞬間、店を出た瞬間故障してもらOUT(一般の方には、そんな事いいませんよ!誤解しないでねw)
つーか、瑕疵担保責任とか知らないの?
現状販売だから責任無しなんてのは通らないのよ。
大体、33シーマみたいな鉄クズを34万も取って現状渡しとか通らないからw
瑕疵担保責任無しの、現状販売がしたけりゃ15万位じゃなきゃな。
妄想か何か知らんが、キチガイ乙! >>215
お前、あっちのスレで有名なDQNだろ?www
二年前で33が34は安いよ?
なにかというと瑕疵っwwwww
ばかなんだね。
現状渡しでオルタ死亡は、完全に隠れた瑕疵に当て嵌まらないよ。
じゃあね和夫君wwwwwww 何が面白いの?
まぁ、特徴はよく掴んでるけど、妄想だってすぐにわかる話。
不良に取っちゃ中古屋なんかカモだよ。
法律も熟知してるし、何をしたら捕まるかどうかなんて心得てる。
交渉だって低姿勢に出るし、交渉でいきり立つ奴なんかいない。
大体、ヤクザなんか名乗らないし、名前なんか出す訳がねえだろ。
まず、不良は金にならない事には食いつかないから、不良が来るって事は店に非がある訳。
1の非があれば、それを10にして飯を食うのが不良。
全うに商売している店に不良なんか来ねえよw
大方、ボッタクり、詐欺みたいな商売をして素人を泣かせてた乞食中古屋が不良に詰められて
悔しくて妄想してるんだろうなw うひょ〜長編乙です禿さんっ!
俺の店にもそんなDQN来ないかな〜
ここ数年かなり激減してるよね。
>>219
まぁまぁ熱くなるなよw
大体、1の非があれば、それを10にして飯を食うのが不良。って、
お前さんの方が悪徳素人泣かせの乞食だって言ってるようなものじゃないかw 大体、中古車なんて売り手と買い手を比べれば圧倒的に売り手がおかしいんだよ。
馬鹿でもチョンでも始めらるる商売だからな。
去年、親戚のガキが中古のマジェスタを買ったんだよな。
けど、納車して三日後に気づいたらしいんだが、エアサスが死にかけてんだよな。
で、店に連絡したら「エアサスは保証対象外です」との事。
ぶっ壊れた車を売っておいて、そういう事を平気で言う訳だな。
相談されたんで、俺が店に行って話を聞いてみたんだが、店の言い分としては
「エアサスの保証なんかしてたら店が潰れますよ」との事。
まぁ確かにそうだ。毎回100万やそこらの車のエアサスの修理なんかしてたら店は潰れるわな。
けどそれなら、最初からエアサスを修理して修理代を価格の乗せて売るのが筋だわな。
ちゃんと修理させたけどさ。
世の中、こういう馬鹿な中古屋が本当に多い。
普通の人なら泣き寝入り、頑固な人なら喧嘩するだろうな。
けど、中古屋の言い分は泣き寝入りする人が良い客で、文句を言う客がDQNになる訳だ。
まぁ、文句は法律、モラルの中でまともに商売をしてから言ってくれって話。 >>223
理想論だね。
世の中そんなに都合良くないの。
君は昔から不良だったのかもしれないけど、
そろそろ考えを変えようよ?
君の言っていることは、君が幼い頃からの過程で書くから良く覚えておくのだよ?
・俺は女に生まれたかった。でも、オチンチンついてきちゃったよね?決められないよね?
・保育園で給食じゃなくて弁当食べたかった。でも、その学校が給食制度なら仕方ないよね?
・クラスで好きな女の子の席の隣になりたかった。でも、うまくいかないよね?
・学校の廊下を走りたいが、廊下は走るなと教師は言う、でも走っちゃうのが君。みんな我慢してるよね?
・テストで点数が悪いとなぜいけない?でも、やはり成績が悪いと良い学校へ行けないよね?
・中卒の何が悪い?高校なんてくそ食らえ!でも、絶対になれない職業も残念ながらあるんだよ?
・就職活動をいくらがんばっても、好きな会社に入れない!男ならソープ嬢になれないよね?
少しはわかったかな?自分の思い通りにならないと怒っちゃうのは、「心の病気」なんだ。
診療内科(しんりょうないか)という病院へ行こう!
きっとそこの先生は君の言うことを良く聞いてくれるはずさw
・ しかし、禿殿!
噂には聞いておりましたが、凄い文才能力です!楽しませてもらいました。
ID:QmNq9NYv←こんなのが世の中実在するというのが、
半信半疑ではありましたが、本当に禿さんのレスの合間に現れてびっくりですw
おかしな考えをしている人は、車屋さんだけじゃなくて、ほかの商売でも「痛いやつ」として思われてるんでしょうね。
今後ももっとお話を書いてください。 >>224
何が理想論?
糞みたいな店は不良に詰められるし、客も離れて淘汰されるだけ。
理想も何もねえよw
死ね >>QmNq9NYv
禿さんの店に行けよ。きっと面白ネタにしてくれるからさ〜www >>226
だからさ、
直ぐに死ねとかしか言えないんだから馬鹿にされちゃうの♪
「不良に詰められる」とか「ボディブロー」とか毎回毎回同じ単語使うなよwバーカw
そして、このスレにも荒らしに来るなよw
俺も業界長いが、未だかつて、、「不良に良いように金を取られた業者なんて一度も聞いたことがないぞww」
メーター改ざんは倍返し、それ以上請求してきたら、中古屋は初犯なら警察沙汰になる方が得。
大体やくざの餌になるような店は、元がチンピラのやってる中古車屋ゴッコの店だけ。
お前ね、本気でヤクザが来ようが、潰されそうになったら刺し違える気持ちでやる物なんだよ?商売ってものは。
だから、金融物のセルシオのって満足してオナニーして寝ろw
嫌な事があって、鬱状態なのはわかるから、明日はとにかく心療内科に行け。
マジで行けよ、こんな板に何日も何日も一日中張り付くなんて、異常だぞ?手遅れになるぞ!
妄想面白いねw
俺は、このスレ主の言うDQNにあたる人間かも知れんが
今まで何度も中古店を詰めてるけど、全部解決させてるよ。
悪徳店ってのは、内容証明郵便をやろうが裁判をしようが無視だからな。
しまいには「警察でも何でも行け」と開き直る。
逆にヤクザ者の名前を出してくる店も多いよ。
そんな時は俺達不良の出番で、徹底的に店を詰めるよ。
失敗なんかないし、このスレに書いてあるような結末は有り得ない。
俺達みたいな不良に詰められて、妄想で自分を慰めてるんだろうね。
イジメられっ子も、イジメっ子を倒す妄想をやるって言うだろ? まさにそれ。
スレ汚し悪かったな。
妄想はベッドでやれよな。 あと、どうせ捏造か自分の体験談なんだろうが、マジェスタの話ね、
まず、買いたい人はお前みたいな基地害だけじゃないの!
安く手に入れて、エアサス外して、安全な車高調を組む目的で安いの探してる人もいれば、
自分で治せるから、少し難アリでも買う人もいるのw
お前みたいに、直してから売れとかいうやつばかりじゃないし、
少しの故障なら適当に乗り潰す人もいるんだよw
お前の言う「筋」ってのは、ただのガキの我侭だ。
まさに「理想論」だ。
まずは、精神安定剤を飲め。 >>229
詰めてるって言葉お願いだからやめてww
もぅ笑いすぎて腹が痛いwwwwwwww ヤクザや警察がだめで「不良」は良いんだwww
不良ってヤクザになりきれない、精神年齢が中学生で止まってる30代、40代のDQNだろ?w
40代で、10代のB−BOYが着る服とか平気で着てるもんなww
なんか、
お前の言うこと全て、自分自身に言い聞かせてるんじゃないの?
妙に必死だし、、
なんだかオラ、メルヘンなお前が、怖くなってきただwww (今頃必死になって、顔を真っ赤にして反論書いてるんだろうねwwタイピング遅いし、馬鹿だし、俺はもう返事しないよwおやすみ) >>230
頭おかしいのか?
誰もそんな話してねえし。
何の話をしているんだ? お前は中古屋を詰めるかwそーか、そーか まぁいろんな人間がいるから妄想だけにしときなよ なんだ。やっぱり馬鹿しかいないのか。 逃げんなよクズw
それとな、不良=ヤクザの事だから。
リーゼントのツッパリでも想像したのか? ヤクザじゃないと言ったり、ヤクザだって言ったり、自分で書いたマジェスタの話を忘れちゃったり、、、、、
自律神経失調症状だな。 禿さん復活オメデトウ!!
おかしなDQNが沸いてるが、
だ〜〜〜〜れも支持してやらないから、完全に暴走しちゃってるね。
今まさに、自演する為に、ダイアルアップ2窓とか、携帯からモバイル&PC入り口でID変えて、
自分擁護とかし始めそうですけどね^^
いまどき、ヤクザが一般小売店に第3者で現れて、話し合いに顔を突っ込んだら、上部責任で、組長クラス引っ張られますから、
たかが10万〜100万の車のエアサス修理で出張るとか「100%」ありえませんね。
自分の知り合いの暴力団の方は、親に面倒かけないようにしなきゃと、日常の喧嘩もうかつにできないと嘆き、
今年から一般人に戻って、就職するそうです。
おそらく、行き場のない下っ端のチンピラが、うつ病にかかって粘着書き込みしているだけでしょうが、
気持ち悪いですね〜! 因みにID:QmNq9NYvのDQNは、他のスレでも荒らすだけで、幼稚な文を書きなぐるだけです、
都合が悪くなると、必ず一人の擁護人が現れ(携帯ID)まして、
毎日このくらいの時間になると消えます。
恐らく、明日の朝からの土木作業に体力的な負担をかけまいとの配慮かと?
金融流れのセルシオに乗り、ディーラー信者で、中古店に「異常」なほどの敵対心を持つ、
おかしな人です。
恐らく雪国に住んでいる様子で、土方が急に雪で仕事が中止になると、
そりゃもう朝から今頃まで粘着してます。
同じ単語を使うのが特徴で、「ボディブロー」「詰める」「不良達」が圧倒的に多く使われてますね。
もう寝たでしょうが、布団の中で携帯から見ている可能性もあるので注意が必要です(笑 しかし、今まで禿さんのスレにここまでDQNが沸いたのは初では?
ある意味記念すべき事かな?
今頃風呂から出て、あのDQNが最後のROMをしている可能性もありますので、
今日は私もこの辺で消えます。
ヤクザと名乗らなければ何の問題もない話。
普通に民事の交渉をしてるだけで何で捕まるのかな?
あと、日本での年間行方不明者数知ってる? 全員が家出なのかな?
皆が皆、法の内側にいると思っていると危険だよ。
世の中にはキチガイがいるんだし、面子が潰れる位なら刑務所に入るって人間は沢山いるからね。 あら、お風呂上りですね^^
うんうん怖いね。
キチガイがいるというのは、あなたが証明してるからわかるよ〜
ヤクザと名乗る名乗らない関係なしに、当局の暴力団構成員名簿に乗っている人間が犯罪を犯したらばれちゃうんだよ〜〜〜〜??
でも、ヤクザに憧れて、未だ中学生の精神状態の君は、
捕まっても「精神異常者」として、責任能力の欠如で懲役を免れるから刑務所行きは無いね〜〜〜〜♪
>あと、日本での年間行方不明者数知ってる? 全員が家出なのかな?
このせりふ、昔ビーバップハイスクールで見たよぉ〜〜〜♪
漫画も好きみたいね〜〜〜♪
それじゃあそろそろ遅いからお休み♪良い夢見てね♪
堅気にもいかれたのが腐る程いるのを知らないんだねw
可愛いなぁ リアルじゃ目も合わせられないのに、ネットじゃ強気に出来ていいね ほうほうIDが変わったから、自演始めたよww
携帯片手にご苦労さん!DQN金融セルシオ海苔の自称ヤクザさんwww
さあ、明日も寒い中穴掘りだぞ!
そらっ!寝た寝たww しかし、
いい歳して、「目が合うとか目があわせられない」とか・・・・・
まじめに精神年齢の成長が止まっちゃってるんだねぇ・・・・・・
それって、平成元年頃の、10代の発想だろ・・・・・
なんだか少しかわいそうかも。 数年前の禿さんの話で、
「過去からワープしてきた男」みたいな題名で、
昭和の頃の発想のDQNの話があったんだが、覚えている人いるかな?
そいつの車が、禿さんの店を去ったとき、バックトゥザフィーチャーみたいに、車の走り去った跡に、
タイヤ痕がメラメラ燃えていた・・みたいな話。
そこに、セルシオ海苔君そっくりな人物像が出てきたんだが、
もしかして、禿さんのスレに粘着してるから、すでに禿さんの店に行った客かもね。 禿さんの本出たら、結構買うやついるかな?
今までの話が、まあ伏字になる所もあるだろうが、
全話掲載されて、300ページの本とか出たら2000円位までなら平気で買うな、俺w
てか、ガタピシとかの作者に、禿さんの話を漫画化させたい。
お前らは、禿さんの本でたら買う? しかし、20代の不良やってるガキって、
ちょっと「俺も昔はいろいろやったよ・・00とか知ってるだろ?あいつは俺の2コ下でねぇ〜」
とか、ちょっとヤンチャなやつの名前を出すと、目を輝かせて、「社長さん!すげー」モードになるよな。
なんか、ゆとり教育なんかもしれんけど、この先の日本、詐欺に騙されまくるんじゃねー?今の若いやつら。 >この先の日本、詐欺に騙されまくるんじゃねー?今の若いやつら。
ありえるなー。
ところで常識で考えれば詐欺だろう、というケースでも
詐欺罪って成立するのだろうか?
例えば、「これは麻生首相の幼少時の髑髏です」といって
売りつけたケースとか。 >>252
俺、3500円のデラックス版でも買います!
>>254
アソウのは買わないんじゃないw
ユッキーナのなら買うよ。今の厨房男子ならw さて・・・
そろそろ、お次の物語を。
イパ〜〜イあるから迷うww あ、コテこれかw
時々コテIDが、2〜3種類変わる時が有りまつwなぜかというと、コテのワードを忘れてしまうからでつw
えと、『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』
『デスラー閣下来店』
『焼き芋男爵』
『DQNなタカシ君のセルシオ購入記』
『大人気!てつろう君の今』
『車内でドラクエをクリアした男』
どれにするか迷う。。。 >>禿さん
確か、自分の名前がワードだ、これなら忘れないぜwといってなかったかw 『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第一話〜勉強するなら金をくれの巻
「バサッ!男は、下取り車のビニールシートを一気に取ると、そこに現れたのは・・・!!」
2008年の夏の昼下がり、禿自動車の展示場に、1人の奇妙な男が徘徊していた・・・
禿は、なんだか胸騒ぎがしたのだが、とりあえず声をかけてみることにした。
「あ、いらっしゃいませー!今日はお車を見にいらしたんですか?」さわやかに語りかけた。
すると男は、少々怪訝そうな表情をしたかと思ったら、つぎの様な返答をしてきたのだ・・!
「うん、まあね。でも、俺の持ってる秘蔵車を下取りしてくれんなら〜このレガシィB4が欲しいなぁ、凄い値打ちの持ってッから、どう?」
禿は、どうせ古〜〜〜〜〜〜いベンツとか、BMとか、そんな車なんだろうと思いながらも、
ハイ、当社で拝見させて頂き、価格があえば、無論下取りを致しますよ!と答えた。
この時の、禿の迂闊な返答が、、、
この後、長い長い物語の引き金になるとは・・・・この時の禿は知る由も無かったので・・・ある!
つづく
>>261
そでつww
今のコテは自分の名前のでつww
これで暫く書き込みします〜(^▽^〃) 『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第二話〜勉強するなら金をくれの巻 後編
男は喜んだ。
そして、次の瞬間、、またもやとんでもない事を言い出したのだ・・
「んじゃ、今から俺の家に行って、車見てもらうべか?あれは200万はすると思うだ。社長さんよぉ、気に入ったら、このレガシーが80万だから、下取りの残り120万はキャッシュで頼むっぺや!」
200万の下取り車・・・?高年式ベンツや、NSXでも持っているのだろうか?禿はふと疑問に思ったが、、
「ま・・あ、、値段が合えば、、、ですね、、、」と返答した。
男は、鼻の下に指をこすらせながら・・「へへへっ・・こりゃ、、話が分かる社長さんだな!気に入った、んだば、俺の軽トラの裏さついてきてくれや〜」との事。
禿は「あ、でも、その車種はなんて車なんですかぁ?」と聞き返したのだが、
「それはさ、お楽しみだっぺよ!まあ、直ぐそこだから、ちと付いてきてくれ。んじゃ、いくっぺよ!」と、話をドンドン進めていく。
更に、「値引きとかは良いからよ、アレだったら、1円でも多く現金にしてくれっぺ!」と、おおはしゃぎ。
ちょうどその日は、従業員達も2人待機しており、「暇」だったので、「すぐそこ」という言葉を鵜呑みにした禿は、愛車である禿自動車の代車「平成3年式アルトエポ」に滑り込み、
男の軽トラを追う事となったので・・・ある!
壮大なな追跡劇が、、幕を上げた瞬間だった。
つづく
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第三話〜ガソリンスタンドにて。
禿自動車は、3キロほど走ると、高速道路の乗り場がある。
その入り口の直ぐ手前に、ガソリンスタンドがあるのだが、男の軽トラは、そのスタンドへ滑り込む様に入っていった。
禿も燃料がカラッポに近いアルトに「1,000円分〜!レギュラーお願いシマースw」と、臆する事も無く、スタンド店員に告げた。
この当時、原油価格が高騰しており、リッター辺り160円上!!1,000円では、6リッター程しか入らない・・・
でも、すぐそこまでだし、、、禿はそう思って1,000円分を頼んだのだが・・・
男は豪気にも、満タン給油を開始。
更に・・・「社長さん〜俺、サイフ忘れちゃったから、、5000円貸してくれないかな?」
軽トラへの給油は既に始まっている・・・顔見知りのスタンドで恥をかくのもなんだと、、甘い考えの禿は、しぶしぶ5000円を貸した。
男は「家に帰ったら金なんていくらでもあっから〜直ぐ返すからよぉ」と笑顔で返答してきた。
2人とも給油を終えたのは、その5分後。まずは軽トラが国道へ出る、、そして、禿のアルトもそれに続く・・・・
しかし!男は、、、そのまま高速道路へと入っていく・・・・!!!!!
「おいおい!ちょwww俺、6リッターしか入れてないんだぞ!!と・・思いながらも、貸した5000円、下取り車を見に行く為・・・仕方無しに後へ続く禿。
物語はまだ、、始まったばかりだ・・・!!
つづく
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第四話〜「おいおいおいおい!!!」の巻
高速へ入る2台の軽自動車。
この時禿は、「どうせ次のインターで降りるだろう、、しかし、あのおっさん、高速代も無いんじゃねーのかぁ?」と、胸騒ぎが収まらない。
しかし、予想と言うものは、得てして外れる事が多いのだ・・・
男の軽トラは、自足100キロのスピードで、白煙をもうもうと噴き上げながら、、一つ目のインターを通過していく・・・
焦ったのは、我らが禿である!なにしろカラッポのタンクに、6リッターのガソリンしか入っていないのだ!!
「この次か・・・?しかし、後16キロ先・・・ヤバいんじゃないの・・・俺?」
そう思いながらも、男の軽トラに必死で付いていく。
しかし、現実は残酷な方向へと向う・・・・
男の軽トラは、白煙を噴出しながら、、次のインターをも通り過ぎる。
この時、禿自動車から走行した距離、、26キロ・・・!
ガソリンも、、あと2〜3リッターあるかどうか?軽自動車は、高速道路では、激しく燃料を消費するのだ・・
次のインターまでは、、、18キロ。
禿は、「どこがすぐそこだ!!!」と、少々頭に血を上らせ、、男の軽トラの前に出ようと速度を上げた・・
しかし、男は、チラッと禿を見ると、、、なぜか速度を上げ始める!!
どうやら、「おいおいおいおい!オッサン!遅いぞゴラ!」と思われていると勘違いしているらしい・・・orz
しかし、意地でも男の前に躍り出たい禿、それに対し、負けじとスピードを上昇させる男。
2台の軽自動車のデットヒートが始まったので・・・・ある!!
つづく
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第五話〜あいや!参った参った!の巻
「ブルルルルルルル〜ン!」禿のアルトが前に出ると、
「ガラガラガラガラガラガラガラ〜〜っ」と異音と共に速度を上げる男。
しかし、2人のデットヒートは、2速ホールド走行を演じた禿に軍杯が上がった、、、
一旦軽トラの前に出たアルトで、すぐさまハザードを点等させた禿。
「あいや!参った参った!そっちの車のほうが速いなぁ〜!」と男は言っていたが、
禿の深刻な表情を感じると、、
ようやく事態に気が付いた様子で、路肩に車を止めた。
禿は「ちょっとぉお客さん〜!もう!どこが直ぐそこなんですか!!既に40キロは走ってますよ!あと、ガソリンが無いんで、次のインターで降りてくださいよ!」
男は、「あっれー?そんなに走ったけぇ?まあ、社長さんの車がガソリンがないんだば、、次で一度降りるっぺ」
話は意外とスムーズに終わった。
次のインターは、後6キロ!その位ならばガソリンも持つだろう。
10分後、とりあえず、インターを降りた禿は、アルトに3000円分のガソリンを入れた。
そして、男の軽トラに近づき「すいませんけど、あとどの位で到着するんですかぁ?」と質問を投げかけた。
男は、「あいや、もう直ぐだびゃ!それ、そこのバイパスを真っ直ぐ行って、あと小一時間って所だべ?」
小一時間!!!と、こんな事で驚いていたら、異界から来たお客の相手は務まらない。
禿は、「じゃあ、とにかく行きましょう、でも車種だけは教えて下さい!」と念を押した。
男は、「まっ〜だぐ、せっかちな社長さんだなぁ、も〜仕方ない、スカイラインだよっそれも一番良い奴!!GT−Rの新車だよ!」
驚いたのは、禿である!!スカイラインのGT−Rと言えば、新車だと2007年暮れに発売されたプレミアムスポーツカーだ・・
下手すると、、400万円以上の下取り価格である・・!
「え、でもそれじゃ値段が合わないでしょ?200万で良いんですか?」
男は、チラリと禿の顔色を伺うと、、「あの車なぁ、俺の死んだアニキのだったんだけんど、俺は200、いや、300万なら売ってもいいと思ってるだ。」
いきなり100万円のUPは謎だが、、、
何はともあれ、禿の顔色にも笑みが戻る。
ガソリンスタンドの店内へ入り、冷たいアイスコーヒーを2本購入して、男に差し出してあげる始末である。
こうして、一路GT−Rへ向けて、禿の追跡劇は続くのだった!
つづく
でそこにあった車は、20系前期セルシオでしたと。
下取り10万円を告げると男は激怒
貸した5000円も返ってきませんでしたと。
おわり 『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第5話 「ぇ?」の巻
あれからどれくらいの距離を走行したのだろう・・・・・・・
高速さえ上がらなかったが、先のガソリン代5000円の貸し、続いて高速代金1200円の貸し、、
あたりはすっかり夕闇。
気が付けば、走行距離は禿自動車から出て、、200キロはゆうに超えただろうか?・・・
っと、その時、男の軽トラが道路の脇に停車した。
「ふぅ〜〜ようやく到着かぁ・・・」禿は作り笑いをしながら、男の軽トラへ向う。
しかし・・・男は、なにやらセルをしきりに回し続けている。
嫌な予感がした。
そう、男の軽トラは、、目的地へたどり着いたわけではなく、ただ単にガス欠に陥ったので・・・ある!!
禿は、「ガソ・・リン・・・無いんじゃ・・・無いですか?」と重い口を開けると、、
男は「案外そうかもわからんね?」と、随分客観的な返答をしてきた・・
「でも、直ぐそこだから!軽トラはここさ置いて、社長さんの車で行くべや!なぁ〜に、家さ行けば買い置きのガソリンもあるがら、」
もうどうでもよくなってきた禿だが、仕方無しに男の要求を呑み、一路男の館を目指す。
だが、アルトの燃料も無くなりかけていた、、、
しかし、本当にもう直ぐそこだと言う男の話を信じずに禿は近くのスタンドで滑り込んだ。
とりあえず満タンに給油をし、国道を北へ向う・・・後どれくらいなのだろう?と、男に話しかけようとした瞬間だった。
ガソリンスタンドから、僅か200mで、、「あいや!ここここ!ここさ止めて!」との事。
(今回は本当だったのね・・・・orz)
そして、男の家に到着したわけだが、、、これまた奇怪で奇妙な、、、
長屋の様な一軒家、、、家の前の塀は崩れ、ポストは傾き、、、
車を誘導された庭先には犬小屋が4つもあるのだが、もちろん犬は居ない。
頭から庭に入っていった禿を、外に出た男は「バックオーライ!」と奇妙な誘導をしてくる。
とにかく、、目的地へと到着を果たしたのだ・・・・!
つづく
>>269
カズオ君だね?^^
セルシオ好きでつねww
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第六話 バカの巻
男は、この様な人間特有の、「家さ上がって、茶でも飲んでいけ!」の様な接待はせず、
直ぐに貯蔵用のガソリンタンクと、一つの封筒を持って外に出てきた。
軽快な動きで、ポストを覗き、中に入っていたおかしな封筒を破り捨てたかと思うと、
禿の車の助手席へ乗り込んできた。
「ふぅ、、まんず、疲れたっぺや、これがガソリンでぇ、これが車のキーだべ。」
禿は「あ・・・の、、下取り車は?どこに?ある・・・んで・・すか?」
と聞き返したのだが、「だがらさ〜社長さんの店の近くさ、俺の仕事場の置き場があるんだんべ!そこのガレージさ入ってるべ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「チョ、、じゃ、、なんで2台でわざわざ、、ていうか、鍵を取りにきた・・・だけなんで・・・す・・・か?」
男は、なんともない表情で「うんそうだべ。じゃあ戻ろうかぁ」と、言い返してくる。
もう、何を言っても始まらない。
高速へ向う途中、軽トラに燃料を入れ、GT−Rを2〜300万円で下取りしたらB4を買うと言う条件、そして、代車は今乗ってきたアルトを出すという条件で、
アルト1台で店に帰ることにした。
禿は内心GT−Rを300で取ったとしても、B4の差し引きで230、、、うん!悪くない。
こんな話ばかげているかもしれないが、平成8年のNSXを50万で下取りした同業の実例もある。」
意外と、車に無頓着で小金を持っていて、面倒くさがりの人物は、ベンツのSクラスを800万で購入して、
3ヶ月で飽き、200万で売却する例など、こういった実例は意外と多いのだ。
もはや、GT−Rで、高速を走る自分のイメージを浮かばせながら、禿は、男にマクドナルドのビッグマックを振舞う等の接待をこなし、
長い道中を、笑顔と楽しい会話で禿自動車へ向って、アルトを走らせた。
時計を見ると、時刻は夜8時。
待望のGTーRの対面まで、、、あと僅かだ・・・!
