しかももうひとつ言うと、朱子が出てくるまでは義理易つまり
易は占いではなくある種の思想、教えであると受け止めるのが主流だった
朱子は理気二元論などを主張して易占の有効性を裏付けようとした訳だが、
それこそ人間の意思と自然(世界)を有機的に繋がっていると見なす
魔術的哲学そのものなんだがな
これは支配者が徳を収めれば国は(自然現象含めて)よく治まるという考えを裏付けるが
これは魔術的(呪術的)思考以外のなにものでもない

陰陽五行論は世界観であるということは有効な自然科学であるということだが
いま現代科学のなかに陰陽五行論が正しいなんて証拠が出てきてるのか

いっておくが、そんなものはまったくない

実際の、ふるくからの暦や方位の運用を見れば、五行論はまさに呪術的な哲学
それを知らんおまえが無知なだけだ