日本会議について、ひどくざっくりした漫画的(劇画でさえない)認識をこのスレの賢者たちの一部はお持ちなので、
占断でなくて恐縮なのだが、全体の正しい絵柄を某業界の常識のレベルでごく簡単に申し上げる
まずカルトの、カルト的な宗教・政治イデオロギーによる集合体という認識はおかしい
中心に、宗教でなくビジネス組織運営の豊かなノウハウと尽きざる資金をもった少数の集団がある、それが日本会議の実質だ
ずいぶん以前に取り沙汰された日系新宗教教団某分派の人々が中心になっているのだが、それは某有名半島系教団の一つの派にある意味で乗っ取られている
また、宗教教団由来の人たちだけではない
農業、地方復権、地域おこしの運動から、これらを1980年代から牽引してきた新左翼諸派「革命軍」崩れの人々のごく一部が、
その高度な軍事技術(諜報からホンモノの戦争まで)と組織運営のノウハウによって、日本会議の前身の段階からこれに深くコミットメントし、理論と実践そして教育によって貢献している
では残りの宗教教団はというと、それらはみな「金欠」だから、金をもらうためにこれに参加し、この実態が秘匿された集団の指示に従っている。
組織運営や巨大イベント実施、政治闘争のノウハウや、まして軍事技術なんかこれらの教団は持っていない、中央の指示通りに動くだけだ
高齢化と新規参入者の枯渇により、あと10年で創価学会以外の新宗教教団は壊滅すると言われている、いま日本には霊性の泉が枯れた状態にある
(ホントは新たな霊性の泉があちこちでコンコンとこき出し始めたのだが、まだヴィジブルではない)
そんななかだから、カネのために彼らは必死で日本会議に付き従っている