つづく
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第七話 消えた男巻
あれから2時間。
禿自動車まで後30分位で到着する!
っと、そんな時だ、男が急に小便をしたいと言い出した!
それでは、と、道路の脇に車を寄せ、木が生い茂る雑木林脇で車を止めた。
男は「出物腫れ物〜ところかまわずぅぅぅ〜」と叫びながら森の奥へと消えた。
しかし、、5分・・・・10分・・・何と20分経っても男は姿をあらわさない!
まさか・・「いままでの全部パー??」と、思いながらも禿は森へ男を捜しに行った。
やぶ蚊に数箇所刺され、、真っ暗闇の森の中、禿はついに力尽きた・・・・
「くそっ〜!あの野郎!!!!!!!!!」怒りがこみ上げてきてどうにもならない!!
っと、その時だった。
奇妙な音が、暗闇から聞こえてくる、、、「シャリシャリ・・・シャリ・・」
音の方角へ目を向けると、「男」がこちらに向って歩いてきた!!そして、手には数個の梨を持っている。
「いやいやいや、そこで小便してたらよぉ、ちょっと向こうに梨園が見えたがら、少しし失敬してきたっぺや!」
なんと、男は、梨を頬張りながら、、暗い森の中から現れたのだ!
「ふぅ〜」というため息が禿の口から漏れた。
と、同時に、N村から電話がかかってきた。
「あのぉ、社長?もう9時過ぎてますんで・・・俺、あがらせてもらいますわ」との事。
禿は、ハイハイどうぞ〜と言うと、男に「早く行きましょう!」と声をかけ、
全速力で禿自動車へ向うのであった。
つづく 『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 第八話
30分後、2人は禿自動車近くの「男」の資材置き場へ到着した。
その場所は、、、
禿自動車から、歩いて2分の距離・・・・・・・・orz
しかし、、、まぁ・・・・それは置いておいて、、と、
「さて!お車見せてください!」禿はハイテンションで・・・言葉を発した!
しかし、男は「あんれぇ・・・鍵間違えたかなぁ・・・」と、ガレージのシャッターにどんな鍵をさしても回らない・・・!
禿は今一度往復4時間は勘弁して欲しいと思い、、、木造のガレージの裏手に回ると、、、
30cm程の人が通れそうな隙間を発見した。
そこから入ろうと言う提案に、男も同意し、内側からシャッターを開ける事に成功したガレージが、ついに禁断の扉を開く!!!
そこには、大切そうにビニールカバーがかけてある、1台の車が現れた。
男は、「へへへっ、これこれ」と、にやけながら、そんじゃいくべよ!社長さん!っと、
ビニールシートを取り去る・・・・
「バサッ!男は、下取り車のビニールシートを一気に取ると、そこに現れたのは・・・!!」
な・・・・・
そこには、、、新車のGT−Rの姿は無く、、、R33スカイライン2.0GTSオートマチックが・・・置いてあった・・・
禿は「・・・・・これ・・が、あれですか・・GT−R?」と問いかける。
男は、満足げな顔で、、、「そ!”ほぼ”新車だんべ、距離も8千キロ走ってないべ、いい車だんべ?」
ボディは、、そこそこ綺麗で、、距離は、男が桁を間違えていて8万キロ、、ノンターボ、、AT、、、「ゴミ」に近い代物だ。
禿は「勘弁してくださいよ!!これGT−Rじゃないじゃないじゃないですかっ!!しかも、15年前の8万キロじゃない!!」と、少々怒鳴り君に男に対し叫んだ。
しかし、、男は、「あ、、GT−Rってのは、俺がほら、若い頃さ、スカGってののGT−R乗ってたんだども、あれよりも速いし、綺麗だんべ?」
と、性懲りも無い事を言い出す・・・
「はぁ・・・・」と、大きなため息をつく禿。
そこへ、、1人の奇妙な人影がこちらに向って歩いてきた・・・・
次回最終回
『下取り車を見せたい男〜追跡200マイル〜』 最終話
「社長〜な〜にしてんですか?」
暗闇から現れたのは、、従業員のN村だった!
「なんだか、帰ろうとしてたら、急に店に車を置いて、こっちに歩いていくのを見たんで・・付いてきたんですけど・・」
N村はそういうと、、男の顔を見た、、、そして、、とんでもない事を言い出したので・・・ある!
「ああ!お前、この前のパンク修理代バックれた親父!」
すると、男は、、
「おいおい!兄ちゃんよぉ、俺のアニキはこの車ぁ、お前の店で買ったんだぞ?」
N村は「それって、10年以上前でしょ?保証とかも切れてるし・・」
禿は、もうどうでもよくなり・・・
「じゃ」と、最後の挨拶を男に告げると、、その場を後にした。
1時間ほどでN村が店に帰ってくると、、
「社長、あの親父知らないの?あれ、嘘ばっかり言う奴で、もう2〜3回契約書まで交わしてバックレてる基地害なんすよ?」との事。
しかし、ここで禿は「ハッ」と我に返り、、
貸したお金の事を思い出した。
すぐさまあの忌まわしい場所へ戻ると、、男は放置してあった為、バッテリーの上がったスカイラインのキーを捻っていた・・・
「ああ・社長さん?この車もう、自分で乗るよ!毎週WAXかけてたのに、、しかし、あれだね、俺の職場の若いのは、スカイラインジャパンって言う古いスカイラインを、100万で買ってんだ。」
と、意味不明な言葉を発し、続けざまに、、
「これは、あんなのよりも速いし、綺麗だし、新しいっぺよ、、もうこうなったら、100万でどうだ?捨て値で泣いたるわっ!」
もう、こうなったらこの手の人種は、、、お手上げで・・ある。
禿は、優しく囁いた。
「うん、じゃあ自分で乗ろうよ!それと、さっき貸したお金、直ぐに返してもらえるかな?」
男は、血相を変えて・・「おいおい、じゃあ。いくらなら欲しいんだよっ!!はっきり値段を言えよ!」と逆切れ。
禿は、あまり刺激しないように、「そうしたら、外人さんなんかが、欲しがるんじゃないかな?」と伝え、
なんとか1万円を受け取ると、貸した金額を抜き、お釣りを手渡した。
「それでは・・」と、禿はその場を立ち去ろうとしたが・・
男は最後にこう告げてきた。
「社長さん、アンタ気に入ったよ。良い度胸だ。よしっ!0X連合会支部長の俺が、この車、80で売ったーー!!どうだ、これで・・・」
その話の後は、禿ももう覚えていないと言う・・・・
それから半年後、禿は納車の為、あの忌まわしい男の自宅付近を通りがかった・・・
後もう少しで男の自宅、、、に着く前に、
ガス欠で、路肩に乗り上げて置いていった軽トラが、、未だにその時の状態で、放置されていたと・・・いう。
完
エピローグ
この話は、まだ去年体験したんで、良く覚えておりまつw
因みに、スカイラインは、全然違う場所で購入してたみたいでつw
半年後に見た、路肩に置いてあった軽トラ、ちょっと気になってフロントウインドを覗くと、
半年前の2008年8月より、
2年以上前の、2006年5月に車検が切れていましたww
世の中は、数奇で奇怪な出来事がイッパイ蔓延しているのでつww 面白かった、ご苦労様です
時間が取れれば一日一話でお願いします
いやぁ〜そこらの小説なんかよりぜんぜん面白いね。
これでノンフィクションなんかを書かせたら、もっと凄いでしょうね!
禿さん乙です。
一日一話、酷かも知れませんが、出来れば読みたいですね。 禿さんに代わって、同じ業界人としまして、
今のスカイラインの相場を書くと、
ハコスカ=2ドア150〜200万円 4ドア100〜150万円 GT−Rは400〜500万円
ケンメリ=2ドア200〜300万円 4ドア100〜200万円 GT−Rは1000〜1500万円
ジャパン=2ドア80〜150万円 4ドア40〜100万円 GT−R設定無し
R30鉄仮面=2ドア50〜100万円 4ドア20万円〜80万円GT−R設定無し
R31セブンス=2ドア30〜80万円 4ドア10〜40万円GT−R設定無し
R32=2ドア3万〜60万円 4ドア1〜40万円 GT−Rは60〜150万円
R33=2ドア3万〜80万円 4ドア1万〜50万円 GT−Rは100万〜200万円
R34=2ドア40万〜150万円 4ドア20万〜100万 GT−Rは300〜500万円
てなもんでしょうか?あくまでも小売でね。
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』 第一話〜りんごおじさん!の巻
これは、2年ほど前の、夏の暑い日の出来事で・・・・・・ある!
8月の半ば、セミが鳴き、炎天下の太陽が、禿の後頭部を容赦無く照りつける・・
いやぁ〜暑い暑い・・・と、禿とN村は、禿自動車に設置してある自動販売機でジュースを買う事になった。
2人は、自販機へ向かう・・・・
っと、その時だ、自動販売機の脇に、タバコをくゆらせながら、大きな荷物を背負い、黒いスーツを着込んだ、、男爵が立っていた・・!
はじめは、頭の一部のどこかが、「調子の悪い方」かと思い、N村も禿もスルーして、自販機でジュースを購入しようとしたのだが、、
「あんのぉ〜そこさ置いてある軽四輪は、調子さ良いんですかのぉ?」と話しかけてきたのだ!
男爵の問いに、(ヤバッ。。客だったのか!)と慌てた禿は、ジュースを買うのをやめ、
「ハイッ調子良いですよ!これは、ダイハツの・・・・」と、説明をし始めたのだが、、
男爵は、「のど・・・・・渇いでぇねぇが?」と、いきなり話を変えてきた。
禿は、「ああ、こんなに暑いですからね〜」と、さわやかに返答したのだが・・
男爵は、今度はN村の方に顔を向け、「お・・おめは?どうだ・・?の・・のど乾いでねが?」と質問をする。
N村も「暑いし、そりゃ、、乾いてますが、お客様?軽自動車のお話では?」と、万全な対応の答えを返す。
男爵は、「あぁ、そうだや、これ、もらおがな・・なんぼ?」との事。
その車は、車検が1年あり、乗り出しコミコミ65万円のムーブだったのだが、男爵はエンジンもかけなければ、試乗もしないでも良いというのだ!
何かおかしな雰囲気を感じた2人だが、、とりあえず事務所に入り、商談をする事となったのだが・・・・
つづく
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』第二話〜おめが先だべ・・の巻
涼やかな事務所に入る3名。
まずは、契約内容の話をしようと、禿は男爵にこう告げた。
「では、あちらのムーブをお買い上げということで?よろしいのですね?・・・まず、お支払いの方法は?」
すると、男爵は、思いもよらぬ事を口走り始めた。
「ちょっどまで、おれはかうがもしんねが、そのまえさ、おれの方の商売もさせでぐれ・・よっごらせ」と、荷物を降ろした。
荷物のリュックを開けると、、そこには怪しいガラス瓶が何本も見えた、鬼の絵のような、何か絵がラベルに書いてあり、濁った白い液体が見えた。
そういえば、さっきから「のどが渇いたか?」としきりに聞いてきている、、、禿とN村は、即座に男爵の思惑を理解した。
(ここで、気が付いた読者様も多いと思われますが、男爵は、良くある「青森りんごジュース1本480円で買ってくれというお決まりの話だが、99ショップでは2本で99円とかで売ってるやつ。」を売り歩く、、行商人だったのだ・・・!!)
あらかた気が付いた禿とN村は、「あの、それで、青森のりんごジュースとかを、購入してほしいとか?・・・ですか?」
禁断の言葉を男爵に投げかけた・・・
男爵は、「あ・・・う・ん。だば、買うかや?1本350円でいいべ。」との事。
冷えてもいない、、250cc位のビンで、、賞味期限も書いていないりんごジュースが、、350円!!た・・・高い!!
N村は、「でも、、ですよ、それは、お客様の商売のお話で・・今回のお車の購入と、、直接関係が・・無いのでは?それに、それ高いんじゃ?」と言い放った。
どーしようも無いバカなN村で・・・ある!!この手の人種に、そんな話をしても「一切」通用しないのだ!!
次の瞬間、男爵は、禿の予想通り、大声で叫んだ・・・!!
「お・・おめ・おめが先だべ?・・な〜にはんかくせぇ事さいってるだや?おらが先に商売するのんがぁ〜筋ってもんだんべやっっ!」
そういい終えると、車を買う前に、禿とN村にりんごジュースを購入しろと迫ってきたのだ・・・!!!
丁重に断ればよいものを、、N村の無愛想な対応に、男爵も引けなくなってしまっていたのだ!!
この手の人種を怒らせると後が怖い!!
展示場に謎の犬の糞を撒かれたり・・・・
展示場の車のフロントウインドウに、エロ本(なぜか劇画ローレンス漫画が多い)のページをべったりと糊付けされたり・・・
展示場にゲロが吐いてあったり・・・・
時には車を傷つけられたり・・・・
謎の無言電話はかかってくるし、、
良いことが起きた試しがないので・・・ある!!
仕方なしに、2本で600円のぬるいりんごジュースを購入する事に・・・・
そして、「それでは、ムーブの方は?」の問いを”一応”確認してみた禿だが・・・・
「じゃ・いまがら、銭っ子さ取りにいっで来る・・すぐもどる」の言葉を最後に、、
男爵は消えてしまった。
あれから2年。
男爵は未だにムーブの代金を持ってきてくれない・・・・・
恐らく、、未然の事故にでもあってしまい、来れなくなってしまったのだろう。
らーめん編へと、つづく
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』第三話〜博多ラーメン男爵
その日は、朝から霜が下りる12月某日の寒い日だった、、、
オークション会場から禿自動車へ帰ってきた禿は、「目の前の出来事」の理解に苦しんだ。
なんとっ!禿自動車事務所内部で、簡易コンロの上でラーメンを煮る男爵に、それをはやし立て、らーめんまだか〜と、騒ぐN村の姿が目に飛び込んできた!!
禿は、、「こいつ・・またやっちゃったか・・・」と即座にその場の異様な雰囲気の全てを理解した。
賢明な読者諸君はもうお気づきだと思われるが、
寒い冬場、「らーめん・・食べてみませんか?無料です!」という押し売り行商人が、おおよそ、バカのN村を巧く丸め込み、
「車を買う?かもしれない・・・・?」を餌に、まずはラーメンを食べてみてくれと、、、事務所内で調理開始!と、まあ、こんな所だろう、、、
しかし、、、あの、りんご事件から、僅か4ヶ月後の出来事で・・・ある!
禿は、まず、「あの、私はこの会社の代表ですが・・・あなたは?」と、無難に男爵に話しかけた。
男爵は、「いやね!こちらのお方、私と出身地が一緒で、意気投合しちゃいましてね!あ、そうそう、最初はこちらへ車を見に来たんですが、らーめんの話をしたら、まずは食べてみたいと言うことで」
完全に禿の推理通りで・・ある!N村は、真剣な眼差しで男爵のらーめん造りに見入っている・・・
約2分後、出来立ての博多らーめん(どうみても、スーパーに売ってるやつ)を出されたN村は、「社長!悪いですねww」と、ラーメンをすすり始めた。
男爵は、コンロの後始末などをし始めたが、「あ、社長さんもどうですか?」と、問いかけてきた。
禿は、「いえ、大丈夫ですが、、あの、お車を見に来られたのですよね?それで、どちらのお車を?」と逆に問いかけた。
男爵は、「いえ、見にきただけです。」と、あっさりとした答えを出し、
外に駐車していた1BOXカーから、5袋2000円の博多らーめんを持ってきた。
そして、N村に、「どう?うまいでしょ?それが5食入りで、今ならなんと!2000円!」と、まくし立てた。
しかし、N村もまた、学習していたのだろう・・・・
「いや〜うまかった!ごっそさん!あ、でもその2000円のは要りません申し訳ない」と即答。
男爵は、話が違う!俺はここまでやってやった!時間を返せなどと、騒ぎ出したが、、N村はそそくさと板金屋に車を取りに出かけてしまったのだ・・・
禿は、「そういうことなので、、すいませんねぇ」と、丁寧に男爵をお帰り願おうとしたのだが、、!
男爵は、「いや、そんな、俺、あの人と意気投合してさ、、本気で旨いのを食べてほしかった・・・だ・・・け・・で。」と、涙を流し始めたので・・・ある!
哀れに感じたのが、我らが禿、その人である!
それでは・・・と、10食を4000円で購入し、男爵は、泣きはらした目をして、買えって行ったのだ。
それから数日後、禿自動車にてつろうがバイトに来た。
てつろうは、最近いろいろな事をして稼いでいると自慢話をし始めた。
「最近、らーめんをその場で作り、押し売りするのが流行ってんですけどね、買ってくれなきゃ、最後は泣いて見せると、大抵の”バカ”は、購入してくれるそうですよ!」
禿は、「・・・ぇ?そんなんで・・騙されちゃうおバカがいるんだwww」と、てつろうと共に大きな声で笑ってみせたが、
声や口では笑っていても、、「目は」笑っていなかったという。
万能包丁編へつづく
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』第四話〜万能包丁男爵
「いやいや、こりゃ、良い車だで、これで仕入れに行けたら、おっかちゃんよぉ〜俺幸せだなや〜!」
昨年3月の出来事だった・・・春の嵐が吹きすさぶ中、1組の中年夫婦が、禿自動車に来店した。
花粉症の禿は、「この砂嵐の中、外出んのぉ〜まじカンベン!」と思いながらも、、
展示場にいる夫婦に話しかけた。
「あ、いらっしゃいませ!そちらのセレナ、高年式でも格安ですよ〜!」
セレナを見ていた男爵は、「ああ、これ良いねぇ〜欲しいっぺなや!でも、おっかちゃん、、だめかな?」と、妻に問いかける。
妻は、「あんたに甲斐性が無いからね〜このっだめだめ親父w」と、言い、乗ってきたと思われる、低年式のミニキャブバンを指差した・・・
「あんなクーラーも効かない車なんて、私もういや〜〜」と、年齢(おおよそ45歳)とは大幅に異なるキャラで、男爵をなじる。
大抵、妻がDQNな感じの場合、旦那は、さらにDQNな可能性が高い!!
ここは慎重に、、、と、禿は身構えた。
「では、買いたいが購入できない状況って感じなのでしょうか?」と、無難な問いをかけてみた。
妻は、「だってぇ〜〜ぇ、この人〜すごーいお寿司屋さんの息子なんだけどねぇ〜家を飛び出してきちゃったでしょ?だから、寿司業界からつまはじき中なのぉ」との回答。
てか、飛び出してきちゃったでしょ?とか、禿には全くの初耳というか、さっき生まれて初めて出会ったばかりの人にそんな事言われても・・・・などと、思っていては、
多元宇宙からから迷い込んできた人間には全く通用しない!
というか、「飛び出してきた」って、普通、10代、20代ならばわかるが、、お前ら40過ぎだろ・・・?と、心の中で禿は強く思っていた。
つづく
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』第五話〜万能包丁男爵の苦悩
さて、どうしたものか。
禿は、男爵に語りかけてみる・・・・
「寿司業界ってのは、厳しいんですよね?では、今も御寿司屋を経営されているのですか?」
すると、男爵は、待ってました!とばかりに、妻に目配りをし、禿に気がつかれない様に、妻はミニキャブから、奇妙な箱を持ってきた。(禿は思いっきり気が付いていたが)
「いやね、社長さん、今は、寿司は握ってないんだっぴゃ、変わりにね、これこれ、この包丁の実演販売してるんだんべや!」
またかよ・・・・と、思ったのは、我らが禿である・・!
何しろここ数年、押し売り、実演販売、お買い得品等を、客を装い持ち込んできては、販売するやからが非常に多いので・・・ある!
禿は、「ああ。。そうですか、でも、私は、そういうのはちょっと分からないんで、、あの、買う気も無いので、、」
っと、そう言いかけた瞬間だった、
「あいや!ちがうっぺや!社長さん、オラだち、別に押し売りなんぞ考えていないですわ・・・」と、男爵が答えてきた。
妻も、「実はね〜この人〜騙されて500個もこれ買わされちゃったのぉ〜ww」と笑いながら話しかけてきた。
なんでも、1本12000円で売れる、電気コードからトマトまで、見事にスライスできる万能包丁を、1本3000円で、500本買わされてしまったとの事だ、
500本単位で買い、それを、自分の紹介した人間に、500本ずつ買わせれば、瞬く間に大金持ちになる!と、言う、いわば古典的な詐欺にあってしまった様子・・
しかし、2人ともまだそれに気が付かず、「くそっ!俺が何人かに500本買ってもらえさえすれば、、直ぐに金が入るのにっ!」と、、叫ぶ。
更に、「社長さん!どうです?社長さんもやってみませんか?」と、今でもそのシステムを信じているのだ・・・
禿は、「早く帰ってくれないかな・・・・」と、心の中でつぶやいた。
つづく
『りんごと、ラーメンと、万能包丁・・・』第六話〜万能包丁男爵の作戦
「あーあ、いいなぁ〜このセレナ、実はね、今でも小さいながら居酒屋をやってるんだっぺや、、でも、包丁を置く場所が無くて、、」
「だけんど、この包丁が売れない事には、、車を買い換えられないんだっぴゃ!まんず、邪魔で、もういくらでもいいんだんべよ、車を買う金はあるんだっぺよ〜」
男爵が一人で騒いでいたが、
禿は、「でも、それ、なかなか売れないんですよね?そんなに邪魔でしたら、リサイクルショップとかに、安く買ってもらえば?」と提案した。
更に、早く帰って欲しいので、「500本もあれば、何軒か回って、1本200円だとしても、十万円にはなるし、無くなれば車も買えるんですよね?」
と、適当な事を言ったのだが、なんと!2人はそれに同意し、まあ、騙されたのかもしれないし、売れ残ったとしても、最終的には捨てれば・・・いいか。と、
包丁の件はあきらめた様子だ。
そして、、男爵は、今一度セレナを見て、、
「いやいや、こりゃ、良い車だで、これで仕入れに行けたら、おっかちゃんよぉ〜俺幸せだなや〜!」
と、嘆くように、、叫んだ。
すると、妻は「じゃあ、買えばイイジャンw」と、意外な前向きムード!!
そして、信じられない事に、、夫婦はセレナを購入する事となったのだ・・・!
事務所へ入り、商談をする3人。
いろいろな談話をした後、契約書を交わす段階になるのだが、
その前に、男爵はまたもや、「しかし、話さ戻るけんど、あの包丁!あれは、まんず具合が良くて、社長さんさ、こうなったら1本2000円で、3本くらい付き合いで買ってくれっぺや、奥さんにも喜ばれるっぺよ〜」
男爵の妻も「車を買うからとか、そういうんじゃなくてぇ〜マジで凄く良いんだよぉ〜♪」と言い出す。
78万の車を買ってもらうし、、と、禿は、仕方なしに3本を9000円で購入した。
まあ、普通に買ったとしても、そのくらいするだろうし、、と、禿は思ったのだ。
9000円を払い、3本の包丁を受け取ると、
男爵は、「んじゃ〜今度はこっつが契約書ハンコ押す番だなや〜」と言い、契約書に氏名や住所を記入してもらった。
そして、申込金の話になったのだが、今、ちょうど持ち合わせがなく、これから銀行へ行って来るとの事。
2人は丁寧に納車時の約束や、CDを付けて欲しい等のサービスまで要求し、とりあえず銀行へ向かって笑顔でミニキャブで旅立った。
あれから、、、幾つもの夜が訪れ、、、2つの夏が過ぎ、2つの冬が通り過ぎた・・・・
彼らは・・・どこの銀行へ行ってしまったのだろう?
多元宇宙の、パラレルワールドにでも・・・迷い込んでしまったのだろう・・か?
そして、あれから3つ目の冬が訪れたある日、禿は、100円均一コーナーにて、あの、懐かしい「万能包丁」を見つけたのだ。
完
いや〜、面白い!(^-^)
結局騙されてしまい、包丁が一番の被害額ですな
理不尽なサービスを要求する話しも、
もしあったら読んでみたいものです。(^^)/ 俺の店にも来た事あるな!
ラーメンを実演して、目の前で作るから試食してみてくれ〜お腹すいてるでしょ?みたいなの。
結局、小さいプラスチック容器に、そこらで売ってそうなラーメンを作って、
「うまいでしょ?」とか言いながら、今ならこの便利な器とか、ラーメン30個SETで2万だったかな?
買わなかったけど、しばらくおかしな嫌がらせがあったよ、 ひよこのブローカーです
店構えたらこんなできごとがあるんですね(笑) >290
ひよこって、ブローカーが介在して売買されるものだったのか。
知らなかったー。 いや〜、とっても面白い話を読ませてもらいました。しかも無料で。(^o^)「
これからも頑張ってください。本出すことになったら教えて下さいね。即買います。 3年ぶりぐらいにこのスレきた。
まだあったんだーって、変に感動した。禿さん面白いんだよな >>287-311 を見ての通り、禿さんファンが地道に保守してるのだよ
買い換え補助金25万円分値引きしろ(中古)って貧乏人に期待! え?
いたよそういうの、軽の8万円(H5、走行48千km、3AT、わりと綺麗)総額13万円を
「軽は12万5千円の補助金が出るんだから値引け、そうすると残は5千円だからそんなのは
サービスでやってくれんだろ?今日ハンコ持ってきたからよ、それでひとつ頼むゎ」
っていうジジイがよw
半分ボケちゃってる(よく来る)もんで家族に電話して引き取って貰ったがw
じーちゃんの頭の中ではすごいアイデアだったんだろうな、昂奮してたもんなw 皆さんお久しぶりでつ!
