当る占い師というのは、占う相手の素性が全く解らないのに、
相手のあらゆる点を鋭く洞察し過去、現在を読み取り、未来などを占う
特殊能力がある人のことを言う。

ゲッターズの場合、あらかじめ占う相手(有名人)を指定して
オファーされるため、特殊能力も技量も全く必要ない。
オファーされたら、占う有名人のデータを調べまくり頭に入れてくるだけ。
実際は紙に書かれた資料を見ながら読むだけなので、頭に叩き込む必要すらない。

実際、ゲッターズが有名人に対して言う性格、身体的なこと(病気、怪我)、
エピソードなどは、有名人本人が過去のどこかで話したことなので、
ゲッターズは後追いでそれらを調べて話しているだけ。
それを占ったもらっている本人は「当っている」と思い込まされているだげ。

未来未確定で証明できないことなどは、占い師がよく使う言い回しで、
根拠も無く断言し決めつけているだけ。
例えば、何年後、何歳で運気が上がる、下がるなどは、どうなるかは
解らないことなので、適当なこと語っているだけで良い。
外れたとしても、責任は問われない、たまたま当たれば、その時だけ
手柄を手に入れ、「当った」という事実に仕立てる。
ゲッターズの手法なら、素人でもできる程度のこと。
こんなんで当たる占い師とは言えない。

ナンバー1占い師を肩書にするのなら、
相手の素性の全く解らない状態で、相手のあらゆる点を超高確率で
透視できる能力を実際にみせて証明するべき。
そうでなければただのインチキ占い師にすぎない。