だから買い取り価格なんて店によって違うから論じてもしょうがない。
それぞれの言い分に、それなりの正当性がある。
ただ堀之内氏の指導方針として、他店より高く買うという概念が低かったのは事実だろう。
宣伝出しまくれば客が山ほど売りに来ると唱えていたと思う。
つまり知識のない素人には、最も出来そうと思わされる方針。
だけど、ネットオークションが盛んになったり他チェーン店が多数出現したのは想定外。
堀之内氏本人は、良いものは高く買わなきゃならないとか、他店と競合する場合、
二束三文の査定では太刀打ち出来なくなることぐらいわかっていたはず。だけどそんなことを
素人に言ったら、加盟しなくなるので言わなかったのだけ。結果としてほとんどが
場末のガラクタ屋になっちまったてことかな。
今は大手資本のチェーン店で古着などをメインにする大型店が主流だけど
10年位前までは個人の個性がある店が主流だった。店主に商才があり
繁盛していた店でもヤフオクやチェーン店ラッシュ、その他デフレの家具屋、ホームセンターに押されて
苦戦を強いられている昨今、個性も知識も商才もない素人の店が生き延びられる
隙間が、もはやなくなったってことさ。