なかなか来れなくて御免なりぃ〜 o( ・∀・*)ノ
しかしもかかしも・・最近おかしお客が増えますたなぁ
昨日おとといの土日だけで、こんなん3人〜4人くらいいましたぁ
「こんなん」とは・・
リリリーンと禿自動車の電話が鳴るところから始まりまする(*´Д`)ノ
エピソード@
禿「ハイ!禿自動車でつ!」
珍客「おい!お宅はどこのローン会社使ってる?」といきなりでつ。
禿「え・・あ・・そ・・その、千虎瑠にオリ子と・・蛇ッXと、その、、いや、なんでですか?」
珍客「だからよぉ〜俺が聞いてるんだよ!!」
禿は、ぇ・・つうか、お前誰よ?wと思いながらも「あ、えと先ほど上げた3〜4社ですけ・・・ど?」
珍客「んじゃだめだ!切るぞ?」
禿「は?な・・・ど・・なんですかぁ?」
珍客「客逃がしちまうぞ?いいのか切るぞ?」
禿「えぇぇ・・ええ・・・。まあ、お切り下さい・・・。いやまじでなんだかしらんがすいません。」
珍客「ガチャリ・・・」
エピソードA
禿「ハイ!禿自動車でつ!」
珍客その2「えと・・そちらって何時まで?」
禿「ハイ!21時までとなっておりまつ」
珍客その2「んじゃぁ〜行ってみるけども、ローン会社ってどこ?」
禿・・・またかよと思いながらも・・「あ、3社ほど扱ってますけど・・?それが・・?」
珍2「ま!いっか!んじゃ今から行くわ!つうかもう18時か!んじゃ行くね!」
禿「ちょ!きらないで下さい!ローン審査は20時まで!!なんでせっかく来てもローンとおるかどうかわかりませんよぉ?」
珍2「は?俺が落ちるってのかよ?あん?お前は神か?あ?えらいのか?あ?」
禿「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
珍2「おうごらっ!聞いてるんかよ?おう?てめーどこよ?オウ!地元どこらっうちゃ!!!!」
禿「・・・あのぉ・・切りますね・・・」
その後、5分ほど珍客その2からの着信番号&ベルが鳴り響きますたぁ・・・・orz エピソードB
禿「ハイ!禿自動車でつ!」
珍客3「んっとぉ〜まだA−5のぉ安いクラウンあんの?」
禿・・・今日はタメ口DQN客の問い合わせ大杉と思いながらも・・・「あ・・まだございますよ〜」
珍客3「そう。わかったー。でさでさ、ローン会社ってどこが選べるの?」
禿・・・ホイキタ!マタキタコレwと思いながら「ぁ・・3社ほどからですけども・・なぜです?」
珍客3「ん?別に意味はないよ。でもちょっとオリ子とは仲が悪いからさ」
禿「・・・・???仲が悪いって言うと・・?」
珍客3「まえさ、ちょっともめちゃってねwでも、アレから2年経つから」
と・・
ここで、ガチャ切りしたい気持ちを押し殺しながらも・・
「もしもーし?あれれ?急に聞こえなくなっちゃったなぁ」と独り言を言いながら電話を切りますた。
なんだか、ローン会社が変わればまだまだ通ると思う人とか・・・「未だに」存在してるんでつねぇ・・・
しかも、そんな人たちって皆共通点があるんでつ。その共通点とは・・・
1・口調がタメ口か上から目線・・・・もうさ、お互い気分良く行こうよ〜〜と思いまつ。
2・大抵30万円の車の問い合わせ・・・・安いの買うの良いけど、維持費持ってんの??
3・オリ子はNG・・・・・なんだかこの手の人はみんなそうでつよね?wみんなのお店に来る人もそうでしょ?w
4・急に切れる!・・・・こまっちゃうよね!会った事も無い人から、電話口で急にビーバップの台詞とか言われちゃうw
5・莫迦
あ〜〜〜つかれる・・・・ 因みにエピソード@の珍客は、土曜日の午前中1回、
日曜日はあちこちかけまくって訳が分からないのか?
2回もTELありますたw
毎回、「おい!俺が聞いてるんだよ?俺がだぞ?お前は答えりゃいいんだよ!」とか、
「おいおい?客を逃がすってのは商売人失格だぞ?」とか、
「切るぞ?電話?いいんだな・・・?」とか、まじでワロスwじゃなくて、困りまつたぁ・・つかれたし・・・
珍客Aは、とにかくお子茶マというか、幼稚というか・・・
「おう!おれのぉ先輩はよぉ!!車作ってるんだぞ?お前の店に車卸させないようにできんだぞ?」とか・・
そりゃもう・・・凄い脅しを・・w
珍客Bのタイプは、年に50人はいるかな?w
なんだか最近疲れるよぉ〜〜! 最近あったささやかな良い事!と言えば・・・
凄くカワイイ20歳のギャルがうちの店で車を買い換えますたぁw
ウエトちゃん似の、ボーイッシュで可愛い子w
そしたらね!
その子のハメ鳥写真が!なんと!無修でフォトアルバム2冊&エロエロ画像のメモリースティックが・・!
初代ワゴンRの助手席の下から・・・たんまりと♪(=●^0^●=)v
どーやら彼氏が相当なマニアみたいで・・
縛っちゃったりなんかしてる画なんかも出てきちゃって・・・
モウコレ・・ドウシタライイノォー!状態ですたぁ
というか、そのくらいしか良い事が無い禿ですたぁ >>325
んっとぉ〜まだそのメモリースティックあんの? 最初にローンの金利とか上限回数でなくてローン会社を聞いてくる客は8割ダメダメ客 >>331
だね〜そんでもって、なぜか偉そうなのでつw
まず、ユーザーが確たる理由もなしにローン会社がどうこう言う時点でね・・・・
あと、最近良くいるおかしなのが、電話やネットで購入のDQNさん♪
買います!お願いしますっ!て電話契約したのは良いんでつが・・(_´Д`)
明日にはお金入金しますとか言いながら、いつになっても入金してこないんでつw
電話すると「これから入金します!」って延々いい続けるんでつw
断ると追い込みかけられるとか思っちゃってんだろうねw
こっちもいい加減ウゼーと思うから、買う気無くなったんデショ?とか言うとさ、
「あっれ〜?入金されてない?おかしいな?そんなことない!じゃあいまからもう一度銀行に行って確認して、入金します!」を、
何度も何度も繰り返して、女房が入金したはずとか、会社の事務員がミスったとか、間違った場所に入金したからお金が返金されたとか言い続け、
最後の最後は「実は、お袋が昨日、急に倒れちゃいまして」とか言い出してキャンセルしたいと言い出すDQN野郎♪(最高バカすw)
なんか、急に車欲しくなって注文したけど、家族に猛反対受けたとかなんかしらの理由でキャンセルしたいけど言い出せないのか、金の用意できなくなったとか、そんなところかな?
最高にうざいっす(/−\)
【おっす!オラ、剛田だ!】
ある夏の午後、「リリリ〜ン」とけたたましく鳴り響くのは・・・我らが禿自動車の事務所の電話だ・・!
受話器を取る一人の男・・・そう!我らが禿その人で・・・・ある!
「ハイ!禿自動車です!」と爽やかな挨拶を電話口の相手に投げかける禿・・
しかし、電話口からはそんな爽やかな応対などまったく目もくれず、一人の奇妙な男から、こんな会話が開始されたのだ。
「おっす!オラぁ〜そこの自動車屋にある軽自動車さ、買うだ!それ、オラにくんろ!!」
驚いたのは・・我らが禿・・・である。
何しろ、いきなりの電話で、自己紹介もままならぬ状況にて、見てもいない中古車を、「イキナリ」購入したい!と言われたのだ。
男の名は、剛田タケシ32歳。
禿とタケシの奇妙な人間交差点は・・・・・ここから始まったのだ・・・!!
つづく
【オレオレ入金しない詐欺編】第2話 タケシの要望の巻
禿は気を取り直すと、タケシに向かいこう言い放った・・
「あの、ですね!購入してくれるのはとても嬉しく思うのですが、タケシさんって、現車も見てないし・・・」
と、その声をさえぎるかの如く、タケシも負けずと言い放つ・・・
「んじゃ何か?オラがその車買っちゃいけねーちゅうんだか?オラそれに決めただ!じっちゃんもそう言ってるだよ〜!」
禿は「じゃあ、何かご質問とかあります?傷とか機関の調子とか、中古車は1台1台程度も違うし・・」と言葉を返したが、
タケシは「そっか?なら〜傷はあるだか?エンジンの調子はいいだか?」と初めてまともな言葉を投げかけてきた。禿は、、
「はい、まあ、外装は綺麗ですね!エンジンの調子も良いし。でも、タケシさんは、どこからお問い合わせをしてきてるのです?」
するとタケシは自慢気にこう言い放つ・・・
「オラ・・!西の都のもっとうんと遠くから電話してるだよ!でさ、オラの家さ車さもって来て欲しいんだ。」
そして、詳しい住所を電話で禿に告げた。
なんと、、その住所は禿自動車から500キロも離れている!!!
しかし、これくらいで驚いてはいけない。
なぜかというと・・・タケシが注文してきた車は・・・
18年前の。。。キャロル・・・乗り出し8万円!!という超格安車だったので・・・・・ある・・・!!
つづく 【オレオレ入金しない詐欺編】第3話 馬鹿な話の巻
禿はまず・・落ち着く為に深呼吸をした。
そして、
タケシにこう言い聞かせた・・・
「そうですかぁ・・しかし、遠いなぁ、タケシさんの自宅までって距離が500キロもあるので、車は総額8万円でも、陸送費用と登録費用が別途10万円かかりますので、車よりも登録費用の方が高くなります・・・よ?」
しかし、タケシは全く動じる事も無くこう言い返してきた。
「ふふふ、オラ・・なんだかワクワクしてきただ。・・・だってよ、そこまでしても18万円で車が手に入るってことだべ?」
そして、続けざまに・・・
「よっし!じゃあもう決めただ!それでいいだ!18万!明日の朝一番で銀行さ行って、そっちの口座に全額振り込むだっ!」
禿は、、まあ、相手がそういうんなら、まいっかw
と、軽はずみに商談を成立させてしまうのだった。
「それではタケシさん!明日の朝、ご入金お願いしますね〜!」軽やかな禿の投げかけに対し、
タケシもまた、
「オウ!んじゃ、よろしくたのむだ!オラ・・こんただ気持ち初めてだ!」
と、自動車購入の喜びを禿に投げかけたので・・・・ある!
つづき 【オレオレ入金しない詐欺編】第4話 N村の憂鬱の巻
翌日の午前11時・・・
禿自動車近くの0X銀行の駐車場でふてくされる一人の男の姿があった・・・・。
男の名はN村。
禿自動車のNO.2を勤める、言わば禿の右腕的存在の男だ。
しかし、なぜN村はふてくされているのだろうか・・・・・・?
その謎に迫ってみよう・・・・
「時間は約2時間半前に戻り、午前8時半」
8:35 禿はN村に昨日のタケシとの商談の件を話した。
N村は、そしたら朝一入金されるのですね?と言い、銀行に他の用事もあったので、自ら進んで銀行へ通帳記帳へ向かった。
8:45 しかし、銀行へ到着したN村を待っていたのは、タケシからの入金確認が取れない事実だった。
9:00 禿は、朝一といっても色々だ、まずは9時半までそこに待機しててくれ。とN村に告げた。
9:40 未だ入金確認取れず!とN村から禿へTELあり。
10:00 いい加減痺れを切らした禿がタケシに電話を入れてみた。
禿「あ!どうも〜!おはようございます!昨日の件ですが、もう入金はお済ですか?」とタケシに伝えると、
タケシは「おっす!あれ?まだへえってねぇーだか?おっかしいなぁ〜さっき入金しただよ!!」と強気な姿勢。
禿は、N村に全貌を伝えると、、N村はATMへと向かう。
しかし、入金印字されない通帳が何度も何度も手元に戻ってくるのだ・・・
禿は再度タケシへ連絡をするが・・・
「あっれ?おっかしーな!!オラ、確かに入金しただよぉ〜〜!」と言い放つ。
禿は、手元にある入金した時にATMから発行された伝票は?どうなってるのか?とタケシに問いかけたが、
「そんただもん、オラ、捨ててしまっただ!なして店長さんはオラを信じねーだ!」とタケシは答える・・・
そうこうしている間に、時刻は11時になったしまったと言う訳だ。
つづく
【オレオレ入金しない詐欺編】第5話 ワレ、ニンムシッパイノタメキカンセリの巻
禿はN村へ緊急帰還命令メールを飛ばす!!
「N村ぁ〜ありゃ、だめだw昨日あれからなんか起きて、車買えなくなったんだろw?もういい。戻っておいでw」
こんな内容でメールを送った。
N村は、「ちょwまじwカンベンwwなんだよぉぉぉぉぉぉ〜〜〜ん!もぅっ!」と怒りと気の抜けた精神状態が織り交ざった状態で禿自動車へ帰還した。
そして、その日は色々とやる事があったのですっかりタケシの事を忘れて禿自動車は閉店を迎えたのだった。
そして、翌日。
またもや懲りないN村がこんな事を言い出したのだ・・・!!
「あのさ、店長?昨日のやろうってまだ入金してこないのかね?」と。
もう忘れてしまえばよい事だったのだ・・・・
しかし、禿もまた商売人で・・・ある!商魂を燃え上がらせるやいなや、
「おい!N村!ATM行ってきてw」とスクランブル発進を投げかけた!
N村は、、「言わなきゃ良かった!!!」と悔やみながらも、午前10時にATMへ向かう・・・
この後、タケシは世界でいっとーいかした摩訶不思議な回答をしてくる事に・・・・!
つづく 【オレオレ入金しない詐欺編】第6話 ヤードラットの巻
10:10分、N村から禿にメールが届く・・・
「店長w入金無しっすwもう帰りますね♪」
禿はそれをみてすこし頭に血が上ったのか?
「ちくしょう・・ちくしょう・・・!!ちくしょーーーうっっっ!!」と思わず叫んだ。
それもそのはず、振り込んだというタケシの嘘に、何時間も無駄にされた禿の怒りは深い。
ここはひとつ・・・
禿はタケシへ電話を入れた。
「あのぉ〜タケシさん?入金の件なんですが、どうなりました?」
タケシはそれを聞くと、「あ?オラいま〜現場さ来てて、手が離せねぇだよ!金は入れただよ!」と言うと電話を切った。
禿は「一応」N村に入金確認をさせたが、やはり入金は無し。
再び禿はタケシへ電話を入れた。もはや、何か意地めいたものがあった^^;
「あのさ、タケシさん?お金さ、入ってないよ?」
タケシはそれを聞くと、「オウゴラッ!こっちゃー客ヤンゾッ?ゴラ!やんのかっ?おうっ」とおお喚きw
キタコレwマタコレ?wwもう〜毎度のパターンwと思ったのか思わなかったのかは別として、禿はタケシにこう言い放った。
「お・か・ね・入金したんですよね?」
タケシは激昂しながら、「だからよ!本当は女房に入金させてよ!いまちょうど家にいっから!女房に確認したら!間違えた所に入金したみてーだっていってんだよ!」と言い始める。
禿は、「あれ?今は現場にいたんじゃなかったんじゃ?」といやらし〜〜い受け答えを投げかけたが・・都合の悪い事が聞こえないのが、タケシ達のような戦闘を好む民族達なのだ。
タケシは「そっちがそんな態度ならよ!もういらねーよ!」と喚き散らすが、
禿は禿で大人気なく、「おっとぉ〜!言っちゃったねwwそっちから自分都合のキャンセルっすか?wあーあwペナルティで罰金お願いシマースw」と怒鳴り返した。
このくだらない言い合いは1時間続いたという・・・・
そして、1時間後に、ようやく話しが纏まった。その内容は以下のとおりだ。
「今、オラ、ちょうど銀行の近くにいたからよ。」と言い出したタケシが、1万円を振り込むから、今回の話は無かった事で水に流そうと言い出したのだ。
それにしても!タケシ!「現場」 「自宅」 「銀行の近く」と、次々と瞬間移動を繰り返すその能力・・・
彼は、ヤードラット星に行った事が、、あるのだろうか?
つづく 【オレオレ入金しない詐欺編】第7話 Z戦士の声が背後にこだまする・・・巻
そんな事があった翌日、
タケシと約束を交わした、タケシからの迷惑料1万円朝一入金を確かめるべく、
禿は絶対に入金されていないと思いながらも、1万円の入金確認をしに銀行ATMの前にいた・・・!
時刻は余裕を持ってAM11:00。しかし・・・だ、やはり入金確認は取れない。
一応、タケシに電話をしてみたが、コレマタお約束の、延々留守電モードになっている・・・
「ま、いいか。」と禿は銀行を後にした・・・・
それから1時間が過ぎた頃、一本の電話が禿自動車の事務所に鳴り響く・・・
すかさず受話器をとった禿は、奇妙な問い合わせを受ける。
「あのぉ、8万円のキャロルってまだあります?」
うら若き?女性の声だ!
しかし・・・・
なぜか、タケシそっくりな訛りのある声が、背後から聞こえてくる。
女性はなにやら、背後で色々とささやく「男」の傀儡の様に、代理で禿と会話をしている感じだ・・・
正直言うと、なぜか中古車の問い合わせには、背後に男がいて、女房や彼女や母親に色々と代理で質問をさせる客が・・・なぜか多い。
そして、そういうやつは正直かなりウザイ。
禿は「あのぉ?裏にいらっしゃる方?と、私とで直接話した方が良いのでは?」と強い口調で語りかけたが、
女性は「はい?裏?・・・そんな、誰もいませんけど?」と、明らかな「嘘」をついてきた・・・
がっかりしたのは我らが禿だ、、
完全完璧に、男の声が女性の背後から聞こえてくるのだ!その声は、「次はどこか悪いところがあるかどうか聞いてみろ?」や、
「ちゃんとクーラーは冷えるのか聞け!」などと、凄く具体的な会話を聞き取れるほどである!
もうどうしていいのか分からない禿だったが、女性の次の質問を聞いた時、背筋が凍る思いをした・・・
「あのぉ、西の都までなら、10万円くらいで持ってきてくれるんでしょ?」
と、女性は語りかけてきた!!
つづく
【オレオレ入金しない詐欺編】第8話 パワーにはパワーの巻
西の都まで10万円。
このキーワードは、正直言ってタケシのみぞ知る事。
禿はなんだか怖いというか気持ち悪くなってきた・・・!!
そして、女性に対し「ちょっとですねぇ・・西の都までの納車はお受けしていないんですよ」と返事をした。
それを聞いた女性は最初静かだったのだが、背後からまたもや”例”の声が聞こえてきた・・
「んじゃよ、それってーお前の方からキャンセルしてるってことなのか〜聞いてみてくれ!もしもオラ達の要望さこたえねーつう事だと、禿自動車の方が、キャンセルしてきたつうことになるからな」
やはり!!背後にいたのはタケシだ!
もう何がしたいのか意味が分からない・・・
もしかして、目には目をで、こちらからキャンセルをさせるように仕向ける小芝居をい女房に行わせて、
例の1万円の支払いを滞らそうと・・・?考えているのだろうか?
禿はもはや1万円などどうでも良い・・・
そして、
「ちょっとご要望にお答えできないのでお電話切ります」と女性に告げるとそそくさと通話中の電話を切った。
そして、8万円の軽自動車を販売する事の危険性を改めて思い知った。
何しろ・・1円も儲けにならず、めちゃくちゃストレスは溜まり、莫迦の相手までしなくてはいけないので・・・・ある!!
その日は凄く疲れた・・・と、一言メモを残し、禿は午後14時頃には帰宅した。
そして翌日、朝9時に出勤した禿に対し、N村が朝から奇妙な事を言い出した・・・
「あ!おはようさんす!店長!実は昨日、店長が帰った後だから、15時頃かな?おかしな電話がかかってきたんすよw」
禿は、「ん?どんなん?」と、ドキドキしている事がN村にばれないように問いかけた。
N村は、「いやね、電話に出たら、急に、Wキャンセルで両成敗っ!これを、店主に伝えておけ!イイナ!とかなんとか?公衆電話からかかってきた・・」
禿は話しの途中で席を立つと、、朝のコーヒーを買いに展示場の外へとゆっくりと歩き出した。
夏の日差しはこれからが厳しい朝10:00になろうとしていた。
この時、禿の脳裏で、「安い軽を売るという事は、どうしてこんなにも危険なのだろう?」と、考えていた事は、、
禿本人以外は誰も知るよしも無いだろう。
THE END
やべw最近DB読んだばかりだからヤードラットにはまった
禿乙 おー!禿さん半年振りです。
振り込んだよって言いながら振り込まない奴って、ヤフオクなんかでもいっぱいいますね。
恐らく、キャンセルしたいんだけど、どうしたら良いかわからないとか、
ドタ、バックレの一環なんでしょうけど、人としてかなり終わってます。
キャンセルと言いずらい気持ちは分かるけど、傷を深くするだけなんですよね。 >>344
そういう人って突っ込んであげると面白いですよ。その場を誤魔化す為に何でも言いますよ。 >>345
大抵の場合、身内の不幸からはじまり、
もっとひどい馬鹿は、どうみても本人の声なのに、「あ、この電話の持ち主は、昨日交通事故にあって現在意識不明なんです」
とか言い出すよね。
でもそういうやつって、計画性とか全く無い真性DQNなんだろね
>なぜか中古車の問い合わせには、背後に男がいて、女房や彼女や母親に色々と代理で質問をさせる客が・・・なぜか多い。
あるあるw
話していると車に関する知識が 女房・彼女・母親<背後の男
なのは明らかなのに >>348
あるね!
内弁慶の男が、お母さんに代理で質問させてるとか、
そんなんかね?
馬鹿みたいだよね。
>>347
テンプレあるんじゃないかな?たとえばさ
・親戚の叔父さん又は叔母さんが倒れた
・身内が交通事故
・貸してた金を返してもらえない!この場合返さないやつに文句を一緒に言ってほしい!トカ
・自分が癌に侵されていることが発覚した
・記憶喪失
・電話してないくせに、「おう!なんで電話出ないんだよ!」とキレてその場を濁せトカ
・母親、又は父親が倒れた(圧倒的に母親が多いな)
・自分が怪我をした
・地球が消滅した 中古車じゃないけど、学生時代に日産のディーラーにP10プリメーラを
冷やかしに行ったら、その日の晩にセールスが訪ねて来て、親父にこっぴどく
叱られた。
学生の分際で身の程を知れということだったんだな。
安い車を買う人ほど常識を逸脱した予想外の事を言ってきたり、どうでも良い事でガタガタ言ってみたり、やってて疲れるよね。 同意。
逆に高い車買う人は、車=移動手段みたいな感覚で見てるのか知らんが、
壊れても直せば良いって軽く考えてくれて、どうでも良いこと>たとえばステレオの音質とか、
タイヤとかホイールとか、走行上問題無い事でガタガタ言わないね。
でも、個人的にはマイカーを愛してやっていつも綺麗に乗ってくれる人が一番好きだ >8万円の軽自動車を販売する事の危険性を改めて思い知った。
何を今さらw
もう数年前から(ry
安車売ってくださった方が外野は楽しいですがね! うちにも来ましたよ
ミニカは本当にDQN率高いね
下取りの解体行きに目を付けたらしく
客『これいくら?』
俺『ドラシャ異音、ブーツ破れ、マスター抜け、室内異臭、
外装ボロボロだから商品になりませんね』
客『そこを何とか』
俺『車検取ったら15マソは掛かりますかね』
客『ただで下取った車をそんなにボルのかっ!』
俺『・・・』 >>355
ほほぅ・・やっぱりミニカは危ないでつね!
と言う事で、平成21年版DQN車ランキングでもいって見ますか?w
まず、初代セレナや古いレガシィやオデッセイやSMXやリベロとかアルトとかミラとか軽バンとかさ、派生が多く、明らかにDQN専用車は除いてランキングしまつw
でゎ20位から・・・
第20位・・・カルディナ=商用なんだか自家用なんだかはっきりしたら?wカリブも似たようなもん。
第19位・・・BMW古いのね。=なんだか・・・勘違いしてません?w
第18位・・・初代BB=とりあえずローンの残払え!名変できないんですけど?
第17位・・・プレオ=軽のくせに価格がどんどん下がるね〜!!
第16位・・・アバロン=???なんでこんな車買うの?まじで・・
第15位・・・テラノ=頑固な奴の車。なんか室内臭い。
第14位・・・ヴィヴィオ=これ絶対ヤバイでしょ?wDQN率高いでしょ?w車検付いてないで乗ってる人多いでしょ?w異音もすごいね。
第13位・・・ライフ=なんだかなぁ・・・ローンとおらない人が乗ってるよね。
第12位・・・シャリオグランティス=とーちゃん!かっこいい!とか、10年前の事だよね。とにかく異音のオンパレードの車だね。
第11位・・・ラルゴ=黄色信号は早く行けという意味だと思う人が乗る車。やたらべた踏み加速中のを見かけます。
さてはて続いて10位からだよぉ〜〜んw
本当はベンツCクラスに気取って乗ってる人とか、今時トゥデェーとか、キャロルとかいろいろあるんだけども、
まあ、とりあえずは良くいそうな感じでw
あ、モニター5個とかつけてるオデッセイとかラグレイトとかランキング入れるの忘れた・・w
第10位・・・ステップワゴン=取り合えず17万キロとか19万キロとか乗りすぎwそれでいて車検が1年以上残ってるとかさ・・下取りしても処分に困るw
第9位・・・エスティマ=だからさ〜大径アルミは似合ってないよ?w
第8位・・・14系クラウン=前期でも後期でもどっちでもDQNだからね!後期だからって威張らないのっ!w
第7位・・・MPV=初代でも2代目でも何でも良いけど、乗ってる人はなんでみんなタトゥーはいってるん?w
第6位・・・初代ムーブ=緑ツートンは特にやばめ。車の中で生活とか有り。Dシャフトガラガラうざいよ!
第5位・・・20セルシオ=もうさ、下取り買取りさ、前期型は0円だから。了解していただけました?
第4位・・・33シーマ=市ね
第3位・・・ミニカトッポ=なんでもかんでも積みすぎ!夜逃げに便利な一台!
第2位・・・初代ワゴンR=ボンネットやルーフがクリア剥げした濃厚色のは特にやばそうなオーラあるよね?
第1位・・・ミニカ=でしょ?どう考えても不動でしょう。しかし、どこで買ってくるんでしょうね?もう普通に販売店で売ってないでしょ?w
コルサw確かに。
後はサイノスとかも負のパワーあるよね ドキュソ客共通キーワード
新車を買うなら25万円補助金が支給される車に乗ってやってくる。
だけど彼らは新車は・・・ry 皆様ぉこんばんわw
いや〜今日も来たよキタよw
午後2時頃、クソ暑い中真っ黒のシャツに黒いスラックスの上下真っ黒の男爵が15クラウン前期で登場♪
・髪型はは丸刈り
・顔はチョビ髭生やして、痩せたブルドック顔
・靴は、信じてもらえないかもしれないけど今時白いエナメルw
・無論ベルトも細いエナメル
こぉ〜んな男爵なんですけど、大体想像つきますか?wもちろんセカンドバッグは脇の下に抱えてるよw
こんなんが、平成7〜8年式の15クラウン(白)をビカビカに磨き上げて登場!!!
