GTOのAT、NAは恐ろしく速い。この自然吸気V型6気筒エンジンはアクセルを踏めばいつでもどこでも140km/hをたちどころに実現してくれる。
ときどき、GTOのツウィンターボ、6速MTに乗っている人を見かけるが私にはGTOに乗っていて、それらを扱う余裕などとうてい生まれてこない。
GTOのAT、NAは昼の1時半過ぎごろに、成田市内から佐倉ICに入り、東関東自動車道を160km/hで走り2時に酒々井PAで昼飯のうどんが喰えるというクルマである。
しかし、その間ドライバーは一瞬たりとも気を抜くことができず、精神を集中していなければならない。そして、ドライブから帰ると、車板の動向が気になりなかなパソコンから離れられない。
そういう時間はGTOだけが与えてくれる。三菱GTOとはそういう車である。