そして、展示場のはじっこに置いてあった、ある車に目をつけちゃったみたい♪w
その車は、ちょっと前に下取りしたんだけど、捨てる予定の20セルシオ前期のパール。
エアサスアボーソ、21歳のアンちゃんのお古で、シートはあちこちに精子みたいの飛び散っててコンドームがグローブBOXに入ってるw
安いメッキの19アルミはタイヤつるつる、走行22万キロで、マフラー抜けしてるゴミの周りを徘徊し始めた〜〜w
こりゃこまったぞ!と思ったのもつかの間、
「おう!あんちゃん!!これなんぼ?」だってw
しかも、15クラウンは16万キロ走ってたんだけど、それを下取りして19アルミに新品タイヤ装着くらいしろよっ!だってw
なんだかムカムカしてきちゃって・・
「あ!それ今から捨てるんですよ〜!」って一言伝えた直後に屋根の上に乗っかってジャンプしてあげちゃったw
そしたら凄く怒られまつたwwwww
セルシオの屋根は、僕チンのメタボな体の重量によってベッコベコw
男爵は血相変えてこう言ってきたよw
「オウゴラッ!その車!3日前と昨日の夜中に何度も見に来てたんだぞ!!こっちゃー買うっていっただろうが!」
そこまで言うなら、いくらで買う気だったんですか?って聞いたら、「今直ぐ5万は出せるぜ?へへっ。だけどな、あと20日待ってもらえば残り3万も作れる」って言い出しちゃったw
つうか、8万円で売るとか一言も言ってないし^^;今5万の、20日後に残り3万とか、なんだか頭おかしいよね〜♪
あーあ、セル塩っておかしい人を直ぐに呼び込んじゃうww
禿さん、ストレス貯まってるみたいですね…
別の方向でイキイキしてます 車屋やってれば今はストレスたまるだろうね
禿ガンバレw 低年式ステップワゴンはやばいっすね。車検切れにテンプラナンバー、盗難車も多い気がする。 いまネタを考えてるところです、しばらくお待ちを、ってとこか。 しかし、カオス時代の年末!!
凄いキャラが増えたと痛感しまつw 少し、執筆しまつ。
世も末の2009年暮れ。
世は、ルシがファルシでパージがルシでファルシのカオスな時代。
生きが良い「痛快な男爵!」ただ今世の中で増殖中♪
さ〜〜て!
★年忘れ日本の中古車屋さん〜その@【初代ステップワゴンの男】
これからいきまつ〜〜〜〜ww
★年忘れ日本の中古車屋さん〜その@【初代ステップワゴンの男】
「おいおいおい!あいつは平気で何で俺が駄目なんだってんだよ!!コンチクショーがっ!」
晩秋。
その男は、初代ステップワゴン、推定平成8年式、推定走行距離16万キロ、事故車、車検切れに乗り、、
我らが禿自動車の展示場へやってきた・・・!!
時刻は午後14時過ぎ、おもむろにステップワゴンから舞い降りた男爵は、年の功40過ぎ、
豊満な体躯に、見事なあごひげは、近頃すっかり見かけなくなってきたお笑い芸人”髭男爵”を思わせる風貌である。
男爵は、DQNお約束の咥えタバコをしながら展示場へ来ると、洗車をしていた禿に向かってこう言い放った・・!
「あんのよぉ〜俺、ほらっ仕事で大人数乗せることが多いべ?だからよぉ、今ぁ乗ってるあーいう車探してんだっ」
そういい終えるのもつかの間、DQNお約束の上から目線でのワガママを続けざまに言い放つ・・・
「で・・だ。まず、ナビ付いてて、距離走ってなくて、ECC??付いてて、車体は黒で燃費も良い車あるか?あ!もちろん安いのな!うちの社長はケチだけんど、怒らせるとこの店潰れるから慎重にな!」
言葉の意味はよく理解できないが、我らが禿自動車は、その男爵の要望に答えないと・・・
なんと潰れてしまう・・らしいのだ?
なぜ?
そして、ECCとは一体・・・?
つづく
【初代ステップワゴンの男】 第2話 完璧主義者
禿は、「あーあ。まぁ〜た変なの沸いてきたよ♪」と、毎度お約束な展開と、
その手の人種の思考がみんな同じだと言う事などを腹の中で笑いながらも、真顔で応対し、こう切り替えした。
「う〜ん、、距離少なくて安くて黒くて、と言いますか、うちがそれを守らないとうちの店が潰れちゃうんですか?」
男爵は、そんな禿の問いに、少し気まずそうにこう答えを返す。
「んー・・それは、アレほら、、そっちがきちんとやんないと、うちの社長は元アレだからよぉ・・まぁわかるべ?」
禿はこの時既に、車を売る気も無ければ探すつもりも無かったのだが、冗談交じりに男爵に切り返えした。
「それならヤバいですね!!!きちんとやんないと!!それは・・やばい・・・わ・・・。」
そう切り返す禿に対し、男爵は厨二思考全快モードに切り替わる・・・・ 【初代ステップワゴンの男】 第3話 そのOTOKO!DQN♪
「んまぁ〜そういうこったな!でよ、社長だけじゃなくって、俺も昔はここらじゃ〜有名でよ!」
「セドリックの山田って言ったら、みんな知ってるよ!!!」
と、どこにでもありそうな車種と苗字を挙げ、得意気な男爵は意気揚々と瞳を輝かせながら会話を開始した。
禿は、「へーそうなんですかぁ〜凄いじゃないですかっ!」と、適当に合わせてみた。
しかし、DQNリミッターを解除した山田の話はますますエスカレートしていくので・・・ある!!
「ん〜と、今から20年、いや24年前だったかな?ガソリンスタンドに愛車で突っ込んで!大爆発させて新聞載ったのしってっか?」
禿はまったくそんな話、興味もないし真贋もわからなかったが、面倒くさくなってきたので、あくびをしながら
「ふぇぇ〜そりゃまた・・すごい。」と返事をした。
気の抜けた返事に少し気を悪くしたのか、はたまた自分の”凄さ”を疑われているのかも知れないと?思った山田は更にボルテージを上げ、高いトーンでこう言い放った!
「そ、、そうだっ!元00中学のT.Nって知ってるか?アレおれの後輩なんだけどさ、アレが馬鹿でよw何かと言うと直ぐに人刺しちまうんだけど、俺の言うことなら素直に聞くんだよなぁ!」
キタキタキターー!!
40前の男が、数十年前の中学校時代の武勇伝を語る・・・w
これぞDQNを舞い上がらせる事で聞けると言う、、DQN話の真骨頂♪
と、その時だった!!
我らが禿の身長は、155cmのコデブだと言うのは、皆さんの周知だと思うが、
禿よりもチビで不細工な客が、、突然展示場に現れた!
この男の登場で、、男達は、この後予期せぬ物語へと巻き込まれていく事になったのだ・・・!!
つづく
【初代ステップワゴンの男】 第4話
「あのぉ・・すいません。そこに置いてある黒いエスティマ欲しいんですけど・・」
蚊の鳴くような声、とはよく言ったものだが、まさに男はそんなか細い声で話しかけてきた。
禿は、「あ!申し遅れました・・!」とばかりに名刺を渡し、ローン審査をしたいと願う、自分よりもチビな地球人男性を丁寧にエスコートして店内へ導きいいれた。
人は、自分よりも不細工で低身長、そしてダサい奴には親切になれるので・・・ある。
と、その時だった。しばし放置されていた山田が急に大声で唸り始めたのだ!!
「おうおうっ!俺は先に来てたんだぞっ!しかもそのエスティマ!俺が買うんだよ!」
驚いたのは禿その人だ・・!
今の今まで、中学時代の武勇伝は聞かされていたものの、エスティマを買う意思など一切聞かされていなかったからだ!
禿は「ぇそうなんですか?」と聞き返すが、
山田は「俺はさ、ここらじゃ〜顔なんだよ!人を平気で刺す後輩をなだめる人間だからね。わかるよな?ほれ、ローン用紙出せよ!書くから」
と、先ほどの厨二会話が途中で断絶された事をかなり根に持っている感じだ。
すると、そんな状況を見かねたチビのお客様が、こう切り出してきた。
「じゃあ、そちらの人がローンをやってみて、駄目だったら、私に譲っていただけないでしょうか・・?」
こうして、奇妙な3形関係が生まれたのだ。
つづく 【初代ステップワゴンの男】 第5話 異常な注文
サラサラとローン用紙にペンを走らせる山田。
一通り記入を終えると、禿はローン会社へFAXを流す。
審査開始!で・・・ある。
しかし、どう考えてもローンを通りそうも無い山田のために、今後必要な書類の説明や注文書を切るのがもったいない禿だったが、、、
山田から紙とペンを貸してくれと言われた。
なにやら山田は、平成9年式エスティマ、乗り出し25万円に対し、いくつかの希望と注文と約束事項をさせようとしている様子だ。
書くのはただだし、どうせローン通らないしwまいっかw
とお気楽モードの禿に、山田の書いた依頼書が手渡されたのはそれから15分後のことだった。
その紙には、エスティマを納車するまでに約束させようとする事項が30点ほど箇条書きにされていた・・・!
その、恐るべき内容とは・・・
【初代ステップワゴンの男】 第5話
・タイヤは4本とも新品へ交換するべし
・DVDまたはHDDナビを付けるべし
・外装の傷は全て直すべし
・CDを付けるべし
とまあ、こんな感じのものを皆さんは想像したのではないでしょうか?
これが、もぅ全然違うwやはり中学時代から知能が発達していない人の意見は・・違う!
ここからが、本当の内容でつw
・正面から見ると右に2mmくらい傾いている車体を左に傾けなおしておけ。
(なんだよそれw?意味分かりませんw)
・納車の時、新品テッシュペーパーBOXを助手席に置いておいて欲しい。
(花粉症の為らしい。つうか、自分で買えよw)
・エンジンを吹かすと調子が悪いからエンジンは新品にしておくこと。
(そりゃないぜw)
・タイヤが格好悪いから光ってて大きい奴に変えろ。ゴム部はいらない
(20インチ位のメッキホイルとか欲しかった?超扁平タイヤゴム見えてないの?w)
・エンジンの音を大きくしておく事。
(・・・・マフラー?の事かな・・・)
・窓を黒く塗っておいて欲しい。
(・・ここら辺から段々分かってきた!フィルムね・・)
・壊れたら弁償してくれ
(何言ってんだか・・)
とまあ、こんな感じで汚い字で書いた紙をもらったのでしたw
つづく 【初代ステップワゴンの男】 第6話
それもこれも・・・兵どもの夢の後・・・
30分後、山田の口から出た言葉は「おいおいおい!あいつは平気で何で俺が駄目なんだってんだよ!!コンチクショーがっ!」
そう、彼はローン審査を突破できなかったのだ・・・!
その傍ら、チビ客はローン審査をパスし、念願かなって黒いエスティマをゲットしたのだった。
しかし、そろそろ大人しく帰路に着くかと思われた山田だったが、
こんな事を言い出し始めた・・・・!
「ローン会社はヤメダ!あいつら馬鹿だからさ、前に喧嘩してぶっとばしてたから逆恨みしてんだよ!」
なんと!山田はローン会社をぶっとばした事があるらしいのだ、
詳しく聞いてみると、東京へ行き、数十階建てのビルの屋上にある社長室で、社長とタイマンで勝ったことがあるらしい・・・
と、この辺りで山田は少し怖くなってきた為、チビ客と納車の段取りについて話を始めた。。。
山田来店から4時間が過ぎ、辺りは夕暮れに・・・
ローン審査落ちした山田は、なぜか帰ろうとしない。
なぜなのだろうか?
つづく
【初代ステップワゴンの男】 第7話
チビ客と禿は、契約を終え、チビ客は念願のエスティマをくるりと一周見て回ると、
それじゃ、よろしくおねがいします、とさわやかな笑顔を残して帰っていった。
時計を見ると午後6時過ぎ・・・
そろそろ薄暗くなってきた外を眺めていると・・・・
展示場の隅の方から、笑顔で缶コーヒーを2本持った山田がこちらへ近づいてきた。
「いやいや、社長さん!これ飲んでよ!今日は迷惑かけちゃったね!」
なんと、山田は迷惑料代わりと、缶コーヒーを禿に手渡しにきたのだ・・!
そんなにおかしな奴じゃなかったのかな?と、禿も山田を認めようとした時だった・・・。
山田の口からとんでもない事が発せられたのだ・・・!
「社長、一緒に儲けようよ。あのクソチビのエスティマさ、調子悪いとか言って、俺のステップワゴンも同じ色だし、こっち納車しちゃえばいいよw」
「そんで、俺がエスティマ乗るよ!むろん只とは言わないよ!2万出す!どう?」
馬鹿につける薬は無いとはよく言ったものだが、、、
山田は本気の目つきでそう告げてきている、、そして、こんなくだらん事を考えていたからなかなか帰らなかったので・・・ある!
禿は優しく山田に告げた。
「あのさ、それって犯罪・・!は・ん・ざ・い。逮捕されちゃう。駄目でしょw」
その態度の激高したのは山田だ・・・!
「おうっ!さっきから〜黙って聞いてりゃ調子に乗りやがってよ!!クソやろうがっ!こんな店潰すぞ!!」
禿は「んーでも、そりゃ無理でしょう〜みんなお金出して買ってるんだしね」
しかし、山田は聞かない・・・
「俺らじゃ普通じゃねーんだよ!あ?わかってんのか?埋めるぞ!!!!」
っと、その時だった・・・!
次回最終回。
天使は舞い降りた・・・!!
【初代ステップワゴンの男】 第7話
ガラガラガラッと、禿自動車のドアがスライドし、遠方まで登録に出かけていたわが社のホープN村が貴社してきたのだ。
しばし、場の空気を察し、沈黙していた3名だったのだが・・・・
禿は山田にこう告げた。
「山田さんの言ってる事は脅しだよ?オドシ!もう大人なんだし、そんな事してたら逮捕されちゃうよ?」
しかし山田はひるまない。
「あ?俺は元00中学校、伝説のS45年卒だぞ!ゴラッ!!」
その時だ、ため息をつく禿の肩へ、「ポン」と暖かい手が置かれた。
N村の大きくて暖かい手だった。
「あのぉ、もしかして西町の山田さん?自分も同じ中学のN村ですけど」
なんとも、いつもは怠け者で陰湿でスケベなN村が、、、神々しく見える!
少し低い声でN村は山田にそう告げると・・・・山田は我に帰ったような表情になった、
「あ!!あ・・N村・・くん?・・・あれ・・ここで働いてるんだ・・・へへっ」
どうやら、昔やんちゃしていたN村=人を直ぐに刺すT.Nその人だったらしい!!
5分後、ガラッガラガラガラッと、けたたましいDシャフト音を立てたステップワゴンは暗い夜の町へとそそくさと消えていった・・・
後日、少しビビリながら禿はN村へ問いかけた・・・。
「あ・・・あのさ、N村ってさ、昔さ、、ナ・・ナイフとか持ち歩いてたの?」
すると、N村はこう答えた。
「あーー!自分が人を刺したことがあるとか聞いたんでしょ?wあんなの全部ガセっすよwそれどころか、自分、バッタすら触れないんですから!もちろん、生まれてこの方喧嘩なんてしたことないです♪」
そういい終わった無駄にガタイの良いN村は、少し小さく見えたと言う。
しかし、ヤンキーとは、噂を鵜呑みにして常に「あいつは危ない!」と、誰かに恐怖しながら生きているのだという事がつくづく感じる出来事だった・・・・。
3日後、禿自動車のある町から数キロ離れた場所にあるドン・キホーテの駐車場の片隅に・・・
山田の乗ったステップワゴンが停まっていた。
ドン・キホーテの駐車場とホンダ車は、どうしてあんなにも似合うのだろう・・・・か?
THE END
後日談
作中に登場した山田氏(仮名)は、
車の事や、大径ホイール等のことがまったく分からなかった様で、大径メッキホイールなどは、
タイヤのゴム部を取ったホイールが、タイヤの役目をして走っていると思っていたそうでつw
光るタイヤに変えてくれと、、、何度も言っていました。
嘘のような本当の話でした。
そこのあなた?
超扁平タイヤのゴム部、ちゃんと見えてますか?
と言うわけで、禿からのメリークリスマス♪
でしたww 乙でした。
おかげさまで良い年越しができそうな希ガスwwwww おお!!禿さん乙です!
メッチャ楽しい文でした〜w
扁平タイヤのゴムイラネとかうけるww いやいや・・ゴム部はいらない
↑
ここ!めっちゃツボりましたww まあ、つぶれないように普通の客も・・・少しは・・・(w)・・・来て欲しい。 禿氏おつです
長かった・・・待ちわびてたよ
いや〜今回も面白かった
次作も期待します だれか、禿さんの前のスレとか知りません?
噂によると、前スレとかめちゃくちゃ面白いそうですね。
懐かしのブラックタプーリとかもいたみたいですね。 あー
もぅ見れないっぽいなー
俺はなんと言っても、家族全員で弁当持参で車を買いにきた話が好きだったな。
あと、納車の時に金持ってこなかった親子がいて、息子が家に金を取りに行く走れメロスみたいな話も面白かった。
>>413
偽者が禿さんを騙ってこの後に書くなよという意味
言葉足らずで失敬 いやいや、この3連休、ちょっと暖かくて強風も吹いてたからかな?
またもや来たよ〜元気でおかしくって面白い客がw
ちょいっと執筆しちゃうよぉw
予告 『フレンドリーでナイスな奴w』 震撼・・!!誰でもタメ語君来襲・・・!!の巻
『フレンドリーでナイスな奴w』 震撼・・!!誰でもタメ語君来襲・・・!!の巻
「はははっ!ちげぇねぇ〜!んじゃっ!またな!バイビー!」と、男は去っていった。
その日は・・
前日の深夜から早朝にかけて、風速40メートル級の物凄い強風が吹きつける春の嵐が到来。
なんとなくだが、嫌な気分が心をよぎる・・気分優れない3連休初日だった。
我らが禿は、AM9:00に定時出社をし、先日からの強風により展示場に散乱したエロ本やゴミなどをめんどくさそうに片付けていた。
「しかし・・なんで強風の次の日って、、エロ本が散乱してる時が多いんだろうな?」などと考えていた。
と、その時だった。
リンリンリリーンと禿自動車の電話が鳴り響く・・・
車の問い合わせかな?
禿は拾い集めて自己流に製本を完了したエロ本を小脇に抱え、事務所へと向かうのであった。
つづく
『いきなりお前・・!!??!!』の巻
「はい!ありがとうございます!禿自動車でございます!」
禿は大切に小脇に挟んだ自作スクラップエロ本が床に落ちないように、ちょっと無理な体勢のまま電話に出た。
すると、電話口から奇妙な男が話しかけてきたのだ・・!
「あ、車屋さん?あのさ〜ネット乗ってたラルゴってまだあんの?」
と・・、イキナリ・・ため語での問い合わせだ・・
大抵、こんな常識はずれな問い合わせの輩はどうしようも無い奴が多いのだが、
指定してきた車もまた凄い・・!
なにせ、3日前くらいに廃車処分しようと下取りをしてきたが、
車検が1年残ってるので、とりあえず・・・もったいないし・・DQN狙いで総額10万位で出してみっか?w
でも、3日間問い合わせ来なかったら捨てちまおう!と、いった経緯の車種を、掲載期限最終日にピンポイントで狙い撃ちしてくるので・・ある!w
禿は、「ああ〜!アレでございますね!車検代って感じの価格なんですが、まだ乗れると思います。勿論まだございますよ」と答えた。
すると男はとんでもない返答をしてきたのだ・・・!!
「んじゃ見に行くわ!でさ〜お前ってそこの社長?」
なんと・・
生まれて初めて会話をして、わずか1〜2分で、、、「お前」と呼ばれてしまったのだ・・・!!
イニチアシブを取るのが巧みな、、、取引のプロなのか?
いや、ただのDQNなのだろうか・・・?
つづく
『お前はゴクウか・・??』の巻
世の中には敬語を使わない(使えない)輩が居る・・・。
有名どころでは、ボクシングのフリーザチャンプ。
はたまた、釣り基地三平氏。
続いて・・・ケンシロウに・・三下ジェロニモ。
更には、矢吹に両津に星野徹朗・・。
又は、竜が如くの・・桐生ちゃん・・・。
数々の敬語不使用キャラがいる世の中だが、
やはり一番の有名どころはゴクウではないだろうか・・・?
男はまさにゴクウに負けず劣らない雰囲気で会話をし続けるのだ・・・!
禿は「あ・・一応・・・弊社の代表でございますが・・」と答えたのだが、
男はそれに対し、こう切り返す・・・
「そうなんだ〜。じゃあ代表の人さ〜今日その車見に行くよ〜。社長さんにヨロシク言ってね。」
やっぱDQNなんだwと思いながらも、ため語にちょっとムッとしてしまう大人げの無い自分を恥じながら、、
禿は自作エロ本のページをめくりながら・・朝のコーヒーブレイクを始めるのであった。
つづく あ・・ちょい仕事になっちゃった。
衝撃のつづきは、帰ってきたら書きまつw 『お昼丁度にこんにちは♪』の巻
その後、何事も無く午前中は過ぎ去った。
そして、そんな電話問い合わせの件などすっかり忘れていた禿の体に”ある変化”が起きた。
腹の虫が「GOO!」と鳴いたのである。時刻はお昼12:00丁度。
「さて・・・」とメタボリックな体を、深々と座っていた椅子から揺り起こした禿は、毎度行き着けのラーメン屋へ向かう準備をし始めた。
・・・っと!その時で・・・ある!
「カラッカラカラカラッ!!!」と異音と共に、一台の初代エスティマエミーナが禿自動車の展示場へ滑り込んできたのだ・・・!
禿は、「チッ!今から飯だったのに・・誰だ?なんなのぉ〜?なに?どうしちゃったのあの車?」と、空腹の人間特有の苛立ちを見せながらも・・
こわばる顔面に、長い年月をかけて会得した”作り笑い”を貼り付け、展示場へ渋々と出て行った。
「えと・・お車見に来たのでしょうか?」と、言葉は優しげだが、今って昼だけど?と言わんばかりに腕時計とエスティマから落リたった一人の男の顔を交互に見ながら言い放った・・!
すると、男は、そんな嫌味な行動などには一切気が付く事も無く、返答をしてきた。
「いやいや混んでてさ〜!まいったわ!んでさ、お前が電話で話した代表って奴か?」
禿は、、空腹+年下ため語+男の服装(寅一&18金ネックレス)+来店時間帯+廃車寸前車から漂う焦げ臭い匂い等に怒りと困惑を感じながら・・・
「・・ちょ、さっきからお前って呼び捨てですけど、私、何かお気に触る事いたしましたか?」と問いかけた。
つづく
『チョットおかしな人々・・』の巻
しかし、男は悪びれもせず、全く関係ないことを口走り始めたのだ・・・!!
「ん?お前、、結構チビだな。160cmある?」
と、、空腹のメタボチビには一番言ってはいけない返答をしてきた・・・
ソレを聞いて怒ったのは、メタボチ・・・いや、我らが禿その人で・・・ある!!
「あのですね・・・お宅、車見に来たんですよね?何で私の身体的な特徴をコケ下ろす様な事とか言うんです?」
続け様に・・・禿の口激は続く・・・・・!
「それと、今、丁度お昼なので、今から食事に行こうと思ってたんですよ。そんな時に急に来て、チビとかお前とか・・・なんなんです?」
禿は禿で、接客業として、昼時に来られたお客様に対し、言ってはいけない事を口走り始めた・・・。
しかし、
男にはそんな口激は全く届いていない様子だ・・
「んじゃ〜一緒に飯喰いにいこうか?お前って何が好きだったっけ?」と・・10年来の友人に話しかけるかのように禿に問いかけてきた・・・
そして、禿もまたその問いに対し、奇妙な回答をする・・・。
「あ・・俺はラーメン系ならば何でもOK」・・と。
つづく う〜ん。。
3月の年度末って、凄く忙しいんだけど、陸運局がガラガラだから・・・
去年と同じ仕事量でも、時間が余る余るww
陸自に客が30人しか居ないのに、8人も警備員がいてビビッタw
さて、、つづきねw 『いざ!ラーメン店へ』の巻
2人は、多少の会話をしたあと、
ラルゴを見てもらう前に、禿からの提案で、良かったら近所のラーメン屋に行きますか?といった話がまとまり、
禿自動車の近くに有るラーメン店へ向かった・・・。
この時、男の名前も知らなければ、年齢も素性も全く分からない状況下。
(しかも、男の乗ってきたエスティマの室内に、、10歳前後の子供2人と、女房が乗っていたのは、、この時はまだ、知る由も無かった・・・。)
ラーメン店に入ると、「いらっしゃい〜毎度ね!」と禿に向けて店員のおばちゃんから声が届いた。
禿はこの店に週4回は通う超常連なのだ。
禿は、男に「じゃあ、おなかも空いたし、まずは飯でも食べますか!」と、告げるとメニューを手渡した。
禿は「あ!俺はいつものチャーハンセットで!」とおばちゃんに注文を入れる。
男はメニューを見ながら・・・店に入ってから初めての声を発した・・・
「あ〜おかあさんおかあさんっ!ちょっとこっち来て〜」と、店のおばちゃんに対し、気味悪い程フレンドリーな呼びかけをして、自分の席におばちゃんを呼び寄せた。
そして、「あのさ〜このさ〜00そばってさ〜うまい?」と・・・問いかけた・・・。
驚いたのはおばちゃん&禿だ・・!
おばちゃんと禿は目を見合わせながら、男の発する注文と呼ぶには問題の多い質疑に耳を傾けるのが精一杯だった・・・
しかし男は動じる事も無く第2、第3の質問をおばちゃんにつきつけた・・・!
「あのさ!俺って卵アレルギーっぽいんだよね〜卵が体内に入ると凄く臭い”うんち”が出るんだけど、その時って超おなかいたくなるんだよね!」
昼時で混んでいた店内が一瞬静まり返ったのが禿には分かった。
推定40前後の男が、、真顔で「うんち」と大声で言ったのだ・・・・!!
しかも、卵アレルギーならば、、卵料理を頼まなければ良いのだ!
禿は困惑しているおばちゃんと男に間に割って入ると、
「あの、、同じの頼みます?チャーハンと半ラーメンなんで、妥当だし。」
男にそう告げた。
男は少々困惑した表情をしながらも、「ん〜〜!でもタダでいいんだよね?お前持ちだろここの勘定?ならそれで良いよ」と、むかつく返答をした。
つづく
『そろそろ禿も限界だ!』の巻
それから10分後、、
2人は到着したラーメンとチャーハンを食べはじめた。
しかし、落ち着きの無い男はまたもやおばちゃんを呼び寄せたのだ・・・!
「あ〜おかあさ〜〜ん!あのさ〜ちょっとい〜〜〜い?」
いつもは溌剌として威勢の良いおばちゃんが、、少し困ったような顔をしながら禿達の席へ向かってきた。
こんな表情のおばちゃんを見るのは、12年この店に通って初めてだった・・。
おばちゃんは「どうしました〜?」と男に問いかけた。
男は「あのね、おかあさんってさ、誰かに似てるとか言われない?」
どうでも良い質問を昼時で混んでいるラーメン屋の店員に投げかける莫迦は実在するのだ・・!
おばちゃんは「はあ?そんなのないよ〜もういいの?」と、男ではなく禿の目を見て告げてきた。
禿は、相当悪い事をしていると感じながら、「あ・・も〜良いと思うよ」とおばちゃんに告げた。
しかし、まだ良くなかったのだ!!
男は「あっ!わかった!おかさんってさ、いずみピンコに似てるとか言われない?」
そんな事を、混んでいる飲食店のパートさんに言って・・・・得する事があるのだろうか・・・・??
おばちゃんは聞こえないふりをしながらそそくさと厨房へ消えていった・・・。
男はまだ懲りていない様子で、「あのぉ〜ピンコさ〜〜ん!おひや頂戴〜お・ひ・や!」と、凄まじいKYぶりを発揮している。
禿の怒りのリミッター解除までそう遠くは無い。
そんな時・・・!事件は起きたのだ・・・・
つづく
『もっと言って!もっと言って!!』の巻
「おいっ!アンちゃんよ〜うるせぇぞっ!い加減静かにしろやっ!」
一人の作業員風の男爵が、男に向かってそう言い放ったのだ・・・!
男は、「それって俺?俺に言ってんの?」と、予想していた感じの受け答えをした。
禿は、、、まるで置物の達磨の様に黙り込む事にした。
男爵は「そうだよ!さっきからうるせえだろ?お前だけの店じゃねえんだからさ?」
すると、男爵の近くに居たもう一人のオッサンまで「そうだそうだ!」と反応し始めた。
禿は、「もっともっと!」と心の中で叫び続けることが精一杯だだった。
男は、「おいおい〜じゃあ喧嘩売ってるんだね?外でやるか?」と、男爵に告げた。
男爵は「上等だ!」と言うと男を連れて店の外へ・・・・。
この時、禿は男と出会ってから僅か30分。
なんでこんな事になったんだろう?と考えながらチャーハンを食べていた。
つづく
『口だけなんですね・・・』の巻
それから10分。
いい加減外の様子が気になった禿は、会計を済ませ店を出た。
すると、そこには鼻血を出した男がうずくまっていた・・・・!
「あれ・・?なんか、殴られちゃったんですか?」と、男に問いかけた。
男は、「あいつ!きたねえんだよ!いきなりビンタしてきたんだよ!」
・・・で、その後、男爵は?どうしたんです?と男に問いかけた。
「ビンタしてきて、むなぐら掴んできてさ・・殺すぞって言ってきたんだよ!だから、殺されちゃまずいからごめんって言ったら帰った。」
もぅ、意味が分からない・・・・
禿は、「じゃあ、ラルゴ見に来ますか?」と優しく告げた。
男は「うん。そのラルゴって速い?」と聞き返してきた。
つづく 『速いクルマ』の巻
展示場へ戻ると、バイトのS田が、「な!どうしたんです?お客さんシャツに血見たいのが・・・」と驚きの声をあげた。
男はシャドーボクシングのまねをしながら「ちょっと一戦交えてね!」と言い返す。
禿は、ただただホッコリと微笑むだけで・・・ある。
さて、ラルゴの前に着いた2人。まずはどうぞと、禿は男に鍵を渡した。
男は「このクルマって速いんだろ?」と、またもや聞いてきた。
禿は、「スポーツカーじゃないし、ターボとかも無いし、普通ですよ。」と答えるが、
「でも、普通より少しは速い?」と聞き返してくる。
禿は「そもそもどれが普通なのかわからないけど、普通に走りますよ。」と告げた。
しかし男は、「速くなきゃだめだんだよ!じゃあ100キロ出るか?と聞いてきた。
禿は「出ますよ〜」と答える。
男は満足そうな顔をして、「じゃあこれ買うよ!ローンできるよな?」と言った。
それから2時間後・・・
寒さで震える女房と子供がエスティマから禿自動車のストーブにあたりに来た。
なんでも、ヒーターをつけるとガソリンが減るからと・・・男は一切ヒーターを入れさせないのだと言う事だ。
しかし、アイドリングでずっとエンジンは掛かっていた。
でも、いまさらそんな事がどうしたと言うのだろうか?
それから・・更に1時間が過ぎた。
展示場から一台のエスティマがカラカラとドライブシャフからの異音を立てて国道へ飛び出していった・・・
禿自動車のFAX受け取り口には、「オートローン審査お見送り」と書いた用紙が一枚。
男は審査をパスする事ができなかったので・・・ある!
しかし、自分の知り合いで、車を一から作っている先輩がいるから、そこで作ってもらうから平気だと言い放って帰って行った。
手作りの自動車の乗り心地は、どんな感じなのだろうか?
完 面白かった〜
禿さんだいぶ文章が上手になりましたね。
初登場の頃が懐かしいw エピローグ
男はいったいどこから来て、どこへ行ってしまったのだろうか・・?
実は、これは内密な話なのだが、エンディングで男が禿自動車を後にする際、禿はひとつの疑問を男へ投げかけた。
その内容は、「さっきラーメン屋で、、、その、、ラーメン代を立て替えていて、まだあなたから頂いていないんですが?」といった内容だ。
その際、男は、この小説の冒頭にある
「はははっ!ちげぇねぇ〜!んじゃっ!またな!バイビー!」
といった言葉を残し、消え去ってしまったのだ。
男は・・・・もしかしたら・・禿の心の清らかさを確かめに来た・・・天使・・?!
いや・・
神様だったのかもしれない。
平成22年3月吉日
THE END >>434
途中からいそぎすぎてw
読みにくいかもしれませんでつがw
コメありがとうございまつ♪ 禿さん乙です(^0^)/
途中からばか?だときずいたんですな。
100`出ますよ〜でワロタ
桐生ちゃんでもワロタ 読み直したら更なる面白さがジワリと・・・
情景が目に浮かぶようです
やっぱり面白いです
次作も期待してます ww
おばちゃんが、禿さんの連れてきた男に困惑し、
男じゃなく、禿さんの目を見て対応してくる辺りww
思わず吹いたw
神掛かってますw 「あのぉ〜ピンコさ〜〜ん!おひや頂戴〜お・ひ・や!」
↑
今、会議中だったんだが、サイレントモードで読んでたのに・・・このあたりでたまらず吹いたw ふぅ・・・
ゴールデンウイークでつね。
あれ?そういえばシルバーウイークっていつだっけか? 皆さん。
「薄いゴムほど突き抜け易い。」
こんな格言をご存知だろうか?
今回はこの格言を地で行く中古車購入を果たした一人の漢(おとこ)にスポットを充てた話を提供したいと思う・・・・。 それは・・春の訪れを、一羽のヒバリの囀りが教えてくれる様な・・
とても穏やかな4月上旬の出来事だった・・・・。
その日、禿自動車はいつもと同じ様に朝の9時半にオープンした。
展示場のごみ拾いを終えると、楽しい朝のコーヒーブレイクだ。
コーヒーブレイクを終えると、待ちに待った朝一番のエロサイトの巡回の時間がやってくる・・
新たなエロ画像がUPされているかと思うと、気が気ではない、、
禿は素早くPCの電源をONすると、PCが立ち上がるのを今か今かと待つ・・っと、その時である・・!
展示場に奇妙な男が歩いて進入したきたのだ! 「あのぉ〜すいません、こちらって、修理とかもやってます?」
ちょび髭にセカハン、とんがった靴に、アップリケを貼り付けた様なジーンズ・・
色の付いた薄いメガネに、かの大川興行会長風の髪型・・・
手首には大き過ぎる数珠を繋いだブレスに、金色の腕時計がチラリと見えた。
そんな風体の男にしてはとても丁寧な口調で話しかけてきた。
禿は、「あ〜場合によってはというか、うちで出来ることなら可能ですけど・・・」と言い終えるやいなや、、
男は早足で禿の元へ駆け寄ってきてこう言い放った・・。
「じゃあ、助けてもらえないでしょうか?そこの踏み切りでエンコしちゃって・・」
なにやら見た目よりもずいぶんと低姿勢な男だ・・
仕方が無いな。と、禿は救出に向かうの・・・・だ・・が・・?! 3分後、禿と男は禿自動車近くの踏み切りを渡った先の道路へ到着した。
そこには・・・
Y32グロリアグランツーリスモアルティマ仕様のシングルカム車がど〜〜んと停車していた。
ボディカラーはもちろん黒。
18インチのデッシュアルミを履き、地を這うような車高・・・
それを見た禿は・・
「あ・・いや・・あのぉ・・この車ですか?」と男に聞いた。
男は、
「はあ、これです。さっき踏み切りを渡った時、急にタイヤがバーストして・・パンクしてしまい、、その拍子にオイルパンをひっかけて・・」
禿は車の下を覗いてみた・・・
そこには、数リットルはあるとみえるオイルの水溜りが完成していた・・・! 禿は従業員のN村を呼び出すと、すぐにY32を牽引して禿自動車へ向かった。
リフトアップしてみると、下回りをしこたま打ち付けたのか?オイルパンが抉られて、オイルが抜けきっていた。
禿は「この車、修理すると結構かかりますよ?」と、男に伝えたのだが、
男は既に禿自動車展示場に置いてある格安過走行のY33シーマに夢中だった。
そして、「あの、、このシーマ、いくらですか?」と禿に尋ねてきた。
禿は、「全部で15万でいいっすよ」と男に告げる。
こうして、男はY32→Y33へと見事なステップアップを果たす事になったのだ!
そして、この出来事は、男と禿の奇妙な中古車関係の始まりだったので・・・ある!
ちなみに男の乗っていたY32グロリアの走行距離は、、、なんと・・・48万キロだったのは、、ちょっぴり驚いたw 第1話『Y32で全国行脚!!』の巻
あれから10日。
男は禿自動車にやってきた・・!
そう、いよいよ本日Y33シーマが納車されるのだ・・!!
約束の時間は午後2時だったのだが、待ちきれなかったのか?男は1時に禿自動車へやってきたのだ。
そして、ちょうどぺヤングのお湯を流しに捨てていた禿は、それを悟られない様に男から死角であるテーブルの裏に隠すと、
「いやいやいや〜お待ちしておりました〜」と、心とはまるっきり正反対の笑みを浮かべ男を出迎えた。
男は、「いや〜ようやく車が来るからうれしいですよぉ〜何しろ車がないと仕事にならないもんで・・」
禿はそんなに興味も無かったのだが、一応・・社交辞令で「お仕事って?」と尋ねてみた。
男は、、待ってましたとばかりに・・「あのね、車で全国を回って玩具売ってんですよwククク」と・・怪しげな笑いを見せた。
とても嫌な予感がした禿だったが・・・一応、、、こう尋ねた。
「え?おもちゃというと?」
男は満面の笑みで切り替えしてきた・・
「お・と・な・の・お・も・ちゃ・♪」
禿「・・・・・・」
振り返るとお湯を捨て切れていなかったペヤングが膨張し、蓋を持ち上げ、、溢れかえっていた・・。
つづく 第2話『お客様のニーズを考えた商品開発』の巻
男は急に得意げに語りはじめた・・・・
「社長さん、大人の玩具ってのもね、色々大変なんですよ・・」
禿は別に聞きたくもないし、どうでも良い話だと思いつつも・・
「・・・へ・・ぇ・・そうなん・・・ですかぁ・・」と気の抜けた返答を投げかけたのだが、男はまったく動じない。
それどころか、徐々に生き生きとして喋り続ける・・・
「まぁ、どんな世界でも、良い物・悪い物。この2つしかないんですわ・・!」
そういい終えると、禿の反応を待つ。禿が応じると、男が語る。
こうした会話が暫く続いた。以下、その時の2人の会話に少し耳を傾けてみよう・・・・。
男「そこで・・俺は考えましたわ。」
禿「・・・はあ・・」
男「俺は・・・長く悩んだ末、女房に頭を下げたんですわ・・」
禿「・・・ぇ?あ・・はい」
男「女性のオソソがどういった事を求めているのかを知る為ですわ」
禿「・・・お?オソソ?」
男「はい。オソソですわ・・・。やはりニーズちゅうもんわ〜当事者しかわからんのです」
禿「・・ニーズ?・・オソソ・・?」
つづく 第3話『オソソ』
禿はとりあえず気になるワードである「オソソ」とは何か?と男に尋ねた。
男は、少し顔を赤らめながらこう答えてきた。
「・・あ・・そのぉ・・あ・・あれですわ・・女性の下の部分というか・・急所のこと・・・」
なんと、オソソというのは女性器を指すワードらしい。
しかし、、男の恥ずかしがる態度・・・まるで中1男子レベルで・・・ある!
こんな男がなぜ大人の玩具販売をしているのか・・・いささか疑問な禿だったが、
「じゃあ・・奥さんに・・色々と手伝って頂いた上で、、バイブなんかの・・開発とか?を・・?」
誰でも、今までのやり取りを考えてみても・・・そう思うだろう。
しかし、男は急に立ち上がると・・禿に向かってこう言い放ったのだ・・・!
「はあ?あんたぁ〜何言ってるんですかぁ!うちの女房は〜そんなおんなじゃぁ〜ない!!」
びっくりした禿だったが・・・もうどうでもいいや〜と思いながら話題を変えることにした。
つづく 第4話『シーマって・・・なんなの?』
禿は男を冷静にさせる為、「そろそろシーマ来ますよ!今度はターボも付いてるし、速いですよぉ〜」と語りかけた。
男は気を良くしたのか、「社長さんも調子良いねぇ〜w」と笑顔で答えてきた。
それから5分後、希望ナンバーも眩いばかりの、真新しい字光式ナンバープレートを付けたシーマが到着した。
男はすぐさま展示場へ駆け出すと、シーマの前で立ち止まった。
「う〜ん、とうとう・・シーマかぁ・・俺も、ついにこんな高級車乗れる位になったんだな・・」と呟いていたのを禿は聞き漏らさなかった。
そして、残金の受け取りや書類上のやり取りを済ませた男は、足早にシーマに乗り込むと・・信じられない行動を取ったのだ・・!
「おう!社長さんよ!あんたもこういう高級車に乗れるよう、はやくがんばれや!」
そして、続けざまにこう言い放った・・・
「なんかあったら俺んとこ〜来い。もしくはベル打てや!すぐさまシーマで駆けつけたるからな」
ポカ〜ンとしたのは禿で・・・ある!!
男はシーマを入手したとたん、、厨二の様な世迷言を語り始めたのだ・・・!
なんでも、シーマは選ばれた者しか乗れない乗り物らしい事も語っていた。
ぶっちゃけても、、15年前の過走行糞車のシーマだ・・そんな糞車に乗ったとたん、人が変わってしまったので・・・ある!
ヤンキー・チンピラ・ドカチン・キャバ・・・達が大好きな車シーマ・・・
この車にはわれわれの知らない「何か」特別な秘密でも隠されているのだろうか?
つづく 第5話「チンピラとシーマとキャバ嬢の巻
納車した翌日の午前10時、禿自動車の電話がけたたましく鳴り響いた・・・・
素早く受話器を上げ、「ハイ!禿自動車です!」と美しい応対をしたのは我らが禿、その人である。
しかし、そんな爽やかな対応も、電話口の驚くばかりの話にかき消されてしまうのであった・・。
「おう!昨日〜シーマもらった山田(仮名)だ!社長いるか?」
禿「・・・ああ〜!はいはいどうもぉ〜私ですが〜!何かございました?」
山田「おうおう!お前ン所は、納車の時、灰皿の掃除もしねぇのか?ああ?」
禿「・・・え?ああ〜灰皿汚れてましたか?申し訳ありません」と、一応誤ったのだが、、
山田は続けざまに吼え続ける・・・・・
山田「それと〜トランクゥ〜!!汚かったぞ!」
禿「はあ・・すいません・・」
山田「あとぉ〜タイヤのミゾ!!小石が挟まってんだよ!!」
禿「・・・はあ・・・」
山田「あとぉ〜ガソリン全然はいってなかったぞ!お前な!シーマ買うほどの客だぞ?こっちは?もっと大事にしないとよそいっちまうぞ?あ?」
禿「・・あ・・いや・・よそ行けば?」と内心思いながらも、この手の基地外の相は慣れているので、PCでエロ画像を見ながら適当に済ませていた。
しかし、山田はしつこい!あまりにしつこいので、禿も我慢の限界に達していたのだ・・が、その時山田の電話口の裏から女の声が聞こえてきた・・・
「やば〜!山田さんって・・やっぱヤクザでしょ?」
そんな感じの若い女の声が聞こえてきた・・・
大方、糞シーマを購入した山田が、調子に乗って行きつけのキャバクラの不細工姉ちゃんをドライブに誘ったが、
自分の凄いところでも見せ付けてやろうといった類の・・・・遠吠えだろう・・。
禿はエロ画像を見ながらいまだ切れない受話器を持ち続けていた。
つづく 第6話「パチンコ店にて。」の巻
あれから3日が過ぎた・・・
山田のことなどすっかり忘れていた禿は、夕方になり久しぶりにパチンコ屋へと出向いた。
そう、びっくりパチンコあしたのジ0−を打ちに行ったので・・・・ある!
1マン・・2マン・・・3マン・・・何万円つぎ込んでも禿のジョーはハリマオにすら勝てない・・・
いささかイラつきが禿を襲い始めた・・・と、そんな時だった。
禿の裏手からひょいっと・・手が伸びてきて缶コーヒーが差し出されてきた。
振り返ると、そこには山田がいた・・・!
顔を赤らめながら照れくさそうに微笑み・・・缶コーヒーを禿に手渡してきたので・・・ある!
びっくりしたのは・・・禿である!何もビックリぱちんこにびっくりしたわけで無い。
なにしろ、先日、、あれほどまでに罵声を浴びさせてきた憎むべきバカチンが・・・目の前で微笑んでいるのだ!!
パチンコの負けもシンクロし、、パチンコのリーチで、」ジョーがまったく勝てないホセに似た薄禿の山田が・・そこにいるのだ・・・!
そして・・山田は苦笑いをしながら・・・とんでも無い事を言い出したので・・・ある!!
「いやいや〜先日はすいませんwコレ(小指を立てて)の前で少しいきがっちゃいましたわw」
はあ?いったいなにがどうなってるの〜?
つづく 第7話『真性!厨に・・・』の巻
山田は少しだけ悪びれた感じで、「いや〜悪かった!怒鳴っちゃいましたもんね。怒ってるでしょ?」
禿「・・・いえ・・別に、もういいですけど。」
山田「いやね、あの女ぁ〜なっかなかやらせないんスよw」
禿「・・・・」
山田「あ!ほらっ!怒ってる!今怒ったでしょ?」
禿「いえ・・もういいですけど。」
山田「やっぱぁ男って女の前で凄い男演じたいじゃないですか!」
禿「・・・いえ?特にそうは思わないけど。」
山田「ぇ!マジっス?ヤクザとかって思われたいとか思わないんですか?」
禿「・・・いやいや思わないですけど。」
山田「そ〜なん〜?マジすか?俺は強い男が一番だと思いますよぉ」
真性だ。
話をまとめると、やはり女は禿の推測通り、キャバクラのお姉ちゃんで、なんでも19歳らしい。
そのお姉ちゃんとやりたいがために、、50過ぎと思える山田は、言葉使いまで三下チンピラの様に変化していた。
「かかわりたくない・・・!」
そう思った禿は、そそくさと席を立ち、店の外へ・・・。
店外へ出ると、駐車場に超扁平タイヤ(推定20インチの30タイヤ)を履き、凄まじくローダウンしたシーマから・・・
「おお〜神よぉ〜彼をすくいたまえ〜♪ライラライラライララ・・」と、アリスのチャンピオンが音量全開でかかっていた・・・
奇しくも、禿が負けたパチンコも、、ボクシング物。山田の聞いているオールドヤンキー好きな曲もボクシング物。
歌詞は、、、おお〜!神よ山田をすくいたまえ・・・と、禿の耳には変換して聞こえていたと・・いう。
つづく 第8話『薄手のゴム』の巻
翌日、禿は事務所の自分の机においてある箱に気が付いた。
従業員のN村に、「これ?何かな?」とたずねると・・・
あ〜それ、山田って人が置いていきました。との事。
なんでも、昨日のあの後、山田が店に寄って置いていったらしい。
箱を開けると、薄々極薄コンドームが1ダース入っていた・・・・。
禿は、「ふっ。味な真似を。だが・・・薄手のゴムは突き抜け・・・やすい。案ずるべからず・・・。」と呟いた。
このコンドームは、山田の妻をモデルに開発された物なのだろうか?
そんな事を思いながら・・・自分のカバンにゴムをそっとしまった。
あれから数ヶ月がたった・・・
今、禿自動車の整備ガレージには山田のシーマが停まっている。
薄々のゴムタイヤをホイールが突き破り・・・そのままクラッシュ。廃車寸前の状況で・・・ある。
禿は、妻とのプレイに山田から貰ったゴムを使用しようしていたが、ゴムを妻に見せる前に、妻のカバンチェックでゴムが見つかってしまい・・
血の雨が降ったと・・・いう。
一方・・山田は、、、薄手のゴムを使用し、意中のキャバ嬢(凄い不細工)と結ばれたらしい。
しかし、勢いあまってゴムを突き破ってしまったがタメに?懐妊。
そして、、コンドーム開発担当の女房からは愛想をつかされた模様だ。
これは、薄手のゴムが引き起こした数々の縁、、、奇跡の物語で・・・ある。
完 エピローグ
時間が無い・・というか・・眠いw
いや〜我ながらくだらないなw
さて、山田はその後、インフィニティQ45を購入した模様。
禿自動車近所の吉牛の良く停まっていますw
因みに、作中にも出てきた・・・今時「ベルを打て」つまり、ポケベル。
マジで、、、持ってたのには驚きますたw
H22年 5月3日未明 禿
ポケベル今でもあるんだ(ググった)
俺も、驚いた。 グロリア、シーマ、インフィニティQ45・・・
日産"ハイソ"と、"ポケベル"の絶妙な味わいw
ご馳走様でした
次はプレジですかなw 次はプレジしかないな。しかも前期モデルで壊れかかったアクティブサス付とかw いるよね〜
女の前だと粋がっちゃう奴
今回も面白く拝見させて頂きました
禿さん乙です いやいやいや〜!
WC盛り上がってまつねw
しかし、そんな中でも面白オカシイお客が来たよ〜w
さ〜てイッテみようw
新作『ヤンキー君とメガネブス』のお話の始まり始まり〜♪♪ 『ヤンキー君とメガネブス』 第1話〜ヤンキー君の憂鬱の巻
それは、GWを終えた、5月中旬、初夏の眩い日差し照りつける午後だった。
禿は昼食に平らげた「焼きそばバゴーン復刻版」の空き箱をゴミ箱に投げ込み、
食後に食べようと企んで購入していた、ソフトエクレアの袋を空けながら展示場に目をやった・・
すると、展示場角に置いてある、走行13万キロオーバーの初代キューブ(代車)の車内を覗きこむ奇妙な2人組を発見した・・。
パッと見た感じ、20代のチンピラ風の男と、見た目かなり不細工だが、チンピラに騙され、金ずるにされている幹事のメガネブスの2人組だった。
エクレアを口いっぱいに頬張ると、面倒臭そうに禿はその2人の元へと歩み寄った。
「あのぉ・・そちらのお車に、何か御用が?」
禿はそう言っただけなのだが、男は異常なほど過剰に反応をしてきた・・・!
「くっ!!だ・・・だれだっ!!OX会の人間か?俺をどうしようってんだ!!」
それと同時にメガネも泣き叫ぶ・・・
「やめて〜〜!しんちゃんを連れて行かないで〜〜!!!!!!」
もうなにがなにやら・・・
つづく 第2話〜逃亡者・・・?!
禿は「あの、、その、、ここって、車屋ですけど、私、ここのシャチョーね?ワカルネ?OK?」と、
昨晩、フィリピンパブに飲みに行った際、知りもしない英語を、カタコト日本語とMIXしながらフィリピーナと会話をしていた状態が抜けきれないまま、、
とってもおかしな日本語で彼らに話しかけた。
しかし、彼らはそんな事はお構いなしに、こんな事を言い始めたのだ・・・!
「あ、失礼しました。自分、この町で不良やってる小島と言います、、ちょっとヤボな事してしまって、、今、追っ手に追われているんです。それで、さっきはつい取り乱してしまった・・・」
続けざまにブスも「申し訳ないです、でも、、しんちゃん、日本中から狙われちゃって、、、大変なんですぅ・・・」
と、意味不明な事を言い出した・・・。
追ってに追われている人間なんて、そうそうお目にかかれるものじゃない!
実際に、そんなシチュエーションなんて、パズーくらいしか知らない禿は、、少しドキドキしながらこう聞き返した・・。
「ぇ!!お・・追っ手ですか!!な、、なんか事件というか、、やらかしちゃったんで??」
男は慌てふためく禿の態度に気を良くしたのか、、経緯を説明しはじめたのだ。
「ぇぇ。実は自分、地元じゃ知らないヒトはいない、先輩の車に、、この前間違ってクラクションならしちゃったんス・・・。」
メガネブスもアシストするかのように喚いた・・
「そう!しんちゃん、、このままじゃ先輩に殺されちゃう!先輩、しんちゃんの事、探し回ってるみたいなんス!」
禿は、、
「な、クラクション鳴らしたって、、間違えちゃったとか言えば良いんじゃないですか?」
すると男は、、、何バカな事言ってんだよ〜みたいな対応で、禿に語りかけてきた。
「あんたさ、先輩の怖さ知らないんですってばw先輩、、マジ、警察とかも上等スから!前に60人の警察と揉めて、返り討ちにしてますから・・!」
メガネブスも喚く・・・
「そう!アタシが聞いた話だと、この前に警察署にシーマで突っ込んで大暴れして、3人ぶっとbして帰ってきたって!」
やっぱ、、シーマなんだwと、禿は朗らかに彼らの会話を楽しむ事にしたw
つづく 第3話 あれ、、、日本中じゃなかったの?w
そんな会話をしていると、禿自動車脇のバイパスに、たまたまプレジデントが通過した。
男は、「やっべ〜〜!!!」と叫ぶと、地べたに転がり・・・伏せるように隠れた・・・。
メガネも同時に顔を隠し、しゃがみこむ・・・。
禿は、そんな2人を尻目に、プレジの運転手を見ていたが、そんな2人なんてまるで眼中にない感じの、年の功60過ぎの熟練紳士的な運転手が白い手袋をして、優雅に走り去っただけだった・・・
しかし、男はとんでもない事を言い出したのだ・・・・!
「ああ・・・あれは、、間違いなく先輩の友達の近藤先輩だった・・!!ヤバイ!俺、まじで狙われてる!!」
ブスはブスで、「うん!アタシも見た!パンチパーマで入れ墨が全身に入ってたと思う!!」
禿は、、一応、、、近藤先輩とやらの身体的特徴を聞いた。
まず、彼らの言う近藤先輩とは、、
「全身入れ墨が有るが、誰も見た事はない。ごつく、太っていてパンチパーマに、いつも豹柄のパーカーを愛用。年齢21歳。」
禿の見た運転手は、
「齢歳前後、痩せ型、白髪で物腰の良い感じの、穏やかで上品な運転手・・・。」
まるっきり違うのだw
と!その時だ、、、またもや2人はしゃがみこんだ・・・!!
今度は黒いワゴンRだ、、!マフラーが少しうるさい程度で、普通の奥さんみたいな感じのヒトが運転してた。
しかし、、、彼らは「あれ、、真由美先輩じゃない?吉岡先輩の彼女の!!ヤバイ!こっち見てた!見つかったかも?」と、、騒ぎ出す。
少しあほらしくなってきた禿は、、店内へと戻ろうとしたのだが・・
つづく 第4話 ちょw
と、その時だった。しんちゃんと呼ばれる男が、禿に語りかけてきた。
「これでわかったべ?俺ら〜狙われてるんだよ・・・だから、なんでも良いから安い車を買って、2人で遠くに逃げる訳ですわ。」
禿はもう面倒くさいので、「じゃ、あのキューブ9万で良いんで、買います?」と即座に返答を返す。
男はキューブの方へ歩み寄ると、、「まいっか!」とブスに告げると、購入したいと言ってきた。
しかし、同時にいくつかの希望を果たして欲しい、と禿に告げてきた。
その内容は、
・CDステレオを装着して欲しい。(まぁ、、しかたねーな・・・・
・ETCを装着して欲しい。(は?その前にETCカードとか持ってる?w
・シルバーの車体をブラックパールにして欲しい(おいおいw
・リアウインドウに、カッティングシートで「OX会二代目0X」と文字を作って貼って欲しい(逃げてんじゃねぇの?w
・フロントもフィルム貼って、カーテンをフロントガラスにも付けて欲しい(捕まるよw
・お金は夏、もしくは秋になったら持ってくる・・・(ちょw
とりあえず・・・禿は、2人に帰るように説得した・・・・。
2人はその場はいったん引き、、、帰っていったのだが、
それから数時間後に再訪問をしてくるのだった・・・!
つづく
第5話 満面の笑み
アレから5時間・・・
時計の針は19:45分を指していた・・・。
禿自動車もそろそろ店仕舞いが近い・・。そんな、、穏やかな黄昏時、、
あの2人は再度禿自動車へやってきたのだ・・・!
「あのお、、キューブの件何スけど・・・金〜用意できそうス。」
男が店のドアを開け、禿を見つけるや否や、そう告げてきた。
禿は、「ん?ああ、、まぁ欲しいなら売るけど、アレ、、本来代車だし、いつ壊れるかわかんないですよ?」
と切り替えしたのだが、、
DQNお約束の返答がすかさず禿に帰ってきた。
「あ〜壊れても大丈夫ス!自分の後輩が整備士なんで全部タダで直させますから!」
禿は思った。
DQNの後輩って、、なんか整備士が多いし、タダって言うけど、パーツ代とかどうなるんだろ?w
と、野暮な思いが頭を巡るが、、相手はDQN。
そんな事はまったく考えないし、まったく関係ないので・・・ある!
しかし、結局のところ、
実際に車が壊れたときに、後輩に無理強いさせても、後輩の親が出てきて、逆に窮地に立たせられるだけなのだ・・!
そんな事を、、禿は考えながら・・・「ん、じゃ、、持ってく?」と男に軽い返答を投げかけた。
男は、「買います。でも、ちょっとお金を取りに行きたいんですが、、ここから車で30分かかる所に行かないといけないんです。でも、俺、足がないので乗せていってもらえないでしょうか?」
禿はちょっと悩んだが・・・
まあ、暇だし、、、小銭も入るから、、帰りに道にピンサロでも寄るかな?などと、、行楽気分でOKサインを投げかけた。
これが、、後々大変な・・物語の序曲だったというのは、、この時、、誰が予想していたのだろうか?
つづく
第6話 Y33。
禿は、展示場においてあった廃車予定のY33グランツに乗り込んだ。
3日前に隣町の鳶職の少年がbBを購入した際に捨てていった代物で、
ちょっと車検が残っていたので、自社名義にして車検が切れるまで足車にしているボロ車だ。
走行距離はお約束の15万`wタイミングチェーンではないVGEgなのに、タイベル無交換w
あちこちぼこぼこで、車内はココナツオイル臭く、ミラーには極太の「フサ」がぶら下がっていた・・・。
車体はもちろん漆黒のブラックだ!
「さあ〜乗ってください、ちょっとボロだけど、、これで行きますんで。」
禿は男とメガネちゃんにそう告げたのだが・・・・
ここで、驚くべき事が起きた・・・!
「あのお、これって売り物なんですか?」
そう、男はY33グランツに興味を持ち始めてしまったので・・・・ある!
禿は、、「あ、、キューブと同じ金額なら売りますけど・・・」と告げた。
男は大層喜んだ。キューブで我慢するところが、憧れのY33ブラックに乗れるので・・ある!
「そうと決まれば金ですね!」と言わんばかりに、、、禿に行き先を告げる男だった・・・。
つづく 第7話 久しぶりの緊迫感・・
それから10分が過ぎる頃、一行はコンビニの駐車場にいた。
禿が急に小便がしたくなってしまい、、トイレ休憩中だった。
しこたま小便を出し、満足気な禿は、駐車場へ戻ったのだが、そこには実にほほえましい光景が描かれていた。
男がY33のボンネットに座り、めがねちゃんが写メで撮影をしていた。
禿は「ニコリ」と微笑むと・・・「グランツって・・あの手の人のために存在しているんだなぁ〜」と思わず一人でつぶやいた。
禿に気が付いた2人は、少し気まずそうにしながら、、「あ・・すいません・・・まだ金も払ってないのにw」と、可愛げのある返答を投げかけてきた。
穏やかなムードで、3人はわきあいあいと車に乗り込んだ・・・・。っと、その時だった!!
コンビニの駐車場のはじに駐車していた20セル塩前期から、、、怒髪天を突く勢いのチンピラが飛び出してきたのだ・・・!
「おうっ!お前、、今!!こっち見てたんべ?おう?ゴラッ!!」
ショートニグロ、とんがった靴、まるでピエロの様な派手な刺繍(犬が骨を咥えた絵)の入ったサマーセーターに、、刺繍入りのソフトジーンズ、、
輝く喜平型の18金ネックレスに、金のメダルがぶら下がり、、怒り狂いながら車から飛び出してきたくせして、、小脇にセカンドバッグを挟みこんだ男が、、
ズンズンとこちらへ歩み寄ってきたのだ・・・!!
そして、ついにY33の前に立ち塞がる・・・・!!!!!
つづく
第8話 リッチな男。
男は小脇に挟んだセカンドバックを落とさないよう、器用な体制でY33の窓から車内を覗き込んできた。
なにやら、小島が男のセル塩に見とれていたらしいのだが、、、セル塩のチンピラは、それを快く思っていない様子だった。
「おうっ!おまえさっき睨んでたんべ?あ?ゴラ?」
小島は最初、「いえいえそんな、、申し訳ない」と、消極的だったのだが、
これがいけない。
刺繍の入った服を着込み、大声を出す輩は、怯む相手とみると、しつこく徹底的にわめき散らすので・・ある!
禿は「小島君、、そういうつもりで見たんじゃないんだよね?あのセル塩が格好良いなって思って見てたんだよね?」
と、アシストをした時だった・・・・!
「おう!このコデブ!お前どこのもんだ?あ?」と、
セル塩男は、今度は禿にまで絡んで来る始末・・・
これには禿も参った。
しかも、齢40を迎えた禿に対し、推定23歳くらいのセル塩男は、、
「お前地元どこだ?」「何中だったんだ?」「青木先輩知ってるか?」など、、
おおよそ、厨2病のヤンキー同士が、本当は喧嘩して痛い思いをしたくないが為に、どこかで関連性を見出し、
多少でも自分有利な関連箇所を見つけ出して、「今回は許してやる」と、大義名分を元に、、喧嘩から逃げる手法を怒涛のごとく投げかけてくる。
禿は、、もう面倒くさいので、、それなりの町のチンピラの友達でも呼び出そうか・・・などと考えたが、
ちょっと馬鹿っぽいので、、「あ・・すいませんです。もう悪気とかも無いので、、あやまりますから許してくださいよ〜」と男に告げた。
それを聞いて気をよくしたセル塩男は、、
「はんっ!しょぼい野郎だ、喧嘩もできねーし、金も持ってないんだろうなw俺みたいにセル塩転がして、財布の中身、これくらい持ち歩けるようにならないとなっ!」と、、
なんとっ、財布を広げて、、禿に見せ付けてきたのだ・・・!!!
禿は、、黙っているが、、一応、会社社長である。正直、財布の中には35万円程の万札が入っている・・・。
しかし、、
目の前に広げられた財布は、、、どう見ても千円札が20枚ほどで、厚みを演出し、万札はせいぜい5〜6枚しかないのだ・・・!!
あまりにも低い・・・次元!!
早く帰れよ。。と、願う禿をよそに、セル塩君は、いまだに財布を広げて上機嫌だった・・・。
つづく
おお!いつの間にか新作きてた!
相変わらず熱い展開に
wktk 禿さん、続きを早く・・・先輩に追われてるんで逃げる前に・・・読ませて 第9話 スーパーリッチの巻
は、ちょっと忙しくて・・・サッカーも負けたし、
もうちょい待ってて下さいでつw 第9話 スーパーリッチの巻
セル塩君は、禿の目の前に、せいぜい5〜7万円の財布を大きく広げたまま、、
10秒、、いや、20秒はその体勢を貫いただろうか?
禿が、「あ、、す、、すごいですね・・・はは、、さすがセル塩乗ってる人はリッチですねぇ」
と、顔を引きつりながら返答すると、ようやく長くフリーズした体勢を解いた。
そして、続けざまにこんな台詞を吐いたのだ・・・
「はははっ。貧乏人!お前等もそんな古いY33なんか乗ってないで、いつかはセル塩くらいは乗れるようにがんばれや!俺なんて、タバコすら340円の洋もくだぞ?wお前達なんて吸えないだろ?高くてよっ!」
と、お約束のパーラメントを吸いながら、もはや、有頂天を通り越している・・・。
っと、その瞬間だ・・!「ギャギャギャッ!!ブロロンッ!!」という快音、ビカリッと輝く、台湾製のHIDライト、、そして、19インチのメッキアルミ、お下品な車が姿を現した。
そう、我らが禿自動車幹部でもあるN村が、自慢の愛車で偶然にコンビニ駐車場へ登場したのだ・・・!
N村の愛車は、W220のSクラス。世間から見れば、形遅れの、糞チンピラBIPカーである。
そして、10年落ちの運転席のドアがガチャリと開くと、、低い車高の車内から、知能はそれ以上に低そうな男が車から舞い降りた・・・。
禿は、「いやいやいや、、N村って、客観的に見ると・・・なんだか痛々しいやっちゃなぁ〜」と、、苦笑いをしたのだが、、
それらの行動を、、羨望の眼差しで見つめるもの達がそこには・・・居た。
そう、セル塩君だ。
そして、忘れてはいけない・・・・小島とメガネちゃんも、、、「おお!」といった表情で、N村を凝視していた。
つづく 第10話 それなら俺はウルトラリッチだろ?wの巻
禿が、「おい!N村っ!」と声をかける寸前、間髪いれずにセル塩君が禿達3人に語り始めた。
「おう、いま〜そこに止まったベンツ!アレ、俺の先輩なんだけどな、車屋の社長やってんだ!すげ〜金もちなんだぞ!」
と、、おかしなことを口走ったのだ・・!
そう、皆さんもお分かりのとおり、、N村は禿の経営する禿自動車の社員であって、、決して社長ではないのだ・・・!
セル塩君は続けて語り始めた。
「お前等なんぞ、会話もできねー位の人って事。俺よ、あそこに止まったベンツ!アレ、200万で買うかもしれねーんだ!ベンツだぞ!しかもSクラスな!」
ぽか〜〜んとしたのは、、、我らが禿である!
だって、そのSクラスは、走行17万キロで、2000年式、、
見た目600だが、本当は320で、、、1年前のAAで、、、60万円で競り落としてきたのは、他ならない禿自身、つまり自分なのだ!
それを、社長風ふかしたN村が・・・・ドチンピラに、、高額で売りつけるシーンに遭遇してしまったのだ・・・!
そうとも知らないN村が、、こちらへゆっくりと近づいてきた・・・。
「おいっ!郷田!ベンツ持って来たぞ!こっちこいや!」
N村は先輩風をふかし、、大声で「郷田」と言う男を呼びつけた。
郷田は「あい!チャース!」と、、訳の分からない挨拶と共に、変な低姿勢になりながらベンツの元へと走り去った・・。
そして、なぜか・・・・小島もメガネちゃんも・・・一緒にN村のベンツを見に付いて行くのだった・・・・。
つづく 第11話 本当に痛い人・・・。
禿は,「しかたねーなぁ〜よっこらせ・・」とばかり、ベンツの置いてある方面へ歩いていくのだが・・
ここで、10mほど先にいいるN村と郷田の会話が聞こえてきたので・・・ある。
その会話の内容は、ただただ驚きに満ち溢れていた・・・
N村「おうっ郷田ぁ〜金もって来たか?」
郷田「へっ、、へへへっ。ありますよぉちゃぁ〜んと」
N村「ならいいが、何せうちの社長って、けちで小うるさいからな!」
郷田「へ?そうなんス?でも、N村さんの先輩だし、結構強面で、金もってそうスよねぇ」
N村「・・・金はどうか知らないけど、ちっちぁ〜い男よw背も160無いんじゃねーか?wチンコも仮性でちっこいしww」
郷田「うゎ〜160も無いんですかっwwそりゃちっこい奴ですね!しかも仮性スかw」
N村「ま、背も小さけりゃ〜チンコも心も小さいってか?ww」
禿は・・・N村たちのいる10m先が、、途方も無く遠く感じ、、そして、、、
ちょっぴり傷ついてしまったので・・・ある・・!
つづく 第12話 コンビニ駐車場でバミューダトライアングルな関係w
どうしよう?
今、どの野面下げて奴らの前に出て行けようか?
禿は悩んだ挙句、N村へ電話をかけてみることにした。
「おい!N村〜今〜何してる?」
N村「あ!社長お疲れ様っす!今〜ちょっと野暮用ですね・・・、」
禿「野暮用?何それ〜女か?」
N村「まあ・・そんな感じです・・・」
禿「ふ〜〜ん、、じゃあ、忙しいのかな?」
N村「そんな事無いんですけど、、何かありました?」
禿「・・・いや、ちょっと。というか、あのさ、お前、ベンツ売るの?」
N村「あ!知ってました?なんか、どうしても欲しいって後輩がいるんで、売るかもしれないです。」
そんな会話を交わしていたのだが、、郷田がN村にそっと囁く・・・
「あ・・ちょ、、N村さん?社長さんですか?・・・ベンツ売ってもらうことに反対してるとか・・?」
N村はそんな郷田に、「だいじょぶだよ!ちょっと静かにしてろよ」と言い聞かす。
郷田はN村にそう言われると、、今度は禿達の方へ向かって歩いてきた・・。
「おう!お前ら、今後あのベンツ見たら挨拶くらいしろよ!あれ、この辺りで結構な顔役の車屋の社長が乗ってた車だからよ!」
というか、それって俺のことか?と思いながら、、電話口ではN村と会話し、
直接目の前にはN村の後輩のチンピラに指図されるといった・・・おかしな三角関係は、こうして完成されたのである。。。
つづく 第13話 小さいチンコで悪うございました。
あ〜〜もう、、めんどくせー!
禿は郷田の前まで歩いていくと、「ちょっといいかな?」と腕を引き、、
そのままN村の前まで引っ張っていく事にした。
その際、「おうごらっ!離せやチビ!糞やろうっ!」などと罵詈雑言を浴びさせられた禿だったが、
ものの10秒でN村の前に到着すると、、N村、郷田の両名に向かい・・・こうつぶやいたのだ・・・。
「背は160以下、小さいちんこで悪うございました!」
ここで驚いたのはN村であろう・・・。
慌てて取り繕うとするN村は・・
明日、禿に大切なプレゼントが用意してあると言ううそ臭い話や、
禿が既にそこに居たことは分かっていたといった類の胡散臭い話、
そして、最後は、禿の堪忍袋の上限を見極めるため、自分でも嫌々ながら禿の悪口を言って見せたなどという・・・
卑劣極まりない幼稚な言い訳を言ってのけたのだ・・。
それら一連の会話などを見ていた郷田とコジマ、そしてメガネちゃんは、
ぽか〜〜んとした表情で、禿とN村の薄汚い大人のやりとりを見つめていた・・・。
つづく
第14話 郷田のヨイショw
あ・・れ!ああ!やっぱり!
そう叫んだのは郷田だった。
N村と禿の言い合いの最中、割って入る程の声で郷田は叫ぶ・・!
「あなたが社長さんでしたか!やっぱり!以前どこかでお会いしたかな?と感じていたんですよっ」
先ほど、「オウゴラっ!」と18金のネックレスを揺らしながら、セルシオから飛び出してきたDQNはいずこへ・・・?
と、思えるほど、さわやかに変わり果てた郷田は、更に禿を「ヨイショ」する・・・!
「いやいやいや・・どこか、オーラと言うか、何か?普通の人とは違うなぁ?と思っていたんですよね〜」
ヨイショは更にヒートアップする・・・。
「あ・・れ?”お背が小さい”と、聞いていたのですが、あれ?・・普通に170くらいです・・よ・・ね?」
と、どう見ても155cm程の小男の禿にわざとらしく・・・問いかけた・・。
しかし、
こんな単純な「ヨイショ」に、気を良くしたのは・・・我らが禿その人なので・・・ある・・!
「郷田君って言ったっけ?君ってけっこう感じが良いね」
ぽか〜んとしてそのやり取りを見ていたのは、、コジマ・メガネちゃん・・・そして、N村だったと・・言う。
つづく 第15話 それからの皆・・
あれから2ヶ月・・・・
コジマとメガネちゃんは、なんと、、郷田のセル塩を購入し、今元気に乗り歩いているが、ガソリン代金が無いため、歩きで出かけていると言う・・。
せっかく郷田が、ベンツ購入資金が足りなかったため、禿の前で涙を見せる演技までして、
コジマの親に保証人依頼を受諾させ、見事オートローンの審査をパスさせたのに、困った話だ。
しかし、そんな郷田にも幸せが来ると思いきや・・!!
世の中とはうまくいかない・・・。
あの後、郷田は見事ベンツを購入することに成功したのだが、僅か1ヵ月後ATミッションが滑り出し、、今現在、ATのリビルト修理費用50万円を錬金中。
しかし、、足が無いと”現場”まで通えないため・・
なんとか禿とN村に頼み込み、毎月3万円支払うと言う条件で・・総額21万円にて、
小ばかにしていた「あのY33シーマ」を車検を受け、足代わりにして乗っている・・ww
それと、あの日の翌日、プレゼントを期待していた禿だったが、
N村からジュースの一本すら貰えなかったという・・・。
この一連のお話の中、、一番良い思いをしたのは・・果たして誰なのだろうか・・?
この話題は今尚現在進行形中で・・・ある!
完 ちょいと簡潔に仕上げ過ぎたかな?w
ちい〜と忙しいのでご勘弁w >>502
禿さん乙です!
途中の人間模様が面白いので
結末が簡潔でもオッケーです お疲れ様!
いやいや十分面白いですよ^^
禿さんの小説は2回3回と何度も読むと読むたびに新しい発見があるから好き。
自分も40前なのでネタとかも被る年なので、今後もよろしくお願いします。 そういえば小島君の先輩って誰だったのだろかと。
この疑問だけ後日、伏線回収お願いしますだw あ・・
Y33シーマとか書いちゃってるw
訂正>>郷田はY33グランツに乗ってるおw
>>505
あ〜本当はキャストとして出場する筈だったんでつw
郷田の後輩って位置づけですね。
流れとしては、
郷田とコジマが揉める→禿とコジマが劣勢→コジマの心境として禿ってなさけねーやつだな!とこのあたりから急にタメ口になる。
そして、イザ喧嘩になるコジマと郷田だが→コジマ優勢。メガネちゃんの加勢もあり、喧嘩に勝利!→そこへ、郷田さんどうしたんスか?とコジマの先輩の加藤タカ登場→コジマやべぇ・・・
オウゴラっと、コジマが加藤タカに脅される→そこへN村が「おい。やめとけ加藤!そいつぁうちに大事なお客だ!→コジマはN村をリスペクト
続いて、その流れに便乗した身長155cmの我らが禿が、「N村・・!ガキの喧嘩なんて相手にするな」と格好よく再登場。
コジマやは、いつしかタメ語から敬語へと変化。
こんな感じのシナリオを、、忙しくて端折りましたww
同業です。
景気悪いと客質が落ちますねw
楽しませてもらいました 相変わらず見事なネタ振りで楽しみました
俺も客商売なんですが、まだDQN若者の方がいいですよ
団塊退職組の常識の無さとと言ったら・・・涙が出てきます 団塊の退職済み爺はきついですよね。
レストランなどで「お味はいかがです?当レストランは、老若男女から支持を頂いておりまして・・」と社交辞令の会話を求めているだけのシェフに、
「ん〜ちょっと味が薄いな。あと、ここは日本なんだから、和の心も足りないかな」とか、本気でウザイことを上から言う。
退職前は管理職なんかで偉かったのかも知れませんが、世の中の自分より年下を小ばかにしてる人が多いですよね。 コテ忘れてましたw
皆さん、感想のカキコサンクスですw
そういや、団塊のご隠居さんのお客来ますよ〜
次回はDQN編から遺脱して、団塊編を執筆しますか!
さてと、団塊といえば・・
・上から目線
・携帯イラネとワガママ。でも、自身はアポ無しで平気で来店する。
・自分は凄い人間だと誤認中(死ぬまで)
・基本タメ口
・女房は奴隷のように扱う。例:そこの醤油取れ!と、ラーメン屋のテーブルの上の醤油まで持ってこさせるw
・とにかく自分が一番かわいいw
・おお喰らいで、大酒飲み。(今時の日本人はあんまり飲まないよね)
・せこい・コスイ・ずるいが、ズル賢くは無い。
・PC弄れないと逆ギレw(練習せいょ!)
・俺は昔〜が口癖。例:俺は昔〜トヨタ2000GTとケンメリGT−Rのってた。トカw
でも、時折めっちゃくちゃ良い人もいるんですよねぇ・・
なんでかな?
勘違い野郎も多いけど、苦労人の良い人もいるんだよなぁw 団塊の世代の人って、右へ習えっ!って感じの人多い。
職場の誰かが不倫すると、自分もしなきゃいけないってなるらしい。
誰かがクラウン買うと、自分も買わなきゃってなるらしい。
誰かがプリうす買うと、自分もって・・・・ 団塊編、、、
書きたい事いっぱいあるんだけどもなぁ〜
もうちょい待つでつw 生きてたかあ!良かった。
こっちは仕入れが辛くてしにそうだw
適度に捌けてるけど、在庫が減るばかり。。。 なんとか生きてまつw
こちらは関東よりの東海と中部の間みたいな土地なので、
直接被害は無かったよ。
仕入れは軽が高いよねw
3000cc以上のDQN車は値が下がるばかりでつw 皆、震災被害は大丈夫でしたか?
被害にあった方へは謹んでお見舞い申し上げます・・。
4月を越えて、あたたか〜くなってくると、不思議な人が増えるよね。
わが社にも沢山の面白おかしい人が来店しましたぁ
春のちょいネター少し書くよw
その@・洗車したての濡れた車を避ける男爵
大震災後に良く現れる様になったのがこのタイプだ・・!
とある5月の昼下がり、従業員N村が禿自動車展示場で2〜3台の汚れた車を洗車していた。
N村はカーシャンプーを泡立てて車を洗い、ドロや誇りを落とす。
その後、水を掛けて濡れたボディのふき取り作業を行っていた。どんな車屋にもある極々普通の風景である・・。
・・と、その時である・・・・!
「あ〜〜あ!こりゃだめだ!」と叫び声をあげた一人の奇妙な男爵が展示場に現れたのだ・・!
男爵は、ジャージにサンダル、自転車という”来店してもゼッタイ買わない客”独特のオーラを振りまきながら咥えタバコで展示場へ進入してきたのだ!
禿とN村は当初無視していたのだが・・・
つづく
禿とN村は、腫れ物に触れるのを避けるように洗車を続けた・・・。
しかし男爵はそんな2人の空気など微塵も読む事もなく、とある一声を投げかけてきたのである・・!
「おいおいおい〜勘弁してくれよwこっからそっちの車はあれか?水没車か?」
なんと男爵は、地面にどこからか拾ってきた傘2本を置き、境界線の様な線を車と車の間に作成しだしたのだ・・!
「こっちから向こうの3台はだめだ!ばれてるぞ!!」と叫ぶや否や
そして、その中の1台のボンネットを勝手に開いて、エンジンを指差しながら叫ぶ・・。
「あーあ、、こりゃだめだなもう〜エンジンが水喰ってるぜよ!!」
とは言うものの、たかだか洗車した際にちょっと水がエンジンルームに僅かに浸透しているだけ・・。
しかも、水を喰う?ってナンじゃそれ?と思っても男爵の執拗な口激は止まらない・・。
今度はエンジンルームを指差しながら、これみよがしに「こりゃあれだな!震災被害で水没した車を持ってきてごまかして売る気なんだろ?wえ?濡れてんぞw」
と、したり顔で腕組みまでしている・・。
しかし、本当におかしいのはここからだった・・・。
男爵は禿に近づいてくると同時に、小さな声で禿の耳元にこう囁く・・
「びっくりしちゃったか?でもな、、今、日本は大変なんだよぉ、、。オレもつらいんだゾ!」
意味不明な台詞を投げかけてくる・・・・
その後、男爵は2時間ほど滞在・・。
・オレは博多じゃ有名だった
・実は北海道の冬は暑い
・原発の近くには3m以上のザリガニがいる。
・ディ0ニーランドを経営している・・。
・一番苦手な事は地震と女房・・・
下らない話題を振りまいて自転車でゆっくりと消えていった・・。
そんなネタ満載の上客逃してはなりません。
ネタ提供のため、ちゃんと相手してあげてください!
そして結果を報告するように。 禿さんお疲れ!
禿さんの痛客の紹介って昔の妖怪図鑑の説明みたいで面白いですw 禿氏、ご無事でしたか
そろそろネタ炸裂でおねがいしやす
過去スレ消滅が勿体なかったすなあ さーて、お盆も終わったね。
皆さんお元気かな?w
ちょこっと新作いくよぉ〜+.゚(o???o)゚+ 【マイコン男爵】の巻
『正直に告白しろよぉ〜。隠したりしたらマイコンに証拠が残るんだからな!』
朝10時の禿自動車の開店時間から既に30℃を超える蒸し暑い8月上旬・・・
禿は出勤したての寝ぼけ眼のままPCに向かい、毎日の日課であるエロサイト巡回作業を行っていた・・。
と、そんな時である・・・!一通のメールが禿のメール受信フォルダに到着したのだ・・!
面倒臭そうに受信欄をクリックした禿だが、一通の問い合わせのメールを受け取る事に無事成功した。
それは、某中古車販売誌の運営する中古車販売サイトから、とあるユーザーからの問い合わせが来ているので返信してくれという催促メールだったのだが・・・
この一通のメールの到着により、この後一つの大きな”嵐”が巻き起こるので・・・ある!!
つづく
【おかしな問い合わせ】の巻
メールの無いようは以下の通りだった。
「00件XX市 男性 氏名(丹下用高)60代 (内容)お宅にアル車についてナノだが、A−5に掲載しているクラウン、これはドコか壊れているのか?全部でいくらニナル?即返答求ム」
カタカナと漢字が交じり合う奇妙な文体だった・・。
禿は、なんかきもいし・・・適当に答えておけばイイヤー!と、、、返信をしようとした・・・っとその瞬間である・・!
禿自動車の電話がけたたましく鳴り響いたのだ・・・!
「ありがとうございます!禿自動車でございます!」
と、爽やかに朗らかに電話に出たのは我らが禿その人だ。
しかし、電話口から聞こえてきたのはクレーム?!の様なイチャモンだったのだ・・・!
「おう!いつになったらー返事してくんだよぉ〜!俺はマイコンでさっきクラウン問いあわせした者だがな!お前は無視してるのか!」
いきなり男は強い口調で禿を罵るのである・・・!
禿は驚きながらも、電話の相手が丹下用高だと分かると、「え・・と、、あ、クラウンのお問い合わせ、今ちょうど見ていますが、これから返事するところだっんですが、宜しければこのままお電話でご説明させていただきます。」
と、当たり前の返答をしたのだ・・・が、、
それを聞いてか、なぜか怒り狂うのは用高男爵だ・・。
「おう!こちとら慣れないマイコンでやってんだよ!直ぐ返事しろよ!いますぐだ!」
そういうや否や電話をガチャ切りしてきたのである・・!
困った禿だが、正直むかついたのでw適当に返事をする事にした・・のだが?!
つづく 【めんどくせーwww】
禿は以下の文章を返信した。
「こんにちは、この度はお問い合わせありがとうございます。クラウンは特に大きな故障や内外装の汚れなどございませんが、それはあくまでも弊社主観です。
平成6年式と年式も古く、今後の故障は多少よそうされますし、保証はお付けしておりません。宜しければ是非一度お車を見に来ていただければと思います。価格は全込み38万円です」
そして、2時間程の時間が経過したお昼休み、冷やし中華を楽しむ禿の元に一本の電話が鳴り響く・・・・
電話に出ると相手は”あの”用高男爵だった・・。
「おう返事サンキューな、んでよ、もう少し安くならんのか?まあいいや、今マイコンから返事したからな!即読めよ。」
そういうや否や電話は切れてしまったのである・・!
禿は「ちょwなんでよぉ〜今電話で用件言えば良いじゃんwwめんどくせーーーwww」
という想いを抑えながらPCのメール受信フォルダを開いたのだった・・・・。
が、
つづく 【奇妙な用高】の巻
メール受信欄には用高男爵からの返信が来ていた。
内容は、、
「ワカッタ。スグ壊れないダロウな?モシ壊れたらもっていく。その場合直す事を約束セヨ。それくらい自動車のプリなのだしできるだろう?返事待つ」
なんとも短絡的かつ、自分勝手な団塊メール・・・・・で・・・ある!!!
しかも・・・・・・・・
「プリ」???・・・もしや、プロの誤字・・・w
まあ、良いかと思いながら、団塊を刺激しないように以下の文を返信した禿だった・・。
「用高様 お車の事ですが、あくまでも15年以上経過した中古車でございますので、いつどこで故障をするかは弊社にもわかりかねます(申し訳ありません)
尚、保証をお付けしておりませんし、10万キロ以上走行している車体の為、故障率も高いかと認識しております。
それ故壊れたら無料で直す事は難しい所でございます。どうかご理解くださいませ」
そのメールを送信して2時間後・・・「奴」からのメールが届いたのだが・・・
つづく
又、 【メールの前に電話w】
ジリリーン!とけたたましく鳴ったのは禿自動車の電話だ・・・!
件のメールを送ってからピタリ2時間後、またもや用高から電話がかかってきたのだ・・!
「おう、社長か?俺だ。メールを見たがお前の所は壊れる車を売るのか?まあいい、メールを送ってある。即見ること」
そういうや否やまたもや用高の電話はガチャリと切れた・・・。
仕方無しにメールフォルダから着信メールを見る・・。
到着していたのは以下のメールだ・・。
「拝啓 オオヨソ了解した。壊れる車は占い事。そうすれば壊れないダロウ。正式に購入を考えている、壊れる箇所はナオシテオケ」
・・・・またしても団塊メールである・・・。
禿はめんどくさそうに返信をした・・。
「用高様、壊れる壊れないは使用方法などにもよります・・・。前もって壊れないようにする事はできません。申し訳ございませんが、もう少し高年式の保証つきのお車を購入されてはいかがでしょうか?
又、弊社では用高様のご要望をお答えできるかどうか難しい所でございます。申し訳ございませんが他社をあ当たりになられてはいかがでしょうか?」
もう面倒なので・・あるw
禿はメールを送信すると午後のお昼寝の体制に入る・・・。
しかし、2時間後にまたもや電話が鳴り響く・・・・
つづく 【お前、、、PC覚えたてで嬉しいんだろw】の巻
電話に出ると用高が強い口調で語りかけてきた・・・!
「おう!社長か?なんだぁお前んとこは、売る気あんのか?ああ?
とにかく壊れている箇所がないかどうか、正直に告白しろよぉ〜。隠したりしたらマイコンに証拠が残るんだからな!とりあえずメール送ったから見て返事しろ!」
と言うや否やまたもやガチャ切り・・・
もはや、携帯電話を買ってもらったばかりの中学生女子が嬉しくて嬉しくてとにかくメールしたい!!!状態に、、、似ていたw
しかも、誤字脱字・・・カタカナばかりw
返信に2時間くらいかかるのか、大抵返事をしたら2時間後に電話がかかってくる(笑
しかし、正直ウザイしうるさいし、要望も細かいし、もう車を売る気もない・・・。
とりあえず嫌々メール着信があったので、フォルダを開くと・・・
「用高だ。まずは相談だ、38マン円だったな?これはまだ交渉デキルな?とにかく壊れない状態で30万なら買ってやる。お前も金が欲しいダロう?」
とんでもないメールだ・・!
禿は深い深呼吸をして返信に入る・・・・。
「用高様 まずは用高様の交渉内容は無理だということをお伝え致します。まことに申し訳ございませんが弊社では用高様のご要望にお答えする自信がございません。どうか他社をおあたりください・・・」
2時間後、、、鈍行タイピングの用高から、やはり電話は来るのだろうか・・・?
禿はそう思いながらも電話線を抜き、お盆休みに入る為、早い時間に店仕舞いを行い帰宅した・・。
あれから、今日で2週間が過ぎた・・・。
禿のPCのメール受信フォルダには、開いていない用高からのメールが12通確認されている・・・。
おわり おう、社長か?俺だ。お前のミセ出んわ壊れてるみたいだぞ?まあいい、メールを送ってある。即見ること 平成6年で38万w
禿さんの所在地は結構田舎の方でしょ?
自分たちの住む関東じゃ、10万キロオーバーの6年式クラウンは25万でも厳しいかも。
でも最近古いクラウン高くなったよね。
新作お疲れさまです 大人しく読んでたが「お前も金が欲しいダロう?」の件で吹いてしまった
何度見てもスルメのように面白いのが禿さんの小説だな。 禿さんキターww
いやーやっぱ面白い!
一度は落ちたが忍法帖で復活しただけはある長寿スレです。
個人を特定して傷つけない禿さんの文章は楽しいし、気分が悪くならないからすごい。
自分は客の立場です〜 >>562
売る気がないから、ふっかけたんやろう。
ふっかけたら、どっか行くやろうって。でも、バレて値切られたっと。 禿さん乙ですw
今日、おかしなオッサンからメール問い合わせが着たので、
この文章をコピーさせていただき、00様の部分だけ弄って使用させてもらいましたw↓
>>「用高様、壊れる壊れないは使用方法などにもよります・・・。前もって壊れないようにする事はできません。申し訳ございませんが、もう少し高年式の保証つきのお車を購入されてはいかがでしょうか?
又、弊社では用高様のご要望をお答えできるかどうか難しい所でございます。
申し訳ございませんが他社をあ当たりになられてはいかがでしょうか?」
即使える文章だと、ただただ禿さんに脱帽でしたw
自分は千葉なんすが、こんなオサーン印の団塊メールが良く来ます。
・タイヤの山の残量を正直に数ミリ単位で教えよ
・ブレーキパッドの残量を隠さずに数ミリ単位で教えよ
・タバコのこげ穴の正確な数を隠さずに教えよ
・フロントリップは傷があるのを隠す為に装着しているのか?
・壊れる可能性は何%だ?
・燃費はどれくらいか?正直に言いなさい。
なんか、上から目線で、疑ってかかってっくるくせして、
安くしろとか、もう滅茶苦茶ですわ(笑) >>570
こちら神奈川の店ス。
うちはタイヤメーカーと製造年月日を教えろってのがたまにいるね。
あとはワイパーのゴムのビビリ音の有無とか(笑
変えりゃいいじゃんね
サッカー
ロンドンオリンピック最終予選 2月5日 (日) 8−9時ごろ
日本 × シリア
オートオークションに出入りしたい
個人でつ。
どうしたらいい? >>585
土地買うしかないの?
青空一枠じゃダメ? >>586
古物商許可取得マニュアルとか行政書士の人がやってる古物取得申請代行します。
とかの説明文には書いてないけど、ほとんどの都道府県で
土地持ちでないと許可出さないという公安委員会の決まりがあります。(例外もあるけど極めて少ない)
行書事務所は無理かも?と思ってても依頼を請けて、
ダメだっだったら返金します。といったシステムのところが増えています。
残念だった結果の案件についてはカウントしないので、
成功率100パーセントを誇っている事務所もあるなあww
運良く営業許可降りてもAA入会時に困るんじゃね?
審査項目にいろいろあるでよ。
クレカやローンほど簡易じゃないぞ。 は・あ・い♪
中古車屋始めるには、
ただ単に土地を借りればいいでつよぉ♪
買わなくてもおk。
借りると同時に、借りる予定の土地で営業する主を最寄の警察署の生活安全課に伝え、古物申請するのでつ♪
んでも、犯罪履歴あると、ここで引っかかるでつw
犯罪暦無ければアッサリと古物貰えるから営業スターとぉw
AA入るには焼く半年の営業を経て申し込みするのでつw
通常、家持保証人2名はイルね。
審査パスしたらAAも即入れるよぉ
最短6ヶ月もあれば通常営業おk。
面白おかしな魚紳さんみたいな客がキャロルでガラガラ言いながらくるよぉ〜♪ ちな〜みに、
営業許可は特に必要無いんだなぁ車やさんわw
要するに古物申請する際に、申請した土地で商売始めるよ?って警察に伝えるよね。
警察は古物出す前に一度下見に行くけど、よほど大きな問題(隣に煩い施設とか病院あるとか、エロじゃなくて、、政治家とかの偉い人とか住んでないか?)
とか調べて、違法性の無い土地を正規に借りてれば簡単に古物出るよぉ。
田んぼとかを個人的に友達や親戚・農家の親父から借りて商売するのは駄目。
農地とかじゃ商売できないもんね♪
田んぼの跡地にDQNの大好きなプレジデントとかQ45置いたらズブズブ沈んじゃうしw
あと、古物台帳って良く言うけど、
あれはフォーマット無いんだよね〜♪
ノートに売れた日にちとか相手先を買いとくだけでおk。
あんまり大変じゃないよ〜♪
大変なのは営業開始した後からだよんw
>>592
元気でつw
なんか、1日の時間が妙に早くなったよね^^;
2012年のマヤなんたらで、地球終わる前触れとか言う人いるけど、、
そういや、前に・・・自称ノストラダムス以上の預言者がサンバーバンで来店してきたっけw
その人、2010年には地球が100%無くなるとか言ってたけど・・・まだ地球ってあるよね?w
とにかく時間が経つのが早くてここにも姿を現せないでつw
ごめんご〜♪
タイムウェーブゼロ論を・・・検索GO!! GWも終わり。
次回 『北の国から2012』〜禿と奇妙な道産子男爵編〜
第一話『道産子男爵登場の巻』
はじまるよ!! GW特別企画 『北の国から2012』〜禿と奇妙な道産子男爵編〜
第1話 道産子男爵登場
『したっけ、こればくりっこしようねぇ!なーにちょすってないよ? 男爵はおもむろに自分の愛機を指差すとそう叫んだのだ!第8話 怪魚イトウと男爵より』
これは、2012年4月末に本当にあったお話です。
禿自動車はいつも通り朝9時開店すると、社長の禿・社員N村・バイトO川の3人で朝のコーヒーブレイクを楽しんでいた。
コーヒブレイクの話題と言えば、、隣町にできたピンサロ嬢のテクについて。
3つ駅隣の駅前にあるパチンコ店のコーヒー売り子の胸のサイズ議論。
又は、近所の公園の男女共同トイレでN村が発見してきた「超小型盗撮カメラ内部の映像をどうやってみることができるのだろうか?」
といったような、、朝から激しい議論、討論、、、。
そんな、”どこにでもある”爽やかな朝のひと時である・・・!いきなり一台のミニカトッポ(推定平成5年式、丸めヘッドライトで色はもちろん黄色)が
「ガラガラガララララッ!!!!ガラッシャー!!」と、けたたましいDシャフト音を立てながら展示場脇の駐車場へ滑り込んできたのである・・・!!
3人は顔を見合わせながら心の中でこう思っていただろう・・。
「ちっ!うざそうなのキタゎ・・。ていうか、DQNってなんで朝一番に来るの?ばかなの?しぬの?こっちはまだコーヒー飲んでんの!!」
という心の声はさておき、、、
兎にも角にも、一台のミニカトッポが禿自動車にやってきたのは事実なのである・・・・!!
駐車場に斜めに停まったミニカトッポの中で奇妙な人影がうごめきはじめた。
春の眩しい日差しに、おおよそクーラー故障でエアコンが効いていなそうな車内には陽炎のような人影がゆれている・・。
それから、、、3分後くらいだろうか?3名が固唾を呑んで見守っていると、
ガチャリと開く運転席から・・・奇妙な男爵が舞い降りてきたのだ・・・!!
これが、、GW前の禿自動車を揺るがす、、奇妙な物語の序章だったのは言うまでも無い・・。
春の朝の陽が凄く眩しかった素敵な朝は、これを期に混沌な朝へと変化していくのだ・・・。
第2話 「熊っこ」の巻
お楽しみに♪ 第2話 熊っこ
男爵はトッポから下車すると、まっすぐに禿自動車事務所には来ず、、
展示場においてある”代車だが近いうちに廃車する予定”の走行18万キロを走破しているワゴンRの周りをうろつき始めた・・・・・
これ、、誰が行って話聞いてきてやらんとなw
もちろん立場の弱い0川が男爵の元へ行くことになった。
0川は丁寧に語りかけたそうだ・・。
「あのぉ、、おはようございます。今日はお車を見に来られたのでしょうか?」
すると、男爵は思いもよらぬ一言を返してきたので・・・ある!
「あいや!熊っこかと思ったぜよ!あんたぁ毛深くてみったくないなぁ・・。苦労してるっしょ?w」
直訳すると、「ちょwお前熊かよ?w毛深くて不細工極まりないねw苦労してるよね?w死んでよし」
みたいな意味だ。
大よそ文明人が初対面の人間に対して放つ言葉ではないw
0川はめげずに答えた。
「いえいえ、、そんな、苦労だなんて、、、それより、車、、見にきたんですよね?」
0川は年齢32歳、少しはげで毛深く身長155cmで体重87キロ、かつての禿の盟友てつろう似のナイスガイだ。禿自動車にバイトで採用された理由は、、
「禿が、自分よりも劣っている不細工でチビだったから・・・」と後のインタビューで語っている。
と、それはさておき男爵はというと、、
身長170前後、痩せていてで髪の毛は薄く、推定年齢50才、顔は「あとうかい」に似ている。
服装は、春だというのにドカジャン、ジャージ(黒に白い2本線入り)、ロングな長靴。
そんな男爵は、再度の0川の問いかけにこう答えてきた。
「いんや、やっぱあんた、熊っこだよ!」
次回 第3話 俺の新車の巻 第3話 俺の新車の巻
5分後、くやしそうな表情のO川が事務所に帰ってきた・・・。
「どれ・・・」と、重い腰を上げたのは我らが禿、その人である。
禿は数分ほどO川に講義をした。
禿はO川にこんなありがたい講義をした・・。
「おい、O川君、まあ君は販売経験無いから仕方ないが、お客様に何を言われても動じない。相手はお客様だ、お金を払っていただけるのだから、何か言われても冗談で笑い飛ばす余裕を持て。」
「お客様の車をけなすな!どんなボロでも大切に乗ってきた愛車なんだ・・。家族?と言っても良い存在かな?」
「まあ、ここは俺が言ってくるから、お客様の対応などを良く見て盗むんだぞ。」
そういい終えた禿は、なにやら満足げな表情で阿藤のいるワゴンR前まで歩いていった。
「いらっしゃいませ!お客さん!今日は軽自動車をお探しに来られたのですか?」
笑顔で明るく朗らかに語りかけた禿に、男爵はこう切り返す・・・
「あいや!なんだなんだここんちは!さっきの熊っこよりもはんかくさくてみったくないうすら禿がきたなや!!」
無情な言葉は、実は傷つき易い禿のハートに深く刺さった・・・。
禿はそれでもみんなの見ている前でもあるので取り繕いながら、、
「あのぉ、そちらのワゴンRは売り物じゃないんですよ〜もう古いんで解体寸前なんです。」と阿藤に伝えるのだが、
阿藤はそんなことをいちいち聞かない道産子なのだ・・!
「ん?なんだ?まあだいたのか?このチビっこ。これ解体か?確かに汚いなそしたら俺のは新車みたいなもんだな!」
続けざまに・・
「おいちび!ここんちは俺のミニカをいくらで欲しいんだ?クーラー効かないけんど、調子いいべよ!」
このあたりで禿も限界だった!さっき0川に伝授した教えはいずこへ?w
「あのさ!お客さんさ、そんな糞みたいなトッポ要らないよ!!しかも、さっきからチビとかハゲとかなんなんです?あ?」
阿藤はその問いにこう返す・・
「だども、チビでねぇが!あたまんテッペンうすいべ?毛?ミニカは調子いいべ!まだ12万キロだんべよ!」
2人は30分ほど醜いいい争いを続けていたと言う。
一方0川は禿の接客を見て「うちの社長ねぇ・・あーいうのだけにはなりたくないっす!」と後のインタビューで答えていたそうだ。
っと、、その瞬間だ!!ミニカトッポの助手席がガチャリと開き・・・・!!
もう一人の男が舞い降りてきたのだ・・・!!
身長180cm体重100キロはありそうな巨漢だ!
「おう!うるせぇ店だな!ああ?生意気なことばかり言いやがって!!」
禿自動車特有の・・・熱い展開へと、扉が開かれた瞬間でもあった!!
第4話 「神様N村さま」 の巻
お楽しみにネ♪ 第4話 神様N村さま
男はミニカトッポ(黄色)の助手席からゆっくりと降り立った・・・。
身の丈180cmオーバーの巨漢だ・・・!
元来ビビリで160cmの「チビ・ハゲ・デブ」の禿はたまったもんではない!!
とりあえずみんなが見ているので・・冷静なふりをして
「おたくはどちら様です?・・・か?」
と尋ねるのが精一杯だ・・・!
何しろ男は上下半袖デニムから出た手足も筋肉質でゴツく・・・なにやらわからないが猛り狂っているのだ!
服装こそスギちゃんだが、、その顔は往年の「うえだうまのすけ」そのものなのだ・・!
禿の問いかけに気が付いた上田は「あ・・ん?ん・・なも・・の・・ど・どーでもいいんだ・・よ!お・・俺のツレの敵だろお前・・ら?」
と、インディアン風カタコト言葉で臨戦モード全快である・・!
それにしても、巨漢でゴツイ奴はなぜかカタコトが多い。
体がでかいため、脳から出た命令が体内を駆け巡り、伝達する速度が遅いのが原因なのだろうか?
それはさておき、上田は禿の元へと歩み寄ってきた・・・!
ビビル禿,,,っとその時だ!禿自動車の暴れ牛N村が禿の前に立ちふさがった!
N村も上田に負けず185cm90キロ!見た目はナッパに似ているヤンキー崩れなので・・・・ある!
「脳はだめだが、腕には多少の自信がある」と、後のインタビューでも語っていた。
N村は「さ、禿社長、、、後ろに下がっていて下さい。」
と、まるで生まれたての鳥の雛の様な禿の産毛のある頭をふわりとなであげると、やさしい口調で禿を後方へといざなう・・。
ついに両雄激突の舞台は整ったのだった。
第5話 「腹減った」の巻
第5話 腹減った
硬直したシーンは5分ほど続いた。
最初に動いたのは上田である・・・!
「お・・おまで・・も・・おでの敵か・・?」
カタコトで呟いた上田に対し、N村の取った行動は以外だった・・。
「腹減らない?」
すると、不思議な事に上田も”ソレ”に同調したので・・・ある!
「腹減った」
その後、2人は好きなラーメンの種類を教えあったり、N村がマックアメリカンバーガーの制覇話、
負けじと、上田が吉牛でマイどんぶりを持っている話題・・。
心のつながった巨漢2人は近所のラーメン屋に行くと言い残すとその場を去った。
第6話 「で?」 の巻
第6話 「で?」
残された3人はその後どうなったのだろう?
禿は阿藤に対し「いい大人が喧嘩しても仕方ないですし、軽自動車お探しなんでしょ?」
と優しく問いかけた。
阿藤は少し反省した様子で、
「あいや、俺もしづれいなこどさ言ってすまって、もすわげないべ。」と丁寧に詫びた。
そして、実は自分は北海道から1週間前に出て来たこと・・・
北海道では自分を知らない奴はモグリだということ・・・
おととい51歳になったとらしい・・・
実は、北海道の釧路に3人のフィアンセを残してきたこと・・・
ミニカトッポの調子が良いという自慢話・・・
実は上田とは、出会ってからまだ2日も経っていないということ・・・
上田とは2日前行った日雇い現場で出会って意気投合して友達になったこと・・・
昨日、現場監督を怒らせて現場を首になったこと・・・
北海道ではイトウ釣りの名人だったということ・・・
今までの経緯をおもむろに語りだした。
禿はそれを聞きながら・・・心の中で「で?」と、思っていたという。
第7話 「軽自動車株式会社」の巻 第7話 「軽自動車株式会社」
あのぉ、「軽自動車をお探しにきたんではないんですね?」
長い身の上話に嫌気がさした禿は、生まれたての雛の様な頭髪をふわりと揺らしながら阿藤に問いかけた。
阿藤は、「あ、、悪い悪い!じ・・実はね、俺らぁ〜2人で軽自動車株式会社を建てようと思ってる」
びっくりしたのは禿である・・・!
軽自動車株式会社なんて言葉は生まれてこの方聞いたことも無いのだ。
恐る恐る、どんな会社なのかを阿藤に問うかけてみると・・
「ほれ、上田はあんなだろ?!だからよ、おれら2人で良い軽自動車買ってよ。荷物注文して運ぶのよ!」
禿は「ぇ?それって運送業・・・・で・・すよね?」と問いかけるが、
阿藤は遠い目をしながらこう答えてきた・・。
「いや・・そういうんじゃない。それは仕事だべ?俺らのは荷物を注文してさ、、ちょっとだけお礼もらって運んでやるんさ!」
※誇らしげに鼻の下を擦りながらそう言い放つ阿藤は・・・「基地外」みたいだったと、後日インタビューで禿は回答している。
禿は、ソレを聞き、ニコリと微笑むと腕を腰の後ろに組み、、ゆっくりとゆっくりと事務所に向かった。
阿藤は自分の話題を無視されたのが気にいらなかったようで、
「おい!社長さんよ!!んじゃあれだ、交換ちゅうーのはどうさ?」
渾身の問いかけを投げかけてきたのである・・・・!!
第8話 「怪魚イトウと男爵より」 の巻
第8話 「怪魚イトウと男爵より」
「交換?って、、何をですか?」と、答えたのは禿である。
それに対する阿藤の回答はトンデモないものだった。
「おれよ、イトウ釣りの名人っしょ?だからよ、イトウをバンバン社長に送るしさ」
といい終えるや否や、展示場においてある12年落ちのE50エルグランド3500ccXを指差しながら・・・続けざまにこう言い放った・・・!
『したっけ、こればくりっこしようねぇ!なーにちょすってないよ? 男爵はおもむろに自分の愛機を指差すとそう叫んだのだ!
謎の言葉の内容を紐解いていくと、軽自動車株式会社を創立する人が、
良い軽自動車を探しているのに、自分のミニカトッポと、禿自動車においてある3.5リッターの古いエルグランドをす取っかえしてくれ!
といった、意味不明でわけの分からない提案をしてきているのだ。
軽じゃないの?
株式の意味知ってるの?
イトウなんていらないよ?
ミニカトッポなんて無料でも要らないよ?
禿の胸中は奇妙な男爵の発言で揺れ動いているのだ。
第9話 「軽より広いから・・・」 の巻 第9話 「軽より広いから・・・」
禿は「あのエルグラなんですが、軽自動車株式会社に使うんですか?」
と、小さな子供に問いかけるように尋ねた。
阿藤は、少々気をよくしながら「いやいやまさかぁ〜あれは事務所っしょ!そこらの公園で寝泊りすんのに便利っしょ」
そうこうしている間に、N村と上田が帰ってきた。
N村は禿の耳元にこうささやいた・・・。
「社長、こいつら、なんか寝泊りできる車探してるみたいなんですよ。でね、上田は貯金30万あって、さっき全額下ろしてきたみたいなんす」
禿自動車のエルグラは25万円のプライス。
うまくいけば上田や阿藤の城にすべく、販売できる額でもある・・!
しかも、エルグラはどうせ売れなくてAAにぶん投げようとしてたし、もしもぶん投げたら5万くらいにしかならないので・・
阿藤に「・・・あんたたち、きにいった!これ20万でもってきなよ!」と、捲くし立て始めた。
1時間後、自倍1ヶ月分サービスで仮ナンバーを仮に行った阿藤・上田・つきそいのN村が帰ってきた。
次回 最終回 『夢の城』 の巻 最終回 『夢の城』
禿自動車の近くには大きな公園がある。
春には子供達の野球やサッカーの試合、夏はキャンプ合宿。
秋は大運動会など、数多くのイベントが行われる市営の大きな公園だ。
その駐車場奥に・・・”彼ら”は住み着いたので・・・・ある!
朝は公園の水道で炊事・洗濯。
昼は昼寝しながら野球を聞きビール三昧。
夜は2人っきりのキャンプファイヤーだ・・!
子供も多く、近所の主婦や老人の憩いの場でもある。
そんな場所で、むさくるしく怪しい道産子が炊事やキャンプファイヤーをしているシーンを想像してみて欲しい。
彼らが目指した軽自動車株式会社、その事務所として公園に設置されたエルグランド。
それらは本当に現実だったのだろうか・・・・?
なぜ?
あれから1週間、禿は公園に出向き彼らの様子を見に行ったのだが・・・
その場所には彼らの姿は無く、GWの終わりと共に静かな駐車場がひっそりとたたずんでいただけなのだ。
さっき小耳に挟んだ話では、この公園に不埒な浮浪者が住み着いたらしく、
数日前に白と黒のツートンカラーの公の機関から来たサイレン付き自動車が、
その2人と遺留品等を全て回収していったらしい。
不埒な2人組は水道を勝手に利用し、女子トイレを使用したり、子供に声をかけたりしたらしい。
犯罪こそ起こしていないそうだが、怖い話だ。
さて、そんな浮浪者の話はどうでもいい。
問題は、軽自動車株式会社を立ち上げた2人の事だ・・・。
なぜ、、あの2人は消えてしまったのだろうか?
あれは夢だったのだろうか?
いや、そんなはずは無い、なにせ阿藤の捨てていったトッポは、今もまだ禿自動車で解体業者の引き取りを待っているのだから・・・。
完
つくばは竜巻やで。プレハブ汲み取り中古車店は大丈夫かいな。プレハブや汲み取り便所は安価やからええが、人に被害起こさんでや。
ウンコは拾えや。ドキュン店主。代表やった。社長やないで。商店主やで代表さんや。 ( ̄^ ̄)ゞ禿さん乙です。
相変わらずこの世の人とは思えない
お客様が来てますね
笑いました
前のスレからの大ファンなので書き込み
楽しみにしています >>610
めっちゃくだらない、小学生レベルの煽りだし。
頼むからこのスレには来ないでくれ。 禿さん、今回も楽しかったです。
トッポは結構売れた車種ですが、ATの故障やベルト鳴き等のマイナートラブル満載の車だった記憶があります。
ドライブシャフトにクーラー故障とくればATも劣化必至でしょうね^^
また面白い話を書いてくださいね。
今作品のツボ
>>ほれ、上田はあんなだろ?
>>あとうかい
>>白と黒のツートンカラーの公の機関から来たサイレン付き自動車
やっぱ禿はおもろいわ・・・www しかし禿カーズには夢のような車ばかり置いてあるな
旧車好きのオレには夢のようだ。。。
(嘘) Y32セドグロは常時50台は展示してないとキツそうな地域ですねw 以前の話が面白かっただけに、今回の話はチョイいまいち・・・。 ばんわw
うちの在庫?一番高いのは100万くらいのタントとかジムニーとか軽でつw
そん次は〜200万位のぷリうすが時々入るおw
高級で高いのは毎日少し〜づつ価格が下がっていくから注文販売専門♪
本当は見え張って高いの置きたいけど、正直今はそーいう時代じゃないよぉ
お金も無いしね〜〜♪
だから今は軽自動車ばっかり在庫ですお。
後は51エログランドとか50シーマとかアリストとかセルシオも地元ヤンキー用においておくときもあるよぉ
そんな中、かつての往年の名車がドンドン下取りに来るんだわw
みんな大好きなY32・トッポ・ラルゴ・ステップ・レガシー・BBとかね!
捨てるのもったいないから、とりあえず1〜2ヶ月並べてみる時もあるかな。
でも売れないよねww
やっぱり軽自動車メインで並べてるからその手の客が寄り付きやすいのかもね〜w そっか?
俺関東だけど、大排気量置いておくとDQN引き寄せるけどね。
軽は小うるさいBBA引き寄せるけど、今時の車屋はどこも軽自動車メインだよ 禿自動車はDQNよりも異星人みたいなのが多いじゃないかw 禿さん新作乙です!!
今回も十分楽しませてもらいましたよ〜〜!!!
これからも多元宇宙から飛来した面白客の相手、頑張ってください とりあえずここにも面白い話ありますよ!
http://mimizun.com/log/2ch/usedcar/1125332762/
良かったらどうぞw
あのブラックタプーリが立てたスレです http://www.2channero.com/usedcar/1125332762/
↑
ここも面白い話多いです!
禿さん以外にも、禿さんを真似た色んな人が物語を書いてるけど、
断然ダントツに禿げさんの話だけ飛びぬけて面白い。
余談だけどタプーリってミカン自動車の社長で、死んじゃったとか聞いたけどどうなんだろか? リンク表示しない場合もあるから
俺的に面白かった話をここに貼っておくよ 426 :禿:2005/08/14(日) 12:29:48 ID:OBnUQbXx
【世紀末救世主伝説!軽トラのケン!】
ドルンドルンッキュルルルル・・・ブロロロ!!「やった!復活した!」
あれは、1999年の、真夏の出来事ですた・・・・
一人の青年がわが社へ軽トラを購入しにきました。
一緒に来た彼女が、、「ケン・・この車で大丈夫なの?」
「ふっ・・大丈夫だ・・」・・・(´ー`;)作業服に身を包んだケンは、、殆ど車も見ない状況で、、
乗り出し36万円の軽トラを購入してくれた。
「仕事で使うんだが、大丈夫ですよね?」そういった問いがわずかにあっただけだが、、
なにせ、、菱形製の、みにキャブトラックである・・・現状では問題が無いのだが、いつ・どこで壊れるか分からないよと、、一応伝えた。
無論現状販売!、、、「何かあったら有償ですが、安く直しますから・・・」・・・これが精一杯の誠意だった・・
5日後、名変も無事に終了し、ケンは軽トラで一路・・・・荒野へと旅立ったのである。
それは、、納車後16日後の事だった・・
朝、店に到着した漏れは・・店先にたたずむ、、奇妙な男を発見した・・
真夏なのに、、長袖を着たその男は、、こちらを凝視している・・近づくと、長袖ではなく、、ボディアートが施された体であった・・
大きな体躯で、、例え、巨大な虎が襲いかかろうとも、、片手で虎のそっ首を叩き落しそうな、、そんな男だ。
「あの〜すいません、、当社に何か、、御用でしょうか?」すると、、漢(おとこ)は、振り向きざまにこう言い放った!
「ぬかせぇ〜!お前の所で買った軽トラが、現場に向かう途中、、うちの若いの乗せたままバイパスで立ち往生しておる!どうしてくれる!!」
・・・・炎天下の青空の下・・・漏れは、、ただただ・・・「なんだこいつ?誰?・・」
その時はまだ、、これから起き得る、、夏の珍事なぞ、、知る由もなかったのである!
次回予告 【急げ!ケン!現場はお前を待っている!〜お前はもう着いている】
お楽しみに〜〜♪
427 :禿:2005/08/14(日) 12:44:18 ID:OBnUQbXx
【急げ!ケン!現場はお前を待っている!〜お前はもう着いている】
その漢は、漏れに食いつくような形相で、、「今すぐ、どうにかしろ!」そう言った。
漏れは、、「あのぉ〜ッどちら様で、、どんな車がどのような状況・・」そういい終える瞬間!漢は・・近くにあるバケツを蹴りつけたのだ!
「ぬぉりゃ〜!」とも言わんばかり、、バケツは変形し、、その姿を無残な物に変えた・・
漢の腕からちらちらと見え隠れする、、鯉や般若のボディーアートが彼の生き様を表す・・・
「ちょっと、、理由も聞く前から、、何でそんなことするんですか〜」
漏れも、、ひとりの漢であったのだ・・!理不尽な暴力には屈す事はできない!
「あ・・いや・・その、、、悪かった・・しかし、オタクで購入した車が!大切な現場に到着する直前壊れたんだ!この前、ケンってのが来ただろう!あの軽トラだ!」
・・・最初からそういえよ・・・!しかも、そんな直ぐにあやまるんなら、、そんなことするなよ!って思いながら・・
「その現場は、そんなに大事なんですか・・?」・・漢は「ああ、、今日行かないと、仕事もらえなくなる、、あと30分以内に行かないとまずいだろう・・」
とにかく、現場から近くで故障したのならば、とりあえず車には張り紙かなんか貼って、ケンさんだけ現場へいけばいいでしょ?「あ・・!そ、、そうか・・うかつだ、、その手があったか!!うぬぅ・・」
(´ー`;)漢は、、即座にケンへと連絡を取る・・のであった!・・その前に、「さっきは悪かったな!車が壊れたのは仕方ないと思うが、現場を落とす事になったらと思うと、、すこしカッとしてしまった・・」
漢は携帯でケンに連絡を入れる!そして、、10秒後「な、、、!お、、お前・・既に!・・・むぅ・・」
そう・・ケンは既に奇策を編み出し、、車本体に直接マジックで「故障中!」と書き込み、、「現場」に、、到着済みだったのである!
そうこうしている間に、、従業員のS君が出社してきた、、
漏れは、、漢と一緒に、、故障車が置いてある場所へと向かうことにした・・
次回【我が行動に一遍の悔い無し!】
お・た・の・し・み・に!
428 :禿:2005/08/14(日) 13:05:23 ID:OBnUQbXx
【我が行動に一遍の悔い無し!】
現場に着いた我々は、、眼を覆った!!!!!!
なんと、車に直接マジックで故障中!と、、書いてあるのだ・・
しかも、、バイパスの端に寄せることなく、、堂々と、、右車線に停車してある!
漢と漏れは、、すばやく車に乗り込み、、(キーもつけっぱなし!ケン・・お前いい加減すぎ!)
車を左車線に、、寄せようと、、した!!その時・・一台のせる塩が、、「パァーーーーーーン!ピピピピピピ!!ププーー!」と、、けたたましくクラクション攻撃を施してきたのだ!
漢は、、ゆっくりと、、Tシャツを脱ぎ捨てた、、!体のアートが、、せる塩のドライバーを驚愕させる・・
まさに、、裸で、、相手を威嚇するという、、裸の王!・・裸王誕生の瞬間であった!!
「ふっ・・このくらいの事で縮み上がりおって・・最初からいきがるな!」・・そう言い放つと、、裸王は、、漏れに「さあ、作業を続けよう」と言った。
漏れは、、公衆の面前で、、あれはまずいんじゃ?(´Д`|||)・・・と、、問いかけたが、、
「ふんっ!これが俺の生き様だ!」と言わんばかりに、、得意気な表情をした・・
・・・・行動に一遍の悔いもない、、、彼は、、本当に漢なのだろうか?・・(ノД`;)
少々話が脱線したが、、、車を寄せた漏れは、、驚愕の事実を知ることになるのである!
物語は、、佳境へと、、、突き進んで行くのであった・・・
次回予告 【母星堕ちる時・・・】
430 :禿:2005/08/14(日) 13:14:54 ID:OBnUQbXx
【母星堕ちる時・・・】
ななななななななななななな!
「なんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ガス欠じゃんよ!!!!」ヽ(;´Д`)ノ
そう、、ケンはガソリンを、、昨日、入れる事を忘れていたのだ!
後の手記で、、彼はこう語っている・・
「あいつを失った俺は、、その日から、、ふりかけかけてご飯の生活を続けていた・・・ガソリン代?んなのあるわけないじゃ〜〜ん!」
根っからのギャンブラーのケンである・・生活費すらままならない!
そう、、いいなづけである、、彼女が2日前ほどから失踪してしまっていたのだ!
そして、、裸王は、、その事実を知った辺りから、、いきなり、、いなくなっていた・・・・(´Д`|||)
仕方無しに、、ガソリンを近所で買ってきて、、、車に入れた。
ドルンドルンッキュルルルル・・・ブロロロ!!「やった!復活した!」
時計は、、12:00を指していた。。
炎天下の中、、起きた珍事は、、この後、もう少し続く事になる。
すかさず、、文句を言おうと、、ケンの携帯に電話をする事にした。
「あの、、、ただのガス欠でしたよ?ちゃんと、今回の救出作業の代金払ってくださいね・・5千円ほどでいいので」
すると、、身の上話を始めるケン・・・・
今、米と味噌汁がメインの食生活だと言う事。
昨日、出るはずだったパチンコが出なかったと言う事。
3日前、兄貴の子供が生まれたと言う事。
たばこの本数を一日5本までにしたという節約話・・・
とりあえず、、そちらに行きますので!
漏れは、、車を走らせた!!
奴の待つ荒野へと!!!
次回 【微笑み忘れた顔など・・・見たくは(ry】
最終話ですwおたのしみに〜 431 :禿:2005/08/14(日) 13:25:42 ID:OBnUQbXx
【微笑み忘れた顔など・・・見たくは(ry】
ほこりと泥にまみれた現場に、、到着した。
「それ」は、、そこにいた!!ただただ、、微笑を忘れた顔で、、こちらを見ている。
そして、、「あいつは、、旅立ち、、俺は、、なにもかも、、」
愛を、、取り戻したい・・男がそこにいた・・
漏れは、、意外と、、そういった事に弱いのであった・・・(ノД`;)
「なるほど、、じゃあ、、今回は、、これ置いていきますんで、、もういいですよ!その代わり、今度なんかあっても、、絶対来ないですからね!」
そう告げた、、、そして、、その場を後にした・・・しかし、
この時、わが社までどうやって帰ろうかなどと、、まったく考えていない自分がいたのだ!
そう考えても20キロはある!!「(´Д`|||)どーしよー」
その瞬間の出来事である!・・・・物語は頂点へと達する!!
「プップププップ!プップ」!!車のクラクションの音だ!しかも、友好的な音色である!
「あ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこには、あるとに乗った「裸王」がいたのだ!
彼は、先ほどは、、愚弟が申し訳なかった!と、、侘びを入れた、、
そして、先日子供が生まれた事・・
ケンは馬鹿だと言うこと・・
ケンの彼女は、、実は、まだつきあって1ヶ月だったという事実・・
色々きかせていただき、、店までの道中、、笑いが耐える事は無かったのだった・・・
帰りしな、、裸王は、、「これで、なんか食べてくれ!」と、、封筒に入れた金2万円を、、差し出してきた。
・・・・・・・・・・彼は、、漢だったのである。
THE END
432 :禿:2005/08/14(日) 13:37:01 ID:OBnUQbXx
あとがき・・
このあたりの作品は、、88%の事実を元にしています。
完全に実名等を書いてはまずいジャンルである為に、多少アレンジが施されています。
「ドキュソメント」作品として受け止めていただければ幸いです。
よっぽど、実際にあったことをを映画化した!なんてものよか、、遥かに現実話でつw
2005年 8月14日 著者 「禿」より 452 :禿:2005/08/15(月) 14:34:01 ID:4PvIGry0
さわやか短編シリーズvo1【鼻のけいじ!〜雲の彼方に〜】
「ふっ・・だが、それがいい!」けいじは、清涼感ある返答をした・・
昨年の春の話だ、、奇妙な服装に身を包んだ大男が来店した。
かぶき役者のような、、真っ赤な髪をなびかせて、、男は激安外車である、、
ろーばーの前に立ち止まった!・・・「い・・いらっしゃいませ・・!」
あまりにも異形ないでたちに、多少、驚かされたが、、お客様のようだ。きちんと挨拶をしたのだ。
すると、、「うん?!ああ、かまわないでくれ適当に見るさ・・」さわやかな返答は、
巨躯な彼の体に似合わず、男気が匂い立つような・・とても心地よいものだった。
しばらくして、「店員さん、これをみせてくれんかね?」男は、「ぷか〜り」と、、タバコを飲みながら言葉を放った・・
漏れは、「はいはい^^こちらがキーですので」・・彼にキーを手渡した。その時だった!
彼と共に来店した小柄な男が、、「スッ」と、、現れた!小さな男はキーを受け取ると、、
車の点検をし始めたのだ!・・「これは、モノも確かですぜ!旦那!」と、、言わんばかりに、、満足気な回答を出すと・・男は・・
「じゃあこれをくれ」そう答えたのだ・・
次回 【雲の彼方に〜】
453 :禿:2005/08/15(月) 14:45:00 ID:4PvIGry0
【雲の彼方に〜】
漏れは、、「は・・ぃ?!こ・・これ、購入されるんですか?故障等多い車ですが、、大丈夫ですか?」
そう問いかけると、、小柄な男は「ん〜確かに故障多いですよね、、普段はパトカーで動くからいいけど、、肝心な出動命令なんか出た時にエンジンかからないとか起きたらまずいんじゃないですか?旦那?」
そう、彼はけいじさんだったのだ!けいじさんが、、こんな車を見に来るとは・・・
その大男は鼻が良いらしく、、「クンクンと、、エンジンルームの匂いを嗅ぐと」・・「ラジエータの水の匂いもしないし、焦げ臭くも無い、、あとは乗ってみてのお楽しみだ」
そう言い放った・・・捨丸は、、「いやぁ、旦那にはかなわないや〜でも、本当に故障多いし、、どうなっても知りませんよ!?」
けいじは、、その問いに、、こう答えた、、「日本車は最初からこわれにくい、、いくら鍛錬しても外車は外車のまま、、到底日本車にはかなわない、、違うかね?・・ふふふふ」
「ふっ・・だが、それがいい!」けいじは、清涼感ある返答をした・・
その後、契約時1マソ円を置いて行った彼等は、納車を楽しみにしている・・そういって、わが社を後にしたのだ!
時は過ぎ、、あれから、、1年4ヶ月・・
彼らからの連絡を日々待つ漏れは、、ふと、、流れる雲を見上げる時がある・・・
「彼らは、、雲の彼方に〜行ってしまったのだろうかと・・・」
さわやか短編シリーズvo1【鼻のけいじ!〜雲の彼方に〜】 完
743 :禿:2005/08/25(木) 15:21:52 ID:pnRt23ai
【塾長の軽バン奮闘記・・・これが軽自動4輪である!】
「お!おいっ!待て・・この野郎!!!!!」それは、雨の降りしきる早朝の出来事でした・・
この物語は、昨夜からはまっていたネトゲを一晩中やり続けた徹夜明けの早朝から始まる。
随分とじめじめした雨の降る早朝、、「それ」はやってきたのだ。
「おいっ!ここは車屋か?」その男は、挨拶もまばらに、、漏れにそう言い放ってきたのだ・・!
「はぃ〜車屋ですよぉ、何かお探しですか?」すると男は、、
「うむ、軽自動4輪を探している、今乗っているのが壊れたのでの!」・・雨の降りしきる早朝に、、濡れそぼったスキンヘッドに水が滴り、
立派に蓄えた口ひげを伝うやいなや、続けざまに考えられない発言をした!
「軽自動四輪は、免許いらないからいいよのぅ・・」
(ノД`;)ぇ・・!いります・・よ・・・!と言いたかったのだが・・
漏れの訴えは、、降りしきる雨の音色にかき消されてしまった・・
無免許での運転に対し得意げそうな彼は、
昔、軽3輪で豚小屋から豚を盗んできた事・・
軽で山に行ったら全く登らずに、バックしたから怒って車を壊してしまった事・・
軽自動車は昔は50ccだったと言う事・・・(ほんとぅ?(´Д`|||)
軽は男3人で持ち上げられる事から・・軽と呼ばれる事になったこと・・
うんざりしてきた漏れは、、そっと腕時計を見た・・
時計はAM4:38分を指していた・・
次回 【虎丸登場】 の巻
746 :禿:2005/08/25(木) 15:48:05 ID:pnRt23ai
【虎丸登場】
ここで、ひとつの疑問が漏れを襲った・・
「それ」の乗ってきた車は、、明らかにバッテリー回収業者のような、、1,5tくらいのトラックで、
当初、漏れが居る事に気が付いていない「それ」は、、厚手の手袋までしていた事を、、思い出してきた
「まさか、、泥棒?」・・漏れは何となく、、そんな予感がしてきた。
大体、中古車を見に来るのに朝の4〜6時は無いだろう、、しかも、タイヤやアルミを盗まれた事が以前にあったのだが、
それも、朝の4〜5時頃だった・・・「間違いない」・・漏れは多少身構える気分でこう言い放った・・
「あのぉ〜お客さん、軽欲しいって言ってますが、お仕事に使うんですか?」
すると、、「あ、いや、、そうだ、、な、色々となぁ、犬も飼ってるし広いのがいいんだが、、」
「でも、軽は狭いですよ?・・・」そう言う漏れに対し、「それ」は、、
こう言い返してきた、、「あん?よく見ろ!今乗ってるのが軽自動4輪トラックである!」・・・
どう見てもガソリンのトラックだ・・!しかも、アトラスと書いてあるし、、
とりあえず、、「はぁ、、では、あれも?免許無しで乗ってるんですか?」
「当然である!」・・・「それ」はそう答えた、、そして、、「おい!虎丸」と叫んだ、、
トラックの荷台から、大きな犬が姿を現すと、、「それら」は無邪気に戯れ始めた・・
時計はAM5時ちょうどを、、伝えていた、、
次回 【塾長のうんちく】 の巻 747 :禿:2005/08/25(木) 15:59:45 ID:pnRt23ai
【塾長のうんちく】
塾長は、、物知りだった・・・!
おそらく、、民明書房刊・・はたまた、、曙宝来辞典などで調べ上げたのだろうか?
次のような事を教えてくれた。
来年からサイクル税が始まり、車検の時に毎時5万円かかると言う事・・
忠犬ハチ公は、実は焼き鳥ほしさに渋谷駅に来ていたという事・・・
みかわけんいちは、、「男」だと言う事・・
ディーゼル規制は塾長自らが反対を唱えている為、近々廃止が確定していると言う事・・
目から鱗が落ちた気分だ!・・物知りになったような気分の漏れは、、ついついい気が緩んだ、、
もしや、泥棒かもしれない「それら」に対し、、軽(あとれー)のキーを渡してしまったのだ!
その後、トイレにいきたくなった漏れは、、展示場を後にした、、
漏れがいないことを確認した「それ」は、、奇妙な合図をトラックに放った!!
「ドルンドルルン!!と、、トラックのエンジンがかかり、、隠れていたもう一人の男が運転して立ち去ったのだ!」
やばい!・・そう思った漏れはトイレから飛び出し、、塾長の乗ったあとれーに走りよった!
その瞬間・・・「キュルルルルッルと、、エンジンがかかり、塾長がアクセルをふかし、、道路へと・・!」
「お!おいっ!待て・・この野郎!!!!!」
漏れは、、渾身の力で走った、、、「それ」を、、捕まえる為に!
しかし・・・・・・・・・・・・・
次回【塾長がもう6人いたら、太平洋戦争に勝っていた】
を、お送りします
>>630
サンキュ!
リンク先を見に行ったが、禿氏の才能は凄いね。
なんだかんだで2スレ消化に4時間も費やしてしまったw
めっちゃ面白かったが、禿氏以外のブラックさん、M字禿さん、腰痛さんとかの話もまあまあ面白かったが、
禿氏の書き込みはずば抜けて死ぬほど面白い!真面目に書籍化しても売れると思うよ!
子の外にもスレくらいあるんだよね?誰かURL教えてください ↑
訂正
子の外にもスレくらいあるんだよね×
この他にも2スレくらいあるんだよね○ おお、懐かしい。良くぞ見つけてくれましたーo(^▽^)o
笑ながら読みました
あの頃は中古車板、活気あったな 知り合いに聞いて覗いてみたが、めっちゃ面白いわwwwww
なにこの神スレ!初めて知ったwww 自称慰安婦(87)が言うには14歳から8年間慰安婦にされたんだよね?
87-14=73年前の話
自称慰安婦が14歳の時は
2013年-73年=1940年
太平洋戦争は1941年〜1945年。
時系列が合わないんだが。
戦後も慰安婦だったの?(笑)
これって 私は 自分の意志で 売春婦してましったっていう 動かぬ証拠だよねw
拡散しましょう 懐かしのブラックにも顔出したので禿のとこにも顔出しです。
元気?俺はもう店舗は畳むことにした。 り合いがヤフオクで中古車を買って、そのままジモティーで横流し
して月収30〜40万稼いでます!
税金が掛からない為、丸儲けです。
やり方としては、ヤフオクで直接出品者にメールか電話をし、半額で
譲ってくれないかと頼む(その場合の口説き文句として、即決現金で
購入し名義変更もすぐにするからと言えば10人に1人か2人はOKしてもらえる
らしいです)
ヤフオクで買った車をクリーニングしタイヤがパンクしていれば自分で直すみたい
です。
この方法で試してみてはいかがでしょうか?
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